季節の変化

活動の状況

上高地は霧氷と紅葉

2013-11-24 00:06:55 | Weblog
季節の変化は、高いからやってくる。
「上高地」は「霧氷」と「紅葉」、
それに、「冠雪」を見ることができる。
「穂高連峰」の主峰「奥穂高岳」は3,190メートル。

上高地」の「霧氷」と「紅葉」。


天気予報で晴れの2013年11月9日に「上高地」を訪れた。
松本から「沢渡」(さわんど)まで車で行き、
低公害車の「シャトルバス」に乗り換えて上高地へ行く。
「シャトルバス」の運行は11月15日までだから、
今シーズン最後の訪問になる。

「上高地」の地図。道の駅「風穴の里」で。

地図の下にある「釜トンネル」を抜けて、「大正池」に出る。
そこで、初めて「穂高連峰」が晴れているか? が、わかる。

晴れていた! 「穂高連峰」が、きれいに見える。
天気予報は「晴れ」であっても、実際に見るまでは落ち着かない。

終点の「上高地バスターミナル」より前の「大正池」で降りる。

「大正池」は、すでにカメラマンで賑わっていた。

松本を、まだ暗い朝5時に出た。
「沢渡」を6時15分のシャトルバスに乗って、
「大正池」に着いたのは、6時40分ころ。

カメラマンが、すでに構えているから、
「沢渡」を6時の始発に乗ったか?
上高地に宿泊したのだろう。

「穂高連峰」はすでに「冠雪」している。
カメラマンは、陽が当たり始めた「穂高連峰」と、
下の樹氷、それに、「大正池」をカメラに収めている。

穂高連峰」と「大正池」。

なんとも、神秘的な光景だ!
「大正池」に映る「穂高連峰」と空は、神々しい!

Nは「西穂高岳」2,909メートル、
Gは「ジャンダルム」3,163メートルという「奥穂高岳」の衛兵、
Oは「奥穂高岳」3,190メートル、
Tは「吊尾根」、
Mは「前穂高岳」3,090メートル、
Yは「明神岳」2,931メートル。
3,000メートル級が屏風のようにそそり立つ。
吊尾根の下に、ポツンと白いは「岳沢」(だけさわ)。
手前の「大正池」では、カモが波紋を立てて横切っている。

横を向いているカメラマンは、「焼岳」を撮っている。

「焼岳」2,455メートルの頂上から陽が当たり始めている。
中腹にはカラマツの紅葉が見える。その下は霧氷。
「大正池」の岸近くを2匹のカモが泳ぐ。

「大正池」から「河童橋」まで、紅葉と霧氷を見ながら歩く。
「田代池」(たしろいけ)を通って、梓川沿い(点線)を通って、およそ1時間。

田代池」。

なんと! 多くのカメラマンが場所を取って待機していた。
日の出を、今かと待っている。

カメラマンの辺りは、30年ほど前は池だったがな。
文字通りの「田代池」だった。が、堆積して、
今は川になってしまっている。

カメラマンは話してくれた。
「霧氷が陽に当たって、キラキラするのを撮るといい」
「それに、田代池から朝もやが湧き立つ」

しかし、日の出は9時10分ころ、まだ1時間以上ある。
しかも、手が冷たくなっている。手袋はしているが。
カメラのスイッチや操作が、ままならない。

手が冷たくて、このまま立っていられない。
霧氷」と「紅葉」を求めて、「穂高橋」まで歩き始める。


振り返ると、「焼岳」が噴煙を上げていた。

「焼岳」には登ったことがある。噴煙口が2か所にあった。

穂高連峰」があざやかだ! 「穂高橋」から。

左の山に陽が当たって、ダケカンバ、カラマツが浮かび上がってきた。


そして、そろそろ日の出だ、「田代池」へ戻ろう。
「霧氷」が陽を浴びて、キラキラ光るというから、急ごう。

「田代池」のカメラマンは、1時間前よりも増えていた。
写真は、カメラマンの間から、あるいは、頭越しに撮る。
田代池」の朝もやは、うまく撮れなかった。


陽を浴びて、キラキラ光る「霧氷」を撮ることができた。

「霧氷」が白く浮き上がる。ツブツブと光っていた。

「田代池」に別れて、「河童橋」に向かう。
河童はいないが、「」に遇った。ホテルの近くで。

足元を猿が通る。でかい! 夢中でシャッターを押した。
毛の艶がよく、丸々と太っていたな。
人と同じ道をのし歩く。

猿は、10年ほど前は遠くの木や笹でガサゴソしていた。
襲ってくるんじゃないか? と、不気味に思っていたものだが。
猿は人をまったく恐れていない。人に近くなってきた気がする。

猿は細い木に登って、赤い実を食べ始めた。

先客の猿は逃げたから、ボス猿?

赤い実をむさぼるように食べていた。
冬の食糧難の前に、たくさん食べておきたい。
下で写真を撮っていたが、目に入らないかのようだった。

赤い実は、うまそうだ!

しばらくして、猿が去ってから、食べ残しの赤い実を食べてみた。
ちょっと、苦かったな! ナナカマド?
猿とケンカしなくてもよさそうだ。

猿の味覚はわからないが、赤い実よりも、
ホテルの残飯のほうが、うまいだろう?
シェフが腕によりをかけた料理だ。
それに、栄養バランスがいい?
猿は、人間の生活圏に近づくことになる。

河童橋」。

「穂高連峰」は「冠雪」、その下は「紅葉」。手前は「梓川」。

振り返ると、「焼岳」が陽を浴びている。

手前は「梓川」。

「上高地」の季節の変化は、素晴らしい。
「霧氷」と「紅葉」、それに、「冠雪」があった。
「焼岳」の噴煙も見たし、冬の到来に備えて、
エサを食いだめする「猿」との遭遇もあった。

「上高地」は11月15日に「閉山式」。
シャトルバスの運行は終わり、厳寒の冬になる。
「上高地」は、来シーズンの大型連休の前まで閉鎖。
それでは、来シーズン!

冬季に「上高地」を訪れた写真がある。
釜トンネル」は冬季閉鎖中。2009年3月。

「釜トンネル」は、「上高地」への玄関口。
警備所に立ち寄って説明をしてから、通行する。

「釜トンネル」を抜けると「スノーシュー」を着ける。
の「田代池」。


「上高地」の冬は、雪が舞っていた。
黒と白のモノトーンの世界だった。
カメラマンには会わなかった。
猿にも遇わなかった。
静寂だった。
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鎌池の紅葉狩り

2013-11-17 00:04:04 | Weblog
季節の変化は、高いからやってくる。
「鎌池」の標高は1,190メートル。
鎌池」の紅葉狩り

「鎌池」は、春にも行って、つぎを掲載した。
「初春の鎌池のあらゆる緑」、2013年6月30日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/bd60cd17f90eb1d55e172e75ea28db20
がサーッと「鎌池」に舞い降りてきた。2013年6月3日。

春のあらゆるを見ることができる。
東山魁夷の世界を見ているようだ。

「鎌池」は紅葉も素晴らしい。

燃える紅葉。奥は「大渚山」(おおなぎやま)。2013年10月29日。

大渚山」には、紅葉を狙って2008年10月10日に登った。

信州の北にある高さ1,566メートルの「大渚山」は、紅葉の盛りだった。
下山してから、紅葉が見ごろの「鎌池」を巡った。
「鎌池」には、都合3回行ったことになる。
春は2013年に、秋は2008年と2013年に。

「鎌池」と「鉈池」(なたいけ)の案内板

左下の「小谷温泉」(おたりおんせん)から、「鎌池」に上がってきた。

鎌池遊歩道」を写真を撮りながら、紅葉狩りを楽しむ。
食事は、駐車場のそばにある「なべ林亭」で取ることができる。

「鎌池」に上がってくる途中の紅葉も素晴らしかった。
それと、「鎌池」、「鉈池」(なたいけ)の紅葉を掲載する。

色との競演。

黄と緑は、おたがいに引き立てている。

渓流」沿いの紅葉。

松尾川だろうか?
上がってくるにつれて、紅葉への期待がだんだん高まってくる。

尾丸の滝」(おまるのたき)が、紅葉の中に見えた。

「尾丸の滝」は、水が枯れることがある、というが、
水量が豊富だった。連日の雨のためだろう?

雨飾山」(あまかざりやま)が、燃える山の上に立つ。1963.2メートル。


「鎌池」と「雨飾高原キャンプ場」との分岐点に来た。

右へ行くと「雨飾高原キャンプ場」へ。左側の「鎌池」に向かう。

ここから、「鎌池」の紅葉狩りが始まる。巡った順番に掲載。

「鎌池」は、紅葉の真っ盛り

もみじも絢爛(けんらん)だった。


紅葉の饗宴


ナナカマド」。弁天島。

弁天島は、カメラマンでにぎわうところ。

色が、鏡の「鎌池」に映る。


「鎌池」にせり出たもみじ


鉈池」の中から飛び出ていたまゆみ


もみじの間から「鎌池」と紅葉。


「鎌池」にせり出たもみじ

これで、「鎌池」を一周した。
紅葉の真っ盛りを2時間半ほど楽しんだ。

ぶな林亭」で一休み。

きのこ汁、それに、もりそば。うまかったな。
それに、水がうまい。

「ぶな林亭」は暖房が入っていた。
11月の初めころまで営業するという。
それから、さにおおわれる。

「鎌池」を離れるが、燃える山に見送られた。


「鎌池」の紅葉はよかったな! 豪華だったな!
多くのカメラマンがやってくるわけだ!

素晴らしい紅葉が終わると、
「鎌池」は、氷と雪に閉ざされる。
豪華絢爛の紅葉から、白と黒のモノトーンになる。
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横谷峡の紅葉狩り

2013-11-10 00:02:07 | Weblog
季節の変化は、高い渓谷からやってくる。
奥蓼科温泉郷の「横谷峡」は、標高1,530メートル。
北八ヶ岳にある「白駒の池」2.115メートルの下にある。
この「白駒の池」には、2013年10月7日、8日に「紅葉狩り」をした。
その「白駒の池」よりは、600メートルほど下の「横谷峡」の、
紅葉狩り」は、2013年10月28日、31日に楽しんだ。

「横谷峡」は、「渋川」沿いの渓谷の紅葉狩りになる。


「渋川」沿いには、「横谷峡遊歩道」がある。

マイナスイオン個数がやたら多い場所」の表示がある。
滝や渓流が、やたらマイナスイオンが多い。

「横谷峡遊歩道」(赤い点線)は、
右(下流)の「乙女滝」から、「霜降りの滝」、「王滝」を経て、
左(上流)の「おしどり隠しの滝」まで、4キロほど続く「紅葉狩り」。

「横谷峡」へは、右の茅野市街から、
299号の「メルヘン街道」を左に上がる。
この「メルヘン街道」を、さらに上がると、
麦草峠にある「白駒の池」に到達する。
その「白駒の池」の「紅葉狩り」は、
「白駒の池は紅葉の人気スポット」、2013年11月3日、を参照してください。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/c34c6c5cc1c3c73a9e57775801f86298

左上に「御射鹿池」(みしゃかいけ)がある。
東山魁夷の「緑響く」のモデルになったところ。
茅野市街から、「湯みち街道」を「奥蓼科温泉」方面へ上がる。

「御射鹿池」の紅葉から2枚(2013年10月31日)を掲げる。
紅葉の山と「御射鹿池」。


赤、黄色と鏡のような「御射鹿池」。


さて、「横谷峡」だが、駐車場は、「横谷観音展望台」の近くにある。
この駐車場を起点にして、「横谷峡遊歩道」を巡った。

「横谷峡遊歩道」を、下流の「乙女滝」から、
上流の「おしどり隠しの滝」まで、たどってみる。
乙女滝」。


赤のグラデーション。下に「渋川」。


霜降りの滝」(しもふりのたき)。


もみじと「渋川」。


鷲岩」(わしいわ)。


一枚岩」。


滝と紅葉。


マイナスイオン」をタップリと浴びる。「屏風岩」付近。


渓流と紅葉。


しずくと紅葉。


「渋川」はだんだん急流になってきた。


そして、「王滝」が見えてきた。


王滝」。


さらに、上流へ。
黄色と紅葉の山。


上流の「おしどり隠しの滝」。

「おしどり隠しの滝」は「明治温泉」にあるから、
「御射鹿池」へ行く「湯みち街道」を上がっても行ける。

「横谷観音」にもどると、夕暮れになってきた。
夕陽に映えるもみじ


「横谷観音」の展望台から。
紅葉の中のダケカンバ


「マイナスイオン」をタップリと浴びながらの、
「横谷峡」の「紅葉狩り」のフィナーレは「夕焼け」。
中央アルプスに陽が沈む。右は御嶽山。「横谷観音」の展望台から。

渦巻く雲。
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白駒の池は紅葉の人気スポット

2013-11-03 00:01:47 | Weblog
季節の変化は、高いところからやってくる。
北八ヶ岳にある「白駒の池」は紅葉の人気スポット。
標高は2,115メートル。早くから氷が張るから、
スケートの強化に使われていた。
湖に映える紅葉が素晴らしい。

「白駒の池」のに、紅葉のが映える。

陽が差して、黄色と赤が映えてきた。

「白駒の池」の地図。佐久穂町観光から。

左(東)の茅野からメルヘン街道と呼ばれる299号を上がった。
2つの駐車場があって、「麦草峠」と、「白駒の池有料駐車場」。
白駒の池有料駐車場のそばに、「白駒の池」の登り口がある。

右の登り口から、森の中を15分ほどで、
「白駒の池」のほとりの「白駒荘」に着く。

写真を撮る人、トレッキングの人でにぎわう。
カメラを向けている方向が「白駒の池」。

2つの駐車場は、麦草峠も白駒の池有料駐車場も、
いっぱいで、時間待ちをした。2013年10月7日、8日。

「白駒の池」は一周30分ほど。
陽が差して、色が浮かび上がった。


2段の色。手前には


次の鳥の写真は、2012年の「白駒の池」。

昨年も紅葉は良かった。2012年10月15日、快晴。

2013年の今年は、駐車場がいっぱいだった。
カメラ教室の人たちがバスで訪れていた。
3時間、タップリと撮影するという。
「白駒の池」は紅葉の人気スポットである。

夏の「麦草峠」の駐車場の写真がある。2011年7月。

東京の中学生がバス数台でやってきた。
「白駒の池」や縞枯山、雨池の北八ヶ岳を、
トレッキングするようだ。
この麦草峠の駐車場は小さいから、
紅葉の季節には、すぐにいっぱいになる。

ダケカンバ


ダケカンバの兄弟に陽が当たった。

「白駒の池」は

の「白駒の池」。


「白駒の池」に紅葉が映る。


「白駒の池」にさざ波


の饗宴。


そして、「白駒の池」の紅葉を離れると、森の中にモノトーンがある。

若木が夕日に反射している。

紅葉の人気スポット、
「白駒の池」の紅葉狩り
多くの主役に、陽が当たって浮かび上がった。

季節の変化を告げる「白駒の池」は、11月には結氷する。
メルヘン街道は、雪のために、11月から閉鎖になる。
「白駒の池」は雪解けまで、半年の眠りにつく。

2013年の秋。

それでは、来シーズン!
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