季節の変化は、高い山からやってくる。
「上高地」は「霧氷」と「紅葉」、
それに、「冠雪」を見ることができる。
「穂高連峰」の主峰「奥穂高岳」は3,190メートル。
「上高地」の「霧氷」と「紅葉」。
天気予報で晴れの2013年11月9日に「上高地」を訪れた。
松本から「沢渡」(さわんど)まで車で行き、
低公害車の「シャトルバス」に乗り換えて上高地へ行く。
「シャトルバス」の運行は11月15日までだから、
今シーズン最後の訪問になる。
「上高地」の地図。道の駅「風穴の里」で。
地図の下にある「釜トンネル」を抜けて、「大正池」に出る。
そこで、初めて「穂高連峰」が晴れているか? が、わかる。
晴れていた! 「穂高連峰」が、きれいに見える。
天気予報は「晴れ」であっても、実際に見るまでは落ち着かない。
終点の「上高地バスターミナル」より前の「大正池」で降りる。
「大正池」は、すでにカメラマンで賑わっていた。
松本を、まだ暗い朝5時に出た。
「沢渡」を6時15分のシャトルバスに乗って、
「大正池」に着いたのは、6時40分ころ。
カメラマンが、すでに構えているから、
「沢渡」を6時の始発に乗ったか?
上高地に宿泊したのだろう。
「穂高連峰」はすでに「冠雪」している。
カメラマンは、陽が当たり始めた「穂高連峰」と、
下の樹氷、それに、「大正池」をカメラに収めている。
「穂高連峰」と「大正池」。
なんとも、神秘的な光景だ!
「大正池」に映る「穂高連峰」と空は、神々しい!
Nは「西穂高岳」2,909メートル、
Gは「ジャンダルム」3,163メートルという「奥穂高岳」の衛兵、
Oは「奥穂高岳」3,190メートル、
Tは「吊尾根」、
Mは「前穂高岳」3,090メートル、
Yは「明神岳」2,931メートル。
3,000メートル級が屏風のようにそそり立つ。
吊尾根の下に、ポツンと白い▼は「岳沢」(だけさわ)。
手前の「大正池」では、カモが波紋を立てて横切っている。
横を向いているカメラマンは、「焼岳」を撮っている。
「焼岳」2,455メートルの頂上から陽が当たり始めている。
中腹にはカラマツの紅葉が見える。その下は霧氷。
「大正池」の岸近くを2匹のカモが泳ぐ。
「大正池」から「河童橋」まで、紅葉と霧氷を見ながら歩く。
「田代池」(たしろいけ)を通って、梓川沿い(点線)を通って、およそ1時間。
「田代池」。
なんと! 多くのカメラマンが場所を取って待機していた。
日の出を、今かと待っている。
カメラマンの辺りは、30年ほど前は池だったがな。
文字通りの「田代池」だった。が、堆積して、
今は川になってしまっている。
カメラマンは話してくれた。
「霧氷が陽に当たって、キラキラするのを撮るといい」
「それに、田代池から朝もやが湧き立つ」
しかし、日の出は9時10分ころ、まだ1時間以上ある。
しかも、手が冷たくなっている。手袋はしているが。
カメラのスイッチや操作が、ままならない。
手が冷たくて、このまま立っていられない。
「霧氷」と「紅葉」を求めて、「穂高橋」まで歩き始める。
振り返ると、「焼岳」が噴煙を上げていた。
「焼岳」には登ったことがある。噴煙口が2か所にあった。
「穂高連峰」があざやかだ! 「穂高橋」から。
左の山に陽が当たって、ダケカンバ、カラマツが浮かび上がってきた。
そして、そろそろ日の出だ、「田代池」へ戻ろう。
「霧氷」が陽を浴びて、キラキラ光るというから、急ごう。
「田代池」のカメラマンは、1時間前よりも増えていた。
写真は、カメラマンの間から、あるいは、頭越しに撮る。
「田代池」の朝もやは、うまく撮れなかった。
陽を浴びて、キラキラ光る「霧氷」を撮ることができた。
「霧氷」が白く浮き上がる。ツブツブと光っていた。
「田代池」に別れて、「河童橋」に向かう。
河童はいないが、「猿」に遇った。ホテルの近くで。
足元を猿が通る。でかい! 夢中でシャッターを押した。
毛の艶がよく、丸々と太っていたな。
人と同じ道をのし歩く。
猿は、10年ほど前は遠くの木や笹でガサゴソしていた。
襲ってくるんじゃないか? と、不気味に思っていたものだが。
猿は人をまったく恐れていない。人に近くなってきた気がする。
猿は細い木に登って、赤い実を食べ始めた。
先客の猿は逃げたから、ボス猿?
赤い実をむさぼるように食べていた。
冬の食糧難の前に、たくさん食べておきたい。
下で写真を撮っていたが、目に入らないかのようだった。
赤い実は、うまそうだ!
しばらくして、猿が去ってから、食べ残しの赤い実を食べてみた。
ちょっと、苦かったな! ナナカマド?
猿とケンカしなくてもよさそうだ。
猿の味覚はわからないが、赤い実よりも、
ホテルの残飯のほうが、うまいだろう?
シェフが腕によりをかけた料理だ。
それに、栄養バランスがいい?
猿は、人間の生活圏に近づくことになる。
「河童橋」。
「穂高連峰」は「冠雪」、その下は「紅葉」。手前は「梓川」。
振り返ると、「焼岳」が陽を浴びている。
手前は「梓川」。
「上高地」の季節の変化は、素晴らしい。
「霧氷」と「紅葉」、それに、「冠雪」があった。
「焼岳」の噴煙も見たし、冬の到来に備えて、
エサを食いだめする「猿」との遭遇もあった。
「上高地」は11月15日に「閉山式」。
シャトルバスの運行は終わり、厳寒の冬になる。
「上高地」は、来シーズンの大型連休の前まで閉鎖。
それでは、来シーズン!
冬季に「上高地」を訪れた写真がある。
「釜トンネル」は冬季閉鎖中。2009年3月。
「釜トンネル」は、「上高地」への玄関口。
警備所に立ち寄って説明をしてから、通行する。
「釜トンネル」を抜けると「スノーシュー」を着ける。
冬の「田代池」。
「上高地」の冬は、雪が舞っていた。
黒と白のモノトーンの世界だった。
カメラマンには会わなかった。
猿にも遇わなかった。
静寂だった。
「上高地」は「霧氷」と「紅葉」、
それに、「冠雪」を見ることができる。
「穂高連峰」の主峰「奥穂高岳」は3,190メートル。
「上高地」の「霧氷」と「紅葉」。
天気予報で晴れの2013年11月9日に「上高地」を訪れた。
松本から「沢渡」(さわんど)まで車で行き、
低公害車の「シャトルバス」に乗り換えて上高地へ行く。
「シャトルバス」の運行は11月15日までだから、
今シーズン最後の訪問になる。
「上高地」の地図。道の駅「風穴の里」で。
地図の下にある「釜トンネル」を抜けて、「大正池」に出る。
そこで、初めて「穂高連峰」が晴れているか? が、わかる。
晴れていた! 「穂高連峰」が、きれいに見える。
天気予報は「晴れ」であっても、実際に見るまでは落ち着かない。
終点の「上高地バスターミナル」より前の「大正池」で降りる。
「大正池」は、すでにカメラマンで賑わっていた。
松本を、まだ暗い朝5時に出た。
「沢渡」を6時15分のシャトルバスに乗って、
「大正池」に着いたのは、6時40分ころ。
カメラマンが、すでに構えているから、
「沢渡」を6時の始発に乗ったか?
上高地に宿泊したのだろう。
「穂高連峰」はすでに「冠雪」している。
カメラマンは、陽が当たり始めた「穂高連峰」と、
下の樹氷、それに、「大正池」をカメラに収めている。
「穂高連峰」と「大正池」。
なんとも、神秘的な光景だ!
「大正池」に映る「穂高連峰」と空は、神々しい!
Nは「西穂高岳」2,909メートル、
Gは「ジャンダルム」3,163メートルという「奥穂高岳」の衛兵、
Oは「奥穂高岳」3,190メートル、
Tは「吊尾根」、
Mは「前穂高岳」3,090メートル、
Yは「明神岳」2,931メートル。
3,000メートル級が屏風のようにそそり立つ。
吊尾根の下に、ポツンと白い▼は「岳沢」(だけさわ)。
手前の「大正池」では、カモが波紋を立てて横切っている。
横を向いているカメラマンは、「焼岳」を撮っている。
「焼岳」2,455メートルの頂上から陽が当たり始めている。
中腹にはカラマツの紅葉が見える。その下は霧氷。
「大正池」の岸近くを2匹のカモが泳ぐ。
「大正池」から「河童橋」まで、紅葉と霧氷を見ながら歩く。
「田代池」(たしろいけ)を通って、梓川沿い(点線)を通って、およそ1時間。
「田代池」。
なんと! 多くのカメラマンが場所を取って待機していた。
日の出を、今かと待っている。
カメラマンの辺りは、30年ほど前は池だったがな。
文字通りの「田代池」だった。が、堆積して、
今は川になってしまっている。
カメラマンは話してくれた。
「霧氷が陽に当たって、キラキラするのを撮るといい」
「それに、田代池から朝もやが湧き立つ」
しかし、日の出は9時10分ころ、まだ1時間以上ある。
しかも、手が冷たくなっている。手袋はしているが。
カメラのスイッチや操作が、ままならない。
手が冷たくて、このまま立っていられない。
「霧氷」と「紅葉」を求めて、「穂高橋」まで歩き始める。
振り返ると、「焼岳」が噴煙を上げていた。
「焼岳」には登ったことがある。噴煙口が2か所にあった。
「穂高連峰」があざやかだ! 「穂高橋」から。
左の山に陽が当たって、ダケカンバ、カラマツが浮かび上がってきた。
そして、そろそろ日の出だ、「田代池」へ戻ろう。
「霧氷」が陽を浴びて、キラキラ光るというから、急ごう。
「田代池」のカメラマンは、1時間前よりも増えていた。
写真は、カメラマンの間から、あるいは、頭越しに撮る。
「田代池」の朝もやは、うまく撮れなかった。
陽を浴びて、キラキラ光る「霧氷」を撮ることができた。
「霧氷」が白く浮き上がる。ツブツブと光っていた。
「田代池」に別れて、「河童橋」に向かう。
河童はいないが、「猿」に遇った。ホテルの近くで。
足元を猿が通る。でかい! 夢中でシャッターを押した。
毛の艶がよく、丸々と太っていたな。
人と同じ道をのし歩く。
猿は、10年ほど前は遠くの木や笹でガサゴソしていた。
襲ってくるんじゃないか? と、不気味に思っていたものだが。
猿は人をまったく恐れていない。人に近くなってきた気がする。
猿は細い木に登って、赤い実を食べ始めた。
先客の猿は逃げたから、ボス猿?
赤い実をむさぼるように食べていた。
冬の食糧難の前に、たくさん食べておきたい。
下で写真を撮っていたが、目に入らないかのようだった。
赤い実は、うまそうだ!
しばらくして、猿が去ってから、食べ残しの赤い実を食べてみた。
ちょっと、苦かったな! ナナカマド?
猿とケンカしなくてもよさそうだ。
猿の味覚はわからないが、赤い実よりも、
ホテルの残飯のほうが、うまいだろう?
シェフが腕によりをかけた料理だ。
それに、栄養バランスがいい?
猿は、人間の生活圏に近づくことになる。
「河童橋」。
「穂高連峰」は「冠雪」、その下は「紅葉」。手前は「梓川」。
振り返ると、「焼岳」が陽を浴びている。
手前は「梓川」。
「上高地」の季節の変化は、素晴らしい。
「霧氷」と「紅葉」、それに、「冠雪」があった。
「焼岳」の噴煙も見たし、冬の到来に備えて、
エサを食いだめする「猿」との遭遇もあった。
「上高地」は11月15日に「閉山式」。
シャトルバスの運行は終わり、厳寒の冬になる。
「上高地」は、来シーズンの大型連休の前まで閉鎖。
それでは、来シーズン!
冬季に「上高地」を訪れた写真がある。
「釜トンネル」は冬季閉鎖中。2009年3月。
「釜トンネル」は、「上高地」への玄関口。
警備所に立ち寄って説明をしてから、通行する。
「釜トンネル」を抜けると「スノーシュー」を着ける。
冬の「田代池」。
「上高地」の冬は、雪が舞っていた。
黒と白のモノトーンの世界だった。
カメラマンには会わなかった。
猿にも遇わなかった。
静寂だった。