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季節の変化

活動の状況

ネパールの放射線量を測る

2014-04-27 00:04:27 | Weblog
ネパール放射線量を測る。
ナガルコット、観光地のポカラP、首都のカトマンズKで測定。

Wikipediaから。
ナガルコットはカトマンズの東21キロメートル。
標高が2,175メートルのヒマラヤの展望地。
エベレストEはカトマンズの北東になる。

ネパールの放射線量


ナガルコット。ホテルのバルコニーで測定。

0.19~0.09[μSv/h](マイクロ・シーベルト毎時)は問題のない放射線量。

ナガルコットの標高は2,175メートル。
首都のカトマンズ(標高1,336メートル)から車で1時間、
ヒマラヤを眺める展望地で、各ホテルはヒマラヤを向いている。

残念だが、曇りでヒマラヤは見えない。

ポカラの標高は833メートル。
ポカラでは、ホテルの室内で測定した
0.19~0.08[μSv/h]は問題のない放射線量。

ポカラのホテルから、アンナプルナを見ることができる。

左がアンナプルナ・サウス、7,219メートル、
右がアンナプルナⅠ、8,091メートル。

標高は833メートルのポカラの街から、
8,000メートル級のアンナプルナを見上げる。
標高差が7,000メートル以上は、ポカラの魅力。

カトマンズ。ホテルの室内で測定。

0.19~0.08[μSv/h]は問題のない放射線量。

カトマンズの標高は1,336メートル、
カトマンズの近くに、世界遺産のバクタプルがある。
孔雀の窓


国際放射線防護委員会(ICRP)は、毎時の被曝限度を、
0.52[μSv/h](マイクロ・シーベルト毎時)と定めている。
ネパールの放射線量は、
ヒマラヤの展望地ナガルコット、
観光地ポカラ、
首都カトマンズで、
0.19[μSv/h](マイクロ・シーベルト毎時)以下だった。
標高が高くても、放射能汚染されていない。
安心して観光ができるし、生活ができる。

結婚式。花婿は車でこれから花嫁を迎えに行く。バクタプルで。

バンドを先頭に、花婿の車、正装の女性、男性が続いて行進する。

放射能汚染は、日本に注意していればいい。
東京電力の福島第一原発が廃炉になるまでに、半世紀かかる。
それも、高い放射線量の中で、困難な作業をするロボットを、
開発しながらの廃炉作業で、未知の分野。
まだ、放射能汚染の危険がともなう。
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ネパールの女性は働き者

2014-04-20 00:01:11 | Weblog
ネパールをハイキングすると、
ネパール女性働き者だということがわかる。
家事や育児はもちろん、女性は重労働までしていた。
野良仕事や重量物の運搬は女性の仕事である。

ハイキングはナガルコットの丘。
テルコットからチャング・ナラヤンまで約4キロメートル。
2時間20分のハイキング。チャング・ナラヤンには、
ネパール最古のヒンドゥー教寺院がある。

トレッキング・コースの地図。

ナガルコットNにあるホテル、クラブ・ヒマラヤにあった地図で見ると、
カトマンズKへ降りる道にあるテルコットTからチャング・ナラヤンCまで。
だいぶ歩いたと思ったが、地図で見ると、たったのT~C(点線)である。

テルコット~チャング・ナラヤンは、
ヒマラヤの山並みを見る、
世界遺産チャング・ナラヤン寺院を見る、
そして、現地人と触れ合うチャンスがある、
というハイキングのコース。

ヒマラヤの山並みは、曇っていて全体が見えなかった。
でも、ネパール人と触れ合うハイキングになった。2014年3月。

子どもにプレゼントしようと、日本からスイーツの徳用袋を3つ持ってきたが、
2袋が空になった。あとの1袋は、ポカラのハイキングのときにプレゼントした。

ハイキングの行程を追ってみる。長くなるがおつき合いを。
朝、ナガルコットのホテルから、ツーリストのバスでカトマズK方向へ降りる。
古都バクタプルBへ行く道でもある。

ハイキングの出発地点のテルコットTでツーリストのバスは止まった。

手前はローカル・バスの停留所。右の子どもはお母さんにもたれてバスを待っている。

奥の白は警察の車、左には2人の警察官が座っている。
道路を左へ行けばカトマンズへ。ハイキングは奥の道に入り、
ここでバスを降りる。そして、左奥の売店の前を左に上がって行く。
売店の前にも2人の警察官がいた。1人は座って新聞を読んでいる。

ハイキングは、警察官の目の前を通るのだが、
日本人のパーティに、なんの関心も示さなかった。
4人も警察官がいるから、ハイキングが安全である証拠だろう?

ハイキングの道はこんな感じ。大きなアップ、ダウンはない。

山の中の生活道路。ヤギも通る。
先は日本人の旅行仲間。左側の下はバクタプルの方面。
ネパール人のガイドは、さらに先にいる。ネパール人は足が速い。

バイクとすれ違う。左右に荷物を下げている。山道の移動にバイクは最適だ。

「ナマステ」(こんにちは)と声をかけると、
「ナマステ」と、返ってきた。そして、
元気で暮らしていますよ
と続けた。それも、きれいな日本語で。

そして、そのまま走り去った。驚いたね! 背中を見た。
どこで、習ったのだろう? だれが教えたんだろう?
話ができそうだ。なにを運んでいるんだろう?
どこへ行くんだろう? 暮らしはなんだろう?

ユーカリの木があった。こんなところにユーカリ? コアラがいないか?

山林は段々畑にする。それに、木は伐採して暖房用に燃やす。
すると、はげ山になる。今は、伐採を禁止している。
枝を伐採して薪にしている、とネパール人のガイドは説明する。

道端にが積んであった。たしかに、枝を切っている。


レンガで家を建てていた。

鉄筋は、白く見える角のコンクリートに入っていた。
レンガに鉄筋が入っていないから、地震が気になるが、
「地震は100年に1度」と、ネパール人のガイドは言う。

沐浴をしている。手前では洗濯。モンゴル系のタマン族の。

洗濯ものは、左の柵に干してある。

下の道路では、日本人のパーティに女性と子どもが集ってくる。

女の子にアメをプレゼントした。
お母さんにうながされて、「ナマステ」(ありがとう)。
女の子は裸足。鼻と耳にリングをつけている。

右のおばさんは、アメの袋に手を入れて、たくさんつかみ取った。
民族衣装に、ドッコ(かご)を額で支えて背負っている。
この女性と子どもの集りに、どこからか、
斧をかついだおじさんが現れて、
アメの袋に手をつっこんで、たくさんを取った。
斧は「薪割をする」と、しぐさで答えた。

お母さんがかついだドッコを、あとで見ると、

レンガの破片が詰まっていた。なんに使うんだろうか? お母さんはゴム草履だった。

裸足でドッコを背負っている女性と行き会う。

水運び、動物の飼料となる草運び、収穫物の運搬は女性の仕事だ。
左はハイキングの仲間で、バックパックにトレッキング・シューズ。

古都バクタプルで、裸足で重い荷物を背負う老婆を見た。

昔から、重労働は女性の仕事。

ハイキングにもどると、3人の女性が畑を耕している。そばに、男が座っている。

男は手ぶら、道具を持っていない。野良仕事は女性の仕事。
左端の女性は、手を休めて腰を伸ばしている。重労働だ。

「女性が働き、男は働かない。ネパールはいい制度だ!」
という冗談に、旅行仲間の女性は笑わなかった。

これだけの段々畑を耕すのは大変な重労働だ。


畑の作物はだ。


それと、トウモロコシ。軒下に干してある。保存食になる。

ほかに、ジャガイモを見た。焼酎(ロキシー)の原料、シコクビエはわからなかった。
米は水がある平地だろう。ブドウは、もっと寒いところだという。

家畜は、ヤギニワトリ、牛だった。豚は見なかった。


水汲み場では、女性が洗濯をしている。

ネパールの女性は働き者だ。炊事、洗濯のほかに、運搬、野良仕事。

そして、右上にチャング・ナラヤン寺院が見えてきた。

周囲の森林は伐採が禁じられているという。

図書館があった。厳重に鍵がかかっていた。


小学校が見えた。

看板にあるが目についた。ユダヤのダビデの星だろうか?

兵士が行軍している。チャング・ナラヤンで。

農業は自給自足用だ。農業収入は少ない。
男は外で働きたい?  男は兵士に憧れる?
給与は高い。月給はネパール人の平均年収である。

古都バクタプルでも兵士を見た。

バクタプルもチャング・ナラヤンも世界遺産。
日本でいえば、金閣寺や法隆寺を行軍しているようなもの。

山岳民族によるグルカ兵は勇猛で、山岳地での戦闘に優れた才能を発揮する。
隣国インドからの軍事援助は、武器の供与のほか、優秀なグルカ兵を、
インド軍に受け入れて、軍事訓練をする。英語も堪能になる。

中国からの援助が増えてきている、とネパール人のガイドは言う。
ネパールへの投資額は、インドが一番だったが、
2013年、中国がインドを抜いて一番になった。
軍事援助、鉄道、道路の建設、学校の建設…。
中国が最大の投資国である状況は続く。

チャング・ナラヤンでネワール族の子どもを見る。

この子らと話をしなかったが、
ポカラのサランコットのハイキングでは、男の子と話をした。
アメをプレゼントしたが、英語でちゃんと会話をする。
8歳で、弟は5歳、今日は学校は休み、学校までの距離は遠い…。
自分が8歳のときには、英語はまったくしゃべれなかった。
ネパールは学校教育で、英語に力を入れている。

ネパールでは英語が通じる。日本よりも。
子どものほかに、ホテル、レストランはもちろん、
ショップ(酒を選ぶ)、みやげものやの値引き交渉…。

子どもへのプレゼントにアメを持っていったが、
学童にはボールペンが、ほしいようだった。
ボールペンなら、いっぱいあったのに。
これから行かれる方、アメとボールペンのご用意を!

さて、チャング・ナラヤン寺院の入口が見えてきた。


チャング・ナラヤン寺院。ネパール最古のヒンドゥー教寺院。

首都のカトマンズから離れているから訪れる人が少ない世界遺産。

そして、左側にある祠の前の地面にを見つけた。

ネパール人のガイドに聞くと、「学問」の印と説明してくれた。
これで、小学校にあった☆は、ダビデの星ではなく、
学問を司る神からきていることがわかった。

ヒマラヤは曇っていたが、現地人の生活から、
ネパールのことをいろいろと知るハイキングになった。

ひかげでまどろむヤギの3兄弟。
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アンナプルナを見る

2014-04-13 00:00:37 | Weblog
アンナプルナ」を見る。
アンナプルナは、エベレストよりも見やすい。
エベレストは、ネパールとチベットとの境で、
一番奥にあって、カトマンズからは遠い。
それで、遊覧飛行で見ることができた。

アンナプルナやマチャプチャレは、
ポカラの街から見ることができる。
泊まったホテルからも見ることができた。
U社の旅行は、ポカラ空港からの遊覧飛行で、
アンナプルナに近づいて見る。それに、
展望地のサランコットへ行って、
ご来光を拝むことが含まれていた。

頼みは天気だ。雨が降ったり、曇っていたら、
アンナプルナもマチャプチャレも見ることができない。

ポカラのホテルでは、朝早く起きて、カーテンを開ける。
「はたして、晴れているか?」と、「アンナプルナ」を眺める。

晴れている! 陽がだんだん当たってきた。うれしかったね! 2014年3月11日。

アンナプルナ・サウスS(7,219メートル)、
アンナプルナⅠ(8,091メートル)が、朝日に輝いている。
アンナプルナⅠは世界第10位の高さ。
手前の黒い山が、「サランコット」K(1,592メートル)。
このサランコットKから、ご来光を拝み、アンナプルナを見る。

現地で買った巻物のような写真、フェワ湖から望むアンナプルナを見ると、

アンナプルナⅠは左から2番目、
アンナプルナ・サウスのコブを指している。
これで、アンナプルナⅠはどれか? 迷った。

ポカラの「山岳博物館」には、大森弘一郎さんの空撮による、
「アンナプルナⅠ」が掲げられていた。

このアンナプルナⅠの写真の→と⇒に注目した。
→と⇒が、ホテルから撮った写真にないか? 探した。
そうすると、→は、アンナプルナ・サウスSの右端の、
一段と低いところに見えるものと形がそっくりではないか。
⇒は、手前の山に遮られているが、→から続いていることがわかった。

アンナプルナⅠは、巻物の写真説明が正しいか?
それとも、大森さんの空撮を採用するか?
大森さんの空撮を採用した。

アンナプルナ・サウスのさらに左(西)には、
ダウラギリ」(8、167メートル)までが見えた。世界第7位の高さ。

ダウラギリは朝焼けをして、笠をかぶっている。

ポカラ(833メートル)は、ネパール第二の都市で、
首都のカトマンズ(1,336メートル)とともに、
ヒマラヤ観光の拠点である

カトマズから飛行機で30分、ポカラに着いた。2014年3月10日。
曇り時々雨で、山の方面を見ても、アンナプルナもマチャプチャレも、
まったく見えない。今朝のアンナプルナ遊覧飛行は、
雨で結局、飛ばなかったと聞いた。

遊覧飛行をする3月11日のポカラの天気予報。インターネットから。

悲しくなる、遊覧飛行は中止になるのかな?

天気予報に、がっかりしていた。が、
遊覧飛行の早朝、カーテンを開けると、
アンナプルナもマチャプチャレも見えた。
「遊覧飛行は飛ぶ!」
と喜んで、急いで出発の準備をしてホテルのロビーに集合した。
ポカラ空港までバスで5分。遊覧飛行は7時半に飛び立った。

サランコットからご来光を拝む日も、うれしいことに、晴れてくれた。
サランコットから眺めた写真と、遊覧飛行の写真を掲載する。

サランコットから望む「アンナプルナ」。

陽がだんだん当たってきた。6時半。

中央の三角はマチャプチャレM(6,993メートル)。
ポカラの象徴的な山で、急峻だ。高く見えるのは、手前にあるから。

アンナプルナは高い順から、
アンナプルナⅠ(8,091メートル)、
アンナプルナⅡ(7,937メートル)、
アンナプルナⅢ(7,555メートル)、
アンナプルナⅣ(7,525メートル)、
アンナプルナ・サウスS(7,219メートル)。

これらを拡大して見ていく。
マチャプチャレM(6,993メートル)とアンナプルナⅢ(7,555メートル)。

マチャプチャレMは、尖った三角に陽が当たっている。
アンナプルナⅢを、ガイドのネパール人は「象さん」と呼んでいた。

アンナプルナⅣ(7,525メートル)とアンナプルナⅡ(7,937メートル)。

アンナプルナⅡには陽が当たっている。頭部は岩肌。

アンナプルナⅡのさらに右(東)には、「マナスル」M(8,163メートル)が見えた。

マナスルMは世界第8位の高さ。
右は「ピーク29」P(7,871メートル)。

マナスルMの初登頂は日本人だから、見たかった山である。
三角で、立派な山に見えた。
マナスルMは、日の出とともにかすんできた。

日の出」はマナスルのさらに右(東)から。


ご来光が拝めたのは、朝6時半。
ポカラのホテルを朝5時15分に出て、
バスでサランコットの駐車場まで行き、
懐中電灯で30分、サランコットに上がった。

頂上には展望台がある(有料)。
ご来光は、早起きして、暗い山道を登ったごほうび。

アンナプルナ・サウスSの左(西)奥に、
ダウラギリ」D(8,167メートル)が見える。

このダウラギリDは、「遊覧飛行」で近づいて見る。

コックピット」から。

アンナプルナ・サウスだろうか? 左は副操縦士。

遊覧飛行では、ダウラギリ、アンナプルナⅠ、
アンナプルナⅢ、そして、マチャプチャレを見る。
ダウラギリ」。

氷瀑。本物は、規模の大きさが違う。

アンナプルナⅠ」。

多分アンナプルナⅠだと思う。急峻だ。山男を魅せるんだろう。

アンナプルナⅢ」。

サランコットからは「象さん」に見えたアンナプルナⅢは、
形がまるでちがっていた、連山だ。右はマチャプチャレM。

サランコットからの「マチャプチャレ」。

ポカラを象徴する山、マチャプチャレは神々しい。

マッターホルンのようだ」

と、ネパール人のガイドに言うと、
「これは、マチャプチャレです」
覚えてくださいとばかりに、不満そうだった。

マチャプチャレは6,993メートルで、
マッターホルンは4,478メートルだから、
2,515メートルも高い、大きな差だ。
低い山と比べるな! と言われそうだ。
まして、日本の槍ヶ岳(3,180メートル)と似ている、
とは言えない。マチャプチャレは2倍以上の高さだ。

マチャプチャレは聖なる山で、
登山を禁止している。だから、未踏峰。

遊覧飛行からのマチャプチャレ。

マチャプチャレの先端は分かれて魚の尻尾、
英語で”Fish Tail”と呼ばれているのがわかる。

ポカラでは天気に恵まれた。
マチャプチャレとアンナプルナは、
ポカラのあちこちから見ることができた。
それに、時間の変化も見ることができた。
最後に、マチャプチャレの4枚の写真。

軽飛行機」が飛ぶ。サランコットから。


パラグライダー」が飛ぶ。フェワ湖から。


朝日が当たる。サランコットから。


アンナプルナの一望。サランコットから。

アンナプルナは、挑戦を待っている。
トレッキングには、高山病対策をして、
登山には、体を鍛え、技術を磨いて、
いつでも来いよ! と誘っている。
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エベレストを見たい

2014-04-06 00:00:33 | Weblog
一度は「エベレスト」を見たい。
登山は無理だ。三浦雄一郎さんのように鍛えていないと。
エベレスト街道」をトレッキングする方法がある。
しかし、日数がかかるし、連日のトレッキングには体力も要る。
それに、標高が5,000メートル級では、高山病対策が必要になる。
それで「遊覧飛行」で、エベレストを空から眺めるパック旅行にした。

エベレスト」。カトマンズからの遊覧飛行、イエティ航空(Yeti Airlines)から。

左の三角が「エベレスト」Everest(8,848メートル)。
右が「ローツェ」Lhotse(8,516メートル、世界第4位の高さ)。

エベレストは、ネパールとチベットとの境で、一番奥にある。
エベレストは大きく見えるが、その手前には台形の、
「ヌプツェ」Nuptse(7,855メートル)があるから、
エベレストは上だけが見えている。

エベレストの左の稜線を見ると、
ヌプツェの左肩が、ちょっと飛び出ている。
ヌプツェがエベレストの手前にあることがわかる写真がある。

台形のヌプツェの奥にエベレストが見える。
右はローツェ、右端は「チャムラン」(7,319メートル)。

エベレストとヌプツェ、ローツェの位置関係は、
ボーディング・パスがわかりやすい。

エベレスト・エクスプレス、イエティ航空(Yeti Airlines)。
台形のヌプツェが手前に横たわり、その右奥にローツェ、
そして、中央奥にエベレストがそびえている。

エベレストとヌプツェ、ローツェの位置関係を立体的に見るには、
ポカラの「山岳博物館」にある立体模型が役に立つ。

エベレストEの 南(手前)にローツェLがあり、その西(左)にヌプツェNがある。
そして、これらの3つの山は、稜線が連なっていることがわかる。

遊覧飛行は、ヌプツェNの左側を飛ぶ。そして、
ヌプツェN越しに、エベレストEとローツェLを見ている。

ネパール旅行は、天気が一番の関心事だ。
ねらいの第一は、「エベレスト」を見ることだから。
雨が降ったり、曇っていては、「エベレスト」は見えない。
せっかくネパールまで行ったのに、なんにもならないから、
晴天率の高い、乾季の10月~3月に行くことになる。

インターネットで、カトマンズの10日間の天気予報を調べた。

3月7日~3月16日の天気予報は、晴れが3日続き、晴れ時々雨が2日、
晴れ時々曇りが3日、そして、晴れ時々雨が2日というぐあいだ。
「遊覧飛行」は、晴の日に当たってほしいが。

U社のネパール旅行は、エベレストのほかに、アンナプルナの遊覧飛行がある。
そして、悪天候で遊覧飛行ができない場合は、日程のやりくりをする。

「これにしよう!」
もし、2日連続で悪天候ならば、
「仕方がないか!」
「エベレストは隠れていた」
と、あきらめがつくというもの。

そして、エベレストを見ることができた。
イエティ航空が発行した証明書、「Yetiで雲の上へ」。2014年3月15日。

大事に持ち帰った。

遊覧飛行の景観とは異なるが、これは、
「エベレスト街道」をトレッキングで上がって、
展望地カラパタール(5,545メートル)からの眺め。
トレッキングのごほうびは、じかにエベレストを見ることができること。

エベレストE、右に高くそびえているのがヌプツェN、
ヌプツェNの左奥に頭だけ見えるのがローツェL。
ローツェLとは南の峰の意味で、エベレストEの南峰。

ヌプツェNのアイス・フォール(氷瀑)Iと、
エベレストのアイス・フォールIがある。
エベレストの下には氷河Gが見える。

遊覧飛行は、カトマンズを飛び立つと、ヒマラヤの山々のパノラマが左側に広がる。

右の高い山はチョ・オユーCho Oyu(8,201メートル)、世界第6位の高さ。

最後にエベレストを見ると旋回して、今度はヒマラヤのパノラマは右側になって、
カトマンズに引き返す。旋回するときに、世界第5位の高さの、
マカルー」Makalu(8,463メートル)が見えた。

左の三角がエベレスト(8,848メートル)、右がローツェ(8,516メートル)、
チャムラン(7,319メートル)、そして、右端がマカルー(8,463メートル)。
マカルーの西壁は難しくて、いまだに未踏のルートという。

マカルーを見ることができた!
エベレストを見ることができた!
ネパールまで来たかいがあった!
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