「世界の評価」から、「指標」を定めて、
「日本の通知表 2018年」を作成した。2018年6月17日。
https://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/4d4f55b3981c559fcd25d9222e5c9c9d
「イタリアの通知表 2018年」を作成する。
あわせて、「日本の通知表 2018年」と比べてみる。
通知表の「評価項目」は、つぎ。
1)学力は、 世界でどのくらいか?
2)開発力は、世界でどのくらいか?
3)創造力は、世界でどのくらいか?
4)芸術力は、世界でどのくらいか?
5)文化力は、世界でどのくらいか?
6)運動力は、世界でどのくらいか?
7)経済力は、世界でどのくらいか?
8)援助力は、世界でどのくらいか?
世界の表彰・評価から、「指標」を、つぎとした。
1)学力: PISA、15歳の知識と技能の調査、
2)開発力: 国際特許、
3)創造力: ノーベル賞、
4)芸術力: カンヌ映画祭、
5)文化力: 世界遺産、
6)運動力: 国際フットボール連盟FIFA、
7)経済力: 国内総生産GDP、
8)援助力: 政府開発援助ODA。
1)学力
世界の文教関係者が、
「自分の国の教育改革が、成果を上げているのか?
生徒の学力のレベルが、世界のどの位置にあるのか? 国際比較を知りたい」
という要望に、経済開発協力機構(OECD)が応えて、PISAを開発した。
PISA(Programme for International Student Assessment)は、
義務教育が終わる15歳の生徒の学習到達度のプログラム。
科学、数学、読解力を調査する。
OECD加盟国を中心に、2000年から調査を始め、3年ごとに実施。
参加国は、OECD加盟国以外にも増えてきている。最新は2015年。
2)開発力
国際特許の出願件数。
出願後、1年以内に望む国に、審査請求ができる。
出願日を優先権主張することができる。
3)創造力
ノーベル賞の受賞は、国の底力、品格を示す。
自然科学分野の受賞数を見る。
恣意(しい)がからむ、文学賞、経済賞、平和賞は除く。
4)芸術力
カンヌ映画祭は、総合芸術である映画の表彰。
1946年以来、72年の歴史がある。
グランプリ、途中から代わったパルム・ドールの受賞作品数を見る。
美術や音楽分野では、スペイン、イタリア、フランス、オランダ、ドイツ、
オーストリアなどから、多くの天才・鬼才を生まれている。しかし、
天才・鬼才の世界的な表彰・評価や「天才事典」はなかった。
5)文化力
ユネスコ(UNESCO)が世界遺産を選定している。
文化遺産と自然遺産、これらを組み合わせた複合遺産がある。
人類の創造的な傑作で、将来的に遺したい文化遺産と複合遺産を採用する。
6)運動力
サッカーは、世界で行われ、競技人口が多い(野球の15倍)。
サッカーは、瞬発力、持久力、戦術、とっさの判断力を要する。
国際フットボール連盟FIFAが、ランキングを公表している(2018年5月)。
オリンピックは、競技種目に地域差があるために、採用しなかった。
7)経済力
国内総生産GDPは、国内で生産された付加価値の総額で、
国の経済力を示す。
8)援助力
政府開発援助ODAは、先進22か国から始まった、
発展途上国への援助を示す。
「指標」を「ランク」で示す。
ランクは、つぎを目安にした。
AA=3位以内 A=10位以内 B=20位以内 C=30位以内 D=40位以内 E=50位以内。
1)学力: PISA、15歳の知識と技能。
日本の PISA2015は、3位→ランクAA。
イタリアのPISA2015は、33位→ランクD。
2)開発力: 国際特許出願件数。
日本の2016年の国際特許出願件数は、2位→ランクAA。
イタリアの2016年の国際特許出願件数は、11位→B。
3)創造力: ノーベル賞。
日本のノーベル賞の受賞者22人は、5位→ランクB。
イタリアのノーベル賞の受賞者7人は、13位→ランクC。
突出している1位~3位→ランクAとした。
4)芸術力: カンヌ映画祭。
日本のパルム・ドール受賞5は、5位→ランクB。
イタリアのパルム・ドール受賞11.14は、4位→ランクA。
突出している1位~4位→ランクAとした。
5)文化力: 世界遺産。
日本の文化遺産17は、11位→ランクB。
イタリアの文化遺産48は、1位→ランクAA。
フィレンツェは、街全体が美術館のようだ。
観光客が、世界から訪れる。
第2次世界大戦で、連合国軍司令部は、
イタリアのフィレンツェやローマは、
文化都市として、空爆対象から外した。
日本では、京都が外されている。
古代ローマの名残が、イギリスにある。
ローマ皇帝ハドリアヌスが築いた長城で、
北方民族の侵入を防ぐ、万里の長城のイギリス版。
チュニジアには、古代ローマの都市ドゥッガがある。
都市計画のドゥッガの中心には、キャピトルがあって、
広場から、石畳の道路が四方に延びる。
一つは、ローマに通じている。
劇場。4世紀に最も栄えた。
半円の観客席の最上段に駆け上がって、舞台を見下ろす。
こんな大きな劇場は、ローマにも残っていない。
6)運動力: 国際フットボール連盟FIFA。
日本のFIFAのランキングは、60位→ランクF。2018年5月。
イタリアのFIFAのランキングは、20位→ランクB。
2018年6月~7月に実施された、
「2018 FIFA ワールドカップ ロシア大会」に、イタリアの名前はなかった。
ワールドカップ欧州予選の、グループ・リーグで、敗退した。
グループからは、スペイン、スウェーデンが代表となった。
ワールドカップの優勝国を見ると、
イタリアは、1934年の第2回の優勝国である。
そして、これまでに4回の優勝は、
ブラジルの5回に次ぐ2番目で、
世界のトップレベルにある。
7)経済力: 国民総生産GDP。
日本の国民総生産GDPは、3位→ランクAA。
イタリアの国民総生産GDPは、9位→ランクA。
8)援助力: 政府開発援助ODA。
日本の政府開発援助ODAは、5位→ランクA。
イタリアの政府開発援助ODAは、8位→ランクA。
イタリアは、第2次世界大戦の敗戦国である。
経済復興をし、8位の経済援助国になっている。
敗戦国は、ほかに、日本、ドイツ、フィンランド。
いずれも、経済復興して、経済援助国になっている。
日本5位、ドイツ2位、フィンランド23位の援助国である。
「指標」のランキングを「数値」で示す。
ランクAAとA ⇒ 5点、B ⇒ 4点、C ⇒ 3点、D ⇒ 2点、E ⇒ 1点、F ⇒ 0点。
数値で見る、「イタリアの通知表 2018年」。
1)学力: 日本のPISA2015は、3位→ランクAA ⇒ 5点。
イタリアのPISA2015は、33位→ランクD ⇒ 2点。
2)開発力: 日本の国際特許出願件数は、2位→ランクAA ⇒ 5点。
イタリアの国際特許出願件数は11位→ランクB ⇒ 4点。
3)創造力: 日本のノーベル賞の受賞者22人は、5位→ランクB ⇒ 4点。
イタリアのノーベル賞の受賞者7人は、13位→ランクC ⇒ 3点。
4)芸術力: 日本のパルム・ドール受賞5は、5位→ランクB ⇒ 4点。
イタリアのパルム・ドール受賞11.14は、4位→ランクA ⇒ 5点。
5)文化力: 日本の文化遺産17は、11位→ランクB ⇒ 4点。
イタリアの文化遺産48は、1位→ランクAA ⇒ 5点。
6)運動力: 日本のFIFAのランキングは、60位→ランクF ⇒ 0点。
イタリアのFIFAのランキングは、20位→ランクB ⇒ 4点。
7)経済力: 日本の国内総生産GDPは、3位→ランクAA ⇒ 5点。
イタリアの国民総生産GDPは9位→ランクA ⇒ 5点。
8)援助力: 日本の政府開発援助ODAは、5位→ランクA ⇒ 5点。
イタリアの政府開発援助ODAは、8位→ランクA ⇒ 5点。
合計(40点): 日本は32点。
イタリアは33点。
レーダーチャートで見る、
「イタリアの通知表 2018年」。
学力/PISAは、振るわないが、
芸術力/カンヌ映画祭、文化力/世界遺産は、素晴らしい。
経済力/GDP、援助力/ODAも、高いレベルにある。
運動力/サッカーも高い。
イタリアは、古代ローマやルネサンス発祥の地。
美術、街並み、スポーツ、食事、オペラ、
まばゆい太陽に青い空がある。
「日本の通知表 2018年」を作成した。2018年6月17日。
https://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/4d4f55b3981c559fcd25d9222e5c9c9d
「イタリアの通知表 2018年」を作成する。
あわせて、「日本の通知表 2018年」と比べてみる。
通知表の「評価項目」は、つぎ。
1)学力は、 世界でどのくらいか?
2)開発力は、世界でどのくらいか?
3)創造力は、世界でどのくらいか?
4)芸術力は、世界でどのくらいか?
5)文化力は、世界でどのくらいか?
6)運動力は、世界でどのくらいか?
7)経済力は、世界でどのくらいか?
8)援助力は、世界でどのくらいか?
世界の表彰・評価から、「指標」を、つぎとした。
1)学力: PISA、15歳の知識と技能の調査、
2)開発力: 国際特許、
3)創造力: ノーベル賞、
4)芸術力: カンヌ映画祭、
5)文化力: 世界遺産、
6)運動力: 国際フットボール連盟FIFA、
7)経済力: 国内総生産GDP、
8)援助力: 政府開発援助ODA。
1)学力
世界の文教関係者が、
「自分の国の教育改革が、成果を上げているのか?
生徒の学力のレベルが、世界のどの位置にあるのか? 国際比較を知りたい」
という要望に、経済開発協力機構(OECD)が応えて、PISAを開発した。
PISA(Programme for International Student Assessment)は、
義務教育が終わる15歳の生徒の学習到達度のプログラム。
科学、数学、読解力を調査する。
OECD加盟国を中心に、2000年から調査を始め、3年ごとに実施。
参加国は、OECD加盟国以外にも増えてきている。最新は2015年。
2)開発力
国際特許の出願件数。
出願後、1年以内に望む国に、審査請求ができる。
出願日を優先権主張することができる。
3)創造力
ノーベル賞の受賞は、国の底力、品格を示す。
自然科学分野の受賞数を見る。
恣意(しい)がからむ、文学賞、経済賞、平和賞は除く。
4)芸術力
カンヌ映画祭は、総合芸術である映画の表彰。
1946年以来、72年の歴史がある。
グランプリ、途中から代わったパルム・ドールの受賞作品数を見る。
美術や音楽分野では、スペイン、イタリア、フランス、オランダ、ドイツ、
オーストリアなどから、多くの天才・鬼才を生まれている。しかし、
天才・鬼才の世界的な表彰・評価や「天才事典」はなかった。
5)文化力
ユネスコ(UNESCO)が世界遺産を選定している。
文化遺産と自然遺産、これらを組み合わせた複合遺産がある。
人類の創造的な傑作で、将来的に遺したい文化遺産と複合遺産を採用する。
6)運動力
サッカーは、世界で行われ、競技人口が多い(野球の15倍)。
サッカーは、瞬発力、持久力、戦術、とっさの判断力を要する。
国際フットボール連盟FIFAが、ランキングを公表している(2018年5月)。
オリンピックは、競技種目に地域差があるために、採用しなかった。
7)経済力
国内総生産GDPは、国内で生産された付加価値の総額で、
国の経済力を示す。
8)援助力
政府開発援助ODAは、先進22か国から始まった、
発展途上国への援助を示す。
「指標」を「ランク」で示す。
ランクは、つぎを目安にした。
AA=3位以内 A=10位以内 B=20位以内 C=30位以内 D=40位以内 E=50位以内。
1)学力: PISA、15歳の知識と技能。
日本の PISA2015は、3位→ランクAA。
イタリアのPISA2015は、33位→ランクD。
2)開発力: 国際特許出願件数。
日本の2016年の国際特許出願件数は、2位→ランクAA。
イタリアの2016年の国際特許出願件数は、11位→B。
3)創造力: ノーベル賞。
日本のノーベル賞の受賞者22人は、5位→ランクB。
イタリアのノーベル賞の受賞者7人は、13位→ランクC。
突出している1位~3位→ランクAとした。
4)芸術力: カンヌ映画祭。
日本のパルム・ドール受賞5は、5位→ランクB。
イタリアのパルム・ドール受賞11.14は、4位→ランクA。
突出している1位~4位→ランクAとした。
5)文化力: 世界遺産。
日本の文化遺産17は、11位→ランクB。
イタリアの文化遺産48は、1位→ランクAA。
フィレンツェは、街全体が美術館のようだ。
観光客が、世界から訪れる。
第2次世界大戦で、連合国軍司令部は、
イタリアのフィレンツェやローマは、
文化都市として、空爆対象から外した。
日本では、京都が外されている。
古代ローマの名残が、イギリスにある。
ローマ皇帝ハドリアヌスが築いた長城で、
北方民族の侵入を防ぐ、万里の長城のイギリス版。
チュニジアには、古代ローマの都市ドゥッガがある。
都市計画のドゥッガの中心には、キャピトルがあって、
広場から、石畳の道路が四方に延びる。
一つは、ローマに通じている。
劇場。4世紀に最も栄えた。
半円の観客席の最上段に駆け上がって、舞台を見下ろす。
こんな大きな劇場は、ローマにも残っていない。
6)運動力: 国際フットボール連盟FIFA。
日本のFIFAのランキングは、60位→ランクF。2018年5月。
イタリアのFIFAのランキングは、20位→ランクB。
2018年6月~7月に実施された、
「2018 FIFA ワールドカップ ロシア大会」に、イタリアの名前はなかった。
ワールドカップ欧州予選の、グループ・リーグで、敗退した。
グループからは、スペイン、スウェーデンが代表となった。
ワールドカップの優勝国を見ると、
イタリアは、1934年の第2回の優勝国である。
そして、これまでに4回の優勝は、
ブラジルの5回に次ぐ2番目で、
世界のトップレベルにある。
7)経済力: 国民総生産GDP。
日本の国民総生産GDPは、3位→ランクAA。
イタリアの国民総生産GDPは、9位→ランクA。
8)援助力: 政府開発援助ODA。
日本の政府開発援助ODAは、5位→ランクA。
イタリアの政府開発援助ODAは、8位→ランクA。
イタリアは、第2次世界大戦の敗戦国である。
経済復興をし、8位の経済援助国になっている。
敗戦国は、ほかに、日本、ドイツ、フィンランド。
いずれも、経済復興して、経済援助国になっている。
日本5位、ドイツ2位、フィンランド23位の援助国である。
「指標」のランキングを「数値」で示す。
ランクAAとA ⇒ 5点、B ⇒ 4点、C ⇒ 3点、D ⇒ 2点、E ⇒ 1点、F ⇒ 0点。
数値で見る、「イタリアの通知表 2018年」。
1)学力: 日本のPISA2015は、3位→ランクAA ⇒ 5点。
イタリアのPISA2015は、33位→ランクD ⇒ 2点。
2)開発力: 日本の国際特許出願件数は、2位→ランクAA ⇒ 5点。
イタリアの国際特許出願件数は11位→ランクB ⇒ 4点。
3)創造力: 日本のノーベル賞の受賞者22人は、5位→ランクB ⇒ 4点。
イタリアのノーベル賞の受賞者7人は、13位→ランクC ⇒ 3点。
4)芸術力: 日本のパルム・ドール受賞5は、5位→ランクB ⇒ 4点。
イタリアのパルム・ドール受賞11.14は、4位→ランクA ⇒ 5点。
5)文化力: 日本の文化遺産17は、11位→ランクB ⇒ 4点。
イタリアの文化遺産48は、1位→ランクAA ⇒ 5点。
6)運動力: 日本のFIFAのランキングは、60位→ランクF ⇒ 0点。
イタリアのFIFAのランキングは、20位→ランクB ⇒ 4点。
7)経済力: 日本の国内総生産GDPは、3位→ランクAA ⇒ 5点。
イタリアの国民総生産GDPは9位→ランクA ⇒ 5点。
8)援助力: 日本の政府開発援助ODAは、5位→ランクA ⇒ 5点。
イタリアの政府開発援助ODAは、8位→ランクA ⇒ 5点。
合計(40点): 日本は32点。
イタリアは33点。
レーダーチャートで見る、
「イタリアの通知表 2018年」。
学力/PISAは、振るわないが、
芸術力/カンヌ映画祭、文化力/世界遺産は、素晴らしい。
経済力/GDP、援助力/ODAも、高いレベルにある。
運動力/サッカーも高い。
イタリアは、古代ローマやルネサンス発祥の地。
美術、街並み、スポーツ、食事、オペラ、
まばゆい太陽に青い空がある。