季節の変化

活動の状況

乗鞍高原、一の瀬園地の冬と秋

2017-02-26 00:05:27 | Weblog
乗鞍高原の「一の瀬園地」の秋は、紅葉がすばらしい。
その「一の瀬園地」のと、を、比べてみる。

乗鞍観光センターまで車で行って、雪道を30分ほど歩くと、
一の瀬園地入口」。

2017年2月4日。
青空に乗鞍岳が、白く浮かび上がる。

案内板の右には、「ネイチャープラザ・一の瀬」の屋根が見える。
その先は、「あざみ池」の方向。
左は、「まいめの池」、「どじょう池」、「大カエデ」の方向で、
こちらを目指すが、どちらも雪は深い。

ルートは、どじょう池 ⇒ 大カエデ ⇒ 
オソメ池 ⇒ ここからは、人が踏み入れた跡がない、
一の瀬園地の奥まで行って ⇒ まいめの池にもどる。

どじょう池」。

手前の「どじょう池」は、雪で覆われて、平原になっている。
荒涼とした冬景色が広がる。

秋の「どじょう池」。

2016年10月24日。
秋は、紅葉で明るい。
冬の荒涼、どちらも、いいね!

丸裸の「大カエデ」。

大カエデは、紅葉の王様だったが、
冬は、乗鞍岳の添え物になっていた。

秋の「大カエデ」。

真っ赤な衣装をまとった「大カエデ」は、一の瀬園地の女王。
多くのお客さんで、にぎわう。


オソメ池」。

右にある「オソメ池」は、雪の下。

秋の「オソメ池」。

オソメ池に、乗鞍岳とダケカンバが映る。

冬のオソメ池は、雪の平原になっている。
どこから池になるのか? 区別がつきにくいから、右に移動して、
オソメ池のパチンコの木を見た。


秋のパチンコの木

秋は、明るく、にぎやかになる。

冬は、オソメ池まで、一人のスキーの跡があったが、
これから先は、人が踏み入れた跡がない。動物の足跡だけ。
雪原では、吹雪いたり、視界が悪くなったら、引き返したい。

乗鞍岳を目指して、広々とした雪原に入っていく。
ダケカンバのゲート?

乗鞍岳が、迎えてくれる。

秋のゲート?

すばらしい紅葉が開ける。先には、乗鞍岳が待っている。
ここからは、秋でも、人が少なくなる。

雪の深い平原

手前のブッシュは、雪に埋まりかけている。

秋の平原

原っぱ、その先にダケカンバ、さらにその先は、山の上まで紅葉!

ダケカンバと乗鞍岳

ダケカンバは、雪原に変化をつける。そして、
モノトーンの「一の瀬園地」を、いっそう寂しくする。

秋のダケカンバと乗鞍岳

ダケカンバは、秋の方がうれしそうだ。
手前の山は、上まで紅葉している。

平原は、深い雪でおおわれている。。


これはノイバラだろうか?

平原が、にぎやかだ。
冬になると、すっぽりと雪に埋まるのだが。

赤いが、ついている。

下の曲がった木から、枝が上に伸びる。
枝には、実が上を向いてついている。
枝には、小さなトゲがある。

一の瀬園地の奥

動物の足跡はあるが、人が踏み入れた跡はない。

1か月前の2016年12月30日にも訪れている。
雪が、それほど深くないから、ブッシュが飛び出ていた。


冬に共通している「一の瀬園地」の奥は、
人がいない、また、踏み入れた跡がない。
雪原でも迷う心配がなかったのは、晴天のほかに、
春~秋に訪れて、場所がわかっていた。
春のミズバショウやエンレイソウ、コナシ、
夏のレンゲツツジやミツガシワ、秋の紅葉…。

秋の一の瀬園地の奥

全山、紅葉。

一の瀬園地の奥から、
まいめの池」に引き返す。

氷結して、雪が積もっている。手前は、鳥の足跡だろうか?

秋の「まいめの池」。

これは、2016年10月11日に撮影。

「一の瀬園地」の冬と秋を見た。
どじょう池 ⇒ 大カエデ ⇒ オソメ池
⇒ 一の瀬園地の奥 ⇒ まいめの池にもどる。

日はちがうが、「あざみ池」も、冬と秋に訪れている。
冬の「あざみ池」。

2015年12月25日。夏には、ミツガシワが咲く。

秋の「あざみ池」。

2015年10月12日。池から、湿地帯につながる。

秋のあざみ池で、気になるがあった。

2016年10月11日。名前がわからない。

「一の瀬園地」の冬は、
広々とした雪原に、白い乗鞍高が、迎えてくれた。
「一の瀬園地」の秋は、
大カエデと、池に映える紅葉と乗鞍高が、迎えてくれた。
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乗鞍岳のモルゲンロートと牛留池

2017-02-19 00:01:11 | Weblog
乗鞍高原の牛留池で、乗鞍岳のモルゲンロートを見る。
乗鞍岳のモルゲンロートと牛留池

2017年1月26日、朝7時11分。
幻想的だ! こんな景色が、あるんだ!
青と黒の世界に、ピンクのモルゲンロートが冴えわたる。

手前の牛留池は、氷結している。
この牛留池の氷雪の青を、黒い森が囲う。
その先に、モルゲンロートの乗鞍岳が浮かび上がる。
せいひつ(静謐)な雰囲気を、晴れた空が、いっそう引き立てる。

しじま(静寂)に繰り広げられる、
モルゲンロートのショウを、ジ~ッと見ていた。
3分後。

朝7時14分。
モルゲンロートは、まだ冴えわたっている。

さらに、12分後。

朝7時26分。
氷結した牛留池に下りて、湖面から乗鞍岳を仰ぎ見た。
乗鞍岳は目覚めてきた。

つぎは、乗鞍岳の主峰、剣ヶ峰のモルゲンロートを追ってみる。

2017年1月26日、朝7時13分。
右は主峰の剣ヶ峰3,026メートル、
左は高天ヶ原2,829メートル、
間の三角は大日岳3,014メートル。

4分後。

朝7時17分。
モルゲンロートは、まだ続いている。

さらに、9分後。

朝7時26分。
氷結した牛留池の湖面に下りて、乗鞍岳を仰ぎ見る。
モルゲンロートは、薄くなってきた。

牛留池に繰り広げられた、
乗鞍岳のモルゲンロートのショウ。厳かだった!

乗鞍岳と牛留池には、何度か訪れている。
乗鞍岳と牛留池の、季節の変化を見ていく。
これは、夏の乗鞍岳と牛留池。

2016年6月3日、朝7時23分。

これは、秋の乗鞍岳と牛留池。

2016年9月30日、朝10時12分。
夏も、秋も、牛留池に映る乗鞍岳を、楽しんでいた。

カモの追いかけっこ、春。

2015年5月22日、朝5時33分。
メスが、手前に着水すると、
追いかけるように、オスが飛んできた。

雪を抱く乗鞍岳、冬。

2014年12月27日 、朝9時21分。
上から青、白、黒、青のコントラストを楽しんでいた。
まだ、牛留池で、乗鞍岳のモルゲンロートを体験していないころ。

秋に、乗鞍岳のモルゲンロート。
乗鞍観光センターから、「ご来光バス」に乗る。
県境ゲートへ行って、富士見岳2,817メートルに登った。
→蓼科山の左から、ご来光

2014年9月19日、朝5時29分。

振り返へると、乗鞍岳のモルゲンロート。

朝5時36分。
左から、乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰3,026メートル。
蚕玉岳(こだまだけ)、2,979メートル、
そして、朝日岳、2,975メートル。
手前の斜めの道は、コロナ観測所のある、摩利支天岳に延びる。

夏のモルゲンロートは、黄金色に輝き、
冬のモルゲンロートは、ピンクに冴えわたる。
りん(凛)とした、冬のモルゲンロートの方が好きだ!

冬の剣ヶ峰のモルゲンロートと牛留池を追ってみる。

2017年1月26日、朝7時13分。

3分後。

朝7時16分。
モルゲンロートは続く。

さらに、3分後。

朝7時19分。
乗鞍岳の手前の山にも、陽があたってきた。

さらに、7分後。

朝7時26分。
モルゲンロートは、高いところから、
そして、陽のあたるところから、薄れてきた。

牛留池への行き方は、「休暇村 乗鞍高原」を目指す。

「休暇村 乗鞍高原」は、エコーラインの冬季の終点で、除雪をしてある。
左の標識は、「牛留池」の方向を示す。
雪の中を5分、牛留池には、乗鞍岳が一望できる、あずまや屋がある。

氷結した厳寒期には、牛留池を歩いて渡る。
雪が深いから、スキーや、スノーシューがお勧め。

松本から、冬の晴れた早朝に、乗鞍高原の牛留池に上がってきた。
乗鞍岳は、しじま(静寂)の中、モルゲンロートのショウを、
繰り広げて、歓迎してくれた。厳かな気分だった!

この乗鞍岳のモルゲンロートは、見る価値がある、と思う。
が、牛留池には、だれもいなかった。もったいない!
膝まで埋まる深い雪が、邪魔をしているのかな?

雪深い牛留池まで、入ることができない人には、
「休暇村 乗鞍高原」の周りでも、
剣ヶ峰のモルゲンロートを、見ることができる。

朝6時58分。

3週間後の2月の晴れた日、
「あの、せいひつ(静謐)なモルゲンロートを、もう一度!
と、牛留池に上がった。

モルゲンロートを見た前回の1月よりも、30分早く松本を出た。
途中、道路の表示は、-10℃とあるから、寒い。
「これは、期待できる! 」と、勇んだ…。

2017年2月16日、朝6時52分。
チョット赤味が刺しただけ。

「これから、焼けてくるのかな?」
と、淡い期待で待っていた。しかし、白くなるばかり。
ピンクのモルゲンロートが冴えわたった、あの感激は…、なかった。

7時11分。
が、乗鞍岳に、下りてきた。

乗鞍岳は、春に向かう、微妙な季節の変化を、感じ取ったのかな?
それとも、2017年1月26日は、厳寒に晴れ渡った特異日だった?
どうしてだろう?

2017年1月26日、朝7時11分と ⇒ 2月16日の朝6時52分を比べる。
☆寒さは、ともに厳しかった。
 手袋をしているが、指が冷たい。
 カメラの操作がスムーズにいかない。
☆空が紺碧 ⇒ ボンヤリした青だった。
☆翌日の松本は、寒さが続いた ⇒
 翌日の松本は、寒さがゆるみ、雨が降った。

乗鞍岳のモルゲンロートを見るならば、
厳しい寒さが連続する、1月がお勧め。

2017年1月26日、朝7時12分。

日時を記載したので、訪れるときの参考にしてください。
りん(凛)とした、ピンクのモルゲンロートに、遇うことを祈っています。
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善五郎の滝の氷瀑でアイスクライミング

2017-02-12 00:06:28 | Weblog
善五郎の滝氷瀑で、アイスクライミングを見た。

2017年1月25日。
両手に鎌のようなものを持って、氷瀑に引っかけながら、よじ登る。
話には聞いていたアイスクライミングだが、見るのは初めて。
下では、ロープを繰り出して、安全を確保している。

鎌なようなものは、アイス・アックスというそうだ。
クライマーの体格は立派だ。第一、脚が長い。
あとで聞いてみると、冬山にも登るという。

アイスクライミングが始まる前の「善五郎の滝」には、
だれもいなかった。厳しい寒さが続いたこの冬の、
「善五郎の滝」も、立派な氷瀑!

滝壺が、高く盛り上がっている。
滝の中央部は、すっかり凍っている。それに、
水は、左に見える⇒パイプの中を流れている。
右には、→牙がぶら下がっている。
→牙の右は、奇怪な氷塊だ。

その⇒パイプに近づいて、見上げた。

氷のパイプの中を、水が流れている。
近づいても、水しぶきは飛んでこない。

立っているところは、ならば、滝壺の上、
▽あたりに浮いている。

2016年7月29日。夏の善五郎の滝は、ドウドウと流れ落ちていた。
氷瀑の冬には、右の岸から、滝壺の山の上を越えて、
▽まで、渡ってきたことになる。

滝壺から下流を振り返ると、がある。

夏の写真は、あの橋から撮ったもの。
冬には、滝壺も川も、すっかり氷雪の下。

は恐ろしい。


牙の裏側を、のぞいてみた。

恐る恐る頭を突っ込んで、眺めて、そそくさと出てきた。
ドサッと落ちてきたら、グサリと突き刺さりそうだ。

右の奇怪な氷塊

氷瀑の「善五郎の滝」の、自然の造形美を、楽しんでいた。

人の声がしてきた。アイスクライミングのクライマーたちだ!

2組のパーティーで、左の4人は氷瀑の中央部を狙うようだ。
1人は、様子を見に行っている。右を登る3人には、女性がいる。

装備の準備や、点検が終わると、登り始めた。

左右に分かれて、登っていく。
各パーティーには、写真班がいて、
「さまになっているよ! 」と、シャッターを押していた。

見ていると、所どころで止まっては、安全を確保している。
アイス・スクリューをクルクルと回して、氷瀑に差し込み、
クイック・ドローを取りつけて、ロープを通していた。
これらの用語は、あとで聞いた。

およそ2~3メートルごとに、
固定して、安全を確保していたから、
万が一、滑落しても、その範囲でおさまる。

アイゼンが違う。
私のアイゼンは、山登り用で、
足裏全体で、雪や氷をグリップする。
一方、アイスクライミング用は、前2本が突き出ている。
伸び上がって登るときには、つま先の前2本が氷をグリップしている。

氷瀑を、半分ほど登ると、攻守交代。


交代したクライマーは、最後まで登り切った。

上の木にたどり着いた。

それから、下りてきた。

下りる途中で、アイス・スクリューを外しているようだ。
右では、女性クライマーが挑戦を始めた。

4人は、交代でアイスクライミングをする。

足の熊の爪でつま先立ちして、手のカマキリの鎌を引き寄せて、よじ登る。
氷瀑の「善五郎の滝」には、こんな楽しみ方があるんだ!
氷瀑は垂直だから、挑戦のしがいがある。

信州では、あれこれと、規制をしないところがいい。注意書きや、ロープはない。
山登りも、アイスクライミングも、技量と体力で、自己責任でするもの。
装備をして、安全の確保をしながら、慎重と果敢で、挑戦している。
信州の自然は、挑戦者を育てる、魅了する。

乗鞍岳のモルゲンロート、朝焼けと、氷瀑の「善五郎の滝」。

「滝見台」から。2017年2月4日、朝7時13分。

善五郎の滝にも、陽があたるところを見たくなる。
乗鞍岳にも、善五郎の滝にも、両方に陽があたる、
夏のこんな景色を期待して。

2016年6月3日、朝6時42分。

善五郎の滝に、陽が当たるのを待っていると、
4人のパーティーがやって来た。そして、
アイスクライミングを始めた。

2017年2月4日、朝9時:43分。
最初の〇クライマーが、一人で登り切った。
そのあと、交代で登っていく。

善五郎の滝に、これ以上、冬の陽はあたらなかった。
それで、氷瀑は硬くなり、溶けにくくなるのだが。

乗鞍岳のの変化を見る。
それは、駐車場が一杯になることも、見ることになった。
モルゲンロートの残る乗鞍岳

乗鞍岳スキー場の駐車場。2017年2月4日、朝7時26分。
駐車はポツリ、ポツリだった。

1時間20分後。乗鞍岳は真っ白。

朝8時48分。
車が増えてきた。この第3駐車場は、
900台収容できるというから、まだまだ余裕。

それが、1時間半後に、駐車場は一杯になった。

朝10時22分。
乗鞍岳の陽の変化を見るつもりだったが、
スキー客で埋まる駐車場を、見ることになった。
天気のいい週末には、10時過ぎまでには、駐車場に入りたい。

冬の乗鞍高原へ行くと、
善五郎の滝」は、氷瀑で迎えてくれる。
その氷瀑に、アイスクライマーが挑戦する。
晴天の早朝には、乗鞍岳がモルゲンロート、朝焼けして待っている。

2017年2月4日、朝7時26分。

数分後には、雪山の乗鞍岳になる。

朝7時30分。
乗鞍岳のモルゲンロートを見るならば、
朝7時ころまでに、着いているのがお勧め。
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