季節の変化

活動の状況

北アルプスのふもとのザゼンソウ

2016-04-24 00:01:24 | Weblog
北アルプスのふもとのザゼンソウ

時おり雪が舞う、2016年3月25日。
春の小川は、北アルプスの雪解け水。
まだまだ冷たいが、ザゼンソウには春。

咲いたよ! といっている。


ここは、爺ヶ岳(じいがたけ)のふもと、大町市の、宮の森自然園
左奥の白が爺ヶ岳、右奥の白は鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)。

宮の森自然園は、左手前に広がる。

春の小川ザゼンソウ

ザゼンソウの向きは、バラバラ。
どうして、南向きではないのだろう?
花に陽が当たれば、良く見えるのだが。

花に陽が当たっているザゼンソウを探す。
そして、いろんな姿で春を告げるザゼンソウを見る。
はにかんでいる。


くるまれている。


(ひさし)がかかる。


が半分当たった。

咲いたよ!


空を向いて、口笛を吹きたくなる。


黄色の兄弟


春の小川

川淵にある。

が当たってきた。。

下のザゼンソウは、小川につかっている、まだ冷たいのに。

うしろは小川。ギリギリのところ。

花に陽が当たって、半分見える。

ザゼンソウは、湿地を好み、
小川の淵や、流れの中でも咲く。
ザゼンソウの向きは、バラバラ。
必ずしも、南を向くわけではない。
葉っぱは一定でなく、ねじれている。
ザゼンソウは、好き勝手に、春を告げている。
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善五郎の滝の氷の輪

2016-04-17 00:01:17 | Weblog
乗鞍高原にある善五郎の滝
その善五郎の滝の滝壺には、氷の輪ができていた。

滝壺は、ザクザク氷が固まっている。
落下した滝の周りには、盛り上がった氷の輪ができている。
火山の火口か、外輪山のようだ。これは初めて見る。2016年3月22日。

善五郎の滝の全景。

氷瀑は融けて、氷柱になっていた。
手前は、川にかかる、氷のブリッジ
こんなに厚いんだ! 滝壺は、氷のブリッジの奥だから、まだ見えない

滝壺に近づいた。

滝壺は、ポッカリと開いていた。
滝が落下するところには、輪がある。
盛り上がっている、カルデラのようだ。

滝壺ブリッジ

手前は氷のブリッジ。滝壺をまたいでいる。

さらに、滝壺に近づく。

手前の氷のブリッジは、カチカチ。
乗ってもだいじょうぶだから、左に渡る。

そして、左側から見た滝壺

火口のような輪は、形が崩れない。
輪の大きさも、変わらない。
どうして? 不思議な輪だ!

左側から見上げた善五郎の滝

間欠泉とは、反対の光景だ。

イエローストーン、アメリカ。1987年。

間欠泉は、熱湯が噴き上がる。
火口のような盛り上がりがある。

善五郎の滝は、寒い。手が冷たくなる。
手袋に息を吹きかける。それに、
水しぶきが飛んでくる。

2か月前、この善五郎の滝に来ているが、
氷瀑だった。2016年1月27日。
「善五郎の滝の季節の変化」、2016年2月7日に掲載。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/1938b98189eef84945833c852b774fc8
その時に、滝壺の左右から撮った2枚の写真がある。
滝壺の右から。

滝壺は、こんもりと盛り上がっていた。
それで、滝の落差が、小さく見えた。

滝壺の左から。

2か月前の、善五郎の滝は氷瀑だった。
そして、滝壺はこんもりとした、氷の塊だった。、

さて、善五郎の滝は、滝見台からも眺めたい。

晴天だから、奥に、乗鞍岳が見える。
朝7時半頃に、善五郎の滝にも陽が射す。

そして、乗鞍高原の主、乗鞍岳。
剣ヶ峰

朝日が当たって、赤みがあった。朝6時10分。

摩利支天岳

もう少し早ければ、朝焼けが見られたかもしれない。
手前の唐松が、赤く浮かび上がる。

再び、滝壺の

不思議な氷の輪。
中央が一番青い。深いため?

ここから数十メートル下流に、昔の滝壺がある。

⇒橋は、善五郎の滝を眺めたところ。
昔の滝壺に、盛り上がりの輪はない。
浮いた丸い氷が、ゆっくりと回っていた。
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谷地坊主の季節の変化

2016-04-10 00:01:05 | Weblog
霧ヶ峰谷地坊主(やちぼうず)は、天然記念物。
その谷地坊主の季節の変化を見る。
の谷地坊主。2014年9月4日。

手前のススキは、秋の装い。
谷地坊主は、少し枯れてきた。

「秋だな!」という感じはしなかったから、
2か月後に行ってみた。2014年11月5日。

前よりも、赤くなっていた。

の谷地坊主。2016年2月23日。

枯れた谷地坊主が氷の中に、埋もれている。
同じ場所なんだが、どれがどうだか、わかりにくい。

冬だから、雪が積もった谷地坊主を見たい。
大雪のあと、行ってみた。
の谷地坊主。2016年3月15日。

雪の帽子をかぶっていた。

春~夏の谷地坊主がある。
「霧ヶ峰の谷地坊主」、2014年8月24日に掲載。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/435faac53185ee60b67d2137ebf41352

梅雨前の谷地坊主。2014年6月19日。

湿原は、干上がっていた。
谷地坊主は、頭はポヤポヤ。
枯れたような下半身は、むき出しになっている。

梅雨後の谷地坊主。2014年7月30日。

湿原には、水がタップリ。
下半身は水につかり、頭はフサフサ。

の谷地坊主。2014年8月15日の谷地坊主。

ドップリと水につかり、頭はボヤボヤ。
これで、谷地坊主の季節の変化を見ることができた。
干上がっても、ドップリの水に浸かっても、氷の中でも、
雪が積もっていても、谷地坊主は、しぶとく生き延びている。

全体を見る。
の谷地坊主は、踊場湿原の主役になっている。2014年7月30日。


の谷地坊主。2014年9月4日。

ススキは穂が開いている。谷地坊主は、先端が黄色くなってきた。

2か月後に行ってみる。2014年11月5日。

谷地坊主は、少し枯れてきた。
ススキは秋色。

の谷地坊主。2016年3月15日。


は、岸辺の谷地坊主まで浮かび上がってくる。2016年3月15日。


ここは、霧ヶ峰の踊場湿原(おどりばしつげん)。

奥は富士山。左は八ヶ岳。2016年3月17日。
右の→遊歩道を、左に進み、⇒の谷地坊主を見る。
冬は、スノーシューを着ける。

下から見た踊場湿原。

→遊歩道を進み、⇒の谷地坊主を見る。
奥は左から、車山、T蓼科山、ガボッチョ山。

の谷地坊主は、氷につかり、

雪帽子をスッポリかぶって、耐えていた。
里では、雪も溶けて、春のぬくもりも感じる頃。
谷地坊主も、季節の変化を待っている。2016年3月15日。

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霧ヶ峰から見る冬山

2016-04-03 00:02:10 | Weblog
霧ヶ峰から見る冬山
車山に登ったが、この冬は雪が少なかった。
車山。2016年3月4日。

スノーシューは着けずに登る。そして、
360度の、冬の山並みを見ることができた。

眺めはいいし、これは、これで冬景色。
車山にはもっとがほしい。雪の車山を楽しみたい。
大雪が降って、その後、晴れる日を待っていた。そして、2016年3月17日。
雪の多い車山。左は蓼科山。

車山への登り口、車山肩から。
今度は、スノーシューを着ける。
頂上は車山気象レーダー観測所。

頂上からは、360度の冬山の眺望があった。
富士山、南アルプス、中央アルプス、
北アルプス、北信五岳、浅間山、八ヶ岳…。

山頂から北アルプス

快晴の冬山だ。それに、空気が澄んでいる。
穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳、燕岳、立山、蓮華岳が連なる。
手前の白、山の黒と青と白、そして、空の青、とベルトが広がる。

360度の冬の山並みを撮っておきたい。
北アルプスの穂高連峰

西穂高岳(2,909メートル)、ジャンダルム(3,163メートル)、
O奥穂高岳(3,190メートル)、涸沢岳(からさわだけ、3,110メートル)、
北穂高岳(3,106メートル)。北穂高岳の右は、
落ち込んだ大キレットを経て、南岳に連なる。

槍ヶ岳

南岳(3,033メートル)、中岳(3,084メートル)、
大喰岳(おおばみだけ、3,101メートル)、
Y槍ヶ岳>(3,180メートル)と、3,000メートル級が連なる。
右端はJ常念岳(2,857メートル)。
南岳の左は大キレットを経て、北穂高岳に連なる。

穂高連峰~槍ヶ岳~大天井岳

H穂高連峰、Y槍ヶ岳、J常念岳、O大天井岳((おてんしょうだけ、2,922メートル)。
H穂高連峰~Y槍ヶ岳は、3,000メートル級が連なり、
けわしい稜線は、夏でも遭難が多いところ。
右手前の白い平は、八島ヶ原湿原。

燕岳~蓮華岳

燕岳(つばくろだけ、2,763メートル)、餓鬼岳(がきだけ、2,647メートル)、
T立山(大汝山:3,015メートル)、R蓮華岳(れんげだけ、2,799メートル)。
左手前の白い平は、八島ヶ原湿原。

爺ヶ岳~五竜岳

J爺ヶ岳(じいがたけ、2,670メートル)、K鹿島槍ヶ岳(2,889メートル)、
G五竜岳(2,814メートル)。右はU美ヶ原高原。

美ヶ原高原の上に、白馬三山が顔を出す。

U美ヶ原高原に見えるテレビ塔は王ヶ頭。
白馬三山(しろうまさんざん)は、
白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ、2,903メートル)、
杓子岳(しゃくしだけ、2,812メートル)、
白馬岳(しろうまたけ、2,932メートル)。
右端は小蓮華山(これんげさん、2,766メートル)。
夏でも大雪渓が残る白馬三山は、冬の遭難が多いところ。

高妻山~妙高山

高妻山、焼山、H火打山(2,462メートル)、
黒姫山、M妙高山(2,454メートル)。
北信五岳は、妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山、飯縄山。

四阿山(あずまやさん)。

根子岳、A四阿山(2,354メートル)、志賀山。

浅間山(2,568メートル)。

篭ノ登山(かごのとやま)、高峰山、黒斑山(くろふやま)、A浅間山。

蓼科山(2,531メートル)。

手前は白樺湖。

車山神社。後方は蓼科山。

4隅に御柱が建っている。
2016年は、6年毎の御柱祭(おんばしらさい)の年。
八ヶ岳のふもと、諏訪の人たちの血は騒ぐ。岡本太郎さんも。
八ヶ岳のふもとは、縄文時代に日本の文化の中心地域であったところ。

八ヶ岳

天狗岳、硫黄岳、横岳、最高峰のA赤岳(2,899メートル)、阿弥陀岳、権現岳。

富士山(3,776メートル)。

左は八ヶ岳のすそ野。

富士山の右には、南アルプス

鳳凰三山、M甲斐駒ヶ岳(2,967メートル)、K北岳(3,193メートル)、
間ノ岳(あいのだけ、3,189.5メートル)、S仙丈ヶ岳(3,033メートル)。
3,000メートル級が連なる。

中央アルプス

U空木岳(うつぎだけ、2,864メートル)、檜尾岳(ひのきおだけ、2,728メートル)、
宝剣岳(2,931メートル)、K木曽駒ケ岳(2,956メートル)。

御嶽山(3,067メートル)。


乗鞍岳(3,026メートル)。

乗鞍岳の噴火は、右(北)から左(南)に移動してきた。
車山から、活火山の、御嶽山、乗鞍岳、浅間山は近い。

車山からは、日本の3,000メートル級の山並みを、見渡すことができる。
冬山は、下から黒、青、白、そして、空の青のベルトが広がる。
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