大町市の北アルプスと国際芸術祭 その2。
「北アルプス国際芸術祭」のリーフレットから。
「北アルプス国際芸術祭」は、大町市の5つのエリアに、
38の作品やパフォ-マンスが、展示され、繰り広げられる。
大町と北アルプス。
▽七倉岳、▽北葛岳、R蓮華岳、▽赤沢岳、▽鳴沢岳、▽岩小屋沢岳。
鷹狩山から。2017年6月9日。
「北アルプス国際芸術祭」の5つのエリアは、
鷹狩山、八坂支所周辺の「東山エリア」、
「市街地エリア」、↓大町ダム周辺の「ダムエリア」、
↓「源流エリア」、⇒大町温泉郷周辺、
さらに右(北)の「仁科三湖エリア」。
< 鷹狩山山頂周辺 >では、3つの作品を見た。
㉚「目」、㉛布施知子さんの折り紙、
㉜リー・クーチェさんの「風のはじまり」。
初めての体験、不思議な体験だった。
何があるのか? 行ってみなければ、
わからない、国際芸術祭。
つぎに記載してあるので、参照してください。
「大町市の北アルプスと国際芸術祭」、2017年6月18日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/358d6f2ae31dc1735e65c55869fbd229
鷹狩山山頂周辺以外の作品も見たくなった。
「仁科三湖エリア」の木崎湖周辺、
「ダムエリア」、「大町温泉郷周辺」、
中山高原、「源流エリア」、を訪れた。
2017年6月14日、17日。
これは、大町の自然を見ることになる。
そして、多くの国際芸術祭の作品を見る。
撮影することができた作品、自然を掲載する。
< 木崎湖周辺 > 2017年6月14日。
㉕アルフレド&イザベル・アキリザンさんの、
「ウォーターフィールド(存在と不在)」。
廃品で仮装して、船隊を組んだ。13艘(そう)。
なんとまあ、廃品を、よっくかき集めたもんだ!
バケツ、タライ、イス、カゴ、なべ、ボックス…。しかし、
我々は、これらの生活用品で、文化的な生活をしてきた、
と思ったら、おもしろくなって、廃品をじーっと、見ていた。
文化は、やがて棄てるもの?
㉖杉原 信幸さんの「アルプスの湖舟」。
これは、なんだろう?
「逆さのアルプスを表現した」
「蚊帳を糊で固めた」と、説明されて、しげしげと見た。
夏期大学講座で使う、長い講堂の端から端まで、アルプスが連なっている。
単にぶら下げるのではなく、端は、鴨居に合わせて加工されて、
ピタリと密着していた。逆さのアルプスという発想と、
それを、蚊帳を糊で実現する技術、さらに、
密着させる現物加工を見ていた。
まだある。障子の向こうの廊下に出ると、椅子が頭上にある。
夏期大学講座で使う椅子を、講堂から片づけて、山脈? にした。
㉔ケイトリン・RC・ブラウン&ウェイン・ギャレットさんの、
「べールの向こうに」。
修理中? それとも、ペンキの塗り直し? と思った。
ところが、空き家だった。空き家を芸術にした。
そして、地域の問題を、見てもらいたかった。
先に見た、㉕廃品の船隊の日用品は、
ここから、かき集めたのかな?
外国の芸術家は、突拍子もないことを想いつく。
そして、日本を外から観ている。
㉗五十嵐 靖晃さんの「雲結い(くもゆい)」。
天と木崎湖を結ぶ組紐。
午後3時過ぎに、風が強くなって、
湖にも波が立ってきた。8メートルのポールが、
折れる危険から、組紐を下すことになった。
「今日、最後のお客さんです」
と言われて、片づけるのを見守ることになった。
< ダムエリア > 2017年6月14日。
大町ダム。
ダムに近寄ると、デカイ! 後方は、北葛岳。
ダムを、右から左へ歩いて渡った。
対岸を見ると、↓展望台がある。
龍神湖(ダム湖)を見下ろしている。
ここに、ポツンと青くて見えたのが、
⑭パトリック・トゥットフオコさんの「龍」(たつ)。
龍神湖の龍が、目を見開いて、にらみを効かせる。
大町ダムから、さらに上がると、七倉ダムがある。
初めて見るロックフィルダム。
㊳おおたか静流 with 藤本隆行さんの「光影」が、
下の平で、開催される、2017年7月15日。
ロックフィルダムが背景とは、大町ならではである。
ここまで来ると、さらに上がって、
七倉ダムのダム湖をのぞきたくなる。
ここは、一般車の終点。ゲートがあって、作業のダンプカーと、
タクシーだけが通過できる。それと、七倉岳への登山口になっている。
国際芸術祭を見に行くことは、新たな場所へ行くことになる。
それは、大町の観光地を新たに見つけることになった。
大町ダムの下にある、大町エネルギー博物館。2017年6月17日。
⑪淺井 裕介さんの「土の泉」。
美女と野獣のようだ。
大町周辺の土で描いたという。
表面はザラついて、盛り上がっていた。
大町エネルギー博物館の向かいにある、
古民家の心笑(こころえ)館。
⑫岡村 桂三郎さんの「龍の棲家」。
古民家の1階。獣が棲みついているようだ。
⑬栗田 宏一さんの「土の道・いのちの道」。心笑館の2階。
<
床の間に、日本海側の土が並べられていた。
赤から白、青まであった。土は、茶色では、なかった。
それに、古民家の立派な、床の間を眺めた。
< 大町温泉郷周辺 > 2017年6月17日。
㉑大平 由香里さんの「山の唄」。
和紙で作った洞窟に入ると、北アルプスが現れた。
アルタミラの洞窟に描かれた、壁画を発見した気分だ!
洞窟は短かったが、行きつ戻りつ、長い間、眺めていた。
照明は、どうしているのかな? と思いながら。
㉒川俣 正さんの「源汲(げんゆ)・林間テラス」
木の憩いの場のようだ。大切にされている。
< 中山高原 >。2017年6月14日。
㉘青島 左門さんの「花咲く星に」のあるところ。
蛍の舞は、夜8時から始まる。
夜まで待てない。蓮華岳と高原のヤギを眺めた。
< 源流エリア > 2017年6月14日、17日。
⑯遠藤 利克さんの「Trieb ―雨為る森―」。
大出宮の森自然園は、北アルプスの豊かな湧水に恵まれている。
高い木から、水が流れ落ち、下は霧になって広がる。
⑰平田 五郎さんの「水面の風景」。
北アルプスは、右端が蓮華岳、その左は北葛岳。
北アルプスの雪解け水で、泉が湧く。
あふれる水は、奥にある田んぼを潤す。
⑮ジェームズ・タップスコットさんの”Arc ZERO”。
橋にかかるアーチからは、ミストが吹き出す。
すると、橋の下には、虹ができた。
光の変化を眺めていた。
「北アルプス国際芸術祭」は、
大町の新たな自然を見せてくれる。
そこには、初めての芸術、不思議な体験が待っている。
何があるのか? 行ってみなければ、わからない。
そして、
「これは、何だろう?」と、思いめぐらせながら、
「北アルプス国際芸術祭」を楽しんだ。
作者の意図と合っているか、わからないが、
こんな見方もあったのか? と文を加えた。
「北アルプス国際芸術祭」のリーフレットから。
「北アルプス国際芸術祭」は、大町市の5つのエリアに、
38の作品やパフォ-マンスが、展示され、繰り広げられる。
大町と北アルプス。
▽七倉岳、▽北葛岳、R蓮華岳、▽赤沢岳、▽鳴沢岳、▽岩小屋沢岳。
鷹狩山から。2017年6月9日。
「北アルプス国際芸術祭」の5つのエリアは、
鷹狩山、八坂支所周辺の「東山エリア」、
「市街地エリア」、↓大町ダム周辺の「ダムエリア」、
↓「源流エリア」、⇒大町温泉郷周辺、
さらに右(北)の「仁科三湖エリア」。
< 鷹狩山山頂周辺 >では、3つの作品を見た。
㉚「目」、㉛布施知子さんの折り紙、
㉜リー・クーチェさんの「風のはじまり」。
初めての体験、不思議な体験だった。
何があるのか? 行ってみなければ、
わからない、国際芸術祭。
つぎに記載してあるので、参照してください。
「大町市の北アルプスと国際芸術祭」、2017年6月18日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/358d6f2ae31dc1735e65c55869fbd229
鷹狩山山頂周辺以外の作品も見たくなった。
「仁科三湖エリア」の木崎湖周辺、
「ダムエリア」、「大町温泉郷周辺」、
中山高原、「源流エリア」、を訪れた。
2017年6月14日、17日。
これは、大町の自然を見ることになる。
そして、多くの国際芸術祭の作品を見る。
撮影することができた作品、自然を掲載する。
< 木崎湖周辺 > 2017年6月14日。
㉕アルフレド&イザベル・アキリザンさんの、
「ウォーターフィールド(存在と不在)」。
廃品で仮装して、船隊を組んだ。13艘(そう)。
なんとまあ、廃品を、よっくかき集めたもんだ!
バケツ、タライ、イス、カゴ、なべ、ボックス…。しかし、
我々は、これらの生活用品で、文化的な生活をしてきた、
と思ったら、おもしろくなって、廃品をじーっと、見ていた。
文化は、やがて棄てるもの?
㉖杉原 信幸さんの「アルプスの湖舟」。
これは、なんだろう?
「逆さのアルプスを表現した」
「蚊帳を糊で固めた」と、説明されて、しげしげと見た。
夏期大学講座で使う、長い講堂の端から端まで、アルプスが連なっている。
単にぶら下げるのではなく、端は、鴨居に合わせて加工されて、
ピタリと密着していた。逆さのアルプスという発想と、
それを、蚊帳を糊で実現する技術、さらに、
密着させる現物加工を見ていた。
まだある。障子の向こうの廊下に出ると、椅子が頭上にある。
夏期大学講座で使う椅子を、講堂から片づけて、山脈? にした。
㉔ケイトリン・RC・ブラウン&ウェイン・ギャレットさんの、
「べールの向こうに」。
修理中? それとも、ペンキの塗り直し? と思った。
ところが、空き家だった。空き家を芸術にした。
そして、地域の問題を、見てもらいたかった。
先に見た、㉕廃品の船隊の日用品は、
ここから、かき集めたのかな?
外国の芸術家は、突拍子もないことを想いつく。
そして、日本を外から観ている。
㉗五十嵐 靖晃さんの「雲結い(くもゆい)」。
天と木崎湖を結ぶ組紐。
午後3時過ぎに、風が強くなって、
湖にも波が立ってきた。8メートルのポールが、
折れる危険から、組紐を下すことになった。
「今日、最後のお客さんです」
と言われて、片づけるのを見守ることになった。
< ダムエリア > 2017年6月14日。
大町ダム。
ダムに近寄ると、デカイ! 後方は、北葛岳。
ダムを、右から左へ歩いて渡った。
対岸を見ると、↓展望台がある。
龍神湖(ダム湖)を見下ろしている。
ここに、ポツンと青くて見えたのが、
⑭パトリック・トゥットフオコさんの「龍」(たつ)。
龍神湖の龍が、目を見開いて、にらみを効かせる。
大町ダムから、さらに上がると、七倉ダムがある。
初めて見るロックフィルダム。
㊳おおたか静流 with 藤本隆行さんの「光影」が、
下の平で、開催される、2017年7月15日。
ロックフィルダムが背景とは、大町ならではである。
ここまで来ると、さらに上がって、
七倉ダムのダム湖をのぞきたくなる。
ここは、一般車の終点。ゲートがあって、作業のダンプカーと、
タクシーだけが通過できる。それと、七倉岳への登山口になっている。
国際芸術祭を見に行くことは、新たな場所へ行くことになる。
それは、大町の観光地を新たに見つけることになった。
大町ダムの下にある、大町エネルギー博物館。2017年6月17日。
⑪淺井 裕介さんの「土の泉」。
美女と野獣のようだ。
大町周辺の土で描いたという。
表面はザラついて、盛り上がっていた。
大町エネルギー博物館の向かいにある、
古民家の心笑(こころえ)館。
⑫岡村 桂三郎さんの「龍の棲家」。
古民家の1階。獣が棲みついているようだ。
⑬栗田 宏一さんの「土の道・いのちの道」。心笑館の2階。
<
床の間に、日本海側の土が並べられていた。
赤から白、青まであった。土は、茶色では、なかった。
それに、古民家の立派な、床の間を眺めた。
< 大町温泉郷周辺 > 2017年6月17日。
㉑大平 由香里さんの「山の唄」。
和紙で作った洞窟に入ると、北アルプスが現れた。
アルタミラの洞窟に描かれた、壁画を発見した気分だ!
洞窟は短かったが、行きつ戻りつ、長い間、眺めていた。
照明は、どうしているのかな? と思いながら。
㉒川俣 正さんの「源汲(げんゆ)・林間テラス」
木の憩いの場のようだ。大切にされている。
< 中山高原 >。2017年6月14日。
㉘青島 左門さんの「花咲く星に」のあるところ。
蛍の舞は、夜8時から始まる。
夜まで待てない。蓮華岳と高原のヤギを眺めた。
< 源流エリア > 2017年6月14日、17日。
⑯遠藤 利克さんの「Trieb ―雨為る森―」。
大出宮の森自然園は、北アルプスの豊かな湧水に恵まれている。
高い木から、水が流れ落ち、下は霧になって広がる。
⑰平田 五郎さんの「水面の風景」。
北アルプスは、右端が蓮華岳、その左は北葛岳。
北アルプスの雪解け水で、泉が湧く。
あふれる水は、奥にある田んぼを潤す。
⑮ジェームズ・タップスコットさんの”Arc ZERO”。
橋にかかるアーチからは、ミストが吹き出す。
すると、橋の下には、虹ができた。
光の変化を眺めていた。
「北アルプス国際芸術祭」は、
大町の新たな自然を見せてくれる。
そこには、初めての芸術、不思議な体験が待っている。
何があるのか? 行ってみなければ、わからない。
そして、
「これは、何だろう?」と、思いめぐらせながら、
「北アルプス国際芸術祭」を楽しんだ。
作者の意図と合っているか、わからないが、
こんな見方もあったのか? と文を加えた。