季節の変化

活動の状況

高山植物が咲く頃、木曽駒ヶ岳の千畳敷カール

2022-06-26 00:02:15 | Weblog
山登りで、出会った高山植物を見る。
高山植物が咲く頃木曽駒ヶ岳千畳敷カール濃ヶ池カール

前回2022年6月12日は、「高山植物が咲く頃、木曽駒ヶ岳」として、
木曽駒ヶ岳、3,000メートル級の高山植物を見た。
岩のすき間に、強風を避け、寒さに耐えて、ひっそりと咲いた。

今回は、標高が2,600メートル級にあるカール地形
千畳敷カールと濃ヶ池カールの高山植物を見る。
千畳敷カールは宝剣岳の南、標高2,612メートル
濃ヶ池カールは宝剣岳の北、標高2,655メートル
ともに高山植物の宝。「お花畑」が広がっている。、
3,000メートル級に比べて、ノビノビと大らかに咲いていた。

H宝剣岳、2,931メートル。千畳敷駅から。

撮影日時は2012年8月20日。09:00。
駒ヶ岳ロープウェイで、しらび平駅 ⇒ 
終点の千畳敷駅 2,612メートルへ上がってきた。

千畳敷カール

2012年8月20日。09:39。
千畳敷カールの末端は剣ヶ池。
その右、標識「千畳敷カール」から、
千畳敷カールの遊歩道を上がる。
周りは、千畳敷カールのお花畑。
風は遮られ、水は豊富。
は「八丁坂」。

千畳敷カールの高山植物。
エゾシオガマ

2012年8月20日。09:47。

ミヤマキンバイ

2012年8月20日。09:51。

チングルマ

2012年8月20日。09:56。
蜂を3匹、惹きつけている。

コイワカガミ

2012年8月20日。09:56。

チシマフウロ

2012年8月20日。10:01。

さらに上がると、↑「八丁坂」。

2012年8月20日。10:05。

八丁坂の高山植物。
チシマギキョウ

2012年8月20日。10:12。

ミヤマアシボソスゲ

2012年8月20日。10:23。

八丁坂のきつい坂を登り切ると、
N「乗越浄土」(のっこしじょうど)。2,853メートル。
ここまで上がると、、中岳 2,925メートルが見える。
さらに、奥には木曽駒ヶ岳 2,956メートルが現れてくる。
この最高峰に登ってから、北にある、濃ヶ池カールに向かう。

2012年8月20日。12:56。

濃ヶ池には、雪渓が残っている。

2012年8月20日。14:06。夏の真っ盛りなのに雪を踏む。

濃ヶ池カールの高山植物。
ハクサンボウフウ

2012年8月20日。13:56。

シラネニンジン

2012年8月20日。13:57。
ハクサンボウフウと似ているが、
違いは葉っぱで、ニンジンの葉っぱがシラネニンジン。

タテヤマリンドウ

2012年8月20日。14:04。

オトギリソウ

2012年8月20日。14:19。

ミヤマキンポウゲ

2012年8月20日。14:38。

高山植物は、標高差カール地形で、種類と咲き方が違っていた。
木曽駒ヶ岳の標高3、000メートル級では、
高山植物は、岩と岩の間に、強風を避け、
寒さに耐えて、虫には分かる程度に、
ひっそりと咲いていた。中には、
固有種や、絶滅危惧種があった。、

標高2,600メートル級のカール地形、
千畳敷カール 2,612メートル、
濃ヶ池カール 2,655メートルでは、
高山植物は、大らかに咲いていた。
水に恵まれ、風に守られて、種類は多く、
背丈は大きく、群生していた。虫を惹きつけていた。

☆標高差400メートルと、
☆水に恵まれ、風を防ぐカール地形は、
 高山植物の、種類、咲き方を変えていた。

高山植物は、撮影した順番に掲載し、日時を記載しました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高山植物が咲く頃、木曽駒ヶ岳

2022-06-12 00:04:00 | Weblog
山登りで、出会った高山植物を見る。
高山植物が咲く頃木曽駒ヶ岳
岩と岩のすき間に咲いて、強風寒さをしのぐ。

K木曽駒ヶ岳、2,956メートル。

中岳から見たK木曽駒ヶ岳。2012年8月19日。
左奥にO御嶽山 3,067メートル。

ここ中岳までのルートは、駒ヶ岳ロープウェイで、
しらび平駅 ⇒ 千畳敷駅 2,612メートルへ ⇒
千畳敷カール ⇒ 八丁坂を上がって ⇒
乗越浄土(のっこしじょうど) 2,853メートルへ ⇒
中岳 2,925メートルを経て ⇒ 青い屋根の駒ヶ岳頂上山荘へ。宿泊。

翌朝、2012年8月20日。K木曽駒ヶ岳の頂上へ。
ご来光。八ヶ岳の右から。05:08。

頂上は寒かった。里は、夏の真っ盛りなのに。

駒ヶ岳頂上山荘にもどって、朝食。それから、
 木曽駒ヶ岳 2,956メートル ⇒
 宝剣岳 2,931メートル ⇒
 三ノ沢岳 2,847メートルに登る。

木曽駒ヶ岳。赤い▼コマクサと、白い▼コマクサが同居。

▽イワツメクサが加わる。

赤い▼コマクサと、白い▼コマクサは、岩と岩の間に咲き、
▽イワツメクサも、岩の脇に咲いていた。強風を避けるように。

別の白いコマクサ

岩と岩の間に咲いている。

別の赤いコマクサ

大きな岩に守られて、咲いている。

宝剣岳、2,931メートル。

奥のK木曽駒ヶ岳から、宝剣岳に登ってきた。
頂上からは、手前に下りてきた。
登りも、下りも険しい。鎖場がある。
宝剣岳の右は、千畳敷カールに落ちる。

千畳敷カールから、H宝剣岳を仰ぎ見る。

手前は千畳敷カール。高山植物の宝庫、お花畑が広がる。
右の↑八丁坂を上がる。急坂と格闘して、
N乗越浄土(のっこしじょうど)に出る。
ここまで上がると、先に中岳が見える。

宝剣岳。コマウスユキソウ

エーデルワイスに近い、駒ヶ岳の固有種という。うれしくなる!

強風から身を守るように、岩と岩のすき間に咲いている。
それに、背丈は、岩よりも低い。

宝剣岳から、三ノ沢岳(さんのさわだけ) へ。2,847メートル。


三ノ沢岳。ダイモンジソウ

花は、「」の字をしている。

ダイモンジソウは、強風を避けて、岩のすき間に咲いていた。
それに、岩から飛び出さないように、身を低くしていた。
お花畑に咲く高山植物の群落とは、違っていた。
ダイモンジソウは、絶滅危惧種

標高3,000メートル級に咲く高山植物は、
木曽駒ヶ岳と、槍ヶ岳の穂先では、違いがあった。
☆種類が違っていた。
 赤と白のコマクサ、コマウスユキソウ、ダイモンジソウ。
 中には、固有種、絶滅危惧種があった。
☆岩と岩との、すき間に咲いていた。
☆身の丈は、岩より低かった。
☆咲き方は、かたまりではなく、ポツンと咲いていた。

共通するのは、
岩場で、☆強風と、☆寒さに、
 ギリギリの格闘をしていた!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする