季節の変化

活動の状況

踊るしだれ栗

2016-03-27 00:00:55 | Weblog
辰野町踊るしだれ栗」。
雪が降る前の2015年12月7日。
踊るしだれ栗。


ねじれているが、お互いのバランスがいいでしょう?


まだまだ、ガンバル!


ぜ~んぶ、しだれ栗ヨ。落ち葉と区別がつきにくいが。


こうなると、のしだれ栗を見たくなる。
2016年2月10日、落ち葉が雪で覆われて、
しだれ栗が浮かび上がってきた。


雪の上と、空に浮かぶ、しだれ栗。


陽をバックに踊るしだれ栗。


お互いのバランスがいいでしょう?


影も踊る。


こうなると、が乗っている、しだれ栗を見たくなる。
朝起きると、外はうっすらと雪が積もっていた。
しだれ栗にも、雪が乗っているだろう?
早く行こう。2016年3月1日。

いいじゃないか! 動から静の、日本庭園に変化した。

踊るしだれ栗。


お互いのバランスがいいでしょう?


いじけた盆栽。


頭はモシャモシャ。


おーい、どこへ行く? 風もないのに。

ガンバル、日本庭園、いじける…と、躍動する。
踊るしだれ栗は、季節で変化して、迎えてくれる。
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大災害から5年

2016-03-13 00:02:55 | Weblog
東日本大震災と、福島第一原発事故の大災害から5年
これまでに掲載してきた東日本大震災と、
原発災害のブログは、50回になった。

被災者の声を、一言で言うならば、
「亡くなった人の分までがんばろう!」
「そうでないと、亡くなった人が浮かばれない」
これで、地獄のような悲惨を乗り切ろうとしていた。
がんばる、きっかけにしていた。

そして、外の人に対しては、「ありがとう」。
原町第一小学校にあった感謝の「横断幕」。2012年6月。

「自衛隊・警察・消防団・ボランティアの皆さん ありがとう!!

長野県が、福島の人にしたことの一つ。
夏の高校野球、長野大会の始球式。松本市野球場、2011年7月9日。

南相馬市から木祖村に転校した球児による始球式。
球児は、「家計に負担をかけられない」と、野球をやめた。

災害復興で一番重要なことは? 学童を支援すること。
親や兄弟を亡くし、家を失くした学童が、育英資金で、
教育を受けられるようにすること。教育を受けられない学童は、
社会の底辺で、貧困生活をすることになる。町は繁栄しない。
災害復興に、巨額な土木事業よりも、学童支援は重要である。

これまでに掲載してきた東日本大震災と、原発災害のブログ。
2011年、33件。
1)「日本の悲惨な日」、2011年3月13日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/2ad4123e2509cf52799ab884a3b95b15
仙台の友人に、電話、携帯、Eメールが、つながらない。

2)「福島原発は放射線漏れ、女川原発では放射線漏れなし」、
 2011年3月16日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/19a904018d555728962c5dd8aa5a7509
福島第一原子力発電所。USA TODAYから。


3)「ガンバレ 福島」、2011年3月20日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/d503195f1f95b26654d1314dc3dc8f67
福島第一原発の事故前。New York Times(2011年3月18日)から。


事故時。
左の白いタンク2つは流された。
非常用ディ-ゼル発電機の軽油が入っていた。
非常用の電源系が機能しなかったため、最悪となった。
電力の供給、注水がスムーズにできなくて、
水素爆発、放射線漏れにつながっている。

日本のメディアから、いい写真がなかった。
東京電力の広告費、電機メーカーや商社の広告費で、
メディアは成り立っているから、広告主の意に反することは書けなかった。

福島第一原発の1号機がメルトダウンしたのは、
3月11日の地震発生から、5時間後だった。
国民に知らせたのは、65日後だった。

4)「力強く立ち直ってほしい」、2011年3月24日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/56fd9b0108b94149050b5ff47a5bc675
ささやかな義援金が災害援助。「力強く立ち直ってほしい」。

5)「福島第一原発は廃炉」、2011年3月30日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/279bb9c1bf487133169f7e08fe25ef22
東京電力の関係者は、
「福島第一原発の6基は廃炉せざるを得ない」
1号機~4号機は、爆発や炉心溶融で、技術的に再稼働ができない、
5号機、6号機は、地元の住民感情を考えると再開は厳しい。

6)「被災地に電力を回す」、2011年4月3日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/f896cc4b9a1ebc703cfbd3d9a57d88c5
東京電力の新信濃(しんしなの)周波数変換所。


7)「福島の子」、2011年4月10日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/0380dadfa3121bc110298d3a39448351
住人は、取るものも取りあえずに逃げた。
目に見えない「放射能」の恐怖におびえ、
原発の「ドスン」という爆発に追い立てられ、
大混乱の避難だった。

8)「被災地の援助」、2011年4月17日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/3fd47444e0e6aa30491805ad8916b03f
茨城産の白菜と納豆。白菜300円は10%の寄付つき。


9)「チェルノブイリ原発で知っていること」、2011年4月24日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/35604c8b403f84bec7ea75db13f4211d
石棺。チェルノブイリ原発の4号炉は、階段状のコンクリートで固められている。


10)「菅谷市長の内部被曝の怖さ」、2011年4月24日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/dc05560372b4cafd2b2e53085d99a1cc
菅谷さんに、ベラルーシ共和国から、国の最高勲章である、
「フランシスコ・スカリナー勲章」が、授与された(2000年)。
菅谷さんの前の受賞者は、ロシアのエリツィン前大統領。

11)「東北に千載一遇のチャンス」、2011年5月1日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/d2917ad45e37378514109aefff4d27ee
世界が、東北の復興に声援を送っている。

12)「ドナルド・キーンさんの日本人に勇気を」、2011年5月15日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/628b7ec136b76ba55a05c92a35093f69
ドナルド・キーンさんは、
「少しでも、日本人に勇気を与えることができたら、うれしい」
と、日本への永住を話された(2011年4月26日)。


13)「福島原発の閲覧は10秒に1回」、2011年5月29日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/ad112285f8e4973086521206e8300a5e
福島第一原発の1号機は、地震発生から15時間後に、
2号機は101時間後に、3号機60時間後に、
メルトダウン(炉心溶融)をしていた。
東京電力の発表は、メルトダウンから80日後だった。

14)「おひさまの安曇野と松本の放射線量」、2011年6月16日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/e2b21b62ac0b5fb1fadb05517cfbfcbf
1回もアラームが鳴ることはなかった。

15)「安曇野と松本の放射線量」、2011年6月19日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/d66231d469f16c5670d92c69ef33a2e4
0.19マイクロ・シーベルト毎時(μSv/h)が最高だった。

16)「ビーナスラインの放射線量」、2011年6月26日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/69af1a12996c9f08c1fb2adac1f0b01f
国際放射線防護委員会(ICRP)が定めた、毎時の被曝限度、
美ヶ原高原もビーナスラインも、問題のないレベル。

17)「南相馬市の災害ボランティア」、2011年7月3日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/33a74413a32a306b068c04fb96f0e3e4
「泥には放射性物質が含まれている」と、いう注意を受けて、
マスクをし、用意された長靴をはき、ゴム手袋をして、
写真の泥落とし、きれいにする作業。

18)「南相馬市の放射線量」、2011年7月10日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/a01c1d1ec1ed310effe03992a7f9b83d
駅前通りには、歩いている人がいない。シャッターが下りている。


19)「東日本の放射線量」、2011年7月17日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/ed8589bc402cdd20f68eb5f5e8f64835
左は仙台空港鉄道。名取市。


20)「がんばろう女川」、2011年7月24日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/aa8eef4c8f34cab01d69dcefb12033ab
高台から見た女川の街。


21)「富士山の放射線量」、2011年7月31日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/7140298fc69612dab55198a80452e9e9
頂上に放射線量計を置いた。雨が降り、風が強かった。
体が冷えきって、ガタガタとふるえがくる。


22)「原爆のつぎに原発」、2011年8月7日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/c40114f3bd36dac9c0d3157280c09242
広島の原爆の悲惨は、いまだにぬぐいきれていない。
被爆者が、「幸せ」と思うのは、どんなときだろうか?


23)「諏訪の放射線量」、2011年8月14日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/14db327841b3ee6c998f9399786b63e1
海抜759メートルの諏訪湖から、標高2,120メートルの麦草峠の測定。

24)「御嶽山の放射線量」、2011年8月21日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/26820917f5a0174cadd82a9f4b9baf78
御嶽山の1日の被曝量、3.38マイクロ・シーベルト[μSv/d]は、
御嶽山登山のために、外にいる時間が多いことによる。

25)「おひさまの幸せ」、2011年8月28日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/791ccd704fd2c7e5e68052017c132750
ロケ地、「中山高原」のそば畑は、問題のないレベル。

26)「おひさまの奈良井宿」、2011年9月4日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/05fc146484c7ae6202e09bfb01cb1753
奈良井宿の放射線量は、問題のないレベル。

27)「福島市の放射線量」、2011年9月11日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/f6427ef824f387fce8ed19399f00f7cf
日本のメディアがメルトダウンを報道できなかったのは、
東京電力の広告費、電機メーカーや商社の広告費で、
メディアは成り立っているから、
広告主の意に反することは書けなかった。
メディアの経営のトップは、
原子力を振興する財団などの役員をしているから、
原子力発電に不利なことは書けなかった。
メディアがメルトダウンの報道を控えたのは、
国民にパニックをおこさせないためだった。

28)「東北新幹線の放射線量」、2011年9月18日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/c3d0691423740012734ab8dd94e63286
東北新幹線の車内の放射線量を、米国エネルギー省が公表している。

福島、0.44マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
郡山、0.52マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
新白河、0.40マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。

29)「大間原発の放射線量」、2011年9月25日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/557abbba8b39904f15882a35d9a7ecf2
大間原発の建設現場。


30)「下北半島の放射線量」、2011年10月2日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/15baea565f00bc5c012dd6dbfb4295ea
北から、「大間崎」、「大間原発」、「恐山」、
むつ市の「大湊駅」と「下北駅」は、問題のないレベル。

31)「六ヶ所原燃PRセンターの放射線量」、2011年10月9日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/ee2d42dc62242be4c1b26d5d0434d5c1
六ヶ所原燃PRセンター。

六ヶ所村の日本原燃産業(株)の「核燃料サイクル施設」は、
1) ウラン濃縮工場、
2) 低レベル放射性廃棄物埋設センター、
3) 高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、
4) 再処理工場がある。

32)「特急「しなの」の放射線量」、2011年10月16日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/d208ac601abe7be32e61cd8d2327eee8
特急「しなの」の沿線の測定場所。


33)「特急「あずさ」の放射線量」、2011年10月23日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/478535f81fe2456d2c7176a06978bab3
特急「あずさ」の沿線の測定場所。


2012年、6件。
34)「福島市の放射線量2012年」、2012年1月22日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/2942155d17396e57ce694557cf16e261
紅葉山公園。23.6マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。初めて経験する値だ!

「桁が違う!」、「なんかのまちがい!」と思った。

35)「累積の被ばく量が1mSvを超えた」、2012年5月20日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/17eac3dac01b2c12fae54c8ab6381dfd
福島第一原発のメルトダウンによる被ばくで、
東北に住まわれている人の累積被ばく量は、
松本に在住している私よりも、もっと多い。
年間、1ミリ・シーベルト[mSv/y]を超えているだろう。
どこかに、公式の調査結果があってもいい。

36)「このブログの人気記事は「福島市の放射線量」」、2012年5月27日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/c52df0802fcb9eb5c8c7d19ad49e2010
閲覧状況を、検索エンジン、Google、Yahoo! Japan、bingでみる。


37)「幸せを感じるときは?」、2012年6月3日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/2439400dce70acf2abc74aa6d9901b62
「行方不明の家族は、放射能のために、
捜索ができなかったり、見つけられなかった」
悲惨な体験をしている南相馬市の人に、
「『幸せ』を感じるときは、どんなときですか?」
とは、聞けなかった。

38)「日本のランドマークは原爆ドームと原発の廃炉」、2012年8月12日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/b46dc71e9cf6be905384b7379af39ee5
「原爆ドーム」。世界遺産。1945年10月、林 重男氏撮影から。


39)「閲覧状況2012年 放射線量シリーズ」、2012年12月2日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/992e709dca99e8db5b03fdae3333764f


2013年、3件。
40)「福島市の放射線量2013年」、2013年7月14日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/67a49ac606d0592d50fbdd9c9ddbd7f4
福島の住民は、「除染」と「避難」を秤にかけていると思う。
避難しないならば、除染に期待することになる。

41)「福島市と南相馬市の放射線量」、2013年7月21日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/5ff01d81cefe5d0e4128f67208027b9d


42)「気仙沼に打ち上げられた漁船」、2013年8月11日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/c0345513824e6906e59b2ff51b9c8142
高校生が、漁船の横を走る。元気そうに見えた。2012年6月。


2014年、4件。
43)「2013年の人気のタイトルは?」、2014年1月12日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/b56517590b782486438f864075697316
「菅谷市長の内部被曝の怖さ」では、
「子どもたちや妊産婦を含め胎児たちの命を守るんだと、
将来のことを考えて、ということを言わないと、
私はいけないと思っております」

44)「ネパールの放射線量を測る」、2014年4月27日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/c401bbc39512af5e8cb1626c11173bb6

ネパールは問題がないレベル。放射能汚染は、日本に注意していればいい。

45)「福島市の放射線量2014年」、2014年7月20日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/ddcfc40d161e7d10a4a85f1890767322
年間の被曝量、1ミリ・シーベルト/年[mSv/y]が護られたか?
年間の被曝量は、福島の人の最大の関心事である。

46)「被ばく量のトップ10」、2014年7月27日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/345b7bde0a7be74fde2d3030d14d7e20




2015年、3件。
47)「奇跡の一本松と希望のかけ橋」、2015年3月15日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/1c9d0092a9ce50e5fdd0d387b6622f58
総延長3キロメートルのベルトコンベアーは、大蛇のように走り回る。


48)「福島市の放射線量2015年」、2015年3月22日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/2c0bed0f7339b1cc262ff10b41363d75

2015年の除染の状況は、福島市民が語ってくれた。
「除染は、いつまでかかるか、わからない」
「福島市中に灰が降ったから」
福島市民から、笑顔が消えている。

49)「国債を買って 戦線へ弾丸を送りましょう」、2015年8月16日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/2a83fcc922cb4b305760c908542264a7
福島第一原発、1~4号機の廃炉費用は、いくらかかるのだろうか?
試算不能という。
いったい、どれだけの税金が、使われるのだろうか?
天文学的数字になるという。

2016年、1件。
50)「人気のタイトル2015年 分野別」、2016年1月24日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/d0e10a5f7988d9019f85240d3dd587ad


「六ヶ所原燃PRセンター」に掲げられているパネル、
原子力発電の安全性」。

「5重の防壁」
「原子力発電所では、どのような場合においても放射性物質を閉じ込め、
外へ出さないしくみになっています。それが「5重の防壁」です」

しかし、福島第一原発の事故で、「5重の防壁」は破壊された。
「原発は、人知でコントロールできるものではない」
ということを、福島は世界に示した。

そして、福島市民の声は、
「福島では、どの程度、健康や人体に被害が及ぶのか、
また、いつ影響が出るのか、明確でないままに生活している」
「汚染物をいかに除去するか、除染が最大の関心事になっている」

仮設住宅に住んでいる被災者は、
生活に困窮し、先が見えない不安に苦しみ、
長い仮設暮らしで、心の病気を抱えて、
ここには希望はないと、16.1%の人が流出した。
それに、若い人はもどらない。
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御嶽山の不易の滝は氷結

2016-03-06 00:01:50 | Weblog
御嶽山の「不易の滝」は氷結していた。2016年2月27日。

迫力の氷結があって、それをつららが取り囲んでいる。

この景色を見たら、うれしくなった。
不易の滝のイメージがガラリと変わった。
不易の滝は、水量が少なく、チョロチョロと、
流れ落ちるもの、とばかり思っていたから。

以前に見た不易の滝。2013年11月16日。

上には、滝口は見えるが、滝がなかった。枯れていた。
絶壁の途中から、しみ出た水が落ちていた。
「ずいぶん、繊細な滝だな!」と思った。

不易の滝について、つぎのブログに記載した。
「御嶽山の不易の滝は冬の始まり」、2013年12月1日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/cd0e15e0fd712bf2efdeb3d8ba33507f

不易の滝は、新たな発見があった。
水量が多い。そして、氷結している。
チョロチョロは、つららになっている。
氷結の迫力と、つららの繊細さがある。
この素晴らしさを、書こうと思う。

不易の滝は、氷結している。

そして、下にある段からは、筋になって流れ落ちている。
不思議な滝だ。落差は30メートルという。

2013年11月16日の不易の滝を見ると、

絶壁から、しみ出た水が、細い滝となって、段に落ちていた。
段から、筋になって流れ落ちていた。

それが、2016年2月27日では、段まではつらら

段から下は、筋になって流れ落ちている。全部が凍るわけではない。

上から、段を見ると、上はつらら。

下は筋になって流れ落ちている。
滝壺は凍っていない。

段には、大きな氷塊が2つ乗っている。手前と奥に。
手前の氷塊。

上のつららから、こぼれ落ちたしずくが、凍った?

奥の口の下の氷塊。

口の形が、左と右にあって、鋭い前歯が垂れ下がっている。
鋭い前歯から落ちたしずくが、凍った。

段の上のつらら。

絶壁のあちこちから、しみ出た水が、つららになっている。
絶壁には、横方向に割れ目があるようだ。そこから、
水がしみ出て、つららになっている。

その上の氷結

滝口から、ドウドウと流れ落ちる滝が凍った。それと、
絶壁の割れ目から、チョロチョロと落ちる滝が、つららになった。

絶壁に張りついた氷結

滝口から、ドウドウと流れ落ちる滝が、氷結している。
上半分は縦縞に、下半分はボコボコになっている。
この氷結は、必死に絶壁に張りついている。
氷結の横からバールを差し込んで、
こじれば、ドサッと落ちる?

不易の滝は、氷結、つらら、氷塊、流れ落ちる筋。
寒さと水量が関係する、不易の滝の氷結。
こんなに変化に富んだ不易の滝の造形美は、
珍しいのではないかな? いいものを見た。

「不易の滝」の手前、150メートルに、
こもれびの滝」がある。

ちょうど、木漏れ日が当たっていた。

近くに駐車場がある。ここから先、
御嶽山に上がる道「霊峰ライン」は、
冬季はクローズになっていた。

主の御嶽山は、ここより下の3か所から眺めた。
三岳黒沢から。2016年2月25日。

左のピークが剣ヶ峰、3,067メートル。
青空に、雪の御嶽山が浮かび上がっていた。

御岳湖から。2016年2月25日。

雲が、どいてくれた。そして、中央のピーク、剣ヶ峰が現れた。

九蔵峠から。2016年2月25日。

左のピークは剣ヶ峰。左が八丁ダルミで、いくつもの噴煙が上がっている。
2014年9月27日の噴火の時に、多くの犠牲者がでた。
御嶽山の入山規制は、狭くなったが、続いている。
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