季節の変化

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思い出の写真2015年

2015-12-06 00:00:30 | Weblog
2015年に、ブログ「季節の変化」に掲載した写真と表は907枚だった。








写真は、事実を伝える。
それに、文章よりも多くを語る。
それで、写真、表は907枚と多くなった。
この中から、「思い出の写真2015年」として、
思い出深い写真、めずらしい写真、35枚を選んだ。
ブログを掲載した順番に並べる。

「アンコール・ワットを見たい」、2015年2月8日掲載。
朝のアンコール・ワット」。2014年11月26日撮影。

カンボジアへ行って、アンコール・ワットを見たかった。
朝食前に出かけたが、8時、雨が上がってくれて、
朝のアンコール・ワットを見ることができた。

「北アルプスを見たい」、2015年2月1日掲載。
白馬三山」。2015年1月13日撮影。

JR白馬駅の東、廃止となったスキー場を、スノーシューで登る。
白馬三山(しろうまさんざん)が浮かび上がっている。
左から白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ) 2,903メートル、
杓子岳(しゃくしだけ) 2,812メートル、
白馬岳(しろうまだけ) 2,932メートル。
「いい山だな!」と眺めていた。
秋になって、この白馬三山を、2015年9月28日から2泊3日で、
単独で縦走するが、このときはまだ、計画はなかった。

「鹿島槍ヶ岳はスキー場から」、2015年3月8日掲載。
鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳」。2015年2月16日撮影。

そそり立つ鹿島槍ヶ岳(右)と爺ヶ岳(左)を眺めていた。
リフトで、4人のボーダーが上がってきた。
「素晴らしい眺めだ! 早く滑ろう」
と、はやる気持ちを抑えるように、ボードを装着し始めた。

「西穂高から富士山を見る」、2015年4月12日掲載。
槍ヶ岳」。2015年3月27日撮影。

スノーシューで単独、西穂山荘に向かっていた。
1か月前の2015年2月9日の吹雪とはちがって、快晴だった。
松本から見る槍ヶ岳とは、反対側を見ることができた。右に大喰岳、中岳。
夏の2015年7月22日に、この槍ヶ岳に単独で登るが、
このときはまだ、計画はなかった。

富士山」。独標(どっぴょう)の近くから、2015年3月27日撮影。

1か月前の2015年2月9日のグループ登山では、吹雪で視界はまったくなかった。
残念だった。2回目は単独で挑戦した。快晴だった。そして、富士山が浮かび上がった。
富士山の右は、南アルプスの甲斐駒ヶ岳2,967メートル。
「両方とも登った山だ!」と、うれしくて眺めていた。

前穂高岳と明神岳」。独標の近くから、2015年3月27日撮影。

左が前穂高岳3,090メートル、右は明神岳2,931メートル。
天気に恵まれて、峻厳な世界を見ることができた。

「野麦峠スキー場から御嶽山と乗鞍岳を見る」、2015年4月5日掲載。
御嶽山」。2015年3月17日撮影。

野麦峠スキー場から、御嶽山と乗鞍岳を、同時に見ることができる。
リフトで、一番上まで上がって、スノーシューを着けて、
2,130メートル付近を歩き回った。快晴だった。
左のとんがった剣ヶ峰3,067メートルから、噴煙がわずかに見える。

乗鞍岳」。2015年3月17日撮影。

左から2番目のピークが、最高峰の剣ヶ峰3,026メートル、
その左は、大日岳3,014メートル。
乗鞍岳は、右(北)から左(南)に、噴火して移動してきた。

焼岳~穂高連峰」。2015年3月17日撮影。

乗鞍岳の右に、Y焼岳、K笠ヶ岳、S霞沢岳、
N西穂高岳、O奥穂高岳、M前穂高岳が広がる。

「桜に北アルプス」、2015年5月3日掲載。
桜に北アルプス」。大町市、2015年4月24日撮影。

雪を抱く北アルプスに、満開の桜を撮ることができた。
左が爺ヶ岳と、鹿島槍ヶ岳。

北アルプスは順番競争」。鷹狩山、2015年4月24日撮影。

車で鷹狩山の展望台へ来て、北アルプスの白い屏風を眺めていた。
地元、大町市の小学3年生が、ハイキングで上がって来た。
「ボクが先だよ」と、望遠鏡に飛びついた瞬間。

「菜の花に北アルプス」、2015年5月17日掲載。
もやが立つ幻の池」。中山高原、2015年5月11日撮影。

春の雪解けにできる「幻の池」を眺めていると、
一本桜に陽が当たり始めて、池に映った。
そして、奥の菜の花も見えてきた。
もやが立ちこめてきて、カモが舞い降りた。
もやがなくなると、無防備になったカモは飛び去った。
6時半開始、幻の池の、10分のショーだった。

「乗鞍高原の善五郎の滝に虹」、2015年5月31日掲載。
乗鞍岳と善五郎の滝」、2015年5月22日撮影。

乗鞍岳と善五郎の滝に、同時に陽が当たった。
何度も訪れたが、初めてだった。7時57分、「滝見台」から。

「残雪の涸沢カール」、2015年6月14日掲載。
「涸沢カールの春の訪れ」、2015年6月21日掲載。
涸沢カール」。2015年6月1日撮影。

奥は前穂高岳3,090メートル。
T吊尾根から左に、前穂高岳のⅠ峰~Ⅵ峰が続く。
T吊尾根の右は、奥穂高岳3,190メートルに連なる。
標高2,309メートルの涸沢ヒュッテから、アイゼンを着けて、
涸沢カールを上がってきた、標高2,500メートル付近。
急斜面を滑り落ちないように、実はビビりながら撮った。

奥穂高岳」。2015年5月31日撮影。

夕食の前に、涸沢ヒュッテのテラスから、奥穂高岳を眺めていた。
まばゆい雲が、奥穂高岳から飛び出した。冬のどんよりした雲ではない。
春を通り越して、夏のような空だった。午後5時42分。

涸沢岳」。2015年5月31日撮影。

夕食をすませて、涸沢ヒュッテのテラスから、夕闇が迫る涸沢岳を眺めていた。
午後7時、涸沢岳は、ピンクのグラデーションの中に浮かび上がった。

北穂高岳」。2015年6月2日撮影。

朝、暗いうちに、涸沢ヒュッテから、涸沢カールに飛び出した。
朝5時、北穂高岳3,106メートルに陽が当たってきた。
バックのたなびく雲が、北穂高岳を引き立てた。

「美ヶ原高原のレンゲツツジ2015年」、2015年6月28日掲載。
レンゲツツジの赤い壁」。袴腰(はかまごし)、2015年6月13日撮影。

満開のレンゲツツジと、白樺のコントラストが強烈だった。

「急きょ1泊の唐松岳」、2015年7月11日。
雷鳥」。唐松岳、2015年7月2日撮影。

雷鳥の母親が、岩の上に陣取って、クゥ、クゥと鳴いている。
バラバラにヒョコ、ヒョコといるヒナを誘導している。
「ここは、私のテリトリーよ! 邪魔しないで」
と、言っているようだ。
ヒナは岩の向うに隠れた。母親も悠然と去った。
雷鳥を見るのは、御嶽山についで2度目だが、
岩の上に陣取って、堂々としている雷鳥を見た。

剱岳」。2015年7月3日撮影。

唐松岳頂上山荘の朝食は7時から。
その前に、唐松岳に登った。前日に続き2度目。
朝6時、朝焼けの雲を背景に、剱岳は全容を見せてくれた。
切り立っている。雄大で、峻厳だ!

唐松岳と不帰ノ嶮Ⅲ」。2015年7月3日撮影。

手前はミヤマダイコンソウ。
唐松岳は、高山植物が豊富だった。
クロユリが群落で、谷をのぞき込むように咲いていた。

「槍ヶ岳は高山植物のお出迎え」、2015年8月2日掲載。
「槍ヶ岳をもっと楽しみたい」、2015年8月9日掲載。
槍ヶ岳と高山植物」。2015年7月24日撮影。

東鎌尾根を下りたところで、夕方の槍ヶ岳の変化を眺めていた。
バックがピンクになった午後3時10分。手前の高山植物と槍ヶ岳を撮った。

前穂高岳」。2015年7月25日撮影。

朝3時半、まだ暗いうちに殺生ヒュッテを出て、
ライトを点けて東鎌尾根に登った。そして、夜明けを待った。
朝5時、明るくなり始めると、前穂高岳が浮かび上がってきた。
恐竜の背中のようだ。奥は、中央アルプス。

富士山」。2015年7月25日撮影。

富士山が朝焼けの雲に浮かぶ。朝5時。
右は南アルプスで、左は甲斐駒ヶ岳、右端は北岳。

「四阿山のミネウスユキソウ」、2015年9月6日掲載。
ミネウスユキソウとヤマハハコ」。2015年8月5日撮影。

エーデルワイスに近い種類の、ミネウスユキソウ(左)と、
ヤマハハコ(右)が、隣どうしで咲いていた。
ほかにも探すと、いくつかあった。

「白馬三山に登りたい」、2015年10月4日掲載。
「白馬三山の紅葉」、2015年10月11日掲載。
「大出原は紅葉の穴場」、2015年10月18日掲載。
杓子岳」。2015年9月28日撮影。

白馬岳にある白馬山荘から、かなり下りた。
道はないから、やぶこぎをした。そして、
杓子岳が急峻になるアングルで撮った。

大出原の紅葉」。2015年9月29日撮影。

白い山肌に黄、赤、茶が広がり、屏風のようにある山。
スケールが大きい。白馬鑓ヶ岳の大出原は、紅葉の穴場。

露天風呂」。白馬鑓温泉小屋、2015年9月30日撮影。

標高2,100メートルからのご来光は人気で、7人の先客。朝5時半。
あとからも、入ってくる。熱い湯に冷たい風が、心地よい。

秋色をまとった白馬鑓ヶ岳」。2015年9月30日撮影。

白馬鑓温泉小屋から猿倉荘へ下りる途中だった。
晴れてくれて、紅葉の白馬鑓ヶ岳を見ることができた。

「志賀高原の木戸池と田ノ原湿原の紅葉」、2015年10月25日掲載。
田ノ原湿原の紅葉」。2015年10月8日撮影。

奥の黒い山はガスっているが、
手前の湿原の紅葉、白樺の紅葉、
そして、囲う山の紅葉に、陽が刺した。

「乗鞍高原の大カエデの紅葉」、2015年11月1日掲載。
大カエデの紅葉」。2015年10月14日撮影。

シーズン初めての冠雪で白い乗鞍岳に、
真っ赤に燃えた大カエデ、そして、快晴の青空。
この3つがそろう紅葉は、何年に一度というから、ラッキーだ!

「上高地の大正池から河童橋の紅葉狩り」、2015年11月8日掲載。
穂高連峰と大正池」。2015年10月23日撮影。

朝7時半、穂高連峰には陽が当たってきた。
右下の大正池には、まだ陽が当たっていない。

穂高連峰」。2015年10月23日撮影。

赤く燃えた湿原の先に、穂高連峰。田代池付近から。
上高地を代表する景色として、見逃せない。

「信州の季節の変化は高いところから」、2015年11月15日掲載。
もみじ湖の紅葉」。2015年10月27日撮影。

紅葉は、標高850メートルまで下りてきて、
もみじ湖の1万本のもみじが迎えてくれた。
もみじ並木の赤と黄が、山までいざなうようだ。

「噴火から1年の御嶽山」、2015年11月29日掲載。
朝焼けの御嶽山」。御岳湖、2015年11月21日撮影。

御嶽山の頂上は雲に覆われていた。
少し待ってみると、頂上が現れてくれた。朝6時37分。

「思い出の写真2015年」は、
アンコール・ワットのほかは、雪山、桜、菜の花、雪渓、
レンゲツツジ、雷鳥、高山植物、紅葉、初冠雪…と、
信州の季節の変化を、追いかけているようだ。

2015年も、「季節の変化」に、
訪問いただきまして、ありがとうございました。

これから、年末年始の休暇に入ります。
それでは、良い年の瀬と新年をお迎えください。
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