2015年に、ブログ「季節の変化」に掲載した写真と表は907枚だった。
写真は、事実を伝える。
それに、文章よりも多くを語る。
それで、写真、表は907枚と多くなった。
この中から、「思い出の写真2015年」として、
思い出深い写真、めずらしい写真、35枚を選んだ。
ブログを掲載した順番に並べる。
「アンコール・ワットを見たい」、2015年2月8日掲載。
「朝のアンコール・ワット」。2014年11月26日撮影。
カンボジアへ行って、アンコール・ワットを見たかった。
朝食前に出かけたが、8時、雨が上がってくれて、
朝のアンコール・ワットを見ることができた。
「北アルプスを見たい」、2015年2月1日掲載。
「白馬三山」。2015年1月13日撮影。
JR白馬駅の東、廃止となったスキー場を、スノーシューで登る。
白馬三山(しろうまさんざん)が浮かび上がっている。
左から白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ) 2,903メートル、
杓子岳(しゃくしだけ) 2,812メートル、
白馬岳(しろうまだけ) 2,932メートル。
「いい山だな!」と眺めていた。
秋になって、この白馬三山を、2015年9月28日から2泊3日で、
単独で縦走するが、このときはまだ、計画はなかった。
「鹿島槍ヶ岳はスキー場から」、2015年3月8日掲載。
「鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳」。2015年2月16日撮影。
そそり立つ鹿島槍ヶ岳(右)と爺ヶ岳(左)を眺めていた。
リフトで、4人のボーダーが上がってきた。
「素晴らしい眺めだ! 早く滑ろう」
と、はやる気持ちを抑えるように、ボードを装着し始めた。
「西穂高から富士山を見る」、2015年4月12日掲載。
「槍ヶ岳」。2015年3月27日撮影。
スノーシューで単独、西穂山荘に向かっていた。
1か月前の2015年2月9日の吹雪とはちがって、快晴だった。
松本から見る槍ヶ岳とは、反対側を見ることができた。右に大喰岳、中岳。
夏の2015年7月22日に、この槍ヶ岳に単独で登るが、
このときはまだ、計画はなかった。
「富士山」。独標(どっぴょう)の近くから、2015年3月27日撮影。
1か月前の2015年2月9日のグループ登山では、吹雪で視界はまったくなかった。
残念だった。2回目は単独で挑戦した。快晴だった。そして、富士山が浮かび上がった。
富士山の右は、南アルプスの甲斐駒ヶ岳2,967メートル。
「両方とも登った山だ!」と、うれしくて眺めていた。
「前穂高岳と明神岳」。独標の近くから、2015年3月27日撮影。
左が前穂高岳3,090メートル、右は明神岳2,931メートル。
天気に恵まれて、峻厳な世界を見ることができた。
「野麦峠スキー場から御嶽山と乗鞍岳を見る」、2015年4月5日掲載。
「御嶽山」。2015年3月17日撮影。
野麦峠スキー場から、御嶽山と乗鞍岳を、同時に見ることができる。
リフトで、一番上まで上がって、スノーシューを着けて、
2,130メートル付近を歩き回った。快晴だった。
左のとんがった剣ヶ峰3,067メートルから、噴煙がわずかに見える。
「乗鞍岳」。2015年3月17日撮影。
左から2番目のピークが、最高峰の剣ヶ峰3,026メートル、
その左は、大日岳3,014メートル。
乗鞍岳は、右(北)から左(南)に、噴火して移動してきた。
「焼岳~穂高連峰」。2015年3月17日撮影。
乗鞍岳の右に、Y焼岳、K笠ヶ岳、S霞沢岳、
N西穂高岳、O奥穂高岳、M前穂高岳が広がる。
「桜に北アルプス」、2015年5月3日掲載。
「桜に北アルプス」。大町市、2015年4月24日撮影。
雪を抱く北アルプスに、満開の桜を撮ることができた。
左が爺ヶ岳と、鹿島槍ヶ岳。
「北アルプスは順番競争」。鷹狩山、2015年4月24日撮影。
車で鷹狩山の展望台へ来て、北アルプスの白い屏風を眺めていた。
地元、大町市の小学3年生が、ハイキングで上がって来た。
「ボクが先だよ」と、望遠鏡に飛びついた瞬間。
「菜の花に北アルプス」、2015年5月17日掲載。
「もやが立つ幻の池」。中山高原、2015年5月11日撮影。
春の雪解けにできる「幻の池」を眺めていると、
一本桜に陽が当たり始めて、池に映った。
そして、奥の菜の花も見えてきた。
もやが立ちこめてきて、カモが舞い降りた。
もやがなくなると、無防備になったカモは飛び去った。
6時半開始、幻の池の、10分のショーだった。
「乗鞍高原の善五郎の滝に虹」、2015年5月31日掲載。
「乗鞍岳と善五郎の滝」、2015年5月22日撮影。
乗鞍岳と善五郎の滝に、同時に陽が当たった。
何度も訪れたが、初めてだった。7時57分、「滝見台」から。
「残雪の涸沢カール」、2015年6月14日掲載。
「涸沢カールの春の訪れ」、2015年6月21日掲載。
「涸沢カール」。2015年6月1日撮影。
奥は前穂高岳3,090メートル。
T吊尾根から左に、前穂高岳のⅠ峰~Ⅵ峰が続く。
T吊尾根の右は、奥穂高岳3,190メートルに連なる。
標高2,309メートルの涸沢ヒュッテから、アイゼンを着けて、
涸沢カールを上がってきた、標高2,500メートル付近。
急斜面を滑り落ちないように、実はビビりながら撮った。
「奥穂高岳」。2015年5月31日撮影。
夕食の前に、涸沢ヒュッテのテラスから、奥穂高岳を眺めていた。
まばゆい雲が、奥穂高岳から飛び出した。冬のどんよりした雲ではない。
春を通り越して、夏のような空だった。午後5時42分。
「涸沢岳」。2015年5月31日撮影。
夕食をすませて、涸沢ヒュッテのテラスから、夕闇が迫る涸沢岳を眺めていた。
午後7時、涸沢岳は、ピンクのグラデーションの中に浮かび上がった。
「北穂高岳」。2015年6月2日撮影。
朝、暗いうちに、涸沢ヒュッテから、涸沢カールに飛び出した。
朝5時、北穂高岳3,106メートルに陽が当たってきた。
バックのたなびく雲が、北穂高岳を引き立てた。
「美ヶ原高原のレンゲツツジ2015年」、2015年6月28日掲載。
「レンゲツツジの赤い壁」。袴腰(はかまごし)、2015年6月13日撮影。
満開のレンゲツツジと、白樺のコントラストが強烈だった。
「急きょ1泊の唐松岳」、2015年7月11日。
「雷鳥」。唐松岳、2015年7月2日撮影。
雷鳥の母親が、岩の上に陣取って、クゥ、クゥと鳴いている。
バラバラにヒョコ、ヒョコといるヒナを誘導している。
「ここは、私のテリトリーよ! 邪魔しないで」
と、言っているようだ。
ヒナは岩の向うに隠れた。母親も悠然と去った。
雷鳥を見るのは、御嶽山についで2度目だが、
岩の上に陣取って、堂々としている雷鳥を見た。
「剱岳」。2015年7月3日撮影。
唐松岳頂上山荘の朝食は7時から。
その前に、唐松岳に登った。前日に続き2度目。
朝6時、朝焼けの雲を背景に、剱岳は全容を見せてくれた。
切り立っている。雄大で、峻厳だ!
「唐松岳と不帰ノ嶮Ⅲ」。2015年7月3日撮影。
手前はミヤマダイコンソウ。
唐松岳は、高山植物が豊富だった。
クロユリが群落で、谷をのぞき込むように咲いていた。
「槍ヶ岳は高山植物のお出迎え」、2015年8月2日掲載。
「槍ヶ岳をもっと楽しみたい」、2015年8月9日掲載。
「槍ヶ岳と高山植物」。2015年7月24日撮影。
東鎌尾根を下りたところで、夕方の槍ヶ岳の変化を眺めていた。
バックがピンクになった午後3時10分。手前の高山植物と槍ヶ岳を撮った。
「前穂高岳」。2015年7月25日撮影。
朝3時半、まだ暗いうちに殺生ヒュッテを出て、
ライトを点けて東鎌尾根に登った。そして、夜明けを待った。
朝5時、明るくなり始めると、前穂高岳が浮かび上がってきた。
恐竜の背中のようだ。奥は、中央アルプス。
「富士山」。2015年7月25日撮影。
富士山が朝焼けの雲に浮かぶ。朝5時。
右は南アルプスで、左は甲斐駒ヶ岳、右端は北岳。
「四阿山のミネウスユキソウ」、2015年9月6日掲載。
「ミネウスユキソウとヤマハハコ」。2015年8月5日撮影。
エーデルワイスに近い種類の、ミネウスユキソウ(左)と、
ヤマハハコ(右)が、隣どうしで咲いていた。
ほかにも探すと、いくつかあった。
「白馬三山に登りたい」、2015年10月4日掲載。
「白馬三山の紅葉」、2015年10月11日掲載。
「大出原は紅葉の穴場」、2015年10月18日掲載。
「杓子岳」。2015年9月28日撮影。
白馬岳にある白馬山荘から、かなり下りた。
道はないから、やぶこぎをした。そして、
杓子岳が急峻になるアングルで撮った。
「大出原の紅葉」。2015年9月29日撮影。
白い山肌に黄、赤、茶が広がり、屏風のようにある山。
スケールが大きい。白馬鑓ヶ岳の大出原は、紅葉の穴場。
「露天風呂」。白馬鑓温泉小屋、2015年9月30日撮影。
標高2,100メートルからのご来光は人気で、7人の先客。朝5時半。
あとからも、入ってくる。熱い湯に冷たい風が、心地よい。
「秋色をまとった白馬鑓ヶ岳」。2015年9月30日撮影。
白馬鑓温泉小屋から猿倉荘へ下りる途中だった。
晴れてくれて、紅葉の白馬鑓ヶ岳を見ることができた。
「志賀高原の木戸池と田ノ原湿原の紅葉」、2015年10月25日掲載。
「田ノ原湿原の紅葉」。2015年10月8日撮影。
奥の黒い山はガスっているが、
手前の湿原の紅葉、白樺の紅葉、
そして、囲う山の紅葉に、陽が刺した。
「乗鞍高原の大カエデの紅葉」、2015年11月1日掲載。
「大カエデの紅葉」。2015年10月14日撮影。
シーズン初めての冠雪で白い乗鞍岳に、
真っ赤に燃えた大カエデ、そして、快晴の青空。
この3つがそろう紅葉は、何年に一度というから、ラッキーだ!
「上高地の大正池から河童橋の紅葉狩り」、2015年11月8日掲載。
「穂高連峰と大正池」。2015年10月23日撮影。
朝7時半、穂高連峰には陽が当たってきた。
右下の大正池には、まだ陽が当たっていない。
「穂高連峰」。2015年10月23日撮影。
赤く燃えた湿原の先に、穂高連峰。田代池付近から。
上高地を代表する景色として、見逃せない。
「信州の季節の変化は高いところから」、2015年11月15日掲載。
「もみじ湖の紅葉」。2015年10月27日撮影。
紅葉は、標高850メートルまで下りてきて、
もみじ湖の1万本のもみじが迎えてくれた。
もみじ並木の赤と黄が、山までいざなうようだ。
「噴火から1年の御嶽山」、2015年11月29日掲載。
「朝焼けの御嶽山」。御岳湖、2015年11月21日撮影。
御嶽山の頂上は雲に覆われていた。
少し待ってみると、頂上が現れてくれた。朝6時37分。
「思い出の写真2015年」は、
アンコール・ワットのほかは、雪山、桜、菜の花、雪渓、
レンゲツツジ、雷鳥、高山植物、紅葉、初冠雪…と、
信州の季節の変化を、追いかけているようだ。
2015年も、「季節の変化」に、
訪問いただきまして、ありがとうございました。
これから、年末年始の休暇に入ります。
それでは、良い年の瀬と新年をお迎えください。
写真は、事実を伝える。
それに、文章よりも多くを語る。
それで、写真、表は907枚と多くなった。
この中から、「思い出の写真2015年」として、
思い出深い写真、めずらしい写真、35枚を選んだ。
ブログを掲載した順番に並べる。
「アンコール・ワットを見たい」、2015年2月8日掲載。
「朝のアンコール・ワット」。2014年11月26日撮影。
カンボジアへ行って、アンコール・ワットを見たかった。
朝食前に出かけたが、8時、雨が上がってくれて、
朝のアンコール・ワットを見ることができた。
「北アルプスを見たい」、2015年2月1日掲載。
「白馬三山」。2015年1月13日撮影。
JR白馬駅の東、廃止となったスキー場を、スノーシューで登る。
白馬三山(しろうまさんざん)が浮かび上がっている。
左から白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ) 2,903メートル、
杓子岳(しゃくしだけ) 2,812メートル、
白馬岳(しろうまだけ) 2,932メートル。
「いい山だな!」と眺めていた。
秋になって、この白馬三山を、2015年9月28日から2泊3日で、
単独で縦走するが、このときはまだ、計画はなかった。
「鹿島槍ヶ岳はスキー場から」、2015年3月8日掲載。
「鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳」。2015年2月16日撮影。
そそり立つ鹿島槍ヶ岳(右)と爺ヶ岳(左)を眺めていた。
リフトで、4人のボーダーが上がってきた。
「素晴らしい眺めだ! 早く滑ろう」
と、はやる気持ちを抑えるように、ボードを装着し始めた。
「西穂高から富士山を見る」、2015年4月12日掲載。
「槍ヶ岳」。2015年3月27日撮影。
スノーシューで単独、西穂山荘に向かっていた。
1か月前の2015年2月9日の吹雪とはちがって、快晴だった。
松本から見る槍ヶ岳とは、反対側を見ることができた。右に大喰岳、中岳。
夏の2015年7月22日に、この槍ヶ岳に単独で登るが、
このときはまだ、計画はなかった。
「富士山」。独標(どっぴょう)の近くから、2015年3月27日撮影。
1か月前の2015年2月9日のグループ登山では、吹雪で視界はまったくなかった。
残念だった。2回目は単独で挑戦した。快晴だった。そして、富士山が浮かび上がった。
富士山の右は、南アルプスの甲斐駒ヶ岳2,967メートル。
「両方とも登った山だ!」と、うれしくて眺めていた。
「前穂高岳と明神岳」。独標の近くから、2015年3月27日撮影。
左が前穂高岳3,090メートル、右は明神岳2,931メートル。
天気に恵まれて、峻厳な世界を見ることができた。
「野麦峠スキー場から御嶽山と乗鞍岳を見る」、2015年4月5日掲載。
「御嶽山」。2015年3月17日撮影。
野麦峠スキー場から、御嶽山と乗鞍岳を、同時に見ることができる。
リフトで、一番上まで上がって、スノーシューを着けて、
2,130メートル付近を歩き回った。快晴だった。
左のとんがった剣ヶ峰3,067メートルから、噴煙がわずかに見える。
「乗鞍岳」。2015年3月17日撮影。
左から2番目のピークが、最高峰の剣ヶ峰3,026メートル、
その左は、大日岳3,014メートル。
乗鞍岳は、右(北)から左(南)に、噴火して移動してきた。
「焼岳~穂高連峰」。2015年3月17日撮影。
乗鞍岳の右に、Y焼岳、K笠ヶ岳、S霞沢岳、
N西穂高岳、O奥穂高岳、M前穂高岳が広がる。
「桜に北アルプス」、2015年5月3日掲載。
「桜に北アルプス」。大町市、2015年4月24日撮影。
雪を抱く北アルプスに、満開の桜を撮ることができた。
左が爺ヶ岳と、鹿島槍ヶ岳。
「北アルプスは順番競争」。鷹狩山、2015年4月24日撮影。
車で鷹狩山の展望台へ来て、北アルプスの白い屏風を眺めていた。
地元、大町市の小学3年生が、ハイキングで上がって来た。
「ボクが先だよ」と、望遠鏡に飛びついた瞬間。
「菜の花に北アルプス」、2015年5月17日掲載。
「もやが立つ幻の池」。中山高原、2015年5月11日撮影。
春の雪解けにできる「幻の池」を眺めていると、
一本桜に陽が当たり始めて、池に映った。
そして、奥の菜の花も見えてきた。
もやが立ちこめてきて、カモが舞い降りた。
もやがなくなると、無防備になったカモは飛び去った。
6時半開始、幻の池の、10分のショーだった。
「乗鞍高原の善五郎の滝に虹」、2015年5月31日掲載。
「乗鞍岳と善五郎の滝」、2015年5月22日撮影。
乗鞍岳と善五郎の滝に、同時に陽が当たった。
何度も訪れたが、初めてだった。7時57分、「滝見台」から。
「残雪の涸沢カール」、2015年6月14日掲載。
「涸沢カールの春の訪れ」、2015年6月21日掲載。
「涸沢カール」。2015年6月1日撮影。
奥は前穂高岳3,090メートル。
T吊尾根から左に、前穂高岳のⅠ峰~Ⅵ峰が続く。
T吊尾根の右は、奥穂高岳3,190メートルに連なる。
標高2,309メートルの涸沢ヒュッテから、アイゼンを着けて、
涸沢カールを上がってきた、標高2,500メートル付近。
急斜面を滑り落ちないように、実はビビりながら撮った。
「奥穂高岳」。2015年5月31日撮影。
夕食の前に、涸沢ヒュッテのテラスから、奥穂高岳を眺めていた。
まばゆい雲が、奥穂高岳から飛び出した。冬のどんよりした雲ではない。
春を通り越して、夏のような空だった。午後5時42分。
「涸沢岳」。2015年5月31日撮影。
夕食をすませて、涸沢ヒュッテのテラスから、夕闇が迫る涸沢岳を眺めていた。
午後7時、涸沢岳は、ピンクのグラデーションの中に浮かび上がった。
「北穂高岳」。2015年6月2日撮影。
朝、暗いうちに、涸沢ヒュッテから、涸沢カールに飛び出した。
朝5時、北穂高岳3,106メートルに陽が当たってきた。
バックのたなびく雲が、北穂高岳を引き立てた。
「美ヶ原高原のレンゲツツジ2015年」、2015年6月28日掲載。
「レンゲツツジの赤い壁」。袴腰(はかまごし)、2015年6月13日撮影。
満開のレンゲツツジと、白樺のコントラストが強烈だった。
「急きょ1泊の唐松岳」、2015年7月11日。
「雷鳥」。唐松岳、2015年7月2日撮影。
雷鳥の母親が、岩の上に陣取って、クゥ、クゥと鳴いている。
バラバラにヒョコ、ヒョコといるヒナを誘導している。
「ここは、私のテリトリーよ! 邪魔しないで」
と、言っているようだ。
ヒナは岩の向うに隠れた。母親も悠然と去った。
雷鳥を見るのは、御嶽山についで2度目だが、
岩の上に陣取って、堂々としている雷鳥を見た。
「剱岳」。2015年7月3日撮影。
唐松岳頂上山荘の朝食は7時から。
その前に、唐松岳に登った。前日に続き2度目。
朝6時、朝焼けの雲を背景に、剱岳は全容を見せてくれた。
切り立っている。雄大で、峻厳だ!
「唐松岳と不帰ノ嶮Ⅲ」。2015年7月3日撮影。
手前はミヤマダイコンソウ。
唐松岳は、高山植物が豊富だった。
クロユリが群落で、谷をのぞき込むように咲いていた。
「槍ヶ岳は高山植物のお出迎え」、2015年8月2日掲載。
「槍ヶ岳をもっと楽しみたい」、2015年8月9日掲載。
「槍ヶ岳と高山植物」。2015年7月24日撮影。
東鎌尾根を下りたところで、夕方の槍ヶ岳の変化を眺めていた。
バックがピンクになった午後3時10分。手前の高山植物と槍ヶ岳を撮った。
「前穂高岳」。2015年7月25日撮影。
朝3時半、まだ暗いうちに殺生ヒュッテを出て、
ライトを点けて東鎌尾根に登った。そして、夜明けを待った。
朝5時、明るくなり始めると、前穂高岳が浮かび上がってきた。
恐竜の背中のようだ。奥は、中央アルプス。
「富士山」。2015年7月25日撮影。
富士山が朝焼けの雲に浮かぶ。朝5時。
右は南アルプスで、左は甲斐駒ヶ岳、右端は北岳。
「四阿山のミネウスユキソウ」、2015年9月6日掲載。
「ミネウスユキソウとヤマハハコ」。2015年8月5日撮影。
エーデルワイスに近い種類の、ミネウスユキソウ(左)と、
ヤマハハコ(右)が、隣どうしで咲いていた。
ほかにも探すと、いくつかあった。
「白馬三山に登りたい」、2015年10月4日掲載。
「白馬三山の紅葉」、2015年10月11日掲載。
「大出原は紅葉の穴場」、2015年10月18日掲載。
「杓子岳」。2015年9月28日撮影。
白馬岳にある白馬山荘から、かなり下りた。
道はないから、やぶこぎをした。そして、
杓子岳が急峻になるアングルで撮った。
「大出原の紅葉」。2015年9月29日撮影。
白い山肌に黄、赤、茶が広がり、屏風のようにある山。
スケールが大きい。白馬鑓ヶ岳の大出原は、紅葉の穴場。
「露天風呂」。白馬鑓温泉小屋、2015年9月30日撮影。
標高2,100メートルからのご来光は人気で、7人の先客。朝5時半。
あとからも、入ってくる。熱い湯に冷たい風が、心地よい。
「秋色をまとった白馬鑓ヶ岳」。2015年9月30日撮影。
白馬鑓温泉小屋から猿倉荘へ下りる途中だった。
晴れてくれて、紅葉の白馬鑓ヶ岳を見ることができた。
「志賀高原の木戸池と田ノ原湿原の紅葉」、2015年10月25日掲載。
「田ノ原湿原の紅葉」。2015年10月8日撮影。
奥の黒い山はガスっているが、
手前の湿原の紅葉、白樺の紅葉、
そして、囲う山の紅葉に、陽が刺した。
「乗鞍高原の大カエデの紅葉」、2015年11月1日掲載。
「大カエデの紅葉」。2015年10月14日撮影。
シーズン初めての冠雪で白い乗鞍岳に、
真っ赤に燃えた大カエデ、そして、快晴の青空。
この3つがそろう紅葉は、何年に一度というから、ラッキーだ!
「上高地の大正池から河童橋の紅葉狩り」、2015年11月8日掲載。
「穂高連峰と大正池」。2015年10月23日撮影。
朝7時半、穂高連峰には陽が当たってきた。
右下の大正池には、まだ陽が当たっていない。
「穂高連峰」。2015年10月23日撮影。
赤く燃えた湿原の先に、穂高連峰。田代池付近から。
上高地を代表する景色として、見逃せない。
「信州の季節の変化は高いところから」、2015年11月15日掲載。
「もみじ湖の紅葉」。2015年10月27日撮影。
紅葉は、標高850メートルまで下りてきて、
もみじ湖の1万本のもみじが迎えてくれた。
もみじ並木の赤と黄が、山までいざなうようだ。
「噴火から1年の御嶽山」、2015年11月29日掲載。
「朝焼けの御嶽山」。御岳湖、2015年11月21日撮影。
御嶽山の頂上は雲に覆われていた。
少し待ってみると、頂上が現れてくれた。朝6時37分。
「思い出の写真2015年」は、
アンコール・ワットのほかは、雪山、桜、菜の花、雪渓、
レンゲツツジ、雷鳥、高山植物、紅葉、初冠雪…と、
信州の季節の変化を、追いかけているようだ。
2015年も、「季節の変化」に、
訪問いただきまして、ありがとうございました。
これから、年末年始の休暇に入ります。
それでは、良い年の瀬と新年をお迎えください。