季節の変化

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思い出の写真2016年

2016-12-25 00:01:00 | Weblog
2016年に、ブログ「季節の変化」に掲載した写真と表は734枚だった。








734枚の中から、「思い出の写真2016年」として、
珍しい写真、印象深い写真、20枚を選んだ。
掲載した順番に見ていく。

雨氷は牙とアイスキャンディ」、2016年2月14日掲載。
雨氷(うひょう)を見聞きするのは、初めて。
樹氷(じゅひょう)でもなく、霧氷(むひょう)でもない。

2016年2月6日。塩嶺峠で。奥は鷲ヶ峰(わしがみね)。
枝は、アイスキャンディになり、牙が垂れ下がっていた。
アイスキャンディと牙の重みで、枝は垂れ下がり、
下を向く牙は、横を向いていた。(ウヒョウ! )

「御嶽山の不易の滝は氷結」、2016年3月6日掲載。
流れ落ちていた滝は、氷結していた。

2016年2月27日。御嶽山の霊峰ラインで。
周囲は、岩の割れ目から、しみ出た水が、つららになっている。

踊るしだれ栗」、2016年3月27日掲載。
しだれ栗が、影と手を取り合って、踊っている。

2016年2月10日。小野。
雪の舞台が準備されていた。

霧ヶ峰から見る冬山」、2016年4月3日掲載。
雪を抱いた北アルプスが、くっきりと浮かび上がった。

2016年3月17日。車山から。
H穂高連峰、Y槍ヶ岳、J常念岳、O大天井岳(おてんしょうだけ)。
車山からは、ほかに、御嶽山、中央アルプス、富士山、南アルプス、
八ヶ岳、浅間山、北信五岳、と360度の眺望があった。

善五郎の滝の氷の輪」、2016年4月17日掲載。
滝壷に、氷の輪ができている。

2016年3月22日。乗鞍高原で。
手前の、滝壷にかかる氷の橋を渡って、対岸から眺めた。

福寿草北アルプス」、2016年5月1日掲載。
福寿草が、「春が来たよ! 」と、北アルプスに呼びかけている。

2016年3月27日。美麻(みあさ)、大町市。
雪を抱く鹿島槍ヶ岳は、「まだまだ、厳しい冬だよ! 」と、返している。

エベレストをトレッキングで見る」、2016年5月15日掲載。
エベレストは、すごい雪煙だ。

2016年4月19日。ホテル・エベレスト・ビューから。
立っていられないと思う強風だ。

「ホテル・エベレスト・ビューからヒマラヤの眺め」、2016年5月22日掲載。
ヒマラヤの群青に、満月の白が冴える。

2016年4月20日、夕方6時35分。ホテル・エベレスト・ビューから。
ダイニング・ルームで食事をしていると、
「満月が上がってきた!
と、アメリカ人が、わざわざ伝えに来てくれた。
豚カツを中断して、あわててテラスに出ると、
満月が、氷のスフィンクス、カンテガから出て、
右のタムセルクの崖を上がっていく。
「ヒマラヤで満月! 」、ラッキーだった。

クンデピークからヒマラヤを眺める」、2016年5月29日掲載。
アマ・ダブラムは、世界で最も美しい山の一つという。

2016年4月19日。ホテル・エベレスト・ビューから。
「塔を造り、下部はえぐって、氷河を残せ!
と、創造主に言われて創った、アマ・ダブラム?
⇒アマラプ・ツァと、槍先のような→ミンブラ。

テンギラギタウの下方の氷河。

2016年4月20日。クンデピークから。
クンデピークからは、あちこちにある氷河を見ることができる。

エベレスト街道の花と山」、2016年6月19日掲載。
大きな木に、着生のランが、咲いていた。

2016年4月17日。エベレスト街道で、標高2,700メートル付近。
「ちょうど、咲いたよ! 」、と言っている。

朝陽はコンデ・リを浮かび上がらせ、やがて、ナムチェの村を照らした。

2016年4月19日。標高3,600メートル付近から。
エベレスト街道で最大の街、ナムチェ。
エベレスト登山隊が、最後に装備を準備するところ。
チベットとの交易路にあり、ナムチェ・バザールが開催される。

奥穂高岳のモルゲンロート」、2016年9月25日掲載。
モルゲンロートは、こんなに、赤くなるのか!

2016年9月1日、朝5時20分。涸沢カールから。
「待っていた! 登ってくれ! 」と、奥穂高岳は言っている。翌朝は、
⇒穂高岳山荘を暗いうちに出て、奥穂高岳、3,190メートルに登る。

モルゲンロートが終わると、池の平に陽が当たってきた。
奥穂高岳と涸沢岳が、池に浮かび上がった。

2016年9月1日、朝6時3分。涸沢カールで。⇒は穂高岳山荘。

「奥穂高岳の陽の変化」、2016年10月2日掲載。
陽が射してきて、日本アルプスの女王、槍ヶ岳が目覚めた。

2016年9月2日、朝5時25分。奥穂高岳から。
暗い中、ライトを点けて、奥穂高岳に登ってきて、よかった!

「ウェストンの日本アルプス絶賛の地、保福寺峠」、2016年10月23日掲載。
「この素晴しいパノラマに目を楽しませているあいだに、
午後の日はまもなく暮れて、夜の帳(とばり)がおりた」
と、ウェストンが言う光景を、125年後に見ている。

2016年10月15日、夕方5時9分。保福寺峠から。
N乗鞍岳、S霞沢岳、M前穂高岳、O奥穂高岳、R涸沢岳、K北穂高岳、J常念岳、Y槍ヶ岳。

徳本峠と霞沢岳」、2016年10月30日掲載。
「徳本峠からの展望は、日本で一番雄大な眺望の一つ」
と、ウェストンが言う眺望を、味わっている。

2016年10月20日、徳本峠の見晴台から。
N西穂高岳、O奥穂高岳、J明神岳、M前穂高岳。

霞沢岳から見る、穂高連峰と上高地の清水屋ホテル。

2016年10月21日。霞沢岳から。
ウェストンは上高地で、▼清水屋ホテルを定宿にしていた。
左上の西穂高岳の稜線にある▽は西穂山荘、岳沢にある▽は岳沢小屋。

槍、穂高を眺める」、2016年12月11日掲載。
夕暮れに、槍、穂高が浮かぶ。手前のすすきも、夕陽を浴びた。

2016年12月8日、夕方4時23分。高ボッチから。H穂高連峰、Y槍ヶ岳、J常念岳。
昼に、高ボッチに上がってきた。
雲に覆われた、槍、穂高が現れるのを待った。
雲が消えて、さらに夕暮れまで待つと、空に赤みが射してくれた。

「河童橋から明神の紅葉」、2016年12月18日掲載。
熟達者向けの明神岳。

2016年10月22日。明神館の近くから。
▼明神岳Ⅴ峰、2,726メートル、▼明神岳Ⅳ峰、▼明神岳、2,931メートル。
一般向けの登山道はなく、ルートを探しながら岩登りをする山、明神岳。

「思い出の写真2016年」は、
初めての体験や、珍しい20枚で、
2016年の思い出をたどる写真になっている。

2016年も、「季節の変化」に、
訪問いただきまして、ありがとうございました。
年末年始が近づいています。良い年の瀬と、新年をお迎えください。
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河童橋から明神の紅葉

2016-12-18 00:02:00 | Weblog
上高地の、河童橋から明神紅葉
河童橋

2016年10月22日。
河童橋を左に渡り、梓川の右岸に沿って、明神へ紅葉狩り。

高地の地図。穂高神社奥宮のリーフレットから。

明神では、穂高神社奥宮に入って、明神池を見る。
明神池を出て、明神橋を渡り、梓川の左岸へ。
明神館の近くから、明神岳を仰ぎ見る。
河童橋から明神までの3キロは、
通常は、1時間ほどのところ、
4時間の紅葉狩りになった。

河童橋から、梓川の上流を見ると、穂高連峰がそそり立つ。

▼西穂高岳、2,909メートル、▼ジャンダルム、3,163メートル、
▼奥穂高岳、3,190メートル、吊尾根を経て、▼前穂高岳、3,090メートル、
頭が見える▼明神岳、2,931メートル、▼明神岳Ⅴ峰、2,726メートル。

河童橋から、梓川の下流を振り返ると、
焼岳、2,455メートル。


梓川右岸を、上流に歩き始める。
が出迎えてくれる。


岳沢(だけさわ)湿原の先に、六百山(ろっぴゃくさん)、2,470メートル。


後方に、焼岳が見える。

遊歩道から外れた、梓川のほとりで、
焼岳を眺めながら、パンとチーズを食べていた。
すると、「山が好きです」と、香港の人が寄ってきた。
香港では、山歩きしているという。
「日本の紅葉を見たい」
と、香港で旅行社と旅程を決めて、やってきた。
「上高地の後は、乗鞍高原へ行く」という一人旅。

日本アルプスを世界に紹介した、
ウェストンについては、知っていて、
上高地で、ウェストンのレリーフを見たという。

ウェストンは、上高地をベースにして、日本アルプスに登っている、
上高地の山開きは、6月のウェストン祭から始まる…と、話をしながら、
日本で買ったというデジタルカメラで、構図を決め、紅葉の写真を撮り、
見せあいながらの、ゆっくりした紅葉狩りになった。

遊歩道


六百山を背景に、の競演。

黄の優勢勝ち。

左の山側は、木の奥に


梓川と紅葉

梓川に下りて、動と静を眺める。

主張する


六百山を背景に、が誇る。


どうだ! という


梓川と


孤独

どうなっているのだろう? 来年も、持ちこたえているのかな? 

明神岳が見えてきた。

左は2,263メートル峰と、右は明神岳Ⅴ峰、2,726メートル。

穂高神社奥宮

拝観料300円を払って、明神池を見る。

明神池

奥は、明神岳Ⅴ峰。

明神池


明神池


明神池


明神池


紅葉に見入る。

去りがたい!

明神池を出て、梓川にかかる明神橋を渡って、

対岸の梓川左岸へ行くと、明神館

明神岳には、一般向けの登山道は整備されていない。
ルートを見つけながら岩登りをするという、熟達者向けになっている。

明神岳を、大きく見るには、
明神館からすぐ先の、徳本峠への分岐点へ行く。

▼明神岳Ⅴ峰、2,726メートル、▼明神岳Ⅳ峰、▼明神岳、2,931メートル。
もし、ヘルメットをかぶり、ハーネス(安全ベルト)や、ザイルを、
持っていたならば、明神岳を目指す人だろう。装備が違う。

河童橋から明神まで、上高地の紅葉と、明神岳を眺めた。
香港の人と、話をしながらの紅葉狩りは楽しかった。
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槍、穂高を眺める

2016-12-11 00:01:15 | Weblog
125年前、ウォルター・ウェストンは、
槍ヶ岳と穂高連峰を、つぎのように言っている。
槍ヶ岳からの眺めは、日本では最も広大で、最も荒涼たる光景の一つである」
穂高岳は、日本アルプスの中で、最も長く続く登攀である」

前回の、「ウェストンが見る槍、穂高」、2016年11月26日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/2e15570683825ed792774a3f897aa8f1
では、ウェストンが、日本アルプスから眺めた槍、穂高を見てきた。
今回は、日本アルプス以外から、「槍、穂高を眺める」。

槍、穂高を眺めるのは、つぎの8か所。
 <場 所>      <槍ヶ岳からの距離>
1)霧ヶ峰/諏訪市、茅野市 55.24キロ、
2)日本の中心、鶴ヶ峰/辰野町 47.27キロ、
3)野麦峠スキー場/松本市 33.74キロ、
4)美ヶ原/松本市 43.97キロ、
5)守屋山/諏訪市 58.17キロ、
6)弘法山/松本市 33.21キロ、
7)松本城/松本市 30.97キロ、
8)高ボッチ/塩尻市  42.20キロ。
槍ヶ岳からの距離は、Googleマップで測定。

1)霧ヶ峰から見る、槍、穂高。

2016年3月17日、朝9時50分。
冬の晴れた日、槍、穂高がクッキリと浮かび上がる。
H穂高連峰。奥穂高岳は3,190メートル、
Y槍ヶ岳、3,180メートル、J常念岳、2,857メートル。

霧ヶ峰から見る、穂高連峰。

2016年3月17日、朝8時59分。
N西穂高岳、2,909メートル、▼明神岳、2,931メートル、
▼ジャンダルム、3,163 メートル、O奥穂高岳、3,190メートル、
R涸沢岳、3,110メートル、K北穂高岳、3,106メートル。
その右は、大キレットを経て、南岳に連なる。

霧ヶ峰から見る、槍ヶ岳。

2016年3月17日、朝9時。
▼南岳、3,033メートル、▼中岳、3,084メートル、。
▼大喰岳(おおばみだけ)、3,101メートル、Y槍ヶ岳、J常念岳。

霧ヶ峰から見る、朝陽を浴びる槍、穂高。

2015年11月5日、朝6時28分。

2)日本の中心、鶴ヶ峰から見る、槍、穂高。

2015年12月7日、11時28分。
H穂高連峰、Y槍ヶ岳。

日本の中心、鶴ヶ峰から見る、穂高連峰。

2015年12月7日 月曜日、11時14分。
N西穂高岳、▼ジャンダルム、O奥穂高岳、
▼前穂高岳、▼涸沢岳、K北穂高岳、大キレットを経て、▼南岳。

日本の中心、鶴ヶ峰から見る、槍ヶ岳。

2015年12月7日、11時31分。
K北穂高岳、、大キレットを経て、
▼南岳、▼中岳、▼大喰岳、Y槍ヶ岳。

日本中心の標


3)野麦峠スキー場から見る、焼岳~穂高連峰。

2015年3月17日、朝9時33分。
V焼岳、2,455 メートル、K笠ヶ岳、2,898 メートル、
S霞沢岳、2,646 メートル、N西穂高岳、O奥穂高岳、M前穂高岳。

野麦峠スキー場から見る、穂高連峰。

2015年3月17日、12時22分。
N西穂高岳、▼間ノ岳(あいのだけ)、2,907メートル、
▼天狗ノ頭2,909メートル、▼ジャンダルム、
O奥穂高岳、吊尾根を経て、M前穂高岳。

4)美ヶ原から見る、槍、穂高。

2015年6月13日、朝6時20分。思い出の丘から。レンゲツツジが咲くころ。
H穂高連峰、Y槍ヶ岳。常念岳は、Y槍ヶ岳の手前で、重なっている。

美ヶ原から見る、穂高連峰。

2015年11月16日、12時26分。王ヶ鼻から。穂高連峰は、雪が乗っている。
N西穂高岳、M前穂高岳、O奥穂高岳、R涸沢岳、K北穂高岳、
大キレットを経て、▼南岳。

美ヶ原から見る、槍ヶ岳。

2015年11月16日、1時25分。王ヶ鼻から。
▼南岳、▼中岳、▼大喰岳、Y槍ヶ岳、J常念岳。
王ヶ鼻からは、J常念岳は、Y槍ヶ岳の右に見える。

5)守屋山から見る、槍、穂高。

2011年11月10日、11時43分。
H穂高連峰、Y槍ヶ岳。

6)弘法山から見る、槍ヶ岳。

2016年4月8日、1時45分。アルプスを見ながら、お花見。
▼大滝山、2,616メートル、⇒槍ヶ岳、J常念岳、▼大天井岳。

7)松本城から見る、槍ヶ岳、常念岳。

2014年2月22日、10時55分。
⇒槍ヶ岳、J常念岳。

松本城の天守閣から見る、槍ヶ岳、常念岳。

2014年2月22日、12時2分。
⇒槍ヶ岳、J常念岳、▼横通岳(よことおしだけ)、2,767メートル、
▼東天井岳(ひがしてんしょだけ)、2,814メートル、
▼大天井岳(おてんしょうだけ)、2,922メートル。

8)高ボッチから見る、槍、穂高。

2016年12月8日、2時19分。
H穂高連峰、Y槍ヶ岳、J常念岳。右端は、大天井岳。

高ボッチから見る、穂高連峰。

2016年12月8日、2時20分。
▼西穂高岳、▼明神岳、▼前穂高岳、O奥穂高岳、
▼涸沢岳、K北穂高岳、大キレットを経て、▼南岳。

高ボッチから見る、槍ヶ岳。

2016年12月8日、2時19分。
▼南岳、▼中岳、▼大喰岳、Y槍ヶ岳。

高ボッチから見る、夕暮れの槍、穂高。

2016年12月8日、夕方4時23分。
H穂高連峰、Y槍ヶ岳、J常念岳。

山歩きは、1,000メートル~2,000メートル級から始まった。
3,000メートル級を見ると、「自分には無理だ! 」と眺めていた。
けれども、写真は撮っていた。槍、穂高は、美しかったし、あこがれだった。

だんだんと、山登りに慣れてきた。地図を見ながら、
単独でも登山ができるようになった。
槍ヶ岳には、2015年に登って、
「槍ヶ岳は高山植物のお出迎え」を受けた。
奥穂高岳と前穂高岳には、2016年に登って、
「奥穂高岳の陽の変化」を眺め、
「穂高連峰のお気に入り」を得た。

槍、穂高に、あこがれて、眺めていた写真が、
1)霧ヶ峰、
2)日本の中心、、鶴ヶ峰、
3)野麦峠スキー場、
4)美ヶ原、
5)守屋山、
6)弘法山、
7)松本城。

槍、穂高に登ったあとで撮った写真が
8)高ボッチ。

「ウェストンが見る槍、穂高」、を掲載したことをきっかけに書いた、
今回の「槍、穂高を眺める」は、「あそこに登ったんだ! 」と、
槍、穂高を懐かしんで、眺めている。
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