季節の変化

活動の状況

鹿島槍ヶ岳が見えるところ

2017-09-24 00:03:10 | Weblog
鹿島槍ヶ岳が見えるところ。
あこがれの鹿島槍ヶ岳に登った。2017年8月28日。

鹿島槍ヶ岳は双耳峰で、
左が南峰、2,889メートル。右が北峰、2,842メートル。
⇒冷池山荘を通って、布引山を越えて、鹿島槍ヶ岳に登る。

鹿島槍ヶ岳に登る前は、
「いい山だな! 」と、見ていた。
鹿島槍ヶ岳が見えるところを、いくつか振り返ってみる。

大町市の鷹狩山、1,164メートルから。2004年11月23日、7:30。

爺ヶ岳(左)と、鹿島槍ヶ岳が、朝焼けの空に浮かび上がる。
13年後に、この爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳に登るとは、思っていなかった。
格好がいい、それに高いから、写真に撮っておこう、ということだった。

松本市の虚空蔵山(こくぞうさん)、1,139メートルから。2005年11月10日。

左から、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。

麻績村(おみむら)の聖山(ひじりやま)、1,447メートルから。2005年12月1日。

左から、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。
手前の木に、霧氷。

松本市の保福寺町(ほふくじまち)から。2007年5月21日。

J爺ヶ岳、Y鹿島槍ヶ岳、G五竜岳。
右端は、白馬三山の一つ、▽白馬鑓ヶ岳。

塩尻市の片丘から。2009年1月7日。

J爺ヶ岳、Y鹿島槍ヶ岳、G五竜岳、S白馬三山。
S白馬三山は左から、▽白馬鑓ヶ岳、▽杓子岳、▽白馬岳。
手前の堤は、中央高速道。

安曇野市の、あづみ野 やまびこ自転車道から。2010年4月8日。

2010年4月8日。
鹿島槍ヶ岳にいざなうように、やまびこ自転車道が走る。

大町市の運動公園の近くから。2011年1月8日。

爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳は、田んぼからそそり立つようだ。

大町市の中山高原から。2011年9月8日。

NHKの朝の連続ドラマ、「おひさま」の舞台になったところ。
ツアー客で、にぎわう。高原には、ソバの花が咲き、
爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳の雪は消えている。

大町市の鹿島槍スキー場から。2015年2月16日。

ボーダーは、鹿島槍ヶ岳を目がけて滑降する。
雄壮な気分になる。

大町市の中山高原から。2015年5月11日。

2011年9月8日ではソバだった、
今回の春は、菜の花に代わっていた。
鹿島槍ヶ岳、五竜岳には、雪は残っている。
丘の白樺は、3本あったが折れて、1本になっていた。

大町市の八坂、相川展望台、1,167メートルから。2015年5月11日。

相川トンネルを過ぎると、目の前に、爺ヶ岳~五竜岳が現れる。

白馬岳、2,932メートルから。2015年9月28日。

鹿島槍ヶ岳は、左の▼北峰と、右の▼南峰。
白馬鑓ヶ岳の奥になる。

日本の中心、辰野町の鶴ヶ峰、1,277メートルから。2015年12月7日。

鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬三山。

大町市の新行(しんぎょう)、グラウンドから。2015年12月20日。

雪化粧をして、新年を待つばかり。

大町市の美麻(みあさ)から。2016年3月27日。

「春が来たよ! 」と、福寿草。
「まだまだ、厳しい冬だよ! 」と、鹿島槍ヶ岳と五竜岳。

塩尻市の高ボッチ、1,665メートルから。2016年12月8日。

すでに雪を抱く山並み、爺ヶ岳~白馬三山が、
松本盆地の先に、屏風のようにある。

安曇野市の長峰山、933メートルから。2016年12月18日、7:01。

爺ヶ岳~白馬三山の、モルゲンロート。

小川村の立屋展望台の近く、773メートルほどから。2017年4月24日。

里山の桜に、仁科三山(爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳)。

大町市の美麻(みあさ)、大藤(おおふじ)、
850メートルほどから。2017年4月24日、5:18。

鹿島槍ヶ岳、五竜岳が目を覚ました。

大町市の霊園から。2017年4月24日。

鹿島槍ヶ岳~五竜岳に桜。大町ならではの光景になる。

小川村のアルプス展望広場、810メートルほどから。2017年5月2日、18:29。

鹿島槍ヶ岳の夕暮れ。

松本市の美ヶ原高原、2,034メートルから。2017年5月29日、4:54。

爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳のモルゲンロート。

鹿島槍ヶ岳を、初めに見てから、登るまで13年。
この間、いろんなところから、眺めてきた。
山、展望台、町、自転車道…から。

鹿島槍ヶ岳は変化した。
時に、朝焼けがあり、夕焼けがあった。
季節が変わると、雪が融け、花が咲いた。
福寿草、桜、菜の花、ソバの花。

鹿島槍ヶ岳は、眺めてもいい山だ!
際立つ双耳峰が、「いつでも、見に来てくれ!
出かけると、鹿島槍ヶ岳の季節の変化を、見ることになった。

訪れる参考になればと、期日を記しました。
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鹿島槍ヶ岳からの眺め

2017-09-17 00:04:30 | Weblog
鹿島槍ヶ岳からの眺め
鹿島槍ヶ岳は、双耳峰の山容がきれいだ。それに、
名前に「槍ヶ岳」と付いているから、登ってみたい山だった。
鹿島槍ヶ岳五竜岳

大町市の美麻(みあさ)、大藤(おおふじ)から。2017年4月4日。

その鹿島槍ヶ岳に、つぎの日程で登った。
2017年8月27日: 扇沢、1,433メートル ⇒ 柏原新道 ⇒ 種池山荘、2,450メートル。
 柏原新道の登りは、バテた。この日は熱かった。汗で、グッショリ。
 種池山荘にたどり着いて、生ビール。うまかった!
2017年8月28日: 種池山荘 ⇒ 爺ヶ岳、2,670メートル
 ⇒ 冷池山荘 ⇒ 布引山 ⇒ 鹿島槍ヶ岳、南峰
 ⇒ 鹿島槍ヶ岳、北峰 ⇒ 鹿島槍ヶ岳、南峰
 ⇒ 布引山 ⇒ 冷池山荘。
2017年8月29日: 冷池山荘 ⇒ 爺ヶ岳を巻いて ⇒ 種池山荘 ⇒ 扇沢。

鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳からは、360度の眺望があった。

針ノ木岳。爺ヶ岳から。

2017年8月28日。
P扇沢駅に駐車して、V扇沢沿いを上がって、
種池山荘にきた。それから、爺ヶ岳に登った。

R蓮華岳、K針ノ木岳、Sスバリ岳、A赤沢岳、N鳴沢岳、I岩小屋沢岳。
奥は、D大天井岳、H穂高連峰、Y槍ヶ岳、U薬師岳。
K針ノ木岳の左奥から顔を出すのは、水晶岳だろうか?

種池山荘と爺ヶ岳の位置関係。布引山から。

⇒種池山荘の左に爺ヶ岳が続く。
爺ヶ岳の3つのピークは、S南峰、左に中峰、北峰。
鹿島槍ヶ岳へは、爺ヶ岳に登り、手前の布引山を経由して、上がってくる。
⇒種池山荘の奥の山は、R蓮華岳、その左奥は、D大天井岳。


穂高連峰と槍ヶ岳。爺ヶ岳から。

M前穂高岳、O奥穂高岳、Y槍ヶ岳。左手前は、D大天井岳。
種池山荘からは隠れていたが、爺ヶ岳に上がるにつれて、
浮かび上がってくるから、うれしくなる。

西
立山~剱岳。爺ヶ岳から。

⇒は種池山荘。
T立山、R剱岳。M真砂岳、B別山、I池平山(いけのたいらやま)。
屏風のようにそそり立つ、この山並みは壮観だ。
鹿島槍ヶ岳に来て、良かった!


鹿島槍ヶ岳。爺ヶ岳から。

鹿島槍ヶ岳が、悠然と構えている。
双耳峰で、左が南峰、右が北峰。
⇒冷池山荘、→テント場を通って南峰に登る。
険しさはないが、長い登りだ。バテ気味だった。

鹿島槍ヶ岳の北峰。南峰から。

→吊尾根を経て、鹿島槍ヶ岳の北峰へ、
→吊尾根の左は、⇒キレット小屋を経て、五竜岳に通じる。

南峰から北峰を往復したが、南峰からの下りは、
一変して険しくなった。そして、北峰から、
南峰の登りを見ると、「槍」らしくなる。
鹿島槍ヶ岳の南峰

南峰に登る道が、右上に見える。「槍」らしい、険しい登りで、
鹿島槍ヶ岳に、「槍」と付いていることを実感する。
急な上り下りは、バテずに、なんともなかった。
高度がかせげるから、むしろ、歓迎である。
手前の沢には、雪が残っている。

鹿島槍ヶ岳から、を眺める。
五竜岳

鹿島槍ヶ岳の南峰から、北峰を目指して、右下の登山道に下りる。
北峰の手前にある吊尾根から、⇒キレット小屋を経て、G五竜岳へ。

G五竜岳の奥は、白馬三山で、
Y白馬鑓ヶ岳、その奥にピークだけが黒く見えるのがS白馬岳。
杓子岳は、Y白馬鑓ヶ岳とS白馬岳の間にあるが、
Y白馬鑓ヶ岳の陰で見えない。
左は、▽旭岳。
S白馬岳の右は、小蓮華山、白馬乗鞍岳が続く。
さらに右奥は、北信五岳。

鹿島槍ヶ岳から見た、Y白馬鑓ヶ岳とS白馬岳の位置関係は、
白馬岳から、鹿島槍ヶ岳方向の眺めたのが、役に立った。

2015年9月28日。
中央奥の双耳峰が鹿島槍ヶ岳で、左が▽北峰、右が▽南峰。
鹿島槍ヶ岳の右に、▽穂高連峰と▽槍ヶ岳が見える。
白馬三山は、手前がD杓子岳、奥がY白馬鑓ヶ岳。
この白馬岳から眺めた位置関係や形状から、
Y白馬鑓ヶ岳、S白馬岳を判別した。


北信五岳。種池山荘から。

T焼山、H火打山、M妙高山。

富士山。種池山荘から。

Aは八ヶ岳の赤岳、F富士山、Kは南アルプスの甲斐駒ヶ岳。

鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳から、東西南北を見回してきた。
この中から印象深い光景を拾い上げてみる。

種池山荘立山。爺ヶ岳から。

2017年8月28日、6:51。
種池山荘の赤い屋根が、黒い森に映える。
種池山荘に見送られて、鹿島槍ヶ岳に登る。

立山~剱岳。冷乗越から。

冷乗越は、爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳の間にある。
この間は、立山~剱岳を横に見ながらの、快適な山歩きになる。

立山は王妃! 剱岳は王! のようだ。
氷河が、ちゃんと護衛している。
立山。爺ヶ岳から。

2017年8月28日、8:49。
G御前沢(ごぜんざわ)氷河。

剱岳。爺ヶ岳から。

2017年8月28日、8:46。
S三ノ窓氷河、K小窓氷河。

冷池山荘爺ヶ岳。冷池山荘のテント場付近から。

鹿島槍ヶ岳を登り終えた。そして、爺ヶ岳を見ながら、
冷池山荘へ戻る。ヤマハハコが迎えてくれた。

ブロッケン現象は、冷池山荘の手前で出逢った。

2017年8月28日、15:47。
「ブロッケン現象だ! 」と、叫びたかった。
冷池山荘に着いて、生ビール! ブロッケン現象に乾杯!

夕食後にも、ドラマがあった。
夕暮れの立山~剱岳。冷池山荘のテント場から。

2017年8月28日、18:38。
夕陽が剱岳に沈む。そして、雲が焼けてきた。
上から、青い空、赤く焼けた雲、立山~剱岳の黒いベルトが広がる。

「きれいな山だ! 」と眺め、
「槍ヶ岳」と名が付く山に登ってみたかった、鹿島槍ヶ岳は、
北峰から上り下りする南峰に、「槍」の険しがあった。
鹿島槍ヶ岳では、ブロッケン現象と出逢うことができた。

鹿島槍ヶ岳からは、360度の眺望があった。
そして、立山~剱岳のビューポイントだった。 
屏風のようにそそり立つ威容は、朝晩変化した。
昼は「氷河を見てくれ! 」と誇り、
夕暮れは、「焼ける雲を見てくれ!
と、ショーを演じてくれた。
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鹿島槍ヶ岳から見る立山と剱岳の氷河

2017-09-10 00:00:55 | Weblog
鹿島槍ヶ岳から見る、立山剱岳氷河
扇沢から、柏原新道を上がって、⇒種池山荘へ。
翌日、爺ヶ岳に登り、振り返ると、
立山~剱岳の全容が浮かび上がってくる。

2017年8月28日、7:56。
T立山、R剱岳。M真砂岳、B別山、I池平山(いけのたいらやま)。

爺ヶ岳に登ったあとは、鹿島槍ヶ岳を目指す。

⇒冷池(つめたいけ)山荘、2,410メートル。→テント場。
⇒冷池山荘、→テント場を通って、B布引山、2,683メートルを超える。
そして、双耳峰の鹿島槍ヶ岳のS南峰、2,889メートルと、N北峰、2,842メートルに登る。

全体の日程はつぎ。
2017年8月27日: 扇沢、1,433メートル ⇒ 柏原新道 ⇒ 種池山荘、2,450メートル。
2017年8月28日: 種池山荘 ⇒ 爺ヶ岳、2,670メートル
 ⇒ 冷池山荘 ⇒ 布引山 ⇒ 鹿島槍ヶ岳、南峰
 ⇒ 鹿島槍ヶ岳、北峰 ⇒ 鹿島槍ヶ岳、南峰
 ⇒ 布引山 ⇒ 冷池山荘。
2017年8月29日: 冷池山荘 ⇒ 爺ヶ岳を巻いて ⇒ 種池山荘 ⇒ 扇沢。

爺ヶ岳を下りてから、鹿島槍ヶ岳に登るときに見る立山~剱岳

「雄大だな!
鹿島槍ヶ岳は、T立山とR剱岳から、等距離にある。

「いい眺めですね!
通りがかりの登山者と言葉を交わした。すると、
「ここからは、氷河が良く見えます」
と、言う。立山、剱岳には、詳しそうだ。
それに、ここ鹿島槍ヶ岳は、馴染みのようだ。

氷河と言われて、知りたくなる。
雪渓があるのはわかるが、どれが氷河なのか、わからない。すると、
「立山では、G御前沢雪渓が、氷河です」

立山は左から、▽雄山(おやま)、▽大汝山(おおなんじやま)、
▽富士ノ折立(ふじのおりたて)が続く。M真砂岳。
「G御前沢(ごぜんざわ)氷河は、▽雄山の下にあります」
と、指で示しながら、説明してくれた。

つぎに、剱岳の氷河。
「剱岳では、S三ノ窓雪渓と、K小窓雪渓が、氷河です」

「S三ノ窓氷河は、▽八ツ峰の右で、▽小窓ノ王との間です」
「K小窓氷河は、▽小窓ノ頭と、I池平山(いけのたいらやま)との間です。
そう言われて、▽八ツ峰、▽小窓ノ王、▽小窓ノ頭を、知ることになった。

「Cは長次郎雪渓で、最初に剱岳に登った宇治長次郎が、
この雪渓から登った伝説から、長次郎雪渓と呼ばれています」
「長次郎雪渓は、氷河ではない」
と、説明してくれた。

日本に残るという、3つの氷河を、じっくりと眺めた。
融けずに、流動していて、2012年に氷河と認められたという。
意識して氷河を、しげしげと見たのは、ここ鹿島槍ヶ岳からが初めてだ。

以前に唐松岳に登って、立山~剱岳を眺めたことを思い出した。

2015年7月3日、6:13。
この時は、氷河を、意識しなかった。
R剱岳の山容は、尖り、大きく見えた。
「威容だ、雄大だ!
と、現れてくれた姿に感激していた。

唐松岳からは、
R剱岳を、やや右から見ることになる。
このために、氷河の一部が隠れてしまう。

氷河を見るならば、鹿島槍ヶ岳からの方が、わかり易い。
鹿島槍ヶ岳から見る立山と剱岳は、
「氷河を見てくれ!
とばかりに、鹿島槍ヶ岳の方を向いている。

そして、立山~剱岳の夕暮れ。

2017年8月28日、18:38。
⇒冷池山荘で夕食を済ませて、ライトを持って外に飛び出した。
→テント場に上がると、剱岳に陽が沈む。
やがて、立山まで染まってきた。
氷河が、薄れていった。

立山の夕暮れ。


剱岳の夕暮れ。


鹿島槍ヶ岳から、立山と剱岳の氷河を、正面から眺めることができる。
言葉を交わした登山者が、氷河の説明してくれたから、
しげしげと、氷河を眺めることができた。
ありがとうございました。

鹿島槍ヶ岳では、さらに、ごほうびがあった。
立山と剱岳は、夕暮れのショーを演じてくれた。
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鹿島槍ヶ岳でブロッケン現象

2017-09-03 00:03:58 | Weblog
鹿島槍ヶ岳ブロッケン現象

2017年8月28日、15:48。
手前の白は、登山道の脇のヤマハハコ。

ブロッケン現象に出逢ったのは、偶然だった。
登山道は尾根道、その東側に、ヤマハハコがあった。

2017年8月28日、15:47。
「霧が背景とは、高山植物らしくて、いいじゃないか!
と思いながら、しゃがみ込みで、ヤマハハコを撮っていた。

すると、背景の霧が、ぼんやりと赤い。
立ち上がると、輪になった!
「ひょっとして、ブロッケン現象?」
それで、撮ったのが、最初の写真。

体を左右に、揺らしてみた。すると、
後光の中の陰も左右に揺れる。
私に後光が射している!

2017年8月28日、15:48。
赤い後光の内側は青く、外側は、
ぼんやりと赤い輪が、2重、3重に広がる。

まさか、ブロッケン現象に出逢うとは、思っていなかった。
ブロッケン現象とは、山の頂上で、霧の中にできるものと思っていた。

大声で、叫びたくなった。
ブロッケン現象だ!
ほかの人にも、喜びを伝えたい。
しばらく待った、が、だれも通らない。

そのうちに、薄い雲が、太陽をさえぎると、
後光は、ぼんやりと薄くなってきた。
そして、神秘のショーは終わった。

場所は、鹿島槍ヶ岳

手前の爺ヶ岳を下りて、鹿島槍ヶ岳に向かうところから。2017年8月28日、9:10。

⇒冷池(つめたいけ)山荘、2,410メートルに寄って、
予約してあることを告げて、チェックインを済ませる。
重いザックを預けて、軽いザックで、鹿島槍ヶ岳に登る。

→テント場を過ぎて ⇒ B布引山
⇒ 鹿島槍ヶ岳のS南峰、2,889メートルに登る。
⇒ N北峰、2,842メートルに登り ⇒ S南峰に引き返し
⇒ B布引山を経由して ⇒ 冷池山荘にもどる。

ブロッケン現象は、下山のときだった。
→テント場の下、⇒冷池山荘の上で出逢った。
⇒冷池山荘の夕食は、午後5時。それまでに戻るが、
→テント場で、時刻は午後3時40分ころ。
「あと数分で⇒冷池山荘に着くから、余裕だ」
と思いながら、尾根道を下りていた。
そのときに見つけたヤマハハコ

2017年8月28日、15:46。
下から、仰ぎ見るようにして、霧に浮かぶヤマハハコを撮っていた。

鹿島槍ヶ岳、登山の全体の日程はつぎ。
2017年8月27日: 扇沢、1,433メートル ⇒ 種池山荘、2,450メートル。
2017年8月28日: 種池山荘 ⇒ 爺ヶ岳、2,670メートル
 ⇒ 冷池山荘、2,410メートル ⇒ 布引山、2,683メートル
 ⇒ 鹿島槍ヶ岳、南峰、2,889メートル ⇒ 鹿島槍ヶ岳、北峰、2,842メートル
 ⇒ 鹿島槍ヶ岳、南峰 ⇒ 布引山 ⇒ 冷池山荘。
 ブロッケン現象は、⇒冷池山荘のすぐ上で。
2017年8月29日: 冷池山荘 ⇒ 爺ヶ岳を巻いて ⇒ 種池山荘 ⇒ 扇沢。

鹿島槍ヶ岳でブロッケン現象を見ることができた!
ヤマハハコが導いてくれた!
うれしかったね!

2017年8月28日、15:49。
体をくねらせて、眺めた。

ブロッケン現象を体験できたほかに、謎ときも試みた。
尾根道で、片側に霧が発生して、反対側が晴れれば、
霧がスクリーンになり、太陽が光源になる。
ブロッケン現象のチャンス!

参考になればと、場所と時間を記しました。
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