『三国志』（映画メモ）

『三国志』（2008年、ダニエル・リー監督）

三国志の時代に活躍した蜀の将軍・趙雲を主人公にした作品。

若くして武功をあげ、とんとん拍子に出世する趙雲（アンディ・ラウ）は常勝将軍と呼ばれるようになる。しかし、過去の栄光の中に生きることを嫌う趙雲は、魏との闘いの指揮をとるが…

正直言うと、この映画、かなり脚色されていて、途中から観るのが嫌になってしまった。その時、趙雲の口から次のような名セリフが。

「私は常勝将軍と言われてきたが、勝利があれば敗北がある」
「天が定めた運命を生きただけだ」

本当の言葉かどうかは別にして、胸に響いた。

なお、なつかしいサモ・ハン・キンポーなども出演しており、太鼓を使った音楽も新鮮で、それなりに楽しめた。