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『ジェイン・オースティンの後悔』(映画メモ)

『ジェイン・オースティンの後悔』(2008年、ジェレミー・ラヴァリング監督)

女性の職業人が少なかった19世紀初頭、英国で活躍した作家ジェイン・オースティン。『高慢と偏見』などの作品で有名らしい。

ジェイン(オリヴィア・ウィリアムズ)は、ある人からのプロポーズを断ってから母や姉と独身暮らし。小説執筆に夢中になり、気づいたら中年になっていたジェイン。姪の結婚相談を機に、「これでよかったのか?」と自分の人生を振り返るという物語である。

「この人生が必要だった。思っていたより、はるかに幸せ。もったいないほど」という言葉が響いた。

自分の才能を磨くことと、家庭を持つこと。女性にとってこの二つを両立することは難しい。ワーク・ファミリー・バランスの問題について考えさせられた。
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