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『キューポラのある街』(映画メモ)


『キューポラのある街』(1962年、浦山桐郎監督)

吉永小百合の気迫ある演技に、わし掴みにされてしまった。

舞台は鋳物工場が立ち並ぶ埼玉県川口市。ちなみに、キューポラとは直立煙突のこと。

中学3年のジュン(吉永小百合)は、学力優秀なのだが、職人の父ちゃんがリストラにあったり、お母さんに子どもが生まれたり、小学生の弟がグレかかったり、不良に襲われかけたり、いろいろ大変な状況に陥る。

そんな逆境に負けずに、人生に立ち向かうジュンを見ていると、素直に感動してしまうのであった。

今まで、お嬢様俳優なイメージのあった吉永小百合さんの印象が180度見方が変わった(というより、吉永小百合の映画を観るのはこれが初めてなのだが・・・)。

この映画は間違いなく「名作」である。







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