松尾睦のブログです。個人や組織の学習、書籍、映画ならびに聖書の言葉などについて書いています。
ラーニング・ラボ
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PDCAと経験学習
先日、QC活動が盛んなIT企業の改善発表会を見学する機会に恵まれた。
QCの7つ道具を駆使した改善活動は大変有効だなと感じた。
と同時に、やはりPDCAサイクルと経験学習サイクルは違うこともわかった。PDCAの場合には、計画(P)に対する評価(C)が行われるわけだが、発表を聞いていると、「目標値と実績値の差」や「改善点」のみに着目した「狭い振り返り」になっていたからだ。
スキルには「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」の3種類があるが、QCの場合には、テクニカルスキルの改善にばかり焦点が当てられ、ヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルの学びが引き出されていない傾向が見られた。
QC活動は定量的に物事を捉えるという利点があるがゆえに、定量的に捉えられない側面に目が行かないという問題も含んでいるようである。
PDCAサイクルを活性化するためには、評価(C)のステップにおける「振り返りの幅」を広げる必要がある、と思った。
QCの7つ道具を駆使した改善活動は大変有効だなと感じた。
と同時に、やはりPDCAサイクルと経験学習サイクルは違うこともわかった。PDCAの場合には、計画(P)に対する評価(C)が行われるわけだが、発表を聞いていると、「目標値と実績値の差」や「改善点」のみに着目した「狭い振り返り」になっていたからだ。
スキルには「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」の3種類があるが、QCの場合には、テクニカルスキルの改善にばかり焦点が当てられ、ヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルの学びが引き出されていない傾向が見られた。
QC活動は定量的に物事を捉えるという利点があるがゆえに、定量的に捉えられない側面に目が行かないという問題も含んでいるようである。
PDCAサイクルを活性化するためには、評価(C)のステップにおける「振り返りの幅」を広げる必要がある、と思った。
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