みどりの野原

野原の便り

11月18日 あそび広場 荒天

2023年11月18日 | Weblog

あそび広場1日目
農産物の品評会や販売などもあり賑やかに開催のはずが・・

朝から雨、始まってからも雨がひどく、テントからの雨漏りや時に風も吹きこむ。

当然お客様も少なくて淋しい。


草花の展示


そんな中、来てくださる方もあって・・


可愛い作品を作って帰られたのがうれしい。
ご主人もシュロバッタに挑戦された。

例年なら他のブースもちょっと覗いたりする楽しみもあるのだが・・
そんな気分の余裕もなかった。

午後から、欠席できない用事があり、私は帰らせてもらったが、あまりの荒天にしばらくしてあそび広場は中止にされたそうだ。

明日、もう1日あるので、天気を祈るしかない。

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11月17日 うちの庭 

2023年11月17日 | Weblog

うちの庭
ちょうど見ごろの時になかなか撮れず、多くは咲き終わり気味。


ツワブキ


センリョウ

実をつけたナンテンもあるので、お正月に使えるか?

ベランダ


フォーカリア四海波


ムラサキゴテン 咲き終わり気味


イソギク又はハナイソギク 満開


赤くゆであがったタコノアシ まだ弾けていない果実


期待のマスクメロン 前面にひび模様が入った。
種からなのでひびが入るとは思っていなかった。
直径8㎝ ここまでかな。 葉が少し枯れてきた。

ヒメノウゼンカズラ 咲き続けている。
ベランダのマルバアサガオも咲き続く。果実もできてきた。
カラスノゴマは果実 フジバカマ 花 ナギナタコウジュ 細々と咲く。

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11月16日 飛鳥駅~キトラ四神の館 切り絵 ニセシマニシキソウ(訂正あり)・アカハネオンブバッタ・イヌマキ胎生種子・タカサゴユリ・サフラン・ヒヨドリジョウゴ・ハイビスカスローゼル 

2023年11月16日 | Weblog

昨日の真冬日とは打って変わって、上着いらずの小春日。
このコースは久しぶりに歩く。
今日は観察会に参加ですが、先日見た青いパパイヤとフェイジョアがあれば紹介しようと夢販売所に立ち寄った。
初めて見た人もあって、見るだけのつもりがみなさんお買い物もされた。

車通りの少ない野道を目的のキトラ古墳 四神の館までゆっくり歩いた。

途中で見たもの。


シマニシキソウ。ニセシマニシキソウ(後日判明したので訂正)
ごく狭い範囲に群生。
先日、明日香では初めて見て、今日で2度目。
かなり広がっていそうだ。


オンブバッタを捕まえて見たら・・アカハネオンブバッタだった。

イヌマキの垣根にまだ実がついていた。


赤くなっている花床(花托)その上部につながって緑色の種子。
そこから根が出ているものがいくつかあった。
樹上にありながら発芽を始めた「胎生種子」といわれるもの。


タカサゴユリの枯れた果実 果皮裂片をつなぐ細い糸
一気に種が飛んでいかないようになっているらしい。
その糸の繊細さ、植物のかしこさにいつも感心する。


あそび広場に使うカキの色づいた落ち葉を拾う。
きれいだけれど、この模様は円星落葉病の病斑だ。


畑の奥にサフランが咲いているのが見えた。
遠いが、赤い雌しべも見えた。雌しべはサフランライスに使う。

笹薮ではチッチッ・・とウグイスの笹鳴きが聞こえた。


垣根に絡んだヒヨドリジョウゴのルビー色の果実
ヒヨドリジョウゴは有毒とされるが、ネットで見ると「ウグイスが食べている写真」が出てきた。
本当に食べるのか、誰かに確かめてみたい。


アキニレにテントウムシの仲間 これもナミテントウなのか?
友達によると、ナミテントウ 紅型らしいです。
よく見る「黒地に橙色の点模様が2つ」のナミテントウもそばにいた。


途中でお弁当をたべて、四神の館に到着。
キトラ古墳壁画発見40周年記念 「飛鳥コスモロジー 切り絵作家 望月めぐみの宝石箱」を鑑賞。(11月末まで)


天文図の下に置かれた「小宇宙」と題する切り絵。


天井に描かれた天文図・4方の四神の映像の周りなどに繊細な切り絵がちりばめられていた。

ここで自由解散になっていたので、壺阪山駅に向かう。


畑に植えられていた、ハイビスカスローゼル

畑の持ち主さんがおられたので、実を少しいただいた。


ハイビスカスの仲間で、花の後、ガクと苞が肥厚する。
たくさんあるのが苞。赤いガクが果実を包む。
ガクと苞をハイビスカスティーに利用する。


丸いのがガクに包まれていた果実  枯れた果実と種


ハイビスカスティーはこれを乾燥したもの。家に残っている。


きれいな飲み物になる。酸味があるので、蜂蜜などを入れる。
無かったのでお砂糖を入れて飲んだ。
甘酸っぱくておいしい。

ネットで見ると、ハイビスカスローゼルはお茶の他、いろんな使い方があるようだ。若葉も食用になり、茎からは繊維が取れるとか。
活け花に利用されているのをよく見る。

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11月12日 橿原周辺 万葉植物を見ながら史跡めぐり

2023年11月12日 | Weblog

万葉植物を巡る野外講座に参加


天神大橋を渡った向こうには「牟佐坐神社」(見瀬町)
孝元天皇が即位した「軽 境原宮」伝承地。


麓には柿本人麻呂の歌碑がある。
妻が死にし時に泣血哀慟して作る歌2首 併せて短歌
この内の、長歌の一部が刻まれている。
それには、「・・亡くなった後、奥さんがいつも来ていたという軽の市に来てみたが、声も聞こえず、似た人もいず、どうしようもなく名を呼んで袖を振ってみた」

妻の面影を追って「軽の市」に行ってみるとは。切ない気持ちが伝わるけれど・・
長歌の前半には「いつも会いたいと思うけれど、人目につくし、度々行くのも人に知られるしと次に会うことを思っている内に使いのものから亡くなったことを聞き・・」とある。
人目を偲ぶ妻だったのか。

国道169号線を西へ、丸山古墳へ。


こんもり見える丸山古墳後円部


墳丘へ登り道。初めて登る。

丸山古墳
6世紀後半の築造。全長310mある前方後円墳 
全国の前方後円墳では6番目の大きさ。県内で最大。
両袖式横穴式石室の中に2基の刳抜式家型石棺が収まっているという。
あまりに大きいため、全体像がわからず、円墳と考えられていた時代もあったらしい。
全体像がわからなかったからか?前方部の西側が国道169号線に切り取られている。


登り着いたのは、広~い草地。ここは丸山古墳の前方部の上らしい。
見晴らしがよく、四方の山が見渡せた。
ブルーシートのかかった植山古墳も見えた。


麓には周濠の名残のようなところもあった。


法輪寺(軽寺跡)   大軽町
境内から飛鳥時代あるいは白鳳時代と思われる古瓦が発見されている。
ひっそりした所だが、天武天皇の頃にはかなりの規模のある寺で栄えていたよう。
平安時代に吉野詣をした関白藤原道真がこの寺を宿としたという話からも伺える。


すぐ近くにある春日神社「応神天皇 軽嶋豊明 宮跡」の石柱。
応神天皇はここで崩御されたという。
・・なのに、御陵が羽曳野市にあるのはなぜかな?


本命寺(石川精舎跡)
敏達天皇13年(584)百済から鹿深臣が持ち帰った「弥勒の石像」を蘇我馬子が石川の家に安置した。「馬子の宿禰、亦、石川の宅にして、仏殿をつくる。仏法の初、これより作(おこ)れり」 これが仏法の始まり・・
う~~ん。[仏教伝来最初の寺 向原寺]の話とこんがらがって・・??


剣池(現石川池)のそばに出た。
右に見えるのが「孝元天皇剣池嶋上陵」
応神天皇11年に池を造る。
皇極天皇3年(644)剣池の中に1茎に2個の花をつけたハスが咲き、豊浦大臣(蘇我蝦夷)が蘇我臣の吉兆と喜んだ(日本書記)
・・が、翌年、乙巳の変で蘇我氏は滅んでしまう。

池は後年拡張された農業用溜池で、池の中に杭があり、宮内庁と所有を分けていると聞いたことがある。

池の堤の歌碑「軽の池を泳ぎ回る鴨ですらも玉藻の上に独りで寝ることはないだろうに」との紀皇女の歌碑を見て、堤を降りる。


田んぼの向こうの木立のあたりは、舒明天皇が岡本宮が消失した後、百済宮へ移るまでの間、皇居とされた「厩坂宮・厩坂寺跡推定地」という。
栗畑になっている民有地。前に行ったことがある。 今日は遠見。

橿原神宮へ。
深田池のそばで弁当をたべる。


七五三祝いの衣装の子供、家族連れが目立つ。
橿原神宮のマスコットキャラクタ―「やたちゃん・かこちゃん」初めて見た。

ちょうど見ごろの菊花展を見つつ・・北神門を出る。

万葉集に歌われる「みつながしわ」は「カクレミノ」の説もあるが、磐姫皇后がわざわざ熊野まで行って採って帰ろうとしたとのことなので、私は「オオタニワタリ」の説に1票入れよう。

東大谷日女命神社に立ちより、若桜友苑へ。


イヌセンブリが植え広げられて満開だ。


大久保公民館あたりは、桜児(さくらこ)伝説の地 歌碑が建つ。
2人の男が桜児を巡って激しく争い、それを嘆いて自ら命を絶ったという桜児
2人の男が悲しんで歌を作ったという。
その1首「春さらば かざしにせむとわが思いし 桜の花は散り去にしかも」って、後で嘆いても・・。


国源寺(大窪寺跡)   大久保町
大窪寺のものと推定される塔の心礎があったらしいが見逃し。


ジュズサンゴを植えている家があった。


やさしい香りのヒイラギの花 あちこちで見た。

万葉集に歌われる植物として、うはぎ(ヨメナ)・かへるて(カエデ)・くくみら(ニラ)・さかき(サカキ)・つるばみ(クヌギ)・ひさぎ(アカメガシワ)・をばな(ススキ)などの説明があった。

空模様が怪しくなってきて、畝傍御陵前駅で解散

今日は丸山古墳の上に初めて登った。
軽寺跡・石川精舎跡・大窪寺跡も初めて行った。
そのあたりは歩いたことがなく、また歩いてみようと思った。

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11月11日 平群ハイキング&芋ほり

2023年11月11日 | Weblog

毎年恒例になっている秋の楽しみ。
東山駅から平群までハイキング&芋ほり


駅から少し歩いた所から木立に入り階段をず~っと下っていくと、こんな渓谷が現れる。
駅からほんの30分ほどのところ。竜田川ではあるが、平地で見る竜田川とはずいぶん違う。
昔、お百姓さんの馬鍬(まぐわ)と牛がこの川に飲み込まれ上がってこなかったことから「まぐわ淵」と言われるようになったという。


ナンキンハゼの紅葉。例年より他の木の紅葉は遅い。


山道に入るところに地蔵堂がある。
周りには、周辺から集められたような石仏。赤い前垂れもまだ新しい。
お堂を覗くと1つの石に刻まれた2体のお地蔵さまがおわした。

下って里に出る。


介護施設の軒にトックリ型のコシアカツバメの空の巣が並んでいた。


キク畑かと思いきや、踊りハボタンの畑だった。
去年までは確かキク畑だったような気がする。
平群は小菊の栽培が盛んなところ。
他にもハボタンと小菊を栽培しておられる畑もあった。


紀氏神社


紀氏神社 拝殿 式内大社で、周辺の3大字の氏神様。
よく見てこなかったが、3つの座小屋があるらしい。


サクラの木の根元に木クズが溜まっている。
クビアカツヤカミキリの食害か?


長屋王の妃、吉備内親王の墓


長屋王墓

皇位継承に絡み謀反の疑いをかけられ、妃や4人の皇子と共に自殺に追い込まれた悲劇の王。


岩井の辻の石仏 
『屋形の中の3体の中央は「船形地蔵立像」徳川綱吉が第5代将軍になった年、元和元年5月(1680年)建立
向かって右は「山形名号板碑」天和2年9月(1682)建立。
向かって左は
四国88ヵ所石仏の「第68番 讃岐の国 七宝山神恵院」の「船形阿弥陀如来 板碑」砂岩性製。
いつ誰が建てたか不明』(説明板による)


そして、お昼前、今日の目的地、この会のメンバーさんの畑に到着。

お弁当を食べた後、畑で焼いた安納芋の焼き芋をいただいた。
ねっとりと甘いこと。

ご厚意で、今年もサツマイモ・サトイモ掘りをさせてもらい、ユズを収穫し、ネギやキクイモもいただいて、リュック満杯。
駅まで送っていただいてありがたかった。

次の日さっそく小芋をユズみそ煮にしていただいた。
大根を買ってきてユズダイコンも作った。
サツマイモは1・2本保存して、お正月のきんとんに使う予定だ。

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11月9日 飛鳥 ニセシマニシキソウ(訂正あり)・ツルウメモドキ・カナムグラ・ノアズキ・コシロノセンダングサ・・

2023年11月09日 | Weblog

午後から出かける予定があり、午前中の観察会だけ参加。

ホトケノザ・タンポポ・ハルノノゲシ・ノアザミ・・野道に咲く花は季節不明。
以前には見られなかった野草も増えている。


コシロノセンダングサ 
コセンダングサに似るが白い舌状花を付けているものが多い。
交雑種と思われるアイノコセンダングサらしきものも時々見る。


ノアズキ 捻じれて果実を弾き飛ばした果皮が残っていた。


荒地を覆ったカナムグラ。1年草だ。
雌花の花穂は、ビールの製造に使われるホップとそっくり。
同じカラハナソウ属で近縁だが、香りや苦みはないらしい。


ツルウメモドキが繁茂 まだ果皮は割れていない。


クマツヅラ 
どこから来たのか、数年前からこの辺に生えている。

そして、この場所で初めて見たのは・・


シマニシキソウ ニセシマニシキソウ(後日判明したので訂正します)
果実になっていた。頭状花序は茎先のみにつく。
ニセシマニシキソウというのは初めて教えてもらった。

シマニシキソウは何回も見ている。
初めて見たのは2004年沖縄・2007年沖縄・2008年マダガスカル・2011年台湾・2013年マレーシア・2013年大阪公立大学付属植物園・2016年橿原市・2017年御所・2017年ボルネオ・2018年御所・2018年・伊勢斎宮跡・2019年石垣島・2019年インドネシア・2020年桜井市

今年2023年10月長居植物園内で、今まで見られなかったニセシマニシキソウが見つかったと現物を見せてもらった。
今日見たのもニセシマニシキソウのようだ。


近くでは群生していた。

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11月7日 チャンチン? リュウキュウマメガキ? マルバヌスビトハギ・ケヤブハギ・タツナミソウ

2023年11月07日 | Weblog

下見に同行。


チャンチン? 
黄葉した葉だから?匂いはなかった。
新芽の時の赤い葉を見たい。


マルバヌスビトハギ


ケヤブハギ 葉の両面に毛があった。


タツナミソウ
仲間はいくつかあるが、タツナミソウには茎に開出毛があると教えてもらった。


リュウキュウマメガキ?
手の届かないところにある。果実が黒っぽく熟しているものも見える。
マメガキは熟すと甘いが、リュウキュウマメガキは渋いらしい・・どちらか確かめてみたいなあ。

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11月6日 葉っぱのアート

2023年11月06日 | Weblog

緑地公園へ。工作部会に参加。

緑地公園駅で集合。
落ち葉拾いをしながら歩く。


駅近く。ケヤキやサクラなどが色づき始め。


落ち葉の道 ケヤキ トウカエデ サクラなど。


植え込みの上に、クマゼミの産卵痕のいっぱい付いた枯れ枝が落ちていた。
地面に置いてやった。


休憩所の机の上で作業

見本も準備してくれてあった。

見本から子供でも作れそうなものを2つ作った。
イベントで使えるかな?






これはオリジナル
黄色と緑が段になったイチョウの葉を拾ったので、チョウチョにしてみた。


みんなの作品

上にボンドを薄く塗ると、長く色が保てると聞いたのでやってみよう。

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11月5日 くっつき虫

2023年11月05日 | Weblog

二上山でくっつき虫植物の観察

コセンダングサ・アメリカセンダングサ・ヌスビトハギ・アレチヌスビトハギ・イノコズチ・ヒナタイノコズチ・ハエドクソウ・ダイコンソウ・オオオナモミ・コメナモミ・ミズヒキ・シンミズヒキ・チジミザサ・ヤブハギ・ウマノミツバ・・他
帰ってメモを見てみると20近くのひっつき虫植物があった。


アメリカセンダングサ 
頭花のまわりを取り囲む総苞葉の大きさや形が個体によってずいぶん違うものがあった。
果実はひっつき虫。
痩果先端には返しトゲのついた冠毛が2個あり、触れた動物の毛や人の衣服に突き刺さる。


チカラシバの果実 ひっつき虫とは思っていなかった。
よく見ると、果実の柄の部分や毛(総苞毛)に細かい突起状の毛が付き、それが衣服などに引っかかるようだ。


ヌスビトハギ 節果は2個 
果実の表面には先が鉤状になった毛があり、引っ付く。


イノコズチ 
果実の基部に付くヘアピンのようなもので引っ掛かる。

 
ハエドクソウ イノコズチと似たような果実の付き方。
そっくりさんだが、ハエドクソウ科・ヒユ科 と、全く違う科の植物


キンミズヒキの果実 
ガク筒の部分に鉤のある刺がたくさんついていてひっつく。


ダイコンソウ 
一つ一つの果実の先の花柱の先はS字状に曲がっている。
果実が熟すと、先の柱頭部が取れて、鉤状になる。


チジミザサ 果実が熟すとノギに粘液がでるようになる。


コメナモミ 総苞には腺毛があり粘液を出す。


オオオナモミ 
果苞には先が鉤状になったトゲが密生。
面ファスナー発明のアイデアはオオオナモミから生まれたとか。

鉤になった毛で引っかかる。粘液でくっつく。ヘアピンで引っかかる。逆さ刺でくっつく・・
種子の拡散に人や獣などを利用するとは。うまく考えた?ものです。
意図せず、今日も種子散布に協力してしまった私です。


ケシロヨメナ


オケラ


帰りの山中の下りには参ったが、無事降りてくることが出来た。

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11月4日 京都御所 きのこ観察会

2023年11月04日 | Weblog

今日の例会は「京都御所できのこ観察」
集合は京都御所 間之町口
近くでちょっと迷って・・ 「間之町口に行きたいんですけど・・」「ここですよ。皆さん向こうにおられます」
どこにも「 間之町口」の表示はない。


ここから少し奥に行ってみると宗像神社。
ああアオバズクを見に来たことがあるところだ。 

今日の講師は長年「京都御所きのこ会」(毎月開催)をやっておられる先生。

「きのこの採集はしません」ここは採集禁止の場所ではあるが、それとは別に「生えている環境も全体的に見る」「きのこの命も大切」との考えから。
「きのこの生きている環境も含めて観察し、きのこを通して樹木を見、地球の環境を考えてほしい」とおっしゃった。


キシノウエトタテグモの巣穴 
竹串で扉を開けて見せてくださったが、扉が閉まっていると、ほとんどわからない。
このクモは石垣のすき間や崖地などに巣を作り、入口には片開の丸い扉をつけ(トタテグモの名の由来)、内側に潜んでそばを通りかかる虫を捕食するという。
右下に穴が見えるが、これは古い巣穴かも。
空いた巣はリフォームしてリサイクルされるそうなので、またこの巣穴も活用されるのかもしれないなあ。

そして、この巣穴の住人?のキシノウエトタテグモに寄生するのが、「クモタケ」というきのこ。
残念ながらきのこは見られなかった。


ムクノキの幹のコケに寄生するきのこ「スゴモリダンゴタケ」
目を凝らさないと見えない。気付かない。


サクラの枯れ木に「カワウソタケ」
カワウソを触ったことはないが、それらしい手触りだった。


このアカマツはクロマツに接木したものだとか。
そんなことができるのか。


古い切株にはいろんなきのこが生えていた。
分け合って住み。またせめぎ合って住んでいる。


そして木を土に戻していく。きのこは分解者。

ツキヨタケの写真も見せてくださった。
他にも見かけではわからない毒きのこがある。
きのこは「あげない」「もらわない」

乾燥した日が続き、地味なきのこが多かったが、他に紹介してくださったきのこもそれぞれ独特の生き方をしている。

健全な木にはきのこは発生しない。
元気そうに見えていてもきのこが発生している木は腐朽が始まっている。
きのこは木の衰弱を教えてくれる「樹木の代弁者」

私たちが見るきのこは、植物では花にあたる子実体で、多年生のものもあれば、一日で消えてなくなるものもある。
本体は菌糸。見えないところで想像できないぐらい広がり、地下ネットワークを介して生きている。

きのこは地球を下支えしている生物である。・・と。
「近くに切株を見つけ観察をつづけてください」とおっしゃった。


先生の薄茶色のシャツはきのこ染め。
中のTシャツはきのこデザイン

 
チーフもきのこ染め きのこによっていろんな色に。

きのこの楽しみ方もいろいろある。 

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