みどりの野原

野原の便り

6月12日芦生の森1泊 ① ハプニングがあったけれど・・

2014年06月12日 | Weblog
芦生の森に連れて行ってもらうことになった。

前にも通ったね。ここも来たことがあるね。久しぶりに通る道。
気温は22度ぐらい。


途中でお弁当のサバ寿司と「ヒカゲワラビ」という聞いたことのないワラビ?ゼンマイ?のパックを買った。(写真) 珍しいものらしい。

そして、ここを曲がれば「小浜に行ける」というので行ってみることになった。
山を越えた向うが福井県小浜市らしい。

分岐を左に入り、林道を登っていく。
だいぶ登ったところで「バーン!」大きい音がした。
どうやら落石のかけらを踏んだらしく右前のタイヤがパンク(断裂)したようだ。

後部の荷物を降ろして中を見るも換えタイヤはないらしい。
「JAF JAF」 幸いJAFカードがあったので呼ぶことにした。
・・が・・携帯が圏外 4人のau・1人のドコモも・・ ええ~っ!

2人を車に残し、3人が携帯の通じるところまで戻ることに。下りなのが幸いだ。
まだ森の中を歩いていないので、車の中からは見れなかった植物をちょくちょく見ながら足早の2人に走って追いついて・・ 

 
        ヤマツツジ?            タニウツギ 

 
     マルミノヤマゴボウ             ノグルミ

 
             テンナンショウの仲間

 
シカ避けもこのごろはシート状のものを巻いてある。 シカの頭蓋骨が落ちていた

 
  コアジサイが満開で美しかった。         ミヤマイラクサ 

1時間ほど下ったところでやっと携帯が繋がった。
そこから少し下ったところがさっき曲がった分岐で、ほとんど元の所まで降りたのだった。


そこにあったスローフードレストランで待たせてもらうことにした。
このレストランではシカ肉が部分別に売っていた。ハムなど加工品もあった。

弁当を車に置いてきたのでここでお昼を食べることにし「鹿カバブプレート」と「合鴨卵のピザ」を注文。
食べようとした頃、(JAF提携の)自動車屋さんが来て、引率の先生が乗っていったので、2人で優雅なお食事タイム。コーヒーも終わった頃、車が降りてきた。
やれやれ治ったか・・と思ったら・・


何とパンクしたまま降りてきた。
ここへレッカー車が来るという。
レッカー車を待ちながら3人も食事を済ませた頃、レッカー車が来て先生も乗せて美山までタイヤ交換にいった。

待つ間、周辺の散策。


近くに飼われていたヤギさんを見に行く。可愛い親子のヤギ 
よく見ると喉に「たぶたぶ」のあるのと、違う仕切りにいる「たぶたぶ」がないの。

この「たぶたぶ」は何? 何のためにある? あるのとないのは種類が違うのか?
調べたら「たぶたぶ」は「肉ぜん」又は「肉垂(にくすい)」というものだとわかった。
「機能はないというのが定説」とのこと。


田んぼの畦にはモリアオガエルの卵塊 中に白黄色の卵が見えた。

1時間ほどしてやっとタイヤ交換をした車が帰ってきた。
小浜はあきらめて宿舎へ。


夕食には買ってきた「ヒカゲワラビ」を天ぷらにしてもらった。
もっちりと食べ応えがある。

 
ウワバミソウ(ミズナ)のあえ物3種とウワバミソウの葉の天ぷら
ウワバミソウは前に青森で「むかご」を食べたが、茎や葉は初めて食べる。
うれし~。あえ物もなかなかおいしかった。

食後、常連さんらしい人や近所の方と歓談。
近所で「コカリナ」を作っておられる方が演奏をしてくださることになり、始まるころに停電。
自家発電の小さな明かりになり・・いい雰囲気になった。


やさしい音色につい「買います」
(コカリナは木で作った楽器 直径約2.5cm 長さ約8cm)
(練習する時間などあるんかい?)と自分でも思いつつ・・憧れだけで・・

夜のお散歩をしたりして1日が終わる。
ホタルには少し早いが、カジカガエルの鳴き声がヒュルル~~ いいなあ。
コメント
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