平成3年の5月 大台山荘に1泊する観察会が初めての大台ケ原。
その後、何回か東コースを回り、西コースも1回、大杉谷も1回だけ下ったことがある。
今日はドライブウェイ開通以前から大台ケ原の森林の変化を見てこられた先生の案内で東の最短コースを歩いた。お昼頃、雷雨に遭ったが、お弁当の頃には止んだ。
昔は人も容易に近づけない原生林だった大台ケ原。
台風の被害・昭和36年ドライブウェイの開通・自然林の伐採・・などで林床や林縁の環境が変わり、
コケがミヤコザサに置き換わり・シカが増え樹皮剥ぎの影響・入山者の増加による影響・・
原生林保護の運動がおこり国の買い上げとなった後、森林復元トウヒ林復元の取り組みがなされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/22/a1f743d256d49e723f650e8894c853a3.jpg)
スズタケとミヤコザサ スズタケはシカの食害に弱いらしい。ミヤコザサが多い。
ミヤコザサはイトザサといわれていて葉も細く丈も低いがシカのいない他の地域では葉も大きく背も高い。 右)この辺りの木は全部自生だそうだ。ヒノキ・トウヒ・ウラジロモミ・ブナ・ミズナラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/bb/d17865cf917d3a7dff58f1f281123f57.jpg)
シカによる傷のある木もあちこちに。 足元にはシカが通れないように格子状の金物が敷いてある所。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/72/05ede794da8310950090f58995ddc45d.jpg)
林床一面ミヤコザサ 古い時代に伐り出した切り株が残っているところも。
大正年間には川を中心に大径木が伐採されたらしい。川の水の力で鋸を回して製材して降ろしたのだという。 木を引きずり下ろしたところがなんとなくわかるところもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/8c/0d0bc4690aeafd733b7a4e169fedf351.jpg)
人の踏圧を避けるための木の階段 これも人工物ではある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/0f/bb6392511862579d4043a504f52590a5.jpg)
トウヒ林再生の実験地 シカ避け柵の中に苗木を植えられた。
植えた時期・植え方によって活着が違い、一方の柵の中には2本ぐらいしか残ってない。
もう一方のは元気に成長していた。 植え方にも工夫がいるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/67/349db2385d44ebc83bc56b58ad7f07b5.jpg)
日出ヶ岳からの展望 シロヤシオ(ゴヨウツツジ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4f/1623560a52506e37844e121ec138005c.jpg)
立ち枯れ・倒木の景色で有名な正木峠
昭和38年の鬱蒼と繁りコケに覆われた写真があった。これが同じ場所?
50年ほどでこうも変わるものか。 いったん失った自然の回復はむつかしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/c4/295108c75392cf9bd07ee79f93cb6280.jpg)
ハスノハイチゴ まだ色づいていないイチゴができていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/63/fb02ec00f017465fb64497f50633b29a.jpg)
ブナの実が目の前で見れた。 バイケイソウ
バライチゴの実
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e3/a5fa9a742cd6002e3cdfb11ee2e424e3.jpg)
初めて見た オオトラフコガネ ヒメヤママユ 脱皮殻(左)が残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/4c/f539641be2566e5998076978e248ceab.jpg)
トラフツバメエダシャク
その後、何回か東コースを回り、西コースも1回、大杉谷も1回だけ下ったことがある。
今日はドライブウェイ開通以前から大台ケ原の森林の変化を見てこられた先生の案内で東の最短コースを歩いた。お昼頃、雷雨に遭ったが、お弁当の頃には止んだ。
昔は人も容易に近づけない原生林だった大台ケ原。
台風の被害・昭和36年ドライブウェイの開通・自然林の伐採・・などで林床や林縁の環境が変わり、
コケがミヤコザサに置き換わり・シカが増え樹皮剥ぎの影響・入山者の増加による影響・・
原生林保護の運動がおこり国の買い上げとなった後、森林復元トウヒ林復元の取り組みがなされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/f8/1fa914ab5cf147802ecb49f5965d6294.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/22/a1f743d256d49e723f650e8894c853a3.jpg)
スズタケとミヤコザサ スズタケはシカの食害に弱いらしい。ミヤコザサが多い。
ミヤコザサはイトザサといわれていて葉も細く丈も低いがシカのいない他の地域では葉も大きく背も高い。 右)この辺りの木は全部自生だそうだ。ヒノキ・トウヒ・ウラジロモミ・ブナ・ミズナラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/1b/3804f09bfff3726fb3a33c6dd3675c0e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/bb/d17865cf917d3a7dff58f1f281123f57.jpg)
シカによる傷のある木もあちこちに。 足元にはシカが通れないように格子状の金物が敷いてある所。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/c3/4614a05ac1ddfae9e5a7f148aeabab85.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/72/05ede794da8310950090f58995ddc45d.jpg)
林床一面ミヤコザサ 古い時代に伐り出した切り株が残っているところも。
大正年間には川を中心に大径木が伐採されたらしい。川の水の力で鋸を回して製材して降ろしたのだという。 木を引きずり下ろしたところがなんとなくわかるところもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/8c/0d0bc4690aeafd733b7a4e169fedf351.jpg)
人の踏圧を避けるための木の階段 これも人工物ではある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/f6/719eda7e505f31730a7d86d0a1c98582.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/0f/bb6392511862579d4043a504f52590a5.jpg)
トウヒ林再生の実験地 シカ避け柵の中に苗木を植えられた。
植えた時期・植え方によって活着が違い、一方の柵の中には2本ぐらいしか残ってない。
もう一方のは元気に成長していた。 植え方にも工夫がいるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/5b/4777c405474b599d947ad4454022c63d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/67/349db2385d44ebc83bc56b58ad7f07b5.jpg)
日出ヶ岳からの展望 シロヤシオ(ゴヨウツツジ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4f/1623560a52506e37844e121ec138005c.jpg)
立ち枯れ・倒木の景色で有名な正木峠
昭和38年の鬱蒼と繁りコケに覆われた写真があった。これが同じ場所?
50年ほどでこうも変わるものか。 いったん失った自然の回復はむつかしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/66/4ad0f753894e41d9aeef23aa826ebed8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/c4/295108c75392cf9bd07ee79f93cb6280.jpg)
ハスノハイチゴ まだ色づいていないイチゴができていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/ff/6b8276938bebd5649cf26e63d18743e1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/63/fb02ec00f017465fb64497f50633b29a.jpg)
ブナの実が目の前で見れた。 バイケイソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/1a/0abc9b03d4841d3a277627f5a4655295.jpg)
バライチゴの実
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/b9/770cc910007a242938bbf59f571e9270.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e3/a5fa9a742cd6002e3cdfb11ee2e424e3.jpg)
初めて見た オオトラフコガネ ヒメヤママユ 脱皮殻(左)が残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/4c/f539641be2566e5998076978e248ceab.jpg)
トラフツバメエダシャク