みどりの野原

野原の便り

7月9日 ケニア⑤-1 マサイマラ国立保護区 早朝サファリ

2013年07月09日 | Weblog
早くも5日目になった。
5時起床 カップケーキとコーヒーで虫抑え(朝食までのつなぎ)して、6:30早朝サファリに出発。
外の気温は昨日のナクルほどは寒くない。

今日は1日中マサイマラ国立保護区。
早朝サファリ~マサイ村~夕方サファリ の予定

 
    動物の頭蓋骨

 
  7時ごろ 朝日が登った。 
ライオンは夜に活動する。獲物を捕るのも夜だ。
ゲームで狩りをすることもあるという。

さっそくディクディク(ウシ科)が3.4頭(写真は撮れなかった)
この辺りで初めて獣臭いにおいが少しした。
これだけいろんな動物がいるのに臭いというものはほとんどないのは不思議。
乾燥しているからだけではない? 臭いがあれば襲われやすいから臭いを出さない??

1匹のゾウが草を食べていた。群れから離れた1匹はおじいさんゾウで、死ぬまで1頭で暮らすらしい。
草食のヌーは柔らかい草が好き。草丈が低くて見通しの良い危険を察知しやすい所を好む。

ゾウ・ハイエナ・ヌーの群れ・ホロホロチョウ十数羽・シマウマ・トムソンガゼル・ジャッカル・ダチョウ・イボイノシシ・トピなど次々と動物が現れる。肉食動物も草食動物もいる。
動物たちの朝の食事タイム。

 
        ジャッカル                 ゾウの糞

雌ライオンがいた。こちらに向かって来て、車の間を通り抜けて行った。

         近い   

ガイド仲間からの情報があったのか、ウィリアムが車で向かったのはライオンが獲物のヌーを食べているところだった。ケニアに来て多くの動物を見てきたが肉食動物の食事風景は初めてだ。

  
よく見ると10頭あまりのライオンが群がって餌を食っている。獲物はヌー?
               右)子どものライオンもあばら骨にむしゃぶりついていた。 
静かな食事風景だ。これはファミリーだろうか。

夜に行われただろう激しい獲物狩りが想像できない静けさだが、弱肉強食の動物たちの生態が確かに目の前にある。生きているんだなあと実感した。

ここには雄ライオンの姿がない。 
聞くと、雄ライオンは一番最初に食べるそうだ。雌ライオンもお腹がいっぱいになったのか餌から離れているのもいる。

 
その後1頭の雌ライオンは車のそばを通り抜けて・・・どこへ行くのかな?

行き先は水場だった。
車の轍があった。ひょっとしてここは昨日車でバッシャーンと通り抜けた水たまり?

 
水場には先客ライオンがいて水を飲んでいた。今来た雌ライオンも縁にかがみ込んで頭をぐっと下げて水を飲んだ。肩甲骨がぐっと盛り上がっていた。

 
その後、1頭はゆっくりそこを離れ、もう1頭は陰に座ってうとうと・・その後またゆっくりと戻っていった。
人間が近くにいても危険がないことがわかっているのか全く気にしていないように見える。


私たちの乗っているのと同じようなサファリカー 
保護区の中の道は車の行き違える少しひろいところもある。

 
トピ(ウシ科)の群れ 激しく角をぶつけていた。縄張り争いなのか?雌の奪い合いなのか?

 
シマウマの群れの中にかわいい仔馬がいた。  向うから来た大きい車はキャンピングカー
キャンプ場もあると聞いて、ライオンなどに襲われたりしないの?と聞くと、キャンプ場は動物の生息する場所と離れたところにあるといい「怖いのは動物ではなく泥棒だ」とウィリアム 
キャンプ場には今はトイレもシャワーも完備しているらしい。次に来る時にはキャンプ場で・・

ゲートを出るとレンジャーの住んでいる住宅が何棟かあった。


ロッジまではすごい悪路 9:00マラソパロッジに到着 中身の濃い早朝サファリだった。
お腹すいた~。
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