みどりの野原

野原の便り

7月8日 ケニア④-2 大地溝帯を延々と走り・・マサイマラ国立保護区へ 途中の景色

2013年07月08日 | Weblog
ナクル国立保護区を出て、来る時も通ったナイバシャの町を通過して大地溝帯を延々と走り,マサイマラ国立保護区へ向かう。

 
        ハイウェイゲート              平原が広がる

乾いた草原の中のアスファルトの道。
時々店らしい建物が何軒か連なった町があるが賑やかな感じはしない。近くに行ったら話声も聞こえるのだろうな。
人が見えるとホッとする。人をよく見たい。暮らしを見たい。でも車はどんどん通り過ぎてゆく・・・

 
          途中の町            車が停まったら新聞売りが来た 

 
         道ばたの人              町

 
         景色        家、というより新興住宅という感じの所。今までにはなかった景色。

 
       これは地元民?の家           ユーフォルビア        

 
     牛を連れて歩く人     自転車に乗る人、ビニール袋をぶら下げて帰る?人。 
自転車はあまり見かけない。  

 
       道路を横切る人            ロバで水を運ぶ人           
ケニアの人の生活をもっと知りたいなあ・・

 
         走っていると柵のある牧場やコブ牛が見えたり・・

 
 向うに花の咲いたリュウゼツラン   珍しく湖?のようなものも見えた。

 
何の店なのか人が5・6人集まっている。     道端のジャガイモやタマネギ売り。
あっという間に通り過ぎて写真も撮りにくい。


ふと気が付くと電柱と電線があった。町が近い?   
ユーフォルビアの並んだ向うに屋根がたくさん見えた。

午後1時を過ぎた。お腹が空いたなあ。
マサイマラ国立保護区はまだ先だ。           次に続く。
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7月8日 ケニア④-1 ナクル湖国立公園 ライオン・サイ・フラミンゴは少し

2013年07月08日 | Weblog
ケニアに着いた日から連日早朝から活動。一日中バスで深夜就寝。
少し疲れを感じたが、昨夜はお湯のシャワーが気持ちよく、寝る前にシップを肩と腰に貼って寝た。

おかげで今朝はすっかり疲れがとれて元気モリモリ。

5時過ぎ起床。
窓を開けると寒い。この辺りは気温が低いところらしい。

 
コテージの裏は平原で、水場がある。
そこへヒヒやインパラ・バッファロー(アフリカスイギュウ)や鳥などが水を飲みにやってくるのが見える。
ロッジにいながらにして動物観察出来るとは。

 
  レイク ナクル ロッジは1泊で、朝7:30には出発 もう1泊したかったなあ。

今日のサファリカーの席は最後尾。大地溝帯の中を走る。

 
     水辺ではいろんな鳥が。    草原ではインパラの群れ・ホロホロチョウ・カンムリヅルなど

ウィリアムの携帯にライオンがいるとの情報が入りそちらに向かう。情報交換が盛ん。


はじめ草の中で寝ていたライオン雄と少し離れて雌。夫婦らしい。
このライオンはマンイーター(鉄道敷設の時に人を襲った)の家系のライオンだという。
寝てたんではライオンだかなんだかわからない。 顔を上げてくれないかなあ。

 
声が聞こえたのかどうか・・雄ライオンが顔を上げた。お~。貫禄。 
                右)続いて雌ライオン「ん~やかましいなあ~」眠そうな顔を上げた。
しばらくしてまた顔を草にうずめて寝てしまった。

 
遠かったが地平線にサイが3頭 続いて4頭と・・頭のシルエットがはっきりわかった。


ナクル湖では残っていたフラミンゴが20羽ほど数えることができた。

ナクル湖は大地溝帯にある強アルカリ塩湖で、フラミンゴはここに生える藻やバクテリアを餌にしている。
最近は数が減少しているというが、数千~数百万羽のフラミンゴが営巣するので有名な湖 

餌の状況で近くの湖と行き来するそうで今はほとんどが移動。テレビで見る壮観な光景はは見れなかった。

 
水辺にバッファロー(アフリカスイギュウ)        頭蓋骨

ヒヒ・ホロホロチョウ(木の上に)・カンムリヅル・ライオン・サイ・インパラの群れ・シマウマの群れ・フラミンゴ・イボイノシシ・・ナクル国立公園では今日もたくさんの動物に遭えた。

 
        移動中             工事の車とすれ違う


トイレ休憩の土産物屋 ケニアの工芸品がいっぱい。
まだ午前9時半だ。      次に続く。 
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7月7日 ケニア③-2 ナイバシャ湖~ナクル国立公園

2013年07月07日 | Weblog
大地溝帯を見下ろすビュースポットを出てその大地溝帯の中へと降りてゆく。

紫色の花が満開の木 何だろうと目を凝らすが葉の形もわからない。
気になる木だなあ・・しっかり見たいなあ。

底?へ降りてしまうとここがその裂け目の中とは感じない。

 
前に火山が見えた。火山の地熱を利用して発電し、ケニアの電力を賄っているという。
トラック運転手の休憩場所として栄えたマイマユの町を通る。

大地溝帯の中はあまりにも広くその中に山あり谷あり。農耕地が広がるところ乾いた草原・・
この内にここが大地溝帯の中というのも忘れてしまう。
シマウマの群れが現れた。
さっきの町で「ヤギの焼き肉」の店の話がでたが、シマウマのぷりぷりのお尻を見ていて「シマウマは食べないの?」と聞いてみた。もちろん今は保護されているからだめに決まっているが昔は食べたのではと思ったわけ。
「固いけどおいしいよ」という。ワ二・シマウマ・キリンなど政府の許可を得て(数に限度を設けて)捕ったものを料理して出す店もあるという。・・真偽は不明


ナイバシャ湖が近くなったあたりに温室のようなハウスがあった。
知らなかったが、ケニアの輸出品目の1位は紅茶、2位は切り花だそうだ。
ナイバシャあたりも輸出用のバラなどの栽培が盛んらしい。

遅めのお昼を食べに湖に近いレストランのゲートをくぐる。
 
       ゲートを入るとすぐそばにキリンがいた。


そして2時ごろお昼ご飯。
考えて見れば朝起きて、車に乗って、途中でちょっとウトウトして、食べて・・

 
車の移動ばかりなのでレストランから近くのナイバシャ湖まで歩くのが新鮮。
歩くといろんなものが見える。

わお。こんなところにもナルトサワギクが咲いてる。マメカミツレもある。アメリカオニアザミのようなアザミ、アゲラタムに似たマラッカでも見た雑草・・いろんなものが。

しばらく歩いてナイバシャ湖のほとりに着いた。
これからボートサファリ

 
        ボート乗り場           ナイバシャ湖 ボートサファリ

 
湖の中の木の上はカワウのコロニー なつかしいような光景。
            右)捕った魚を枝に何回も打ちつけているのはヒメヤマセミ
              日本のヤマセミとは少し感じが違う。
 
アフリカンフィッシュイーグル(サンショクウミワシ)という猛禽やコサギ・アオサギ・カモメの仲間などがいた。          右)湖の中にカミガヤツリ(パピルス)          
 
カバが12頭ほどいた。カバは意外と攻撃的らしい。遠くから見る。
昼間は湖の中で、夜は陸にあがる。大人のオスは3トンにもなるという。
ブーブー ブハッと水しぶき。なかなか迫力満点。

 
       ナイバシャ湖              ペリカンもいた。
陸に戻りナクル湖国立公園に向けて出発。約75㎞


高速道路のゲートを通る。
ウガンダ行きトラックは料金がいるらしく、下りて運転手が並んでいるのが見えた。

ナクル湖国立公園

17時30分 レイク ナクル パークのゲートを入る。バッファローの頭蓋骨が飾ってあった。

ナクル湖国立公園に到着。
さっそくルーフを上げてサファリ開始。
ナクル湖国立公園はケニアではナイロビ国立公園に次いで小さい国立公園(総面積188㎢)
動物保護・密漁者の立ち入りを防ぐために周りを柵で囲っている公園でもある。
その電柵作りには日本も協力しているらしい。 
周辺の浅いアルカリ湖群とその周辺は世界遺産に指定されている。

フラミンゴの大群(100万から200万羽)で有名なナクル湖。
・・が、乾期には近くの湖を渡り歩くのだそうだ。
だから今はいないとのこと。残っている数羽ぐらいは見れるかな?とのこと。

  
アフリカスイギュウ(バッファロー)の群れ    長ション中 どんだけ出るの・・   

 
        マントヒヒの群れ     ホロホロチョウの群れが次々現れる。 

 
18:22今夜の宿 レイク ナクル ロッジに到着  ロッジの裏 広い草原が広がる。
今日は七夕さま 星がたくさん見えた。
2人部屋 3人で勉強会?反省会?をして、00:00寝る。
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7月7日 ケニア③-1 アンボセリ~ナイロビ通過~大地溝帯へ 

2013年07月07日 | Weblog
一人部屋なので枕灯を付けたまま、寒いので重ね着して寝た。
夜なか目が覚めたら真っ暗。夜は電気が止まるのだ。
トイレも懐中電灯を持っていく。
寝てる間の充電は無理。

朝4時 電灯がついたので起床。
移動日なので荷物をまとめる。

食事の時間まで余裕があったので外に出て見た。
真っ暗な中、すぐ前に人が・・ギョッ  早くもポーターさんが荷物を待っているらしい。
外は暗くて何も見えないので部屋に入る。

荷物を表に出して食事に行く。上着を着る。

 
     中央の暖炉        壁飾り  

「ホテルからよく見える」と言われたキリマンジャロ山は曇りで全く見えなかった。
昨日よく見れてよかった。
文豪ヘミングウェイが『キリマンジャロの雪』を執筆した時滞在したというロッジが奥にあったらしいが見に行く時間がなかった。


   今日の装い マサイのネックレス キリンのイヤリング ブレスレット

7時過ぎにアンボセリ ソパ ロッジ出発 
今日は昨日来た道を戻りナイロビを通過して大地溝帯へ。ナイバシャ湖・ナクル国立公園への予定。480キロのドライブ
サファリカーの座席交代。昨日は前だったので今日は真ん中の席になる。

トゲのあるウチワサボテンやアカシアは動物の侵入を防ぐ垣根に利用されていることも。
時々赤いマントのマサイ族が家畜を追っているところも遭遇する。
水のタンクを運ぶトラックも通る。
周囲に家が全く見えないのに道路を歩いている人。どこから来てどこへ行くの?
自転車の人。家畜を連れた人も歩いている。
草原の中の道に一人で「自転車の車輪回し」をしている子どもを見つけホッとなごむ。

本当は私も歩きたいのだ~。


       検問所の車止め
アンボセリ公園を過ぎ、何ヵ所かの検問所を通過。銃を持った人がいた。

 
30頭ぐらいのシマウマの群れの中には可愛い仔馬の姿もあった。
野生のニワトリ・トムソンガゼル・キリンも間近に見る。

草原のずっと向うに湖が見える。と思ったのはそれもまた草原だとわかる。
潅漑用らしい池も水の干上がっているところがある。

こんな広い草原をずっと見ていたら視力がよくなるかなあ。
ちなみにガイドのウィリアムは視力6.0だとか。ひえ~。想像できない。

 
       道ばたの店               赤タマネギ売り 
降りてよく見たいが無理 走る車の中から写真を撮るのはなかなか大変


昨日も見たモンバサからの線路。マサイ族はヤギと一緒に電車に乗ることもあるそう(有料)。 ネットによると『第一次世界大戦後、東アフリカ共同体(第一次)の解散に伴い、ウガンダ鉄道会社、ケニア鉄道会社、タンザニア鉄道会社に分割された』そうなのでこれがどこの鉄道会社なのか不明。ケニア鉄道には寝台特急もあるらしいが・・
ガイドによるとモンバサからケニアへの鉄道建設が始まった頃、インド人・アフリカ人労働者が(ネットによると28人)ライオンに襲われて殺害される事件があったという。
その頃はこの辺りはまさに「野生の王国」だったのだろう。

ケニアには軍隊があること。帰国の時、ケニアからタンザニアなどほかの国を経由するときはイエローカードというのが要る・・など・・ガイドのウィリアムの話

車の事故があったらしい。右に大破したトラックがあった。
左を見ればのんびりとウシを追って放牧に向かう人。この対比がケニアの姿?

 
   土埃がすごい。 車の直後を走ると・・まったく視界が利かない。


サボテンのようなユーフォルビア 花茎を立てたアオノリュウゼツランもよく見た。

いつの間にか電線や道路の外灯が見られるようになる。ナイロビの街に近づいたらしい。

 
        セメント工場        バスを待つ人々

トタン葺きや木や土の家がなくなって瓦葺きの家になり3階・4階建ても見える。

空港のそばを通り抜け、国会議事堂や独立記念公園などのある市内中心部を通る。
ホテルや工場の経営者はインド人が多いそうだ。
独立記念の道インディペンデンス ロード やハイウェイ・ナイロビ駅・大学・・
首都ナイロビは治安が悪いらしい。白人系の人は全く見かけなかった。


そんな中心部の街路樹の上にアフリカハゲコウがたくさん止まっていた。まるでカラスのようだ。 たくさんいる所は写真に撮れず。

ガソリン給油のためにガソリンスタンドに立ち寄る。
ガソリンは99.1ケニアシリング(1Kch=約1.13円)
そこで借りたトイレは内側に鍵がない。外側に鍵があるのはなぜ? 用をたす時、前向き?後ろ向き?
尋ねると、このトイレは従業員用でスタンドが閉まれば外から鍵をかける。
ケニアの人は入り口向きで用をたす。との答えだった。内側から扉を抑えておく?
置いてある駄菓子を買いたかったが、ケニアシリングしか扱ってないという。

また郊外へ。
 
長距離バス 車の上に荷物が積んである。      乗り合いバス

牧場が広がる。道ばたにロバが草を食べている。逃げないのかな?

お昼過ぎ、グレートリフトバレーのビュースポットに到着。
 
崖の上に建つ土産物屋 今までにない毛皮(ヒツジ)や毛皮の帽子が売っていた。                   右)店のそばで木彫りの動物を彫っている人

 グレート リフト バレー(大地溝帯) 

このビュースポットはその段差が実感できる場所だという。眺めは壮大だ。
グレート リフト バレー(大地溝帯)は
アフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷・・というよりも幅は35~100㎞ 総延長は7000㎞という壮大な裂け目。落差100mを超える急な崖が随所にあるとのこと。
川の浸食作用でできたアメリカのグランドキャニオンなどとは成り立ちが違う。
マグマの活動によってできた裂け目で、今も少しずつ裂け目は広がっていて、いつの日かアフリカ大陸が真っ二つに・・なる?・・

今から行くナイバシャ湖・ナクル国立公園・マサイマラ国立保護区・・全部この大地溝帯の中にあるというのだから驚き。 
次に続く・・
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7月6日 ケニア②-2 アンボセリ国立公園・キリマンジャロ山

2013年07月06日 | Weblog
ロッジはとってもオシャレ。

部屋割りして荷物を運びいれ、ビュッフェスタイルの昼食を済ませて、後で買物をする約束で横の土産物屋のマサイの女性と記念撮影。(夕食の時 約束通りブレスレットを買った)

  
     ブーゲンビリアのトンネル       ロッジの宿泊棟の一つ          
  
       私の部屋      可愛いルームキー アフリカにキリンの切り抜き 

部屋を出るとちょっと離れたところにサルの群れ。子ザルもいる。
写真を写そうと思ったら群れが散らばってしまった。近くの1匹だけ移す。


サバンナモンキーだ。
そしてレストランへ歩きかけたら前からまた1匹が近寄ってきた。
・・と思ったら突然私のポシェットに飛びつき、携帯電話に付けてあった飾りをさらっていった。一瞬の間。
被害に遭ったのは郡上八幡で買った「皮をむいたミカンの一切れ」の食品サンプル。
本物そっくりでサバンナモンキーもすっかりだまされたようだ。
食べものではなくがっかりしているかと思ったらおかしくなった。
 
 
  レストラン 中央は暖炉になっている   天井のヒョウタンのシャンデリア?

14:30 アンボセリ国立公園の動物観察サファリに出発。

 
    トゲのあるアカシアが多い         途中で見た女性


アンボセリ国立公園 ゲート
 
ミニバスはルーフを上げてサファリカーに。座席に立ちあがって外を見る。

 
        ゾウの群れ                シマウマ

 
       マサイキリン         青く尾の長いライラックブッポウソウ
 
       マサイダチョウ               カンムリヅル

ヒヒ・インパラ・ヌー群れ・トムソンガゼル群れ・グランドガゼル・などが近くや遠くに次々現れる。鋭いくちばしの尾の長い鳥・ハゲワシ・ヘビクイワシも見えた。
写真には撮れなかったが、遠く草原の向こうであちこち竜巻が立ち上っているのは珍しい光景だった。

 
 アンボセリ湖展望台に登る。 ふもとのアンボセリ湖?には名前はわからないが鳥の種類も多かった。
キリマンジャロ山もだいぶ見えてきた。

 
    シマウマとキリマンジャロ         ゾウとキリマンジャロ
キリマンジャロ山の全景が見られるのはラッキーだそうだ。

キリマンジェロ(標高5,895m)はアフリカ大陸の最高峰。
エベレスト(8,848 m)に次いで世界第2の高さ。
山脈に属さない独立峰としては世界一だそうだ。
大規模な噴火は終息しているらしいが200年前に火山活動の記録があるとか。


湖の水の岸辺近くの水の中にゾウがいた。ブチハイエナ・チーターも通った。


      18:30 夕日が沈む。

地道を揺られて今夜の宿のロッジに戻ったのは19:30。
空には大きい星が輝いていた。

今日は1人部屋 お連れの2人部屋とはずいぶん離れたところ。(庭のあちこちににロッジがある)
暗い庭を一人で歩いてレストランのある本館?まで行くのは不安。
友達が気を遣って迎えに来てくれた。


今日一日の幸運を祝って乾杯(タスカービール)

食事が終わって帰り道、分岐を間違えて違う方向へ。おかしいなとまた振り出しに戻る。(目印にしていたブーゲンビリアのトンネルが暗くて見えないものだから)
部屋にはろうそくと懐中電灯が置いてある。
一人なのでシャワーを浴びて23時過ぎに寝る。
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7月6日 ケニア②-1 ナイロビ~アンセボリ ソパ ロッジ着 

2013年07月06日 | Weblog
ケニアと日本の時差はー6時間
早朝5時(日本時間AM11時)ケニアのナイロビ空港着
心配した長い飛行時間も空いていてシート2席使えたのでどうにか横になって寝れたのでラッキーだった。
出国手続きに時間がかかり空港の外へ出たのは6:30 空が白みかけ 寒い~。
あたりにはツバメのような鳥が飛び交っていた。


迎えのバスに乗り込みアンボセリ国立公園近くのホテル(ロッジ)に向かう。
このバスはミニバスを改造したサファリカーにもなるもので、このツアー中お世話になる。
運転手兼ガイドの現地人ウィリアムと添乗員さんと観光客6人(3人+2人+1人)の8人乗り。
女性ばかりなのは偶然らしい。


空港から出て間もなく朝日が昇った。
ケニアで一番大きいというセメント工場・・道路工事・・トラックにタンクローリー郊外の景色・・シマウマやトムソンガゼル・ダチョウ・ハタオリドリ・・早くもアフリカ動物の出現

 
         ハタオリドリの巣 鳥が飛び交っていた。

コブ牛を連れて歩く人・道ばたの果物や小型の赤玉ねぎ売りや・水を運ぶタンクロ-リー
車が止まると物売りが・・ゴムを張ったパチンコを売る人もいた。鳥でも捕るのかな?

トイレ休憩は土産物屋 
キバナキョウチクトウやカシアの仲間の黄色い花が咲いていた。

 
丸い目 青と茶色のカワセミ色のきれいな鳥が間近に。  キバナキョウチクトウ
スーパースターリーと聞こえたのは、帰って調べると(starling=ムクドリ)の聞き違いらしい。この青い鳥はテリムクドリの仲間のようだ。
この後も何度もこの鳥をみたので、珍しいものではなさそうだが輝く青い羽根を持つきれいな鳥だった。 スズメ大の茶色い小鳥もいた。

アンボセリへ向かう。
左に見える線路はケニア第2の人口の港湾都市モンバサからケニアの首都ナイロビを越えウガンダまで通じている。車で6時間で行けるところ電車では1日かかるという。
(帰った後7月16日モンバサで邦人殺害のニュース びっくりした)


時々ポリスチェック(検問所)があり、「針付き板」で車を止める。
サファリカーはそれを除けてくれてノーチェックで通行可だが、隣国タンザニアなどからの車はチェックを受けるらしい。
島国の日本とは違い、ソマリア・エチオピア・南スーダン・ウガンダ・タンザニアの6カ国と隣接する。紛争の絶えない国境もあるとのこと。

道沿いにアサガオのような白い花・大きい白っぽい葉・ヒユの仲間のような細い花穂・キクの仲間など気になる植物があるが走行中の車からはよく見えない。

1ヵ所で車を止めてくれた。
ハタオリドリが目的らしいが、さっきから気になる植物を見れるチャンス。そちらに走る。
 
アサガオのような花の木本 種名不明 右)本で調べてくれてレオネティス・・・とわかる。
帰って調べたらカエンキセワタという和名があった。ライオンズイヤーとも。
果実がトゲトゲの毬状に集まる。

 
  ヒユの仲間らしい花穂  これらも道ばたに多かった。  


ここもハタオリドリの巣が鈴なり。でも鳥の姿はなかった。
草を綴ったつぼ状の巣の下に穴が開いている。 マダガスカルでもこの仲間を見たが、ここでもあちこちで巣を見た。
扇形に開いた樹形のアカシアの枝先にいくつもぶら下がったハタオリドリの巣はまるでメリーゴーランドのように見えた。

コブ牛の放牧も多い。 
マサイ族の家や店・市場も見えた。市が開く日は遠くから買物客が集まるそうだ。
面白そう~。

    マサイ族の乗り合いバス
マサイ族は放牧が主な仕事。畑仕事はしないというので、野菜は買うのかと聞くと「マサイは野菜は食べない」とのこと。
へ~野菜を食べなくても生きて行けるんだ。日ごろ「健康のために野菜を食べないと」と思っている私にとっては驚き。動物の肉や生き血などを食べるらしい。

キリンや長い角の動物の姿も車中から見えた。
この辺りからは晴れていればキリマンジャロが見えるという。
大小の火山弾が転がっているところもあった。
雲の間からキリマンジャロの稜線の一部、雪をいただいた頂上の一部が見えた。

今夜の宿アンボセリ ソパ ロッジへの道に入ると道も未舗装になりでこぼこ道の悪路。
沿道の木も草も土埃でまっ茶色

AM11時10分 今日宿泊するアンボセリ ソパ ロッジに到着。
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7月5日 ケニア① 出発

2013年07月05日 | Weblog
関空を出発して、ソウルで乗り換え。
ソウルからケニアまでの所要時間は13時間40分

2008年のマダガスカルへ行った時には経由地のバンコク~アンタナナリボまでは約7,5時間。 
これが私の最長飛行距離 後はこれ以下なので・・
「友達がそんなことないわ。もっとかかってるよ~」

とにかく
13時間40分は経験したことのない長距離飛行。 何とかクリアしないと。

7月12日に帰国する予定。
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7月3日 ヤマセミ

2013年07月03日 | Weblog
時間がなくて、朝早く行ったつもりがもう数人の人が来ていた。
そして さっき見たというところへ。


      ネムノキの花
 
      アカメガシワ  雄花              雌花
カラスザンショウやニワウルシも花や実を付けていた。

そのあたりに来ると、いた! 少し遠いが遮るものはなく私の双眼鏡でもよく見えた。

もう一人写真を取りに来たらしい人が車に望遠鏡を取りに帰って戻ってきたころ飛び去った。

帰り道、下流から飛んできたヤマセミが対岸の木に止まった。
さっきよりうんと近く見やすいところ。体は黒っぽい。
さっきの男性に知らせに走り、やっと到着した頃また飛んでしまった。
しばらくしたら戻ってくるだろうと言っておられたが。


近いとはいえ私のカメラではこれが限度。
短時間だったのに運良く2度も見れて満足して帰った。


電線に並んだイワツバメを見た。
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7月1日 カキラン ヌマトラノオ

2013年07月01日 | Weblog
 
いつもの調査地は草丈もますます高くなり、その中に分け入っての植物調べ。

 
       ノテンツキ            カモノハシ
地味ながら花が咲いていた。

 
一番の見ものはカキラン とヌマトラノオ 深い草に分け入ってこそ見れたもの。
穂のまっすぐなヌマトラノオに混じって穂の傾いたものがあった。オカトラノオとヌマトラノオの交雑もあるらしいが・・ 

上記の他、花は少なかったが、花のない植物の見分けも勉強になる。

 
途中で見たナンキンハゼ 左)雌性先熟株 雌花開花中   左)これは雌花ばかり付いていた。

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