一人部屋なので枕灯を付けたまま、寒いので重ね着して寝た。
夜なか目が覚めたら真っ暗。夜は電気が止まるのだ。
トイレも懐中電灯を持っていく。
寝てる間の充電は無理。
朝4時 電灯がついたので起床。
移動日なので荷物をまとめる。
食事の時間まで余裕があったので外に出て見た。
真っ暗な中、すぐ前に人が・・ギョッ 早くもポーターさんが荷物を待っているらしい。
外は暗くて何も見えないので部屋に入る。
荷物を表に出して食事に行く。上着を着る。
中央の暖炉 壁飾り
「ホテルからよく見える」と言われたキリマンジャロ山は曇りで全く見えなかった。
昨日よく見れてよかった。
文豪ヘミングウェイが『キリマンジャロの雪』を執筆した時滞在したというロッジが奥にあったらしいが見に行く時間がなかった。
今日の装い マサイのネックレス キリンのイヤリング ブレスレット
7時過ぎにアンボセリ ソパ ロッジ出発
今日は昨日来た道を戻りナイロビを通過して大地溝帯へ。ナイバシャ湖・ナクル国立公園への予定。480キロのドライブ
サファリカーの座席交代。昨日は前だったので今日は真ん中の席になる。
トゲのあるウチワサボテンやアカシアは動物の侵入を防ぐ垣根に利用されていることも。
時々赤いマントのマサイ族が家畜を追っているところも遭遇する。
水のタンクを運ぶトラックも通る。
周囲に家が全く見えないのに道路を歩いている人。どこから来てどこへ行くの?
自転車の人。家畜を連れた人も歩いている。
草原の中の道に一人で「自転車の車輪回し」をしている子どもを見つけホッとなごむ。
本当は私も歩きたいのだ~。
検問所の車止め
アンボセリ公園を過ぎ、何ヵ所かの検問所を通過。銃を持った人がいた。
30頭ぐらいのシマウマの群れの中には可愛い仔馬の姿もあった。
野生のニワトリ・トムソンガゼル・キリンも間近に見る。
草原のずっと向うに湖が見える。と思ったのはそれもまた草原だとわかる。
潅漑用らしい池も水の干上がっているところがある。
こんな広い草原をずっと見ていたら視力がよくなるかなあ。
ちなみにガイドのウィリアムは視力6.0だとか。ひえ~。想像できない。
道ばたの店 赤タマネギ売り
降りてよく見たいが無理 走る車の中から写真を撮るのはなかなか大変
昨日も見たモンバサからの線路。マサイ族はヤギと一緒に電車に乗ることもあるそう(有料)。 ネットによると『第一次世界大戦後、東アフリカ共同体(第一次)の解散に伴い、ウガンダ鉄道会社、ケニア鉄道会社、タンザニア鉄道会社に分割された』そうなのでこれがどこの鉄道会社なのか不明。ケニア鉄道には寝台特急もあるらしいが・・
ガイドによるとモンバサからケニアへの鉄道建設が始まった頃、インド人・アフリカ人労働者が(ネットによると28人)ライオンに襲われて殺害される事件があったという。
その頃はこの辺りはまさに「野生の王国」だったのだろう。
ケニアには軍隊があること。帰国の時、ケニアからタンザニアなどほかの国を経由するときはイエローカードというのが要る・・など・・ガイドのウィリアムの話
車の事故があったらしい。右に大破したトラックがあった。
左を見ればのんびりとウシを追って放牧に向かう人。この対比がケニアの姿?
土埃がすごい。 車の直後を走ると・・まったく視界が利かない。
サボテンのようなユーフォルビア 花茎を立てたアオノリュウゼツランもよく見た。
いつの間にか電線や道路の外灯が見られるようになる。ナイロビの街に近づいたらしい。
セメント工場 バスを待つ人々
トタン葺きや木や土の家がなくなって瓦葺きの家になり3階・4階建ても見える。
空港のそばを通り抜け、国会議事堂や独立記念公園などのある市内中心部を通る。
ホテルや工場の経営者はインド人が多いそうだ。
独立記念の道インディペンデンス ロード やハイウェイ・ナイロビ駅・大学・・
首都ナイロビは治安が悪いらしい。白人系の人は全く見かけなかった。
そんな中心部の街路樹の上にアフリカハゲコウがたくさん止まっていた。まるでカラスのようだ。 たくさんいる所は写真に撮れず。
ガソリン給油のためにガソリンスタンドに立ち寄る。
ガソリンは99.1ケニアシリング(1Kch=約1.13円)
そこで借りたトイレは内側に鍵がない。外側に鍵があるのはなぜ? 用をたす時、前向き?後ろ向き?
尋ねると、このトイレは従業員用でスタンドが閉まれば外から鍵をかける。
ケニアの人は入り口向きで用をたす。との答えだった。内側から扉を抑えておく?
置いてある駄菓子を買いたかったが、ケニアシリングしか扱ってないという。
また郊外へ。
長距離バス 車の上に荷物が積んである。 乗り合いバス
牧場が広がる。道ばたにロバが草を食べている。逃げないのかな?
お昼過ぎ、グレートリフトバレーのビュースポットに到着。
崖の上に建つ土産物屋 今までにない毛皮(ヒツジ)や毛皮の帽子が売っていた。 右)店のそばで木彫りの動物を彫っている人
グレート リフト バレー(大地溝帯)
このビュースポットはその段差が実感できる場所だという。眺めは壮大だ。
グレート リフト バレー(大地溝帯)は
アフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷・・というよりも幅は35~100㎞ 総延長は7000㎞という壮大な裂け目。落差100mを超える急な崖が随所にあるとのこと。
川の浸食作用でできたアメリカのグランドキャニオンなどとは成り立ちが違う。
マグマの活動によってできた裂け目で、今も少しずつ裂け目は広がっていて、いつの日かアフリカ大陸が真っ二つに・・なる?・・
今から行くナイバシャ湖・ナクル国立公園・マサイマラ国立保護区・・全部この大地溝帯の中にあるというのだから驚き。
次に続く・・