みどりの野原

野原の便り

8月6日 都市のコケ

2008年08月06日 | Weblog
コケは日本に1700種が知られているという。

簡単な説明の後、「あなたのコケ度チェック」テスト

コケに〇をつける問題が配られた。
私の中では、藻類や地衣類などとごっちゃになっている部分もある。

コケの特徴・蘚類と苔類とツノゴケ類の3つの仲間があることなどの
説明の後、苔を採集に外へ出た。

木の幹・コンクリートの歩道の端などでサンプル採取。



コケ=ジメジメ というイメージと違い、日当たりのよい所にも結構
あることがわかった。コンクリートの隙間にもある。

3億年前陸にあがって以来、生き続けているコケは、南極にも世界
のどこにでもあるという。

外界の変化にも耐えて生き続けてきた生命力には驚く。
乾燥が続くと仮死状態になってしのぐものさえあるという。

ルーペ・実体顕微鏡・光学顕微鏡で覗いた。

コケの胞子嚢や細胞・ネンジュモの原核細胞を観察。きれい。

この後、アオミドロ(緑藻)とジャゴケ(コケ)を薬品を使って薄層
クロマトグラフィーで色素分離をし、光合成色素の種類を調べた。

 

薬品を使ったはじめての実験で戸惑ったが、私なりに体験できた。
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