みどりの野原

野原の便り

8月19日 応急手当講習会 心肺蘇生法とAED使用法

2008年08月19日 | Weblog
里山クラブ員向けの応急手当講習会に参加

心臓や呼吸が止まった人の命を救うには何をすればよいか?

救急車がくるまでの間にできる救命処置について中和広域消防組合
・高市消防署の方から、お話を聞き、人工呼吸や心臓マッサージの
仕方・AEDの使い方を習った。
 
① 呼びかけて反応を確認 (反応なしの場合)

② 助けを呼ぶ。 
  119番通報とAED手配。
  「誰か」ではなしに、人を指名して依頼する。
③ 気道の確保と呼吸の確認
④ (呼吸をしてない時)ただちに人工呼吸2回・心臓マッサージ
  (胸骨圧迫)30回を繰り返し行う。
  (人工呼吸は1秒を2回・胸骨圧迫は1分間に100回のテンポで30回
   これはドラえもんの歌のテンポがちょうどいいとか)

  心臓マッサージ(胸骨圧迫)は胸骨AEDを始めるまで、また救
  急隊員に引き継ぐまで続けることが大事だそうだ。
 AEDの合間(触れてもいい時)にも、とにかく続けることが重要
  らしい。とちらかというと心臓マッサージを重視。
⑤AEDが届いたら、音声に従って電気ショックを与える。

人形のモデルを使って3班に分かれて順番にやってみる。
見るのとやるのでは大違い。
人工呼吸の強さ・心臓マッサージの強さと速度 強すぎても弱すぎ
てもいけない。その辺が難しかった。
何回も心臓マッサージを繰り返すのは結構きつい。
実際の場面では、外野からの声にも惑わされるかもしれない。

AED(自動体外式助細動器)はこの頃はだいぶ普及してきて、
あちこちで見かけるようになった。

この操作も習ってかわるがわるやった。
音声の指示通りにやればよいが、細かい注意も必要だ。


  強さ加減がむつかしかった   

応急処置の方法も時代とともにだんだん変わってきている。

昔はマムシにかまれた時は「吸いだしたり、切ったりして毒を出す」
と言われたものが、今はそんなことはせず、あまり動かさないように
する方がよいそうだ。

ケガで出血した時も、昔は「心臓に近い所を縛り止血をする」と教え
られたが、今は縛ることの弊害が言われる。

心肺蘇生法も何年か前からは繰り返す回数などが変わっているらしい。
今は人工呼吸2回ー心臓マッサージ30回を繰り返す。

実は3年ほど前に同じような講習を受けたが、すっかり忘れている。
時々はこんな講習を受け直して思い出しておかないと。

今日は時々笑い声も聞こえる和やかな講習会だったが、実際に緊急
事態を目の前にしたらあせるだろうな。
そんなことが起こらないように祈りながら、でもそんな時こそ落ち
着いてできればいいなと思う。



コメント
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