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大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

連載 22 日本とアジアの平和を実現し、国民主人公の社会を創っていくためには

2015-07-07 | 「私がお話し」します。

第3章        韓国「併合」から第二次世界大戦へ               

日本が侵略した歴史と加害責任、その後遺症 

 

 

1、明治からの「狂った時代」は、絶対主義的な天皇制にある。

   日本が侵略した歴史と加害責任、その後遺症 

  さて、日本の義務教育で教えている歴史は、殆どの学校では、江戸時代まで教えると時間切れとなり明治・大正・昭和はあまり教えていません。明治になって日本の伝統は天皇中心の国だと説明しても、江戸時代までは武将が実権を握っていた歴史を教えるのですから、嘘をつくことになります。絶対主義的天皇制による「近代日本」の朝鮮侵略・日清・日露戦争、第二次大戦へという天皇と日本政府の戦争犯罪責任、他民族圧殺と日本国民への弾圧を教えてこなかったのです。

今、自民党や維新の会は、国際犯罪の歴史を、国際貢献を目的していたのだと歴史を書き換えて、憲法9条をはじめ国民が勝ち取ってきた民主的な権利を剥奪し、天皇を中心にした国を復活させようとしています。このことがアジア諸国と友好が結べない最大の原因です。

歴史の真実はどうだったのでしょうか、

大日本帝国は、アジア支配の野望のもとに韓国・朝鮮をアジア侵略の拠点とするため、軍隊を動員して韓国を植民地にし、土地を奪い、姓名を奪い、言葉を奪い、民族を奪い、国を奪い、女性を日本軍の性奴隷にし、命まで奪うという残虐な支配を行いました。
 私は、これらの侵略行為は「間違いだった。」日本から朝鮮、韓国に「謝罪と補償は当然のこと」だと思うのです。

 ところが謝罪と補償問題に関する日本政府公式見解の新しいものは、平成22年8月10日次の談話です。その内容は大変不十分なものです。次の談話は菅総理の時のものです。

  平成二十二年八月十日  内閣総理大臣談話

本年は、日韓関係にとって大きな節目の年です。ちょうど百年前の八月、日韓併合条約が締結され、以後三十六年に及ぶ植民地支配が始まりました。三・一独 立運動などの激しい抵抗にも示されたとおり、政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました。

私は、歴史に対して誠実に向き合いたいと思います。歴史の事実を直視する勇気とそれを受け止める謙虚さを持ち、自らの過ちを省みることに率直でありたい と思います。痛みを与えた側は忘れやすく、与えられた側はそれを容易に忘れることは出来ないものです。この植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対 し、ここに改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明いたします

このような認識の下、これからの百年を見据え、未来志向の日韓関係を構築していきます。また、これまで行ってきたいわゆる在サハリン韓国人支援、朝鮮半島出身者の遺骨返還支援といった人道的な協力を今後とも誠実に実施していきます。さらに、日本が統治していた期間に朝鮮総督府を経由してもたらされ、日本 政府が保管している朝鮮王朝儀軌等の朝鮮半島由来の貴重な図書について、韓国の人々の期待に応えて近くこれらをお渡ししたいと思います。

日本と韓国は、二千年来の活発な文化の交流や人の往来を通じ、世界に誇る素晴らしい文化と伝統を深く共有しています。さらに、今日の両国の交流は極めて 重層的かつ広範多岐にわたり、両国の国民が互いに抱く親近感と友情はかつてないほど強くなっております。また、両国の経済関係や人的交流の規模は国交正常 化以来飛躍的に拡大し、互いに切磋琢磨しながら、その結び付きは極めて強固なものとなっています。

日韓両国は、今この二十一世紀において、民主主義や自由、市場経済といった価値を共有する最も重要で緊密な隣国同士となっています。それは、二国間関係 にとどまらず、将来の東アジア共同体の構築をも念頭に置いたこの地域の平和と安定、世界経済の成長と発展、そして、核軍縮や気候変動、貧困や平和構築と いった地球規模の課題まで、幅広く地域と世界の平和と繁栄のために協力してリーダーシップを発揮するパートナーの関係です。

私は、この大きな歴史の節目に、日韓両国の絆がより深く、より固いものとなることを強く希求するとともに、両国間の未来をひらくために不断の努力を惜しまない決意を表明いたします。

以上のとおりですが 歴史の真実に照らしてみれば大変不充分なものでした。しかし安倍新談話は、下線を引いた部分を一層曖昧にしようとしています。

この談話でも曖昧な点が残されてます。

①、文章の主語を「日本政府はとして、このように考え、こうします。というべきところを「私は、」とすることによって国家責任をあいまいにし、明確な謝罪・賠償責任を曖昧にています。誰がどんな方法で植民地にしたのか、についても曖昧にしています。

また今後の課題と解決方法がさらに曖昧なことです。

②、1910年の韓国「併合」に至る経過と[併合]そのものについて1945年8月15日までは国際法上正しかったとは言っていないが、違法だったとしていないこと。

③、在日朝鮮人の法的地位の扱いは一貫して間違っているのに何も触れていないこと。

④、談話発表後、具体的な問題を解決していくための交渉の進展は、朝鮮王朝儀軌返還以外は見られないこと、引き続く交渉の場が作られていないこと。

⑤、国連加盟国北朝鮮は、当時の植民地の一部であり、北朝鮮に対しても謝罪の気持ちをあらわし、現在は別の国家を形成しているので、その政府と誠実に話し合って解決することを述べるべきであること。などを指摘しなければなりません。

 自民党安倍総理は、村山談話や先の平成22年談話の見直しを公言しています。

政府の韓国「併合」容認姿勢に勇気付けられ、今でも、侵略戦争を肯定・美化する歴史を書いた教科書の問題や、坂の上の雲のような当時の支配者意識を肯定する考えや大東亜共栄圏と言う考えのもとに、アジアの他国を侵略して当然だというような考えがまかり通っているのです。平成23年国会議員165名がそろって靖国神社参拝という行為は、歴史の流れに逆行し、決して新しいアジアを切り開くこと行為とは言えないでしょう。
 さらに最近では、「在日特権を許さない市民の会」が進める運動など、歴史を歪めて宣伝する人がいますが、国際的に非常に恥ずかしく、「百害あって一利なし」です。維新の会の石原・橋下両氏の「慰安婦は必要だった。」「沖縄米兵には風俗店を利用すればよい」などの非常識な発言までマスコミをにぎわしており、世界中から非難の声が上がっています。 

日本とアジアの平和を実現し、国民主人公の社会を創っていくためには、どのように考え、どうすればよいのでしょうか。歴史を見てみましょう。

 

 

 

 

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京都在住、呉西湖さんのブログより転載

2015-07-07 | 日本と韓国・朝鮮・中国との友好

在米同胞シン・ウンミさんの統一講演会

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3。同質感の確認

しかし、異質感を見つけにいった旅行で北側の地に足を踏み出してまもなく、私はそこで異質感どころか同質感のみを発見することになりました。
食事や遺跡を参観する時、そのどの一つをとっても、私と関連されないものがなかったのです。
 ここの人々も私と同じ人間の喜怒哀楽に涙して喜んで…、『同じ食べ物を食べてアリランを歌って涙を流して、同じ言語を使って同じ文化や歴史や民族的な情 緒を共有して、ここの人々もまた、分断の痛みを両肩に担って手にあまるように生きている私の愛する兄弟であり、民族であり、同胞であり、民であり、私か愛 して抱き合わなければならない隣人だということを骨に凍みるほど感じました。
私は共和国への旅行を通じてそこに養女らと修養のおい(めい)、修養の兄妹もできました。
 共和国で大家族ができたのです。70年余りの分断歳月が無かったかのように、私たちは
出会ってから驚くほどすぐに家族関係を形成することができました。
 長い歳月つむいできた、切っても切れない、変わろうとしても変わることのできない民族的情緒を共有しているためです。今私と皆さんもたちも気が合って情を分かち合うことができるようになるのと同じような話です。

私の養女はとてつもない主体思想信奉者のようです。そして私の娘たちの目に写る私は、
巨大なブルジョアのエキスだけを集めたような人、キリスト教信奉者でしょう。
 ところが娘たちと私か母と娘の関係になるにあたって、このように異なる思想や理念が関わってくることはなかったです。互いに異なる思想が問題になることは全くなかったです。
 ただそれぞれ違うことを認めれば良いのです。すると偏見や先入観がなくなって色眼鏡で見ることもなくなります。そして互いを理解し、痛みも見えるようになり、互いを愛する心が生じることに気付きます。
このように母親と子供の関係になるのには思想、理念などはなんの問題にならなかったのです。

4、脱北者

北に旅行に行って文章を書き講演をしていると、たくさんの脱北者から手紙をもらいます。
手紙を送ってくる脱北者の内友70~80%が故郷に帰りたいという話をします。
彼らが帰ろうとする大きな理由は、故郷においてきた両親、兄弟、知り合い、友人だちと会いたいということと、南で感じる経済的、社会的差別のためです。北 にあった絶対的貧困よりも、南での相対的貧困からくる乖離感、差別感、そして、社会的差別による侮蔑感、恥辱感などが彼らを「韓国」で生き辛くしました。
「韓国」の2万5千名を超える脱北者たち、そして数千万の離散家族と故郷に帰ることができない人たちを考える時、統一は絶対にしなければなりません。統一までいかなくとも、いつでも故郷と両親、兄弟、知り合いに会いに行くことができるようになるべきではないでしょうか。
 人が愛する家族と交わって生きていかなければならないのは、天が私たちに与えてくれた天倫であり、公議の実現であります。
 この世の中、愛する家族と離れて数十年も会えずに生きていける場所が何処にありましょうか。どの政府も、どのような制度も愛する家族を会えなくする権利はありません。
 他意によって家族の出会いが制限されるということは、重大な人権揉環であり、野蛮的な形態だとしか見ることができません。

 愛する家族を数十年間、会えなくしておきながら、なに食わぬ顔で生きている私の祖国、二つの国にどのような天罰が下されるのか怖くなります。非人間的で、倫的な祖国の状況を見つめるとき、悲しい気持ちを抑えることができません。
 白凡/金九先生がおっしやられたように、私たちの国は「文化の香り」が漂う国にならなければなりません。
{文七の香り」が漂う国とは一体どのような国なのでしようか。経済が発展して軍事力が強く、政治的影響力が強い国ではなく、みんながお互いを理解し、配慮 し、自分より他人の痛みをまず考えることのできる寛容な人たちが暮らす、そして国民みんなが尊重され自尊を守ることができるような国、互いに違う声と考え がハーモニーを奏で、より素晴らしく豊かな魅力を漂わせる平和的な国がまさに「文化の香り」が漂う国ではないかと思います。                         `
 そのようになった時、国の経済、軍事、政治・・・この全てのことをも進めることができると思います。


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5。統一に対して

統一の対象は南と北です。

 統一に向かう第一段階はお互いをよく知ることです。そうするには、互いに心を開いて、目を開け、恐れることなく互いを愛さなければなりません。
 そんな心になる時、互いを理解することができるし、互いの問題点を見つめ、なだめ解決していけると思います。そして互いの長点を見つけ、より成熟できる ように互いを激励すべきです。言い換えれば互いに親北、親南になり互いの良い点は従北、従南もしなければならないのです。
 パククネ大統領が統一はテバッ(大当り)といったでしょう。私はテバッ”という表
現より祝福という表現を使いたいです。
 南と北が和解・協力する瞬間、私たちの祖国は南と北それぞれが“WIN-WIN”し、互いが祝福の関係に近づくことを確信します。

北には多くの良質な地下資源と勤勉で質が高く低廉な労働力と、科学技術の最高峰といえる宇宙航空技術もあります。そこに南の資本とまたレベルが高い先端技術があります。
 互いに力を合わせる瞬間、経済、文化大国になるのは目に見えています、
いま南では青年の失業と非正規職、名誉退職、早期退職聞題が深刻な状態です。
 おそらく南北が互いに協力して経済を起こすなら南で非正規職だ名誉退職だというような単語は消えてなくなるでしょう。

 しかし何よりも重要なのは、70年の分断によって互いが非正常な状況の中で満身創痍となった私たちの歴史を、少しの間中断された燦然とした私たちの歴史を、再び共に歩んでいけるようになるということです。
 私のような平凡な人にとって統一は、会いたい人にいつでも会え、祖国に行きたい時にいつでも行くことができるのなら、それがまさに統一です。

 統一された祖国で生きていく多数の大衆は私のように南北の平凡な人です。
 だから南北大衆の心の中に根づく分断の壁を壊すことが何よりも重要だと考えます。互いに積もっている心の障壁を壊さない状態での政治的、経済的、軍事的 統一法案は、どれだけ素晴らしい戦略であったとして一時の統一「テバッ」でもない統一「チョバッ」大外れになると確信します。
 北に行って統一の話をすると老若男女問わず、涙を流して私たちの民族が一日も早く統一をしなければならないと言います。そして6.15、10.4宣言時代に立ち返らなければいけないと言い、そうなれば必ず統一はなされるはずだといいました。

 そして彼らの統一の主体は主語がウリ(私たち)で、南で統一の話をすれば統一の主体
は周辺4大陸です。
ましてや南で統一の話をすれば従北、「アカ(共産主義者の蔑称)」と追いやります。
しかし私は堂々と言います。
 北に行く前は北の同胞を冷笑的に冷たい視線で見てきた。
 そして統一だ、民族だ、といったものに関心がなかった。しかし、北を旅し、北側の同胞に会った後、私は彼らを愛するようになったし本心で民族の和合と祖国の平和的な統一を望むようになった。こう考えるに至った状況が従北なら、私は「従北だ」と。
もう南と北、互いに向けた銃口を置いて、互いが抱き合って理解、和解、協力する道だけが私たちの民族が生きる道です。

 私たちはうまく流れない歴史の水流をこの場で思いきって変えないといけません。
 それこそがこの時代を生きている私たち同胞の使命であり、公義と正義の実現だと思います。


6。海外同胞の任務であり、特権

 したがって、南と北、海外同胞である私たちはお互いの心を開き合い、目を開けて恐れることなく愛し合わなければなりません。これこそが統一に向かう最も重要な礎となり、根となり土台になると考えます。

統一は、互いの心と心が出会い、心の壁が崩壊することです。
 
そのような意味で、私はすでに心で統一され祖国で生きています。共和国にも愛し合える同胞かいます。そして今日ここでも、心で抱き合え愛する同胞達に出会 いました。 南と北、海外同胞が一つの心になるときに、私たちは、事実上の統一を成し遂げるのです。そしてこのような心の統一は経済的、政治的、軍事的、 文化的統一に向かう実質的な統一の実を結ぶ丈夫な根となることでしょう。

 そして統一は、愛する人たち、兄弟、同胞、全ての民族がともに平和に生きることです。つ
まり、統一は人聞か享受しなければならない最も基本的な人権なのです。 また、こうした平和な統一は会わなければなりません。
 なぜなら、会うとすぐに知り合いになります。そうして互いに違いが無いということを理解するようになり、ついにば信頼し愛するようになります。これがまさに民族愛であり、
同胞愛です。

 このように、愛と信頼が回復すること、これこそが統一した祖国で生きる私たちの心になるのです。
 まさに、6.15、10.4宣言の時代がそのような時代だったと言えます。私たちは再びそのような時代に戻らなければなりません。
いま、私たちには海外同胞としての役割があります

それは、外から祖国をきちんと眺めながら、声を加えていくことだと思います。外から眺めると、木だけを見るのではなく、森全体を見ることができるじやないですか。
 今私たちの祖国は危機に置かれています。しかし、危機ではありますが落ち込む必要は
ありません。この機会を賢く捉えなければなりません
 
 まず、私たちの祖国が直面した危機から抜け出すことができる最高の賢い方法は分断の痛みを清算することです。
 分断の傷が癒えたときこそ、私たちの祖国が直面した危機から抜け出して、成熟した祖国に発展、成長する機会となることを確信します。
 言い換えれば、祖国の分断を克服して、和解、協力してついには平和的な統一を成し遂げることは、私たちの民族の課題であり、必ず成し遂げなければならない使命です。これは、私たちの民族が享受しなければならない堂々とした権利を回復することでもあります。
 たとえ私は母国から強制出国させられましたが、私自身が海外同胞としてできる事をしようと思います。
 南と北が再び以前の良い関係に戻るまで、南と北の烏鵲橋(オジヤツキョ)の役割を果たすことが、祖国を離れて生きている私たちができる正義の実現だと思います。また、海外同胞の特権といえます。 悲しい特権ですね!

 私は我が祖国の美しい同胞たちを忘れることができません。私たち民族、わが民族は本当に素敵で美しいです。 祖国の南と北、そして800万の海外同胞ぱ 広く人を利する弘益(ホンイク)人間’の精神を受け継いだ美しい倍達民族です。どんな状況でも挫折しないで世の中を利する民族としての自らの役割を明確に していくと固く信じています。

 ありがとうございました。

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地方参考人会:大田 昌秀元知事は名護市辺野古への新基地建設反対を訴えた。

2015-07-07 | 戦争だけはやめてほしい

安保法案2氏反対 強行「新基地と共通」 賛成2氏、慎重審議要求 沖縄参考人会

2015年7月7日

 

衆院平和安全法制特別委員会の地方参考人会が6日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開催され、民主、共産推薦の稲嶺進名護市長、高嶺朝一前琉球新報社長 が安全保障関連法案に反対の立場で意見を述べ、自民、公明推薦の古謝景春南城市長、中山義隆石垣市長が法案に賛成の立場から陳述した。維新が推薦した大田 昌秀元知事は名護市辺野古への新基地建設反対を訴えた。国民理解について中山氏が「深まっているとは思えない」、古謝氏は「国民にも分かるよう丁寧な説明 を」と述べ、慎重な審議を求めた。

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