大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

委員長のキャロリン・マロニー下院議員は、企業幹部を前に「気候変動の最悪の結果を避ける機会は急速に狭まっている。化石燃料業界が態度を改める時だ」と指摘しました。

2021-10-31 | 世界の変化はすすむ

“利益優先 気候対策怠った”

米下院 石油大手の責任追及

 【ワシントン=島田峰隆】米下院の監視・改革委員会は28日、石油大手企業が自社の利益を優先して気候変動対策を遅らせようとしたとされる問題について公聴会を開きました。委員長のキャロリン・マロニー下院議員は、企業幹部を前に「気候変動の最悪の結果を避ける機会は急速に狭まっている。化石燃料業界が態度を改める時だ」と指摘しました。

 公聴会では、エクソンモービル、BP、シェブロン、シェルの石油大手4社の幹部らが証言しました。

 米メディアなどによると、エクソンモービルやシェルの社内では1970年代から80年代に、科学者が経営陣に対し、化石燃料の燃焼が地球規模の気候変動を起こしていると警告していました。しかし経営陣は対策を取らず、化石燃料事業を進め、巨額の利益を上げました。

 マロニー氏は「米国民は気候変動を抑制できたかもしれない30年余りを失った。その結果が今日の強力なハリケーン、危険な山火事、破滅的な洪水だ」と批判しました。幹部らは「化石燃料の使用が気候変動の一因となっている」(シェブロン)と認める一方で、石油やガスは今後も必要だとして「簡単な答えはない」(エクソン)などと表明しました。

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前回、1投票所当たり3票足りず比例3議席目に届かなかった清水候補。大阪市内をかけめぐり、「コロナ禍で苦しんできた国民、事業者の声を届けるために、絶対に国会に戻してほしい」

2021-10-30 | あらゆる差別を許さない

希望の日本へ政権交代必ず 比例候補こん身

命・地球・未来を守る 近畿(28)

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(写真)訴える(左から)こくた、たけやま候補=京都市下京区

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(写真)声援に応える(左から)宮本、西田、清水の各候補=大阪市中央区

 近畿ブロック(定数28)で、こくた恵二(京都1区重複)、宮本たけし(大阪5区重複)、清水ただし(大阪4区重複)、こむら潤(兵庫8区重複)、たけやま彩子、西田さえ子の6候補を先頭に奮闘。大接戦となっている3議席目を獲得し、その勢いで4議席を絶対回復しようと全力を挙げています。

 29日は、小池晃書記局長の応援を受け、尼崎市で、こむら候補が「3人の子どもを持つお母ちゃんです。いのちを守れ、地球を守れ、子どもの未来を守れの願いを共産党と、こむら潤にお寄せください」と訴え。宮本候補は大阪市淀川区で「隠ぺい、改ざん、うそ八百の政治はごめんです。その願いを宮本たけしに、比例は日本共産党に託してください」と力を込めました。

 前回、1投票所当たり3票足りず比例3議席目に届かなかった清水候補。大阪市内をかけめぐり、「コロナ禍で苦しんできた国民、事業者の声を届けるために、絶対に国会に戻してほしい」とこん身の訴えをしました。

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日本共産党は、気候危機の克服を、人類の未来にとって死活的意義を持つ課題と位置づけ、30年度までに二酸化炭素を50~60%削減する大改革を提案しています。

2021-10-30 | 若者が自分の問題として考えだした。

2021年10月30日(土)

主張

総選挙あす投票

未来開く力持つ党の躍進こそ

 政権交代が焦点の総選挙はあす投票日です。コロナ対応とともに、日本と世界の大問題にどの党が真剣に向き合っているかが問われています。深刻な課題を直視できない自民党・公明党にこれ以上政権をまかせるわけにいきません。気候危機の打開、ジェンダー平等の実現でも確かなビジョンと変革の道筋を示す日本共産党の躍進で未来を切り開きましょう。

人類の大問題に取り組む

 岸田文雄首相は選挙後、英国で31日に開幕する気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に出席する予定です。いまの取り組みでは地球温暖化を食い止められないとする報告書が発表され、対策の強化に一刻の猶予も許されません。

 しかし岸田政権が決定したエネルギー基本計画では2030年の電源の19%が石炭火力発電です。二酸化炭素を大量に排出する石炭火発を30年までになくすことを国連が求めているのに、日本は九つも新増設しようとしています。原子力発電への依存も続けます。「温暖化のおかげで北海道の米はおいしくなった」という麻生太郎自民党副総裁の暴言は同党の無責任ぶりをまざまざと示しました。

 日本共産党は、気候危機の克服を、人類の未来にとって死活的意義を持つ課題と位置づけ、30年度までに二酸化炭素を50~60%削減する大改革を提案しています。どの党が未来に責任を負う立場かは明らかです。

 各国の男女平等の達成度を示す「ジェンダーギャップ指数」で日本は世界120位です。異常な後進性の大本には、古い価値観に固執し、財界言いなりで、差別の構造を変えようとしない自民党政治があります。

 生涯1億円にも上る男女の賃金格差の解消は待ったなしです。岸田首相は企業に格差の実態を公表させることすら拒んでいます。各党首の中で、選択的夫婦別姓の導入法案を来年の通常国会に提出することにただ一人賛成しなかったのも岸田首相です。

 誰もが性別にかかわらず個人の尊厳を大切にされ、自分らしく生きられる社会を築くことが国民多数の願いです。全国で声を上げる人たちと連帯してたたかう日本共産党を総選挙で伸ばし、ジェンダー平等の実現を阻む政治を転換しましょう。

 岸田首相は「新しい資本主義の実現」を掲げた会議を始動させましたが、安倍晋三政権の「未来投資会議」、菅義偉政権の「成長戦略会議」を引き継いだ、財界中心の会合です。不公平税制など分配のゆがみを正す政策は何も示していません。

「利潤第一」から解放する

 日本共産党は、弱肉強食の新自由主義を終わらせ、命と暮らしを何よりも大切にする政治に切り替えます。経済を利潤第一主義から解放することを綱領に明記する党だからこそできます。将来めざす社会主義・共産主義の社会は、資本主義を乗り越え、人間が人間を搾取することがない社会です。民主主義と自由の成果をはじめ資本主義時代の価値ある成果は、すべて受け継ぎ発展させます。

 今求められているのは、憲法を無視し格差と貧困を広げた自公政権を終わらせる政権交代です。ぶれず誠実に野党共闘に力を尽くす日本共産党を押し上げ「比例は共産党」と広げに広げてください。

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日本も今のままでは、韓国の後追いになる心配がある!第6波への入り口に立っているのでは?

2021-10-29 | コロナから命を守るために
 

韓国、日常回復前に新規感染者2千人近く発生…

「ハロウィンで防疫規則違反の恐れも」

登録:2021-10-28 06:34 修正:2021-10-29 06:24
 
一日の新規感染者1952人で再び増加傾向 
「寒さで室内活動が増えたのが原因」 
 
外国人や若者層が集まる地域の遊興施設で 
来月2日まで防疫取締りに着手
 
 
今月22日午後、ソウル松坡区蚕室ロッテワールドタワーで開かれた「ミステリー・ハロウィン」イベントで、市民がリレーフォトゾーンを背景に記念撮影をしている/ 聯合ニュース

 一時は1000人台前半で落ち着いているように見えた韓国の新型コロナ新規感染者が、再び2000人台に迫るほど増えている。11月1日から始まる段階的な日常回復(ウィズコロナ)の実施には支障がないが、防疫当局は今週末、若者や外国人が密集するものとみられるハロウィンを控え、換気やマスク着用など、基本的な防疫ルールを徹底的に守ることを呼び掛けている。

 27日0時現在の国内の新型コロナ新規感染者は1952人だった。水曜日であるため、週末の検査件数が減った効果がなくなったためでもあるが、過去10日(17~26日)の1日平均1338人に比べ、高い数値だ。これに先立ち、新規感染者数は6日に2027人、7日に2425人、8日に2172人で、3日連続で2000人台を記録した後、9日から約20日間1000人台を維持し、減少傾向を示してきた。

 中央事故収拾本部(中収本)のソン・ヨンレ社会戦略班長は同日午前の定例会見で、「ここ3週間は減少傾向にあった新規感染者数が、今週に入ってから再び少しずつ増加する傾向を示している」と述べた。ソン班長は患者数が増加した背景について、「先週、私的な集まりの拡大など防疫措置の緩和により近づいた日常回復に対する期待感や、寒さのため室内活動が増えて換気が難しくなる点などが、流行を悪化させる要因だと判断している」と説明した。これに先立ち、韓国政府は18日から社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)を維持するものの、首都圏の私的な集まりの人数基準を最大8人まで、非首都圏は最大10人まで拡大するなど、防疫規則を緩和した。

 ただし、重症患者専担治療病床は26日基準で計1073病床を確保しており、稼働率は全国42.1%で余裕がある。首都圏にはまだ284病床が残っている。準重症患者の病床も稼働率が全国平均51.9%で、首都圏にも94病床が残っており、大きな問題はない状況だ。

 さらに政府は今週末のハロウィン(10月31日)を迎え、若者を中心に感染が広がらないように注意を呼びかけている。中央災害安全対策本部(中対本)第1次長を兼ねているクォン・ドクチョル保健福祉部長官は同日午前の中対本会議で、「今週末のハロウィンを控え、防疫規則に違反する行為が頻発しないか懸念される」と指摘した。ソン・ヨンレ班長も「長時間室内に滞在し、マスクを付けにくい食事や飲酒などをしたり、大声で歌ったり、激しい運動などを長く続ける場合は、どうしても密閉した空間では感染確率が高くなる」とし、「集まりはできるだけ短く、換気にも引き続き気を使い、マスク着用など基本的な防疫守則を徹底して守ってほしい」と述べた。

 このように政府がハロウィンを感染拡大の要因に挙げた背景には、若年層と外国人の相対的に低い接種完了率がある。キム・ブギョム首相は26日、中対本会議で「今週末のハロウィンを迎え、期待に胸を膨らませた一部の若者たちが防疫守則に違反するのではないかという懸念の声があがっている」とし、「まだ国内滞在の外国人や若者たちの予防接種率が十分ではない状況で、日常回復を始める前に、新しい集団感染の輪が地域社会のあちこちで生まれることがあってはならない」と述べた。同日午前0時基準の若年層の新型コロナワクチン接種完了率は、18~29歳は74.2%、30~39歳は73%で、18歳以上の全体接種完了率(83.1%)に比べて10%ほど低い。外国人の接種完了率は57.9%に止まっている。疾病管理庁は同日、「ハロウィンを迎え、様々な外国人コミュニティのイベント及び私的集まりを通じた感染拡大が懸念される状況」だとし、「ワクチン接種率がまだ高くない若年層が過密な室内環境でまた大声で話しながら長時間滞在した場合、危険な状況を招く恐れがある」と説明した。

 これに先立ち、政府は今月22日の中対本ブリーフィングで「ハロウィンに備えた飲食店・外国人密集地域特別防疫点検計画」を発表し、27日から来月2日まで外国人と若者が多数密集する地域の居酒屋や遊興施設を対象に特別防疫点検を行うことにした。ソウル(梨泰院・弘大・江南駅・瑞草駅)や仁川(仁荷大・富平)、京畿(龍仁・水原)、釜山(西面)などにある居酒屋と遊興施設が主要点検対象だ。防疫規則に違反した外国人に対して強制出国措置を取るという政府の計画が外国人差別だという指摘に対し、ソン・ヨンレ班長は「ハロウィンに馴染みがあり、それによってイベントが多く展開する地域を集中的に点検するという計画で、外国人だけをターゲットに実施するわけではないため、差別問題は大きくないだろう」と答えた。

 一方、疾病庁は同日、室内活動が多くなる冬季を控え、「賢い換気指針」を設けたと発表した。韓国建設技術研究院による政策研究の中間結果によると、新型コロナウイルスは10分前後の自然換気または大衆利用施設の持続的な換気設備の稼動により、汚染物質の濃度と空気感染の危険性が3分の1まで減少することが分かった。

 「賢い換気指針」は、まず窓の開放による自然換気の一般原則として、前後の窓を開放し、冷暖房機を稼働中も自然換気を行い、換気設備がない場合は扇風機またはサーキュレーターにより室内の汚染物質を外部に排出するよう定めている。大衆利用施設や病院の場合は、「換気設備内部の循環モードは避け、外気導入量を最大に増やし、高性能フィルターの使用とフィルターとカートリッジの間の漏洩に注意するよう」呼びかけた。なお、マンションなどの共同住宅とオフィスビルでは「逆流防止ダンパー(煙や空気の量を調節する装置)のある排気ファンの設置を推奨し、厨房のファンを稼働する際は自然換気を並行すること」を勧めている。

クォン・ジダム記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
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演説には玉城デニー知事をはじめ、「オール沖縄」陣営がそろって、あかみね必勝を訴え、聴衆は力強い拍手と太鼓、指笛で応じました。

2021-10-28 | 沖縄に米軍基地はいらない

1区あかみね候補 横一線の大接戦

沖縄の心 託して

「オール沖縄」全員勝利 何としても

那覇 志位委員長が訴え

 総選挙で自公候補との「抜きつ抜かれつ・横一線」の大接戦を繰り広げている衆院沖縄1区。「オール沖縄」あかみね政賢候補の1区での再選と、1区から4区までの「オール沖縄」全員当選を何としても勝ち取ろうと、最終盤の27日、那覇市の県庁前で街頭演説が行われました。日本共産党の志位和夫委員長は「沖縄県民の総意をないがしろにする安倍・菅政権の強権政治を反省なく引き継ぐのが岸田政権。自公政権はもう終わりにして、『オール沖縄』と野党共闘の力で政権交代を実現しよう」と気迫の訴え。演説には玉城デニー知事をはじめ、「オール沖縄」陣営がそろって、あかみね必勝を訴え、聴衆は力強い拍手と太鼓、指笛で応じました。


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(写真)声援にこたえる(左から)喜友名、志位、あかみね、デニー、高良、多和田の各氏=27日、那覇市

 志位氏は、辺野古新基地反対など7期21年にわたり「沖縄の心」を国会に届け続けたあかみね候補は、瀬長亀次郎、古堅実吉両元衆院議員の不屈の精神を引き継いだ政治家であり、「沖縄だけでなく日本にとっても宝の議席です」と強調。その上で、(1)コロナから命を守る政治(2)辺野古新基地中止、普天間基地の閉鎖・撤去という「沖縄建白書」の実現(3)暮らし第一で沖縄経済・日本経済をよくする(4)気候危機を本気で打開する政治(5)ジェンダー平等の日本―という「沖縄県民の五つの願いを、あかみねさんにたくしてほしい」と訴えました。

 志位氏は、「オール沖縄」が連続勝利をかちとった2014年に故・翁長雄志前知事から「これからは、保守は革新に敬意を払い、革新は保守に敬意を払い、力をあわせて基地問題の解決を」との言葉を聞き、沖縄のたたかいに学んで、15年から市民と野党の共闘の道に踏み出したと強調。今回の総選挙で共通政策・政権協力・選挙協力の「3点セット」で野党共闘の態勢がつくられ、全国213選挙区で一本化したと報告し、「沖縄では『オール沖縄』の4人全員を『3日攻防』で勝たせていただき、政権交代をやろうじゃないですか」と力強く訴えました。

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(写真)あかみね政賢候補(左)の応援に駆け付けて訴えた志位和夫委員長=27日、那覇市

 あかみね候補は「辺野古に新基地をつくらせない。子や孫にオール沖縄を伝える歴史的なたたかいです」と述べ、支持・支援を呼びかけました。

 デニー知事は「辺野古に新基地をつくらせない、オスプレイ配備撤回という『建白書』の実現に全力をあげる、あかみね候補は無党派からも注目を集めています」と訴え。城間幹子・那覇市長は「子や孫のために新基地建設に反対します。子や孫に、平和で豊かな沖縄を残したい。ウチナーンチュ(沖縄人)の心をぜひ、あかみねさんに」と力を込めました。

 沖縄社大党の高良鉄美委員長・参院議員、社民党の多和田栄子・那覇市議、立憲民主党の喜友名智子県議、「新しい風・にぬふぁぶし」の翁長雄治県議がマイクを握り、あかみね必勝を訴えました。

 街頭演説に先立ち、志位委員長は「あかみね候補勝利のために1分1秒もむだにできない」と、宣伝カーに乗り込みました。志位氏が那覇市内で手を振りながら「基地のない平和な沖縄の願いは、こぞってあかみね候補へ」と訴えると、多くの市民が手を振り、自動車のクラクションを鳴らして応じました。

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演説を聞いた沖縄出身の同大3回生(21)は「辺野古の基地建設を中止してほしい。共産党は一番がんばっていると思う」と投票を約束しました。

2021-10-27 | あらゆる差別を許さない

 

京都 こくた候補 大学前宣伝

学生「富 偏る構造変えて」

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(写真)学前で若者と訴える、こくた候補=26日、京都市上京区

 日本共産党の、こくた恵二近畿比例・京都1区候補は26日、昼休み中の学生らが行き交う同志社大学前(京都市上京区)で、日本民主青年同盟の若者と、学費や気候危機などの質問に答えるトーク宣伝を行いました。

 若者から「学生のとき250万円の奨学金を借りた。30歳を過ぎてもいまだに返済中で焦っている」「日本のジェンダーギャップが大きい理由は?」などの声が寄せられました。

 こくた候補は、「卒業するときに青年に借金を背負わせること自体が政治の貧困そのもの」などと指摘し、党の政策をわかりやすく紹介。高校生らが声を上げ大学入試改革にストップをかけた運動などに触れ「声を上げれば政治を変えられます。野党も共同して学費半額を提案した。願い実現に力を合わせましょう」と訴えました。

 シールアンケートに足を止めた同大3回生(20)は「コロナで資本主義の問題がむき出しになった。富が偏る構造を変えないと、安心して生活できない。昔なら絶対に共産党は他党と組まなかった。野党共闘を進めた共産党に期待している」と話しました。

 演説を聞いた沖縄出身の同大3回生(21)は「辺野古の基地建設を中止してほしい。共産党は一番がんばっていると思う」と投票を約束しました。

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「終戦宣言」そのものに対する米国政府の判断については具体的に触れなかった。

2021-10-26 | 3・1独立運動の伝統を受け継いで

ソン・キム米特別代表

「韓国と終戦宣言を含め様々な対北朝鮮協力を期待」

登録:2021-10-25 00:55 修正:2021-10-25 07:51
 
非公開の朝食協議…ノ・ギュドク本部業「終戦宣言などの北朝鮮に対する関与推進続ける」
 
 
外交部のノ・ギュドク朝鮮半島平和交渉本部長(左)と米国務省のソン・キム北朝鮮政策特別代表が24日午前、ソウル中区のロッテホテルでの非公開による朝食協議の後、略式記者会見を行っている=写真共同取材団//ハンギョレ新聞社

 米国務省のソン・キム北朝鮮政策特別代表は24日、「韓国の終戦宣言提案を含む様々なアイディアとイニシアチブ(different ideas and initiatives)を模索するうえでの持続的な協力を期待する」と述べた。

 ソン・キム代表はこの日午前、ソウル中区(チュング)のロッテホテルで外交部のノ・ギュドク朝鮮半島平和交渉本部長と非公開の朝食協議を行い、その後の略式記者会見で「我々は北朝鮮に無条件で会う準備ができており、北朝鮮に対するいかなる敵対的な意図もないということを明確にしてきた」とし、このように述べた。また「北朝鮮の前向きな回答を望む」と付け加えた。ソン・キム代表は「我々は北朝鮮で最も脆弱な階層を助けるために、人道主義分野で北朝鮮と協力する準備をする」とし、北朝鮮に対する人道協力の意志も繰り返し強調した。

 「終戦宣言」に関するソン・キム代表のこの日の発言は、18日(現地時間)のワシントンでのノ本部長との2国間協議後に使用した「ノ本部長と私は、韓国の終戦宣言提案について話し合った」という表現よりも進展したものだ。「話し合った」が「持続的な協力を期待」へと変わったからだ。しかし同氏は、この日も「終戦宣言」そのものに対する米国政府の判断については具体的に触れなかった。

 ソン・キム代表はしかし、「新型潜水艦弾道弾発射」など、最近の北朝鮮の相次ぐミサイル発射については、「懸念されるだけでなく、持続可能な朝鮮半島の平和に向けた進展には逆の効果をもたらす」と批判した。続いて「多数の国連安全保障理事会決議に違反したものであり、隣国と国際社会に対する脅威」だとし「北朝鮮がこうした挑発と不安定を引き起こす行動をやめ、対話に応じることを求める」と述べた。

 ノ・ギュドク本部長は「(18~19日の)ワシントンでの協議の延長線上で、本日キム代表と終戦宣言提案について真剣で深みのある協議をした」とし「韓米両国はこれを土台として人道的協力、意味ある信頼構築措置などの様々な対北朝鮮関与の方策を持続的に推進していくことを決めた」と明らかにした。ノ本部長は「今後の北朝鮮との対話再開の際、北朝鮮側の関心事を含むあらゆる事案について論議しうるという(韓米)両国の共同の立場を再確認した」と付け加えた。続いて「米国政府も各クラスで対話の意志を表明し続けているだけに、北朝鮮側が速やかに呼応してくることを期待する」と述べた。ノ本部長は「韓米両国は本日の協議の後続措置の履行状況を見ながら、近いうちにさらなる協議を行うことを決めた」と述べた。インドネシア大使を兼務するソン・キム代表は同日、インドネシアに向かった。

イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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麻生氏・甘利氏「立憲(民主)党は今回、共産党と一緒にやっている。 自民は公明党と一緒のくせに!

2021-10-26 | 反共は、暴走政治の助け舟

焦る自民 事実ゆがめ共闘攻撃

 日本共産党は今回の総選挙に先立ち、立憲民主党との党首会談などで、市民連合と野党が合意した20項目にわたる「共通政策」を実現する範囲での限定的な閣外協力で合意し、共産党独自の政策や立場は持ち込まないと表明したほか、日本共産党綱領も天皇の制度を含めた憲法の全条項をまもると宣言しています。ところが、総選挙も終盤に入り、参院補選での敗北などに焦る自民党幹部からは25日、事実をねじ曲げた野党共闘攻撃が相次いで飛び出しています。

麻生氏

 自民党の麻生太郎副総裁は北海道小樽市で街頭演説し、「立憲(民主)党は今回、共産党と一緒にやっている。政権をとったら自衛隊は違憲、日米安保は廃止、天皇制は反対という人たちが内閣に入る」「そういうところとわれわれは断固たたかわなければならない」などと対抗心をむきだしにして市民と野党の共闘を攻撃しました。

 一方で麻生氏は、岸田文雄首相が2度も応援に入った参院静岡選挙区補選(24日投開票)で自民が敗北し、同首相への「打撃」となったと報じられた事態には一言も触れませんでした。

甘利氏

 自民党の甘利明幹事長は東京都世田谷区で同党小選挙区候補の応援のために演説し、「共産党が政権に参加しようとしている。日米安保に反対し、自衛隊を違憲と呼び、天皇制に反対する。そういう思想の政党が限定的にも政府に入ってくる。そんなことを許してはならない」と攻撃しました。これまで行っていた「体制選択選挙」だとする争点ずらしの反共攻撃には触れませんでした。

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志位氏は共通政策、政権協力、選挙協力の三つがそろい、本気の共闘態勢で総選挙に臨めるのは市民の力のおかげだと強調しました。

2021-10-25 | 世直し文化・野党共闘

2021年10月24日(日)

多様性の統一で新しい政権を

未来を変える市民と野党街宣

志位委員長・立民 枝野代表訴え

 市民グループによる「UNITE FOR OUR FUTURE 未来を変えるための市民と野党街宣」が23日夜、東京・新宿駅東南口で開かれ、日本共産党の志位和夫委員長と立憲民主党の枝野幸男代表が、自民党政治を変えようと訴えました。


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(写真)市民と野党の街宣で訴える志位和夫委員長=23日、東京・新宿駅東南口

 志位氏は「みなさんの大きな力がはたらいて、野党がそろってたたかう態勢がつくられました」と述べ、共通政策、政権協力、選挙協力の三つがそろい、本気の共闘態勢で総選挙に臨めるのは市民の力のおかげだと強調しました。

 志位氏は、4野党党首と市民連合が合意した20項目の共通政策は、安保法制の違憲部分の廃止、従来の医療費削減政策の転換、選択的夫婦別姓はじめジェンダー平等、原発のない脱炭素社会など豊かな政策だと紹介。日本共産党と立憲民主党が党首間で合意した政権協力は「共通政策を実現するための立派な合意です」と力説し、選挙協力で289の小選挙区の7割で野党が一本化できたのは、「みなさんが6年前から『野党は共闘』と声をあげ続けてくれたおかげです」と語りました。

 志位氏は「野党はそれぞれ異なるところもありますが、互いによく理解し合い、リスペクトして、一致点で協力することが一番強い。それが多様性の統一です。多様性の統一で新しい政権をつくろう」と呼びかけ、「あなたの1票で政治は変えられる。政権交代を始めよう」と力強く訴えました。

 枝野氏は「党派を超えて、いまの政治をまっとうにしないといけない。いざというときに支えになる政府を取り戻さないといけない。その政治を変える力を持っているのはあなたです。一緒に政治を変えましょう」と訴えました。社民党の福島瑞穂党首のメッセージが代読され、れいわ新選組の渡辺てる子氏があいさつしました。

 夫婦で育児休暇をと呼びかける「ペア休」発起人の境野今日子さんは、夫が育休を取得しようとしたら会社から拒否されるなど、この社会にはいくつものジェンダー不平等があると訴え。「みんなでこの景色を変えませんか。そのためには、おじさんばかりの国会に多様性が必要です」

 反貧困ネットワーク事務局長の瀬戸大作さんは「今日も10円しかないとSOSでの電話がよせられた。生存権を守るためには、与野党逆転が必要です」と訴えました。

 国際環境NGO「350.org Japan」のメンバー・荒尾日南子さんは、若者をはじめ気候危機に関心がある人たちは選挙への関心も強いと述べ、「なぜなら、この問題を解決できる大きなチャンスだからです」と語りました。

 大学で非常勤講師をしている塩田潤さんは学費についてスピーチ。「私も奨学金という借金があります。これは社会の問題です」と訴え。長年、こうした政治をつくってきた自民党では解決できないと強調し、「だから政権交代が必要です。みんなで政治を変えよう」と呼びかけました。

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私たちに自由を許容するが、判断は各自の責任だ。私たち個人の一人ひとりが、気を引きしめて覚醒していなければならない。風と雰囲気に付和雷同せず、真理と正義の視線で識別し、判断しなければならない。

2021-10-24 | 日米政府発表を鵜呑みできない

[寄稿]日本軍兵士の捕虜収容所からの集団脱出と集団の暴走

登録:2021-10-21 23:50 修正:2021-10-22 10:07
 
カン・ウイル・ペトロ|カトリック司教 
 
集団の構成員の多数がどちらか一方の考えや感情に傾く場合、それに反対する個人の所信を守り抜くのは並大抵の勇気ではない。民主主義は、国民の多数が選択する道に進む。しかし、多数が賛成することは必ずしも正しい道ではない。少数の権利と人権が保護され尊重される社会でこそ、はじめて成熟した民主主義が実現する。
 
 
                                                           Joewoogy.com//ハンギョレ新聞社

 1944年8月5日、オーストラリアのカウラにある捕虜収容所に収容されていた日本軍兵士1104人が、史上最大の集団脱出を決行した。その過程で234人の日本軍兵士が死亡し、監視していたオーストラリア軍兵士も4人が犠牲となった。オーストラリア軍当局は、日本軍捕虜の集団脱出の理由をまったく理解できなかった。何よりカウラ捕虜収容所は、ジュネーブ条約を忠実に守り、捕虜に寛大な処遇を保証していた。負傷者や栄養失調の兵士には十分な治療と看護が与えられ、収容者全員に十分な食事と日本人が好む魚も支給された。捕虜たちは普段はトマトやブドウなどを栽培し、農作業で1日を過ごし、演劇、野球、相撲、麻雀などの娯楽も許された。彼らが脱出しなければならないほどのいかなる暴力の状況も行為もなかった。脱出に成功したとしても、捕虜収容所が位置したカウラは、シドニーから250キロメートルも西に内陸に入った奥地であり、周辺には身を隠せる場所もなく、すぐに捕まるしかない環境だった。

 にもかかわらず、日本軍捕虜たちは、深夜2時に進軍ラッパの音を合図に一斉に外に飛びだし、鉄条網に毛布を架けて這いあがり、脱出を試みた。警備兵が威嚇射撃を加えたが、彼らは身を隠さず、一部の人々は逆に警備兵に向けて正面から自分の胸を示し、早く撃つよう叫んだ。彼らが持っていた武器は、せいぜい食事用のナイフとフォーク、そしてバット程度だった。オーストラリア軍の機関銃に対抗できる武器は何もなかった。脱出が実行された夜は満月が浮かんでおり、照明がなくても人や物の輪郭がはっきり見えるにもかかわらず、彼らは自らテントに火をつけ、周辺を日中のように明るく照らし、自分たちの姿をそのまま露出させた。日本軍兵士たちは、意図的にオーストラリア警備軍の銃弾の標的になるよう自分たちの体を露出させ、自ら戦死する道を選んだのだ。鉄条網を越えて脱走した者のなかにも、逮捕される前に自決した兵士が多く、残りもわずか8日で全員捕まった。生き延びた生存者は他の収容所に移監され、戦争が終わった後の1946年3月に、日本に全員帰還した。

 いったい、彼らが脱出を敢行した理由は何だったのだろうか。オーストラリア人に自ら死を催促した日本軍人の集団脱出は、本当に理解が困難な特異な集団の暴挙だった。日本国内でもこの事件はほとんど知られていないが、8月にこの事件を題材にしたドキュメンタリー映画『カウラは忘れない』(満田康弘監督)が公開され、はじめて人々の関心を集めた。当時のカウラには定員を超過する捕虜が収容されており、オーストラリア軍当局は、彼らのうちの一部を他の収容所に移監することを決めた。この通報を受け、カウラの日本軍捕虜幹部が集まり、どう対応するかについて意見を交わした。ある捕虜は「九死に一生を得た大切な命なので、なんとか生き延びて帰国し家族に会いたい」と言った。しかし、これに積極的に同調する兵士はおらず、全員が重い沈黙を続けた。

 結局、彼らは、移監を受け入れるかどうかの可否を投票した結果、80%が移監拒否を選択した。移監拒否は蜂起と脱出を意味した。生存者は当時の雰囲気をこのように証言した。「カウラの日本軍兵士たちは、全員が不足のない安穏な収容所生活のなかでも、胸の奥底では常に『生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ』という軍人意識が響きわたっていた。これは東条英機陸相が下した訓令だった。収容所で捕虜として生きているということ自体が、日本軍人たちには罪悪感となり、胸を押さえつけていた。彼らは、生きて完全な体で祖国に帰れないという強迫観念にとらわれていた。それで、銃に撃たれて死ぬ目的で暴動を起こし、体を隠す建物も何もない収容所の外への脱走を計画した」

 生存者は全員生き延びたい気持ちは強かったが、捕虜の間では、“死ぬための”計画に賛成するしかない、拒否しにくい“雰囲気”が圧倒していたという。大日本帝国が戦争に狂奔していた時代、誰も表現はできないが、胸中ではなんとしても「赤紙」(召集令状)が来ないことを切望していた。しかし、いったん召集令状が到着すれば、町内の人々の前で国家のために命を捧げ滅私奉公すると叫ぶことが慣行だった。そうしなければ、一家が“非国民”になってしまう“雰囲気”が国全体を支配していた。カウラのある生存捕虜は、自分が命を捧げることができず、無事に日本に送還される場合、自分が周囲から受けるであろう非難と、家族がされるであろう村八分に耐える自信がなかったと吐露した。このドキュメンタリー映画の台本を書いた作家の中園ミホ氏は、大学生時代に自分の伯父に連れられカウラに一緒に旅行し、初めて暴動の話を聞いた。この伯父は、戦争が終わった後、数十年が経っても自分がカウラで捕虜として暮らしていたという話を家族の誰にも切り出すことができなかった。姪がドキュメンタリーの台本を書くというと、伯父は次のようにつぶやいたという。「もし、神様が本当にいるなら、空の上から僕らを見て、そんなバカなことをするのはやめなさいと叱りつけてくれないかと…」。大多数の集団の錯覚と誤りは、個人の良心の声をこのように数十年間窒息させた。

 個人または少数が、集団の雰囲気に逆らい自身の所信を貫くことは容易ではない。集団の構成員の多数がどちらか一方の考えや感情に傾く場合、それに反対する個人の所信を守り抜くのは並大抵の勇気ではない。民主主義は、国民の多数が選択する道に進む。しかし、多数が賛成することは必ずしも正しい道ではない。少数の権利と人権が保護され尊重される社会でこそ、はじめて成熟した民主主義が実現する。民主主義の花である選挙シーズンが近づくと、報道機関が様々な報道や世論調査結果を流しだす。大衆の多くが世論の推移に関心を持ち、世論の行方に影響を受ける。しかし、世論は必ずしも客観的で倫理的な価値基準に連動するのでもなく、作動もしない。また、今の時代には、個人的な広報手段が、何の理性的判断や倫理的判断の濾過装置なしに、強い声と主張を世の中に流しこむ。この時代は、乱舞する声と主張のなかで何を選ぶのかについて、私たちに自由を許容するが、判断は各自の責任だ。私たち個人の一人ひとりが、気を引きしめて覚醒していなければならない。風と雰囲気に付和雷同せず、真理と正義の視線で識別し、判断しなければならない。

 
//ハンギョレ新聞社

カン・ウイル・ペトロ|カトリック司教 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

https://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/1016133.html韓国語原文入力:2021-10-21 18:49
訳M.S
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広島市の中原ひろみ日本共産党市議は、総選挙で政権交代・日本共産党の躍進必ずと、寸暇を惜しんで対話・支持拡大、選挙の担い手を増やす活動に取り組んでいます。

2021-10-23 | 市民のくらしのなかで

「比例は共産党」 人生のつながりすべてに

広島市議 中原ひろみさん

「議員の奮闘、支部が元気に」

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(写真)「比例は日本共産党」と支持を広げる中原ひろみ広島市議=22日、広島市南区

 「23年の市議会議員活動、66年の人生のなかで、つながったすべての人に『比例は日本共産党へ』と、広げに広げて、衆院比例中国ブロックの大平よしのぶさんの議席奪還をはかりたい」

 広島市の中原ひろみ日本共産党市議は、総選挙で政権交代・日本共産党の躍進必ずと、寸暇を惜しんで対話・支持拡大、選挙の担い手を増やす活動に取り組んでいます。

“全国に広げて”

 22日は、同市中心部で行われた志位和夫委員長を迎えての街頭演説に参加。志位委員長の訴えを力に活動を加速させています。

 「今度の総選挙必勝のカギは、選挙の担い手をどこまで増やすことができるかです」と言います。

 新しくレンタルの携帯電話を持ちました。“かけ放題”です。これを使い後援会員に次々声をかけると「支持するよ」との返事が返ってきますが、中原さんは、「あなたが支持してくれるのはよくわかっています。こんどは家族や親戚、知り合い、日本全国に『比例は日本共産党』と広げてほしいのですよ」と訴えています。

 新しい岸田文雄総理の地元ということもあり、やりにくくなるのではとの不安もありましたが、「今はその不安はまったくない」といいます。

 「岸田氏を知る人は、『悪い人ではないが、操られやすい人だ』といいます。総理になっても、『よかった。期待しとる』という人はいません。『長く続かん』と。安倍、菅、麻生、甘利さんたちの姿が見え隠れしているのでしょう」と中原さん。

本気伝える努力

 「政権交代は私自身の喜びでもあり、ワクワクする選挙です。命と地球の未来がかかった選挙。99年の日本共産党の歴史で初めて政権に挑戦する本気さを伝えることに努力しています」

 公示前、初当選以来続けている週2回、4カ所での宣伝を、8カ所で毎日行うなど900回の宣伝をしてきました。

 「議員一人ができることは限られていますが、やはり議員がひたむきに奮闘するという姿が支部を元気にして、今度の選挙は非常に元気にたたかっています。これまでの経験や情勢の変化を機敏にとらえて頑張りたいと思っています。ご一緒に頑張りましょう」

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青野さんは、「選挙では、経済論を優先すべきだという方がいるが、東証1部上場企業の社長の立場からいうと、選択的夫婦別姓や同性婚の制度を進めることが実は日本の経済政策にとって一番大事だ」と強調。

2021-10-22 | あらゆる差別を許さない

選択的夫婦別姓・同性婚を進めないなら

“反対議員は いらない”

「ヤシノミ作戦」青野氏らが会見

写真

(写真)ヤシノミ作戦で記者会見する左から能條、小島、青野、野口の各氏=21日、東京都内

 選択的夫婦別姓や同性婚を進めない政治家を衆院選で落とし、結果として賛成する議員を増やし、制度の実現を目指す「ヤシノミ作戦」に取り組んでいるソフトウエア開発会社「サイボウズ」社長の青野慶久さんが21日、東京都内で記者会見しました。「ヤシノミ作戦」賛同人の小島慶子さん(エッセイスト)、能條桃子さん(大学院生)と、第2次夫婦別姓訴訟弁護団事務局長の野口敏彦さんが同席しました。

 青野さんは、岸田文雄首相にこれから送る手紙を読み上げました。その中で、「個人としては選択的夫婦別氏制度に賛成しながら、自民党としては、賛成するどころか議論することすら国民に約束しない。曖昧にしたまま放置する。(菅義偉氏や岸田氏ら)歴代の総理大臣からは一貫した強い姿勢を感じる」とのべ、ヤシノミ作戦に至る決意を語りました。

 会見で、青野さんは、「選挙では、経済論を優先すべきだという方がいるが、東証1部上場企業の社長の立場からいうと、選択的夫婦別姓や同性婚の制度を進めることが実は日本の経済政策にとって一番大事だ」と強調しました。

 野口さんは、「政権をかえれば、多くの人が幸せになれる」と発言。小島さんは、選択的夫婦別姓や同性婚の実現によって「幸せになれる絶対数が増えるだけで、だれも困らない」と話しました。

 能條さんは、若い世代の政治参加を促進する「NO YOUTH NO JAPAN」代表理事。衆院選で「#だから選挙行かなきゃ」に取り組んでいます。「選択的夫婦別姓や同性婚は、投票先を選ぶ人たちのリトマス紙になればいいと思う。そして、それが実現したら、『ああ、社会はちゃんと変わるんだ』という成功体験にもなる」と発言しました。

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2度にわたる消費税増税は個人消費を落ち込ませ、日本は成長しない国になってしまいました。

2021-10-21 | 世直し文化・野党共闘

総選挙の公示

希望の政治をつくるチャンス

 総選挙が公示され、31日投開票に向け大激戦がスタートしました。野党が本気で共闘の態勢を築いて政権交代をめざす歴史的選挙です。格差と貧困を広げ、コロナ失政で感染爆発を起こした自民党・公明党にこれ以上政治を任せるわけにいきません。有権者の力で政治を変える絶好のチャンスです。

未来示せない岸田首相

 岸田文雄首相の第一声には、五輪開催の強行などでコロナの感染急拡大を招いた政治に反省の言葉はなく、検査拡大の具体策も示されませんでした。科学を無視したこれまでの対応を根本的に切り替えなければなりません。

 コロナで傷ついた社会、経済の立て直しとともに、どういう日本をつくるのかが問われています。

 9年間の「アベノミクス」で、大企業・富裕層がもうかれば庶民に分配が回る「トリクルダウン」などまったく起こりませんでした。2度にわたる消費税増税は個人消費を落ち込ませ、日本は成長しない国になってしまいました。首相は「成長と分配の好循環」と繰り返しますが、自民党総裁選で掲げた「金融所得課税の見直し」を先送りし、大企業優遇税制も改めようとしません。消費税減税も拒んでいます。自公政権では暮らしも営業も再建できません。

 庶民の暮らしを底上げする政治への転換が求められます。最低賃金を時給1500円に引き上げ、人間らしく働くルールを確立し、消費税を5%に減税することが急務です。不公平な税制を正し、大企業・富裕層に応分の負担を求めることが欠かせません。日本共産党は、弱肉強食の新自由主義を終わりにし、命と暮らしを何よりも大切にする政治をつくります。

 首相は「未来選択選挙」と言いますが、世界と日本の未来がかかる気候危機の打開について第一声で一言も触れませんでした。岸田政権は石炭火力発電から撤退する道筋を示さず、新増設すら進めています。地球の未来に責任を果たす政治に切り替えることが緊急に必要です。日本共産党は、省エネルギーと再生可能エネルギーの普及で2030年度までに二酸化炭素を最大60%減らす大改革を提案しています。

 岸田政権はジェンダー平等にも後ろ向きです。圧倒的多くの国民が求めている選択的夫婦別姓について首相は、公示前日の党首討論会でただ一人、賛成に手を挙げませんでした。男女の賃金格差解消に向けて企業に実態を公表させることにも首相は反対しました。

 世界で賛同の動きが高まっている核兵器禁止条約にも首相は背を向けています。唯一の戦争被爆国の政府としてあるまじき姿勢です。禁止条約に署名・批准し「核兵器のない世界」の実現の先頭に立つ政権をつくる時です。

有権者の力で変えよう

 日本共産党を含む野党共闘で政権選択を問う選挙は日本の政治史上初めてです。市民と野党4党が共通政策で合意し、共産党と立憲民主党はその実現のための政権協力に合意しました。7割以上の小選挙区で候補を一本化し、与党と1対1の構図でたたかいます。自公政権を終わらせ、新しい政権を築きましょう。

 ぶれず、誠実に共闘発展に力を尽くしてきた日本共産党の躍進こそ、安心と希望の新しい政治を切り開く最大の力です。

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中島俊郎氏講演の結びの一節に壽岳には「どのように生きるのか」と言う問題がたえず念頭にあった。

2021-10-20 | 向日市文化資料館

国際シンポジューム「20世紀の和紙 壽岳文章 人と仕事」

               2021年(令和3年)10月16日

             午前9時半~12時半 オンライン配信

参加しての感想

 コロナ禍の下で、オンライン会議やシンポジュームが多くなる中で、本日の 3時間はあっという間に過ぎてしまい、非常に楽しい時を過ごさせていただきました。妻、大橋美津子と一緒に参加しました。

 壽岳文章さんは、ご家族ともども非常に偉い方々だと親から聞いていました。しかし私は、どれほど偉い方なのか詳しく知りませんでした。大人になってから、壽岳さんの経歴や生い立ちを知って、学問だけではなく、人間壽岳文章が好きになりました。机上の学問だけでなく、庶民の中に入って生きていくために働くということとの関連で学問があるのだ、ということに心をうたれました。

 昔の偉い僧侶は百姓と一緒に暮らし、田んぼに入りコメを作り、灌漑用水路を整備しながら農村の暮らしを高め、農民の信頼を得ながら仏法を説いていった、その心にも似た感情を、講演を聞きながら思い浮かべていました。

 壽岳さんの和紙の研究が高松宮家から受けた基金を活用して行われたことや宮内庁の委嘱によって正倉院の紙の調査をされたことは知りませんでした。

 明治のはじめに天皇政府内の権力者によって「歴史の書き換え」が行われ、アジアへの侵略と15年戦争によって失われた日本の伝統文化を、手漉紙をとおして光をあて、多くの分野で貴重な日本の文化をよみがえらせるきっかけをつくられたことは、戦後日本のルネサンスの仕掛け人ともいえるひとだったのですね。

 またその仕事が、平和な国際交流につながっていったことは、大変素晴らしいことでした。アメリカやヨーロッパからも本日の参加者がおられたそうですが、これからも一層幅広く交流が進められる展望が開かれていることは、うれしい限りです。私は、軍事で安保が保障されるのではなく、誠心な国際交流によってこそ世界平和が築かれるものだと確信しているからです。

 リン・シュアーズさんが訪問されたアジアの国々も、今後国際交流の舞台が広がっていくことを確認することが出来ます。

 壽岳さんの思いをおおくのアーテイストが引き継いでいただき、その心を花開かせるために一層ご奮闘くださることを期待しています。

壽岳文章さんとの思い出

 中島俊郎氏講演の結びの一節に壽岳には「どのように生きるのか」と言う問題がたえず念頭にあった。「文学、美術、工芸すべてがからみあって」壽岳の生活は成り立っていた。そうした生活を推進させたのは「宗教的真理」への探求であった。「私の場合、あらゆる情熱、思慕、研究が孤立しておらず密接につながり全人的に私を推進してくれる」と壽岳は告白しているが、逆に、こうした人格のあり方こそが壽岳の和紙研究を支える力であったのではないか。と述べられています。

 今日のテーマだった「人間壽岳文章」にとって、もう一つ大切な分野があったと思っています。

 それは、壽岳文章さんが、徹底的な平和主義者であったと言うことです。  彼は、戦争反対と言うだけでなく、戦争へと進む政治や反動的な動きにも、間違った道に進んではならないと主張し、平和勢力を大きくしなければならないと自ら進んで行動し、参加する人々を励まして続けておられたことです。

 1985年5月(壽岳さん85歳)、中曽根内閣が、日本はアメリカの不沈空母だと言ったとき「ヤス乃顔ヒトラーのそれに似てきたと思うこと多き 昨日 今日 かな  一九八五年五月 老壽仙 印」と色紙を書いて日本の針路が間違っていると警鐘をならし、平和への運動に参加しておられたのです。

 また、昭和62年国鉄分割民営化が強行され、激動する日本・世界を見ながら

「任重く 道険しくとも 共産党 一九八七年秋 壽文章 印」(87歳)と未来を見つめ、日本共産党頑張れと声援を送られたのです。赤旗まつりへの激励として、この輪を大きくしていきたいと「赤旗を讀むも讀まぬもうまのあふ集会の輪をひろげてゆきたし 老壽岳 印」と未来を拓く国民の輪をひろげる必要性を強調されています。

 私は、向日市共産党の責任者だったとき、国政選挙の候補者と一緒に市内の著名な方々に挨拶廻りをしましたが、いつも一番目は、寿岳文章さん・しづさん(憲法を守る婦人の会代表幹事)でした。

 文章さんは、時間があるときは「上がりなさい」と応接間に通してくださいました。政治の話は勿論のこと、高野山・ダンテ・和紙の話にまで話題がおよび、平和であることが人間を豊かにするのだと熱く語られました。

 しづさんとは挨拶する程度でしたが、寿岳章子さんは、京都市内での集会の帰りによく車で自宅までお送りしました。章子さんは「私はあちこち講演に行くけど、住民運動の話や議会の話をするときは、向日市の共産党議員団の活動がよいお手本やね、どこへ行っても鼻高々、三分の一も共産党の議員がいるんですものね。」とおっしゃり、「だから向日市民が生きた先生だと思っている。」とよく言っておられました。

 向日市民憲章は、国語学者である章子さんの“作品”でもあるのです。 昭和52年11月3日制定時の編纂委員の一人として尽力いただきました。難しい言葉はなく、大切なことはみんな書いてあります。(以下のとおりです)

  向日市民憲章

 わたくしたちの向日市は、長いくらしの歴史を持ち、美しい自然にも恵まれた平和なまちです。わたくしたち市民は、相互の理解と連帯のもとに、豊かで明るい生活と向日市のよき発展とを願ってこの市民憲章を定めます。

  • 住みよいまちを 力を合わせつくりましょう
  • きれいな緑と水と空を守りましょう
  • 働くよろこびと 心のふれあいを大切にしましょう
  • すぐれた教育と文化を育てましょう
  • 明るいくらしと福祉のまちをきづきましょう

 章子さんからも「憲法の光の中に生きるよろこび 1987年秋壽岳晶子印」 の色紙をいただきました。

 今、旧寿岳邸「向日庵」と壽岳文章さんの研究成果が大変貴重なものなので、ぜひ残さなければならないと地元で運動が起こっています。向日市民の宝として保存し市民の誇りにしたいものです。

 壽岳さんは向日市の名誉市民に推薦したい方です。

                       2021年10月17日 大橋 満   名張にて

 

壽岳さんからいただいた色紙をコピーしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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一日一日が歴史を分ける日々となります。党をつくって99年、「なにより、いのち。」を、ぶれずに貫いてきた日本共産党の誇りにかけて、この「政権選択」が問われる歴史的総選挙をたたかいぬこう

2021-10-19 | 市民のくらしのなかで

日本共産党の躍進で新しい政権を

総選挙公示にあたり 全党のみなさんに訴えます

10月19日 日本共産党常任幹部会

 日本の命運がかかった歴史的総選挙が、いよいよ公示を迎えました。

 全党が一つになってこの選挙戦をたたかいぬき、日本共産党の躍進を必ずかちとり、政権交代を実現し、新しい政権――野党連合政権をつくろうではありませんか。

(1)

 安倍・菅政治を引き継ぐ岸田自公政権を続けるのか、市民と野党の共闘で新しい政権をつくるのか、「政権選択」が最大の焦点となっています。

 共同通信の世論調査では、安倍、菅両政権の路線を継承するべきかどうかの設問に、「継承するべきだ」は26・7%、「転換するべきだ」は68・9%、国民の圧倒的多数が「転換」を求めています。岸田首相は、安倍・菅政治継続の立場をあらわにしていますが、これが広く知らされるならば、自公政権への批判が強まることは必至です。

 また、「読売」の調査では、野党一本化について「評価する」が52%、「評価しない」が36%と、多数が野党共闘を歓迎しています。

 市民と野党の共闘が、国民の期待を託すことのできる大義ある共闘であること、野党の本気の共闘態勢ができたことをおおいに知らせ、日本共産党の躍進が共闘の決定的な推進力になることを国民に伝えられれば、情勢は大きく変わりうる――これが、いまの選挙情勢全体の特徴となっています。

(2)

 日本共産党ならではの政策的訴えは、コロナ対策でも、「四つのチェンジ」でも、国民の思いとかみあい、暮らしや平和の問題はもとより、ジェンダー平等、気候危機打開の訴えの反応も強く、論戦のリードは鮮明です。わが党の前進・躍進の可能性は間違いなく存在しています。

 同時に、わが党の宣伝・組織活動は、10月6日の「全国総決起集会」を受けて奮闘が広がっているものの、勝利に必要な規模に至っていないというのが現状です。公示直前の対話・支持拡大のテンポは、前回総選挙の同時期と比べても下回っています。

 わが党の主体的なとりくみの現状と到達、勢いから判断すれば、現段階では「850万票、15%以上」の政治目標はおろか、現有議席の確保にも届いているとは言えないことを、率直にお伝えしなくてはなりません。

 全支部・全党員の総決起をはかり、後援会員・支持者へと担い手を広げ、宣伝・組織活動で大飛躍をつくれるかどうか。勝負は、私たちのこれからの奮闘にかかっています。

(3)

 党躍進の風をどう起こすか。公示後の活動でこそ、「過去のどの選挙でもなかった位置づけ」で、文字通り「比例を軸に」を中心にすえてたたかいぬくことを心から訴えます。比例代表選挙での勢いをつくりだしてこそ、小選挙区での勝利の道も開かれます。

 各比例ブロックは、すでに一票を争う大激戦となっており、1支部あたりで見れば数十票、場合によっては1支部あたり数票の差で当落が分かれる選挙ともなります。「全国は一つ」「ブロックは一つ」で、「1人2票ある」「比例は日本共産党」の流れを広げに広げようではありませんか。

 20日からは期日前投票が始まり、「毎日が投票日」となります。目玉の街頭演説、スタンディング、対話・支持拡大、「折り入って作戦」など、あらゆる活動で日本共産党の支持と期日前投票のよびかけを徹底しましょう。選挙本番用の「赤旗」号外を一気に配布するとともに、支部・党員も号外を読み合わせて対話に生かし、得票目標を超える支持拡大を選挙戦前半で必ずやりとげましょう。

 全国の同志のみなさん。

 これからの一日一日が歴史を分ける日々となります。党をつくって99年、「なにより、いのち。」を、ぶれずに貫いてきた日本共産党の誇りにかけて、この「政権選択」が問われる歴史的総選挙をたたかいぬこうではありませんか。

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