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建築構造は、複数の王朝の造営の知恵が融合されており、13層の外層と7階建ての塔身からなる「双套筒構造」が採用されている。レンガ造りの塔身は、呉越国と南宋時代、外層の木造「檐廊」は、清の時代に

2025-09-07 | 中国杭州市、私が行った町

杭州の「六和塔」の窓が人気撮影スポットに

 文化財保護とのバランスが課題に 浙江省

人民網日本語版 2025年09月05日09:42
 

浙江省杭州市にある六和塔の「緑が眺められる窓」が最近、ソーシャルメディアで大きな話題となり、多くの観光客で賑わっている。伝統衣装を着て、塔の窓をバックに写真を撮り、伝統的な中国風のBGMと合わせて投稿するというのが、ソーシャルメディアで流行っている。中国新聞網が伝えた。

六和塔の人気が高まるにつれて、1千年以上の歴史を誇る塔の保護と、押し寄せる観光客の受け入れのバランスをどのように取るかという問題も注目を集めている。

六和塔を撮影する観光客(8月30日撮影・孫琳茹)。

六和塔を撮影する観光客(8月30日撮影・孫琳茹)。

杭州市を流れる銭塘江沿いにある六和塔は、北宋の開宝3年(970年)に建てられた第一陣の全国重点文化財保護単位の一つだ。7階建ての塔身は南宋時代のもので、杭州市に現存する南宋時代の重要な建築物ともなっている。その建築構造は、複数の王朝の造営の知恵が融合されており、13層の外層と7階建ての塔身からなる「双套筒構造」が採用されている。レンガ造りの塔身は、呉越国と南宋時代、外層の木造「檐廊」は、清の時代に建てられた。中の塔身の最上階まで上ると、銭塘江の美しい景色を見渡すことができ、古くから人気の観光地だった。

観光客は、六和塔の2階と3階の木造「檐廊」に集中しており、そこで写真を撮影するのが人気だ。一方、それより高い階に行くと、観光客は少なくなる。

六和塔の職員は、「六和塔では高い所から、銭塘江を見下ろし、美しい景色を見渡すことができるほか、低い階の窓の景色も歴史を感じさせ、素敵だ。窓の外には、木々が青々と茂り、光と影の美しいコントラストも生まれて、中国の伝統的なムードにあふれており、絶好の撮影スポット」と説明する。

六和塔の木製の窓をバックに写真を撮影する女性(8月30日撮影・孫琳茹)。

六和塔の木製の窓をバックに写真を撮影する女性(8月30日撮影・孫琳茹)。

ある専門家は、「六和塔が話題になることは、ソーシャルメディア時代において、若者が動画や画像を通して、アイデンティティを見い出し、多くの人に認めてもらいたいという文化的心理を反映している」と分析する。

浙江大学・歴史学院の准教授である、中国古代史研究所の陳志堅副所長は、「文化財が人気となることで、文化的価値の再認識される。美的理念の『宝庫』となっている文化財がたくさんあり、昔の人の知恵や美的理念が今でも多くの人の共感を呼んでいることを示している。また、現代の言語環境において、伝統文化の新たな活力が引き出されていることも示している」との見方を示す。

人気となっている六和塔景勝地は、すでに観光客に対して、入場の適時制限や塔内部を見学するための入場券販売の一時的な中止といった動態管理を実施している。また景勝地は、マナーを守った見学やオフピーク観光を推奨することで、共に文化財の保護に取り組むよう観光客に呼び掛けている。

陳所長は、「文化財保護は、専門家と社会が共通の認識を持ち、力を合わせて取り組まなければならない。六和塔の保護は、長期にわたって、専門機関の技術支援を得てきた」と説明する。

文化財に息を吹き込むと同時に、それを保護していくことも必要であり、人気を集める文化財をどのように統一して管理するかが重要な課題となっている。伝統と現代的な要素の融合が進む中、単に写真を撮影して終わりではなく、注目を集めているのをきっかけに、どのように一人でも多くの人に文化に対する認識を深めてもらうかが、社会各界が共に検討すべき課題となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年9月5日

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「銭塘盛世」と名付けられたこのツアーは、杭州奥体博覧城やシティバルコニー、復興大橋、六和塔、西湖景勝地、湖浜景観鑑賞スポットなど、杭州市を代表とする景観を空から見た後、銭塘江に沿ってヘリポートに戻る

2025-01-04 | 中国杭州市、私が行った町
 

杭州で銭塘江の夜景をヘリで楽しむ

「City Fly」がスタート

人民網日本語版 2025年01月03日16:35
 

浙江省杭州市を流れる河川・銭塘江の両岸では、夜になるとイルミネーションが美しく輝く。今年1月1日から、その息を呑むように美しい夜景をヘリコプターに乗って一望することができるようになった。

2025年を迎え、杭州市上城区は、杭州新聯通用航空有限公司と共同で、銭塘江の夜景をヘリコプターで一望できるナイトツアー「City Fly」を打ち出した。「銭塘盛世」と名付けられたこのツアーは、杭州奥体博覧城やシティバルコニー、復興大橋、六和塔、西湖景勝地、湖浜景観鑑賞スポットなど、杭州市を代表とする景観を空から見た後、銭塘江に沿ってヘリポートに戻るコースとなっている。

上城区文商旅投資控股集団の関係責任者によると、「同ルートは『日中版』が24年11月に就航しており、これまで約2ヶ月間で400人以上の観光客が利用した。杭州市には非常に美しい景色が広がり、夜景となるとさらに美しく、特に銭江新城のイルミネーションは絶景。そこで、ヘリコプターによるナイトツアーを特別に打ち出した」という。

「銭塘盛世」の営業時間は、月曜日から日曜日まで毎晩7-8時で、1フライト当たり4-5人の観光客が乗ることができる。年末年始の期間中、銭塘江で「City Fly」を体験しようと、他地域から多くの観光客がやって来たという。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年1月3日

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「体系的な計画、全域における推進、モデルによる牽引、長期間有効管理を活動原則とし、生態系の回復、洪水対策、水環境ガバナンス、水資源利用、都市再開発の5大プロジェクトを重点的に実施し、

2024-06-02 | 中国杭州市、私が行った町
 

杭州市、「呼吸」できるスポンジシティを建設

人民網日本語版 2024年05月22日16:27
 

浙江省杭州市は2021年5月、全国スポンジシティ建設の体系化全域推進モデル都市第1弾に選ばれた。杭州スポンジシティプロジェクトは3年の間に、コンセプトから試験的な実施へ、さらに体系化全域推進へと全面的に始まった。中国新聞網が伝えた。

拱墅運河アジア競技大会公園内を散策すると、さまざまな「小さなスポンジ」を随所に見ることができる。公園は複数の手段を設計に融合し、敷地の雨水流出の最適な管理を行うとともに、周辺の河川に高品質な雨水水源を提供し、地域の水質及び水環境を改善し、「スポンジシティ+グリーン建築物3つ星」ダブル基準公園の構築に成功した。

同公園内には約6万平方メートルの屋上緑化、約7万2000平方メートルの透水性舗装、約2万9000平方メートルの沈没緑地面積が設置。2セットの雨水回収利用設備の有効容積は1600立方メートルで、緑化灌漑、道路洗浄、洗車に用いられる。非在来水源の利用率は40%に達し、年間流出制御率は98%。

運河アジア競技大会公園の雨水回収利用設備。撮影・鮑夢妮

運河アジア競技大会公園の雨水回収利用設備。撮影・鮑夢妮

杭州スポンジシティの建設は「点」だけではなく「面」にも見所がある。

杭州市スポンジ弁公室(杭州市都市農村建設委員会)の関係責任者は、「体系的な計画、全域における推進、モデルによる牽引、長期間有効管理を活動原則とし、生態系の回復、洪水対策、水環境ガバナンス、水資源利用、都市再開発の5大プロジェクトを重点的に実施し、スポンジシティ建設モデルエリアを全力で構築する」と述べた。

杭州は各エリアの特色に合わせて、西湖之江双浦銅鑑湖モデルエリア、蕭山アジア競技大会モデルエリア、富陽杭黄モデルエリアなど複数の質の高い先行モデルエリアなど規模効果を持つ重点モデルエリアと重点プロジェクトを選定し、スポンジシティの建設を推進した。

杭州スポンジモデルシティの建設は2023年末に全面的に終了した。累計で342.67平方キロメートルのスポンジシティ建設基準達成排水エリアを建設し、完成した市街地面積の41%を占めた。計24.64平方キロメートルの10カ所の重点モデルエリアを建設した。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年5月22日

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卓球競技女子シングルス決勝戦が行われ、中国の孫穎莎が4-1で日本の早田ひなに勝ち、金メダルを獲得した。

2023-10-03 | 中国杭州市、私が行った町

杭州アジア大会 

卓球女子シングルスで孫穎莎が金メダル

人民網日本語版 2023年10月02日12:00
 

10月1日、孫穎莎が表彰台の真ん中に立った。(撮影・劉続)

10月1日、孫穎莎が表彰台の真ん中に立った。(撮影・劉続)

10月1日、第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)の卓球競技女子シングルス決勝戦が行われ、中国の孫穎莎が4-1で日本の早田ひなに勝ち、金メダルを獲得した。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年10月2日

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「薪火」聖火トーチ製造チームは実際のトーチを制作する段階において燃焼システム特別ブレイクスルーを展開し、火が風速8級(17.2~20.7メートル毎秒)や大雨といった環境下でも燃焼を維持でき、・・

2023-09-05 | 中国杭州市、私が行った町

杭州アジア競技大会の聖火リレー用トーチを

正式に交付

人民網日本語版 2023年09月05日13:18
 

聖火リレー用トーチの生産ライン(撮影・呂之遥)。

聖火リレー用トーチの生産ライン(撮影・呂之遥)。

杭州第19回アジア競技大会の聖火リレー用トーチ「薪火」が4日、正式に浙江省寧波市で交付された。杭州アジア競技大会の聖火リレーは8日から杭州をスタートし、浙江省の11の地級市を順に回って20日まで続けられる。科技日報が伝えた。

聖火トーチの「薪火」は全長730ミリメートル、正味重量は1200グラム。トーチの上部は方形のデザインで、下から上に向かって生長していくようなデザインとなっており、その輪郭と曲線は薪のように見える。

聖火を屋外で長時間燃焼させ続け、さまざまな複雑な気象環境に適応させるにはどうするべきか。説明によると、聖火トーチの「薪火」の上部には空気吸込口が隠されている。また設計チームは聖火トーチに「二重の保険」をかけている。その保険とは、聖火トーチ燃焼システムには内外の2つの出火口を設け、外側の出火口の火が消えた場合でも、内側は火炎噴射状態を維持できるというものだ。そして気象状況などの悪条件が元に戻った後、外側の出火口は再び自動的に火が付くように設計されている。

「薪火」聖火トーチ製造チームは実際のトーチを制作する段階において燃焼システム特別ブレイクスルーを展開し、火が風速8級(17.2~20.7メートル毎秒)や大雨といった環境下でも燃焼を維持でき、その火種がはっきり見えるようにした。また燃料にはバイオマスガスを採用し、クリーンで安全で信頼性が高い。

さらに聖火トーチ「薪火」の金属部分は1070アルミ合金加圧成形プロセスを採用。表面はレーザー彫刻と陽極酸化という2つの工程で練磨している。握りの部分には回収可能なバイオマス材料を採用しており、環境に優しく、軽く持ちやすい構造となっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年9月5日

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