大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

田村氏は、▽東京都知事選をどうみたらいいですか、▽日本共産党は政治をどう変えようとしていますか、▽日本共産党はどのような未来社会を展望していますか―など多岐にわたる質問に丁寧に答えました。

2024-07-29 | 日本共産党へご協力を!

2024年7月29日(月)

あなたの入党で自民党政治終わらせよう

三重・四日市で集い 田村委員長よびかけ

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(写真)質問に答える田村智子委員長=28日、三重県四日市市

 「総選挙に勝ち抜く力をどうしてもつけたい。日本共産党に入党して、私たちといっしょに気候危機、長時間労働、貧富の格差といった日本社会のゆがみをただしませんか」―。日本共産党の田村智子委員長を迎えての「日本の未来と党を語るつどい」が28日、三重県四日市市内で開かれました。津市では視聴会場が設けられ、田村氏らの訴えを聞きました。懇談会で、3人が入党を決意しました。もとむら伸子衆院議員、すやま初美の両衆院東海ブロック比例予定候補、山本りか・衆院三重2区予定候補、はざま透・菰野町議予定候補が参加しました。

 田村氏は、▽東京都知事選をどうみたらいいですか、▽日本共産党は政治をどう変えようとしていますか、▽日本共産党はどのような未来社会を展望していますか―など多岐にわたる質問に丁寧に答えました。

 田村氏は、会場からの“委員長になって半年、苦労ややりがいはありますか”との質問に、「この半年は挑戦、挑戦の日々だった」と強調。「直面する課題だけでなく、長いスパンで物事を見て、いま党がどういう役割を果たすのかを考えることが求められた」と語りました。

 そうした活動の一例として、党首討論で選択的夫婦別姓の早期実現を岸田文雄首相に質問したことを紹介。「戦後の憲法制定で民法から家制度は廃止された。しかし結婚したら女性が名前を変えるのがいまだに日本では当たり前になっている」「長年の運動は経済界も動かした。(ジェンダー平等は)まさに百年スパンで時代を動かそうという時を迎えている。時代をどう変えていくか、ここに日本共産党の役割がある」と訴えました。

 田村氏は、入党懇談会で次々と対象者に声をかけて懇談。「自民党政治を終わらせるために、入党しませんか」と呼びかけると、男性は「そうだよな」と力強くうなずき入党を決意しました。

 田村氏と対話した、鈴鹿市でエステサロンなどを経営する女性(52)は、「政党助成金をもらっていない共産党、スクープを生み出す『しんぶん赤旗』に信頼を置いています。政治を変えたい。若い人にもっと入党してもらいたい」と笑顔で語りました。

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「赤旗に白旗上げる自民党」「赤旗がなけりゃ裏金裏のまま」―二つの川柳が示すように、自民党を断崖絶壁に追い詰めるなど、インパクトは絶大でした。

2024-07-21 | 日本共産党へご協力を!

2024年7月21日(日)

いま、「赤旗がなければ…」 この思いを一つに

小木曽編集局長の緊急の訴えから

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(写真)緊急の訴えをする小木曽陽司赤旗編集局長=17日、党本部

 小木曽陽司・赤旗編集局長が17日の党内通信で行った緊急の訴えを紹介します。

 今月から日曜版の料金改定が行われます。ピンチをチャンスに、ブレーキをアクセルに、読者拡大の前進へ、「赤旗」がいま果たしているかけがえのない値打ちと役割、いっそうの紙面刷新への編集局の決意をのべたいと思います。

 いま、「赤旗」はかつてない注目と期待を集めています。何より、日曜版の裏金問題のスクープです。「赤旗に白旗上げる自民党」「赤旗がなけりゃ裏金裏のまま」―二つの川柳が示すように、自民党を断崖絶壁に追い詰めるなど、インパクトは絶大でした。イギリスの政治経済誌『エコノミスト』は、後れを取った大手メディアへの皮肉を込めて「共産党の比較的無名な新聞が日本の政治を方向付けている」と書きました。最近これを日本のネットメディアが取りあげて、「英紙が自民裏金問題にいち早く切り込んだ『しんぶん赤旗』を称賛 日本の大手メディアの『自己検閲』を懸念」と紹介しました。

◇ ◇

 「赤旗」への期待の質も変わってきています。「赤旗」の役割を評価するということにとどまりません。日本社会の健全な発展と民主主義にとってなくてはならない大事なメディア、いわば「公共財」として、みんなで支えて、みんなで守ろうという機運が起きています。上脇博之・神戸学院大教授は街頭演説にメッセージを寄せて、「赤旗」がもっと増えることが、「日本の金権政治を真の主権者のための政治に変えることになる」と、購読をよびかけました。ある著名な知識人は、各地の講演で、「『赤旗』は今マスコミのなかでも調査報道で超一流」とのべ、「ちゃんと調査しているこういうメディアを私たちはどうやって支えるか、支えるためにはお金をいくらか出して買うとか、寄付するとかが必要なんですよ」とのべ、「赤旗」の購読をすすめています。

 問題は、こうした注目、期待にもかかわらず、「赤旗」が財政面でも体制面でも、発行の危機に直面していることです。せっかく大きな期待をいただいても、現状のままいったら、それにこたえられない、社会変革の事業に多数を結集する党と「赤旗」の役割を果たせなくなる、そして日本社会の健全な発展、民主主義に不可欠な「公共財」が失われることになりかねません。

◇ ◇

 ここは、紙面編集にたずさわる私たちにとっても正念場です。日々の活動とたたかいの指針、勇気と元気の源となる日刊紙にいっそうの磨きをかける、値上げしても減らない、990円でも増やせる日曜版をつくるために全力をあげる決意です。

 日曜版は、値上げにあたり、より魅力ある紙面にするために、従来の「スクープ」「お役立ち」に、新スローガン「深く知り、勇気がわく」を加えました。その第1弾が、先週7月14日号掲載の「選択的夫婦別姓 経団連本部訪ねて 聞いてみた」です。「深しる」キーワード「家族の一体感」について詳しく考えながら、経団連に直接聞く、意外性に挑戦しました。「経団連本部に赤旗記者が取材に訪問するなんて画期的です」「政策で立場を大きく異にすると思っていましたが、びっくりです」など、経団連と「赤旗」、この意外な組み合わせが、反響に拍車をかけました。田村智子委員長も党創立記念講演会で、この記事をとりあげ、「いまや時代は大きく変わっています。変わっていないのは自民党」とし、立場の違いを超えた連帯と運動をよびかけました。

 そして、日曜版といえばスクープです。裏金事件をスクープした日曜版だからこそできる、スクープの舞台裏、裏金事件の真相に迫る大型連載が7月21日号から始まりました。世界を驚かせた世紀のスクープを、生身の記者も実名で登場し、検証していきます。

 全国のみなさん、党創立記念の7月、「赤旗」をこれ以上、後退させるわけにはいきません。かつて評論家の加藤周一さんが、イラク戦争のときに真実を伝えない大手メディアの状況を憂えつつ、「赤旗がなければ、世界と日本の真実、本当の動きがまるでわからず、この世は闇だ」と、語ったことがあります。4年後には「赤旗」も創刊100年です。私たちも「赤旗」の発行を守り、発展させるために全力をつくします。

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日本共産党は、この国の歴史の中で一世紀あまりにわたって、労働者、民衆の立場に立ち、その解放をめざして最も早くから活動している政党です。

2024-07-14 | 日本共産党へご協力を!

2024年7月14日(日)

日本共産党創立102周年記念講演会 

ビデオメッセージ

 13日の日本共産党創立102周年記念講演会に寄せられた4人のビデオメッセージを紹介します。

戦争・ヘイト 常に反対

小説家 中島京子さん

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 102周年おめでとうございます。

 「ひとり街宣」をする方がどんどん出てきて最終的には3000人っていいましたかね。本当に新しい空気、新しい景色が見られたなという気持ちがして、結果はすごく残念なんですけど、なにか良い形でこれから生かしていけると良いなというふうに思った選挙でした。

 私は『小さいおうち』という小説、戦前・戦中を舞台にした小説を書いたんですけど、それが出たのが2010年だったんですね。震災の前の年なんですけれども、あの頃と比べると本当にすごく時代が動いて、空気が変わってしまったというのをすごく感じています。

 『やさしい猫』っていう小説を書いたのは2021年のことなんですけれども、それは日本に来て滞在している非正規の滞在の外国人の話なんですけれども、去年、入管法の改正というか改悪というか、そういうものがあったんですけれども、そんなふうに政治がというか国の姿勢が排外主義を容認するというか、お墨付きを与えるような国・法律といったものが、ヘイトを助長してしまうような状況が続いていることを、すごく怖いと思っています。

 やっぱり共産党さんは、そういう意味ではヘイトであるとか戦争になりそうな空気であるとか、そういうことにきちんきちんといつも反対していらした党だと思うんですよね。

 例えば「赤旗」がいろんな不正みたいなものを一番最初に知らせてくれていたりとか、メディアとして「赤旗」への信頼というようなものが醸成されてきたりとか、田村(智子)さんが委員長になられたということもありまして、女性だということもあって私たちにとっては近しいイメージができつつあるという感じがするんですね。

 オープンな感じというか、党以外の人たちにとっても開いている、そういう存在であっていただきたいなと、すごく思っています。頑張ってください。

人間の自由掲げる党と

全労連議長 小畑雅子さん

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 日本のメーデーが今年104年を迎えたことを考えたとき、日本共産党の102年は常に労働者の人間らしく生き、働きたいとの要求を実現するたたかいとともにあったと感じています。

 いま政府・財界は一体となって、労働者が人たるに値する生活を営むための労働条件の最低基準を定めた労働基準法を解体する、恐ろしいたくらみをすすめようとしています。労働基準法は憲法27条に基づいて、たとえ労使が合意しても下回ってはならない労働条件の最低基準を定めたのみならず、労使に基準を上回る労働条件づくりの努力義務を課しています。労働条件を決めるにあたっては、労使は対等とされ、そのために憲法28条は、労働者に労働基本権、団結権、団体交渉権、団体行動権を保障しているのです。

 ところが現在進められている、この議論は「労使自治」「労使コミュニケーション」の名のもとに、労使合意が取れれば「デロゲーション」という規制を逸脱し、基準を下回ってもよいという仕組みをつくろうとするものです。労働者保護の要であり、労働者が長い時間をかけて獲得してきた、労働時間、働き方にかかわる基準を解体しようとするこうしたたくらみを決して許すことはできません。

 私たちの要求は、労働者に生活時間、自由な時間を取り戻し、誰もが家族的責任を果たしながら、生き生きと働き続けることができるように、大幅賃上げ、底上げと一体に労働時間をさらに短縮していくことです。効率優先で労働者に自己責任を押し付け、格差と貧困を広げる新自由主義社会から脱却し、個人の尊厳、法の下の平等、両性の本質的平等すなわちジェンダー平等など、日本国憲法が掲げる理念が全面的に保障される社会を実現することが求められています。

 そのために、人間の自由があらゆる意味で豊かに保障され、開花する社会をめざし、新たな一世紀に向かい、力強い歩みを続ける日本共産党のみなさんと協力、共同し、労働者の要求実現の取り組みをすすめていきたいと思っております。

「困った時は共産党」や

作家 アルテイシアさん

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 102周年おめでとうございます。私と共産党の出合いは3年前に、地元の友人が鉄道会社に痴漢対策の強化を要請したけれどゼロ回答だったことがきっかけです。

 その後、その友人は神戸市東灘区でたまたま街宣中だった松本のり子さん(神戸市議)と、きだ結さん(前兵庫県議)に出会って「鉄道会社がやる気なくて困っている」と相談しました。そこからお二人が、鉄道会社に要請に行き、議会でも痴漢対策の強化を兵庫県警に要請しました。それを私はSNSで発信しまして、さまざまなメディアにも取り上げられました。そこから神戸での痴漢対策というのは一気に前進しました。その時に、一人ひとりに社会を変える力があると思ったし、「困った時は共産党」ってホンマやったんやと思いました。

 私も共産党のことをよく知らなかったんですけど、社会を良くしたいと本気で真剣に思っている人たちの集まり、特に社会で弱い立場に置かれている人、すみっこに追いやられている人たちの声を聞いて、それを届ける。その人たちの少しでも力になりたいって思ってる人たちの集まりなんだな、ということを知りました。

 今、松本さんたちと「東灘区ジェンダーしゃべり場」っていうのをしています。今までに14回開催して、650人ぐらいの方が来てくれました。みなさん、地元にこんな議員さんがいるなんて知らなかったとか、議員さんと初めてしゃべったという方が多いです。そこから一緒に議会の傍聴に行ったり、選挙ボランティアに参加してくれたりもしています。

 ジェンダーは、政治の入り口になると思います。若い人はジェンダーに関心が高いし、大学生にはジェンダーの授業が大人気なんですね。20代の人たちから「ジェンダーがきっかけで政治に興味を持った」とか「ジェンダー平等に一番取り組んでいる党だから共産党を推している」というような話も聞きます。

 だからジェンダーのことをこれからも発信して、それで共産党のことを知ってもらってファンになってほしいなと思います。これからも応援しています。一緒に頑張っていきましょう。

不屈のたたかいを共に

総がかり行動実行委員会 高田健さん

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 日本共産党創立102周年、おめでとうございます。

 日本共産党は、この国の歴史の中で一世紀あまりにわたって、労働者、民衆の立場に立ち、その解放をめざして最も早くから活動している政党です。当時の社会の最大の障害物であった天皇制軍国主義とそれが引き起こしたアジア侵略戦争に身をていして反対し、弾圧に屈することなく、アジアの民衆とともにアジアの平和のためにたたかった政党だと思います。いま日本が、覇権主義の大国アメリカに追従して、これと同盟して再び「戦争をする国」になろうとしているとき、私たちがこれに反対して、反戦平和・民主主義の社会をめざしてたたかう上で、この先輩たちの結党とその苦難に満ちた不屈のたたかいに、どれだけ勇気づけられ、はげまされているかを思い起こし、心からの敬意を表したいと思います。

 この戦前のたたかいの上に、私たちは主権在民、基本的人権の尊重、平和主義を柱にした日本国憲法を持っています。いま自民党など歴史修正主義、差別主義、新自由主義の勢力が、この国の憲法を踏みにじり、社会の進路をねじ曲げています。この攻撃にあらがい、共同戦線を前進させる道は、決して容易ではなく、ジグザグな苦難な過程をたどってきたと思います。

 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会は、「市民と立憲野党の共同」の旗を掲げ、主張しています。この広範な勢力の間には、当然ながら歴史の違いもあり、意見の違いや活動の流儀の違いもあります。反動勢力は分裂を絶え間なく画策しています。私たちはこの策動に負けるわけにはいきません。共同こそ「力」だと思います。

 さきの東京都知事選挙は、市民と野党が力を合わせてたたかった蓮舫候補の当選を勝ち取ることはできませんでした。しかし運動の中で、数千人にものぼる「ひとり街宣」が生まれたことなど、政治の変革を求める新しい運動が誕生し、希望が生まれました。

 日本共産党の創立102周年にあたり、共産党のみなさんにたたかいとその前進に敬意を表しながら、今後とも反戦平和、全民衆の利益の擁護のためにともにたたかっていく決意を固めております。よろしくお願いいたします。

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手話通訳のほかに、大きな字幕で見られる別チャンネルもあります。どなたでも日本共産党ホームページからユーチューブで視聴できます。

2024-07-04 | 日本共産党へご協力を!

13日に党創立102周年記念講演会

田村委員長が講演

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 日本共産党は15日に創立102年を迎えます。記念講演会を13日(土)午後2時から、オンラインで開催します。田村智子委員長が記念講演を行います。

 記念講演会では、小説家の中島京子さん、作家のアルテイシアさん、全労連議長の小畑雅子さん、総がかり行動実行委員会の高田健さんのビデオメッセージの紹介を予定しています。

 手話通訳のほかに、大きな字幕で見られる別チャンネルもあります。どなたでも日本共産党ホームページからユーチューブで視聴できます。

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「党づくりの後退から前進への歴史的転換を果たす」ために、地方議員のみなさんの力を総結集し、支部と心ひとつにたちあがろうということです。

2024-05-10 | 日本共産党へご協力を!

2024年5月10日(金)

地方議員オンライン交流会

地方議員のみなさんへ

田村智子委員長のよびかけ

 「支部と心一つに『手紙』にもとづく党づくりへ 地方議員オンライン交流会」が9日午前、党本部と各地を結んで開かれ、田村智子委員長が最初に「地方議員のみなさんへのよびかけ」を行いました。内容は次の通りです。


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(写真)よびかけをする田村智子委員長=9日、党本部

 全国の地方議員のみなさん、こんにちは。議会活動、要求運動、党建設など、各地域の日本共産党の顔となって、日々、奮闘されているみなさんに、心からの敬意を表します。

 今日、私は、すべての地方議員のみなさんに心からよびかけを行います。それは、党大会決定と2中総の「手紙」がよびかけた今大会期最大の任務――「党づくりの後退から前進への歴史的転換を果たす」ために、地方議員のみなさんの力を総結集し、支部と心ひとつにたちあがろうということです。

 2中総の「手紙」は、この2年間の党づくりが、歴史的な分かれ道になる、ここに党の命運がかかっていると訴えました。この「手紙」をうけて、いま支部での真剣な議論がはじまっています。支部の存在意義を確かめあって胸が熱くなった、「このままこの支部を終わらせるわけにはいかない」と支部長が入党の働きかけに足を踏みだしたなど、前向きの変化も生まれています。

 同時に、2年後までに第28回党大会時現勢の回復・突破を果たすという目標に照らした「目標水準」の運動には、まだ大きな距離があり、運動の規模を数倍に引き上げることがどうしても必要です。打開のカギは、党づくりを全支部運動、全党員運動にしていくことができるかどうかです。いま、全党が7月末までに「目標水準」の運動をつくりだそうと奮闘しています。

 このとりくみの成功へ、支部、党機関とともに、全国2300人の地方議員が連帯して力を発揮しよう。そのために、三つのよびかけを行いたいと思います。

よびかけ(1)

党地方議員団の後退から前進への歴史的転換を果たす大会期にしよう

 第一のよびかけは、党づくりで後退から前進への歴史的転換を果たすことと一体に、日本共産党地方議員団の後退から前進への歴史的転換を果たそうということです。

 大会決議では、「わが党の地方議員は、日常不断に草の根で住民と結びつき、住民の利益を守り、要求にこたえて地方政治を動かすとともに、その活動を通して、日本共産党の信頼を広げるかけがえのない役割を果たしている」と述べています。

 私がまず心からの敬意をこめて訴えたいのは、全国2300人の党地方議員団のみなさんが、さまざまな困難をのりこえ、苦労されながら日々果たしている役割は、日本国民と日本共産党にとって文字通り「かけがえのない」――“宝”のような存在だということです。

 党議員団は、住民の苦難軽減をモットーに、草の根の要求実現に、あるいは国の悪政から暮らしをまもる防波堤として、住民運動と“二人三脚”で頑張り、全国で地方政治を動かしています。

 学校給食無償化は、昨年8月の「赤旗」の全国調査でも、1788自治体のうち小中学校とも無償化したのが493自治体、約3割に達し、その後も広がっています。子どもの医療費無料化は、2023年4月のこども家庭庁調査で、通院で18歳まで無料のところが1202自治体、15歳までが482自治体、合計96・7%、もう子どもの医療費無料化は「当たり前」というところまで広げてきました。

 悪政の防波堤としての役割も発揮されています。国民健康保険では、国が都道府県化のもとで統一保険料を自治体に迫るもと、自治体独自の国保料値下げと子どもの均等割の減免をと、全国で奮闘しています。介護保険の改悪にも立ち向かい、介護保険料の引き下げを実現した自治体もひろがっています。

 こうしたわが党の議員団の活躍は、議席占有率で最高時の8・43%から減ったとはいえ、この4月末時点でも7・19%と、議員数4400人だった「平成大合併」前の時期と、ほぼ同じ割合を維持していることによるものです。

 同時にこうした「かけがえのない」党地方議員団の陣地が、この間の統一地方選挙、引き続く中間地方選挙を通じて後退傾向を脱していない現状があります。党大会では、4年前の第28回党大会時から331人の議席後退となったことを報告しましたが、その後も残念ながら5月1日現在で20人後退しました。候補者を立てられず、あるいは自力の後退で、党の議席が後退あるいは空白になってしまう。こんなに悔しいことはありません。そのことに私たちも胸を痛めない日はありません。党の地方議員が減少すれば、住民要求にこたえる力が弱まってしまう。地域における党の影響力も弱まってしまう。これは地方議員のみなさん自身が痛感していることと思います。

 ここで何としても、後退から前進へと転じようではありませんか。どうやって前進へと転じるか。その最大の力は、「つよく大きな党」をつくる以外にありません。悔しい後退をバネに党づくりの新たな努力を開始している党組織が生まれていますが、ここにこそ活路があるのではないでしょうか。新しい党員を迎え入れ、要求運動でも選挙闘争でも自覚的にとりくむ支部を広げていく。「しんぶん赤旗」読者のネットワークを地域に広げて、党の大切な友人であり、選挙では一番の協力者となる読者を広げていく。ここにこそ、後退から前進への最大の保障があることを強く訴えたいのです。

 7月末までに「目標水準」の運動へと党勢拡大運動を飛躍させ、直面する総選挙勝利への勢いを全国津々浦々からつくりだそうではありませんか。目前の沖縄県議選、中間地方選挙、来年の都議選・参院選の連続選挙、そして3年後の統一地方選挙を展望して、その勝利の最大の保障――つよく大きな党をつくろうではありませんか。

よびかけ(2)

「歴史的チャンス」の情勢、党大会決定と綱領路線を生き生きと語って党をつくろう

 第二のよびかけは、「歴史的チャンス」の情勢をとらえて、党大会決定と綱領路線を生き生きと語って、党をつくろうということです。

 大会決定は「自民党政治の全体が末期的な状況」と指摘し、党の先駆的役割が光っていることを解明しました。それから4カ月。情勢は、大会決定の解明通りに、劇的に進展しています。私は、いまの情勢のもとで、日本共産党が果たしている役割について、二つの点を訴えたいと思います。

 一つは、党と「しんぶん赤旗」の奮闘が、自民党を文字通りの窮地にまで追い込んだということです。衆議院補欠選挙では、「衆院3補選、崩れる自民支持層 立憲3勝共産寄与」(「日経」)と報じられたように、自民党への不信任、維新への審判、市民と野党の共闘の勝利をかちとるうえで、日本共産党が大きな貢献を果たしました。市民連合の中野晃一さんからは、「『しんぶん赤旗』日曜版のスクープをきっかけに、日本共産党が裏金事件を厳しく追及したことが、補選の発端となり、最大の争点の一つとなった」など、私たちが勝利に貢献したことを高く評価いただいています。補選後の世論調査では「政権交代」を望む声が「自民・公明政権の維持」を上回り、まさに自民党政治を終わらせることが、国民多数の要求になっています。自民党を断崖絶壁まで追い込むうえで、わが党が果たした役割に深い確信をもって、元気いっぱい奮闘しようではありませんか。

 いま一つは、日本共産党が、自民党政治に代わる新しい政治、新しい社会について、すべてにわたって希望ある対案を指し示す党だということです。多くの国民は自民党政治に愛想をつかしながら、それに代わる新しい政治が見えているとはいえない状況があります。しかし、わが党は、内政でも、外交でも、そして資本主義に代わる新しい社会でも、すべてにわたって希望ある解決の道を太く示している党です。

 暮らしと経済では、この間、異次元の金融緩和を続けた「アベノミクス」の破綻が劇的に明らかとなる事態が進展し、異常円安、物価高騰が国民の暮らしを苦しめているのに、自民党政治は「打つ手なし」のどん詰まり状態に陥っています。暮らしを支え、中小企業の営業を立て直して、実体経済を再生する経済政策への転換――「経済再生プラン」が、いよいよその値打ちを増しています。

 平和をめぐってはどうでしょうか。岸田政権は日米首脳会談で、自衛隊を事実上、米軍の指揮下に組み込むことまで合意しました。これは日本の主権を米国に売り渡すにひとしいものであり、売国政治と呼ばずして何と呼ぶのでしょうか。同時期の4月17日、志位議長の講演で日本共産党が提唱した「東アジア平和提言」は、憲法9条の理想に立った提案であるとともに、現に存在する枠組みを活用して平和をつくる提案として、国内外で反響を広げつつあります。「東アジア平和提言」は、「外交ビジョン」のさらなる発展という大会決定の実践であり、この内容を学び、大いに語っていこうではありませんか。

 地球的規模の貧富の格差の拡大、気候危機の深刻化を前にして、「資本主義というシステムを続けていいのか」を真剣に考える動きが起こっています。こうした状況のもと、4月27日に学生オンラインゼミで志位議長が行った講演「『人間の自由』と社会主義・共産主義――『資本論』を導きに」は、綱領路線と大会決定を発展させ、「社会主義には自由がない」というイメージを根底からくつがえし、日本共産党がどういう政党かを、もっとも本質的なところから明らかにするものとなりました。大学内の立て看板をみて、党員でも同盟員でもない学生が、ゼミの仲間を誘って党本部まで来たという、これまでにない経験も起こっています。青年・国民を党に結集する新しい鉱脈を発見した思いです。「しんぶん赤旗」日刊紙に何回かに分けて掲載し、出版物にもなる予定です。ぜひ地方議員のみなさんが率先して学び、社会主義・共産主義への展望を、共産主義者として自らの言葉で語っていこうではありませんか。

よびかけ(3)

経験豊かなベテラン議員、若い世代・真ん中世代議員がともに力をあわせよう

 第三のよびかけは、地方議員のみなさんがもっている可能性を党づくりへ実らせるために、経験豊かなベテラン議員、若い世代・真ん中世代議員がともに力をあわせようということです。

 いま、全国の地方議員団の構成のなかで、60代・70代を中心とする人生経験豊かなベテランの議員のみなさんが、党活動・党建設においても牽引(けんいん)力を発揮されています。党機関の一員として頑張っていただいている方も少なくありません。私は、ベテランの同志のみなさんの奮闘は、住民の暮らしの守り手として人生を歩み続けてきた、日本共産党員だからこその献身的な奮闘だと、心から誇りに思います。同時に、その大切な議席を次の世代に引き継ぐために「党づくり」の牽引力として力をつくされることを心からよびかけるものです。

 20代~50代の若い世代・真ん中世代の地方議員、あるいは1期目・2期目の議員のみなさん、党活動の経験があまりないなかでも立候補を決意し、議会活動でも党活動でもさまざまな挑戦をされているみなさんは、党と日本社会の未来をひらく宝のような存在です。私は、昨年、「若い世代・真ん中世代の地方議員の学習交流会」でお話しする機会がありましたが、中央としてみなさんの活動を援助するとりくみを系統的に進めることをお約束します。若い世代・真ん中世代に党をつくることに、お互いに挑戦しようではありませんか。

 ベテランも若い世代も、双方がともに力を発揮し、みんなの力を集めて党づくりを成功させよう。これが第三のよびかけです。

 どう党づくりにとりくむか。地方議員のみなさんからの悩み、聞きたいことも寄せていただきました。ベテランの議員のみなさんは、“さまざまな活動が自分に集中している”“次の後継者がつくれていない”という悩みがつきないという方が多いと思います。若い議員のみなさんからは、“党を語る自信がない”“どう頑張ればいいかがわからない”という方が少なくないと思います。中央として、これらの悩みをすべて受け止めて、ともに打開をはかっていく決意です。今日、私はとくに次の三つの活動でともに前進をつくっていくことを訴えるものです。

地方議員団としての党生活の確立をはかる

 一つは、議員団としての党生活の確立です。

 議員団会議を定期的に開いて、日常の党生活をしっかり確立しましょう。党大会決定や2中総決定をはじめ党の方針を時間をとって討議し、具体化する。みんなが「しんぶん赤旗」をよく読み、学習の時間もとって、世界と日本の情勢と党の役割をたえずつかんで活動する。この原則的な活動が、日本共産党の地方議員として、苦労はあっても、頑張る力が湧いてくる根本的土台だと思います。

 昨年の「地方議員学習交流会」に参加したある議員は「最近実感しているのは、議員の前に党員なのであって、党員としての成長を機関と議員団がどう考えて、保障していくのかが大事だと思っています」と発言されました。目の前の課題だけに追われ、長期的な視野や世界に目を向けることができなくなると、自分がスカスカになって、疲弊して、深いところからの力がでなくなる。同時に議員団で、この数年、学習の時間をつくる努力や、会議で一人ひとりが発言と質問ができるように少人数での議論の機会もつくって、年齢や議員としてのキャリアに関係なく意見を尊重していることも、紹介されました。

 これはベテランの議員にとっても、また若い世代への継承にとっても、大変大事だと思います。党機関の援助もうけながら、すべての議員団で党生活を確立し、2300人の力が生き生きと発揮される党になろうではありませんか。

学習の位置づけを抜本的に高める

 二つは、学習の位置づけを抜本的に高めることです。

 若い世代や経験の少ない議員のみなさんの党員としての成長を保障し、自信をもって活動していくうえでも、ベテランのみなさんにとって切実な課題である議員団の世代的継承を成功させるうえでも、いま、この努力を強めることが求められているのではないでしょうか。

 とくにいま、自民党政治がゆきづまり、わが党に期待と注目が集まりうる情勢が展開しているからこそ、それを阻もうとする党への攻撃もあります。どんな攻撃にも揺らぐことなく、党の路線に確信をもってこれをうちやぶり、国民に攻勢的に党を語っていく力の源泉となるのが、党綱領と科学的社会主義に対する世界観的確信です。そのために党大会決定、綱領、規約、科学的社会主義、党史を学習することです。

 ある真ん中世代の議員は、党史『日本共産党の百年』を学び、「初めて自分が党員として成長している実感を持った」と語っています。

 学習する時間をとることを惜しまず、自分が党員として成長することも、つよく大きな党をつくる一歩と位置づけて、とりくもうではありませんか。

困難は支部とともに、機関と協力し、党づくりで突破する

 三つは、困難は、支部とともに、機関と協力し、党づくりで突破しようということです。

 選挙での後退をとりかえして次は必ず勝利する。議員の後継者をつくる。さまざまな活動が少数の人に集中している状況を解決する。こうした問題も根本的には、党づくりで打開するしかありません。

 いま2中総の「手紙」が、困難を党づくりによってのりこえようと、支部の心に灯をともし始めています。ぜひ、地方議員としても、芽生え始めている支部の決意を後押ししていこうではありませんか。「手紙」をまだ討議し、具体化するに至っていない支部にも、ぜひ足を運び、自分自身の党づくりへの思い、決意を語っていこうではありませんか。

 党員を増やす、読者を増やすということは、困難もあるけれども、最もやりがいのある楽しい活動だということも強調したいと思います。自分の入党の初心を語る、いま抜群の注目をあびている「しんぶん赤旗」をアピールする。自分の選択した生き方や頑張っている活動を語ることほど、やりがいある活動はありません。

 「私は、だから、世の中を変える生き方を選びました。あなたもぜひ」と、党を応援してくれている方、「赤旗」読者、後援会員、要求で結びついた人に、思い切って支部とともに呼びかけてみようではありませんか。

 全国の地方議員のみなさん。2300人の地方議員が、1万7千の支部・グループのみなさんと心ひとつに奮闘するなら、党づくりの後退から前進への歴史的事業は必ずできると私は確信しています。

 2300人の地方議員団の草の根の力をさらに大きくし、未来に引き継ぐために、総選挙の勝利で日本の「夜明け」をきりひらくために、ともに奮闘しようではありませんか。

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あいさつでは冒頭、3月19日に亡くなった故・山村糸子幹部会委員・静岡県委員長への追悼の言葉を述べ、中央委員会総会の追悼として確認した。

2024-04-08 | 日本共産党へご協力を!

2024年4月8日(月)

第2回中央委員会総会について

4月7日 日本共産党中央委員会書記局

 一、日本共産党第2回中央委員会総会は4月6、7の両日、党本部で開催され、中央委員182人、準中央委員24人が出席した。

 一、志位和夫議長が開会のあいさつを行った。

 あいさつでは冒頭、3月19日に亡くなった故・山村糸子幹部会委員・静岡県委員長への追悼の言葉を述べ、中央委員会総会の追悼として確認した。

 2中総の議題を、(1)「党づくりの後退から前進への歴史的転換を――全党の支部・グループのみなさんへの手紙」の提案・審議・決定、(2)その他、とすることを提起し、確認された。内外情勢をどうとらえ、どう活動するかは第29回党大会決定が全面的に明らかにしており、その徹底が依然として最優先の課題であることから、全党に徹底する文書は「全党の支部・グループのみなさんへの手紙」のみとすることを提起し、了承された。

 一、田村智子委員長が幹部会報告を行った。

 報告では、今大会期の最大の任務が「新たな大会期を党づくりの後退から前進への歴史的転換を果たす大会期」であり、この仕事をやりぬく最大の保障が、すべての支部・グループが、条件に応じて足を踏み出すこと、それをやりきるために、「双方向・循環型」の活動を大きく発展させることを強調し、「手紙」を1章ごとに読み上げ、説明した。

 一、総会では54人が討議し、幹部会報告の内容を深め、具体化・実践に奮闘する決意を固めあった。

 一、田村智子委員長が、幹部会を代表して討論の結語を行った。

 一、総会は、「手紙」と田村智子委員長の提案報告、結語について全員一致で採択した。

 一、総会は、「手紙」を全支部・グループで討議し、第29回党大会が掲げた2年間の目標をやりとげることを誓い合って閉会した。

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「党大会の様子をYouTubeで拝見し、感銘を受けました」(福島・30代)など、1月に開かれた党大会と田村智子新委員長への注目と期待もあります。

2024-01-26 | 日本共産党へご協力を!

2024年1月26日(金)

「赤旗」申し込み勢い増す

スクープ・党大会に注目

 日本共産党本部への「しんぶん赤旗」の購読申し込みの勢いが止まりません。

 1月の申し込み数は25日までに173人です。昨年12月は、自民党裏金問題のスクープをきっかけに倍増し200人超の申し込み。1月もこれを上回るペースです。

 新たに購読を申し込んだ人の多くが「自民党裏金問題に我慢がならない」(大阪50代)、「(日本共産党の)政治に対する真面目な姿勢を信頼」(沖縄50代)と金権腐敗政治を追及する「赤旗」と日本共産党に期待を寄せます。

 「自民党の政治資金パーティー裏金問題の端緒になったのは『赤旗』の調査報道と聞いた。応援のため購読します」(東京50代)など、SNSやメディア報道で「赤旗」の存在を知り、購読を申し込んだ人も少なくありません。

 「党大会の様子をYouTubeで拝見し、感銘を受けました」(福島・30代)など、1月に開かれた党大会と田村智子新委員長への注目と期待もあります。

 静岡の男性(40代)は、イスラエルのガザへの軍事侵攻に対し即時停戦を求める内外の動きを伝える「赤旗」報道を他のメディアと比較して、「『赤旗』はアメリカに忖度(そんたく)することがなく的確な情報が載っていると感じた」と購読を申し込みました。

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2日、日本共産党の支部・後援会は、「住民の声で政治を動かす日本共産党の躍進で暮らしと平和に希望を」「大激戦です。皆さんの周りの方にもぜひ広げてください」と全国で対話・支持拡大、宣伝に全力

2023-04-03 | 日本共産党へご協力を!

統一地方選前半戦ラストサンデー 

大激戦 勝利へ猛奮闘

党の支持広げに広げ

支部・後援会、対話・宣伝に全力

 道府県議、政令市議、知事らを選ぶ統一地方選前半戦の9日の投票まで1週間を切り、選挙運動ができる最後の日曜日となった2日、日本共産党の支部・後援会は、「住民の声で政治を動かす日本共産党の躍進で暮らしと平和に希望を」「大激戦です。皆さんの周りの方にもぜひ広げてください」と全国で対話・支持拡大、宣伝に全力をあげました。志位和夫委員長は、滋賀県大津市、大阪府吹田市・東大阪市で、小池晃書記局長は千葉市、神奈川県の横浜市・藤沢市、田村智子政策委員長は、山口県山口市・宇部市で党候補らの必勝を訴えました。一方、日本維新の会議員などが演説で共産党を攻撃したり、各地で統一協会系の反共・謀略ビラがまかれるなど、“共産落とし”の動きも強まっています。日本共産党は党の真の姿を伝えながら、自民党と「統一協会との癒着こそ断ち切れ」と強調。「大軍拡反対の日本共産党の躍進で平和の審判を」と訴えています。


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(写真)対話を進める日本共産党支部・後援会の人たち=2日、千葉市花見川区

今回は絶対共産党

千葉市花見川区

 千葉市花見川区では、日本共産党の地元党支部・後援会が、千葉県議選(定数3)の白石ちよ候補、市議選(定数9)の、もりた真弓、中村きみえ両候補の必勝に向けて連日、猛奮闘しています。

 花見川団地支部は2日、対話・支持拡大に取り組みました。

 支部員の対話では、各地の自治体で補聴器購入助成をいち早く提案し、実現してきた日本共産党の実績を語り、補助の実現を目指してがんばると訴えると反応が良いと言い、市民から「補聴器はこれから必要になってくるから、ぜひがんばってもらいたい」などと励まされると言います。

 一方で、党とつながっていた人が「もう公明党に入れた」と話していたという報告もあり、もりた選対では「いち早く支持の訴えを」と呼び掛けています。

 ある支部員は「前回は近所の創価学会の人に頼まれて公明党に投票した人が、今回は絶対共産党に投票すると約束してくれた」と経験を語っていました。

 家族がいる支持者に電話し、一気に家族8人分の支持を得られたこともありました。

 この他、「カンパの代わりに『赤旗』日曜版を購読してくれた」「80代で病気の方に昨日会ったら、選挙には、はってでも行くと言ってくれた」などと、対話・支持拡大のなかで反響が広がっています。

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(写真)高尾山に向かう登山者らに宣伝するスポーツ後援会員。左端は畑野君枝前衆院議員=2日、東京・八王子市

登山は平和でこそ

スポーツ後援会

 日本共産党のスポーツ後援会と登山者後援会は2日、東京・八王子市の高尾山口駅で日本共産党の統一地方選政策を宣伝しました。

 後援会員は高尾山に向かう登山者らにプラスターを掲げ、日本共産党のスポーツ政策を配布。登山者後援会の男性は、「平和でなければ登山は楽しめない。ロシアの侵略に対して軍事で対抗するのではなく、外交努力で平和をつくろう。地方選を通じて大軍拡にノーの声を反映させていこう」と呼びかけました。

 宣伝には党スポーツ委員会責任者の畑野君枝前衆院議員も参加し、「いつまでも高尾山の自然を楽しめるよう、気候危機を打開していきましょう。戦争は最大の環境破壊。登山文化は平和でこそ発展します」と訴えました。ビラの受け取りもよく、気候危機などの政策に共感し、激励していく登山者もいました。

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