矛盾

広島岡山に歩を合わせるように当県でも感染者数が増えてます。100人超えた日には下関が50人で半数。知事は頻りに注意喚起して、県外の移動（出入り）を慎めと言い続けてますが、朝刊見ると下関の唐戸市場では予定通りイベントが開かれて、県外ナンバーの車に溢れて盛況だったとの記事です。福岡には緊急事態宣言が出て、すればこちらに流れてくるは必定です。客を呼ばねば暮らしが立たぬ。感染者は急峻な右肩上がり。知事が市長がいくら苦言呈してもダメです。開ければ行きます。ならばロックダウンだ。知事会では黒岩さんや吉村さんがロックダウンしろと叫んでます。ワクチン接種の自治体間の不均衡を正すべく、遅れている地域に優先的に回すと「公平公正」な指示を政府は出してますが、先行地域（広島や当県）知事は猛反発です。きちりと整備して進めてきた地域がどうして我慢を強いられる？今は感染が全国展開している、都会だけの問題じゃない！と。どうなりましょうねぇ。

　日ハム中田暴力事件、巨人に移籍でチョン。どういういきさつだ？新聞もＴVも詳細を全く伝えませんから闇から闇の様相です。同僚選手を殴った、のだそうですが、どういう場面で誰を殴ったんだ？で、どうしてこんなに大袈裟に表沙汰にする？中田がそもそもやんちゃなワルだったのはよく知られていることです、今更にどうしたの？球団の堪忍袋が切れたと言うことですかね。次やったら許さんぞと積み重なってたとか。で、どうして巨人なんだ？ここです次は。どのチームもこんなトラブルメーカーは要らぬ、のでしょうけれど、一応４番ですわ主軸。五輪には呼ばれませんでしたが。週刊誌待ちではあります。で、中田が抜けたら喜ぶのは清宮だろうと思うのですが、こいつもどこ行った？状態で。ヤクルトの村上と同年代ですよね。この差です。悲喜こもごもで。

多様

民主体制否定。民主主義の劣勢表すアフガン。産経新聞の見出しです。以前のようなことはしない、但しイスラム法制の下でだ、とタリバン幹部が会見してました。イスラム原理主義。開戦当時さんざ聞かされた定義です。民主主義対宗教原理主義。アメリカに理があるように見せる構図でした。9.11の復讐心を隠して、あわよくば強欲資本主義の餌食にすべく正義の侵攻でした。ちなみにロシアや中国は宗教ではない全体主義。権威主義とか専制主義とかあれこれ定義があるようですが全体主義で括れるそうです。コロナ対策の比較を題材に民主主義の限界を解く論が多いのですが、これに宗教が絡むとさらに有無を言わさぬ強固なものになるという証明です。なにせ神の思し召しですから。民主主義が負けた。アメリカ軍の撤退をそういう観点からも見られるのでしょうが、単に土地柄、民族差でしかないと言うことでもありましょう。民主主義を最上のものと措定しての押しつけが如何に無理で無駄なことかの証明です。こういう反省も要りましょうね。曽野綾子の説はきっと正しいのです。劣勢とか敗北とかではなく、です。それこそ多様性ですから。

守命

日に5000人、周辺県でも1000人以上新規感染者が出ている現状です、いかな大都市東京でもそもそもそんなに病床の余裕はありません。やりくりするしかないですが、できないです現場では。自宅で亡くなる人が増えてきます。何か月か前の大阪の再現です。TVはより悲惨で耳目を引く例を伝えます。感染して自宅療養中の8カ月の妊婦が出血して早期の対応を要したところ引き受け病院がなくやむなく自宅出産（かかりつけの産科医が対応したのだそうです）、しかし早産児で新生児治療を要したそうで、それが叶わず児は死亡、母親は無事だったと。母親の気持ちや如何に。治療ができずに死亡する、助かる命を助けられなくなると以前から関係者が言い募ってきたことですが、現実になって来てます。なのに、ガースーさんは相変わらず原稿読むばかり、国民の安心と安全を云々繰りかえすばかり、国民の命を守るとお題目唱えるだけ。守ってないからね。新聞も週刊誌も月刊誌もこぞって批判しているのに、ご本尊は変えようとしない。広島での原稿読み飛ばしも、相変わらずのご飯論法、やぎさん答弁でまともに答えようとしない。総裁選や総選挙の方が大切か？そうには違いないことでしょうが、そう思わせてどうする？です。つくづく、この人は頭になるタマじゃないですね。そう嘆いたところで何も変わらぬのですが。

無念

こうなると困るから去年は甲子園大会が中止になったことでしたが果たして起こりました、出場校選手間での感染蔓延。観客間に拡がるのもまずいのでスタンドの応援団は制限してますが、ベンチ入りの選手数は減らせませんしね。いや、そういう数の問題ではなくて、それだけウイルスがすぐそばにいるということです。当該選手やチームにはまことに気の毒なことですが、今この環境下で大勢での移動や集団行動がまずいという実験でした。酒じゃないですね、もう一つの証明です。いや、酒が悪者じゃないこと、酒飲んで大騒ぎ、唾撒き散らしての大笑いがいけないから酒飲むな（出すな）となっていることは皆わかってますが、選手連中はきっと余程におとなしくしてた筈ですが、この事態です。校長ならずとも全国民が気の毒に思ってます。さぞやの無念でしょう。五輪でも何人か（何十人でしょうか、正確に発表しないのでわかりません）が出られずに終わったでしょう、こんな時にやるか？の批判をどうかわすのか。やってしまえば、無理やりにでも決勝まで持っていければ体裁はつくという思いでしょうね関係者は。選手たちもここで中止になってしまっては、と思ってましょうし。加えて雨また雨の順延続きです。日程的にも難しくなってきてます。甲子園球場がどう対応するか。こちらも見ものの一つではあります。

数字

緊急事態宣言とマンボウの大安売り状態です。形は自治体の要請を受けて政府が決めるという順ですので、ガースーさんは俺の所為じゃないという風情なのですが、TVがいつものように地図に色を付けて視覚に訴えます。観るとあらら宮城県から鹿児島まで太平洋・瀬戸内・東シナ海沿いにずっと連なってしまってます。当県だけが白塗りのまま。少し前の広島岡山に緊急事態宣言が出た時にも京都から福岡まで赤塗りなのに当県だけ白。人口の差、他県との交流量の差でしょうね。福岡はずっと1000人近く発生してますがかといって下関にがんがん増えるのでもないし。もっとも五輪を契機にした盆の行き来は今後に数字が出ますからわかりませんけれど。

　タリバンが盛り返してアメリカが造ったアフガン政権はもろくも崩壊しました。バイデンさんが言うてます、我々は新しい国家を作ろうとしたのではない、テロによる被害を防止するのが目的だったのだと言うてます。そもそも9.11への報復（テロ対策という大義はあるのですが）での侵攻、オサマビンラディンを求めての攻撃でした。民主化なんてのは口実だったんでしょう。ショックドクトリンに書かれている強欲資本主義に裏付けられているとはいえ、やはり曽野綾子の言は正しいと改めての実感です。民主主義が最上解ではない、部族統治しかできぬ地域もあるのだと。そして中国はタリバンに加勢します。当然です、彼らも反民主主義ですから。さてさて。

既視

当地再び朝から雨です。昨日は昼からは陽が射してましたが、今朝は雨です、天気予報の通りに巡ります。秋雨前線と名付けているようですがそこからの印象をはるかに超えた大雨です。一旦南下した前線がまた北上してくる、のだそうです。今年は特に大雨被害が多いです。コロナ禍に合わせたように、です。この二つで大出費であろうと思う所に五輪の清算が待ってます、台所大丈夫かいな。自衛隊も大変です、まず熱海に出動して、その後はまさに全国展開です。こういう時にはこれでもかと頼り全面依存しておいて、いざとなったら憲法違反と存在自体を誹る共産立憲の連中、どう思うている？佐賀もそうでしたが広島もデジャブ―です。新興住宅街ってのが如何に山を削って延伸して行ったかを物語ります。山を削り盛り土して家々が重なるように山肌に沿って登っていく光景、そこが崩れる。土石流が襲う。そして大河の周りの町。生活の為にここに住み着いて、幾度となく水害に遭いまた復旧しの歴史。必然、と済ませるのでしょうか。行政が悪いですか、それとも。

繰返

当地夕べから雨は上がってます。幸い雨の被害はないことでした。TVが頻りに繰り返すようにまだ安心しちゃいけない、気を緩めちゃいけない、のでしょうが、丸々二日降り続けましたから久しぶり感ではあります。TVは逃げろ逃げろと連呼しながら、被災地を捜します。被害は大きければ大きいほどよろしい。すぐにヘリが飛びます。今時は高性能ドローンでしょうかそれとも。鳥瞰映像がすぐに届きます。ヘリ会社もこんな時しか儲け時がありませんし。江の川の氾濫は何年か前にも見ましたね。同じ箇所なのでしょうか、それはわかりません。広島山中を水源にして長く流れて日本海（島根）に注ぐ大河。「広島に降るとこっちに溢れるのよ」と下流の住民がマイクに話してました。太古からそういう環境です。佐賀の順天堂病院も覚えがあります。確か何年か前の水害で、近くの鉄工所かどこかから油だか薬品だかが流れ出して対応に追われてる、の映像でしたよね。こんなところに順天堂？そう訝った記憶です。同じ字ですからね東京のと。同じ場所が同じ被害に遭い続ける。対策を講じているのかどうかは知りませんが、所詮は付け刃だったとの結果です。また行政が責められて、同じように言い訳だけして、何年か先にまた大雨に見舞われるのでしょう。日本の、否、世界中どこでもこういう繰り返しなのでしょうねぇ。

　今回気付いたこと。氾濫と漢字表記です。氾らん、でしたよね今までTVは。濫は「みだりに」との意味です。乱と音読みが一緒なのでよく代用されます、が氾乱とは書きませんか。反乱は別の言葉です。職権乱用。こちらは代用というか当て字と思います。読みが一緒というだけ、意味も近いこともあってこちらも正しいように思いますが、みだりに用いるのです、乱れて用いるのではなくて。権力濫用です、abuse of power です。他に濫造、濫費など。乱造乱費より意味が分かり易いですね。ちなみに、みだらには淫らに。みだらに乱れて淫乱。みだりにみだらでも意味は通りますけれど淫濫とは言いませんし、そういう意味なら濫淫となりますか。どうでもいいこと、しつこいことですみません。

水害

九州北部の大雨です。先の台風では青森県に水害が出てました、こちらはそれほどにレアなことではないのですがだからといって対策ができているわけでもないです。何度降られても何度浸かっても「雨には降られるまま、風には吹かれるまま」です。当県山口県は行政区分上は中四国の一つですが、気象情報上では九州北部の一部です。今朝の大雨は長崎や佐賀が大変なことになってますが、同じ雨雲は必ず山口にも伸びてますし、やがてこちらにも波及します。当県の西部は（下関や宇部小野田地域）明らかに九州（小倉博多）文化圏でしょうが、東部は縁遠いのです。九州北部という括りには違和感があったですが、気象に関してはそうじゃなぁと納得してます。線状降水帯とやらが頻りに報道されますが、昨朝は広島市にかかって、今朝は佐賀福岡にかかってます。どこにかかってもおかしくないとは気象庁のTVの決まり台詞ですが、確かに思います、もう少し東に南に延びていたら・・。雨も丸一日降り続くと、いかな雨好きの根暗な私でも恨めしく雨雲を見上げることです。時は盆です、墓参りもなにもが雨の中です。これも一興なのでしょうが、濡れるわ、雨の中でも蚊に食われるわで面倒なことです。この雨でコロナ感染具合が収まればいいのですが、さて遣らずの雨となりましょうか。

批判

広島に大雨警報がでて、NHKはずっと気象庁の会見を放映してます。当地でも未明から降り続け朝７時前後に強く降ってました。この雨雲が二時間経って広島にかかったというわけです。広島は何年か前に北部や呉で大水害がありましたから構え方が違うのでしょうが、当地は今は雨は上がってます。カンカン照りの酷暑が続いて雨が欲しいと思う頃には大雨になる。間（あいだ）はないんかい？！と突っ込みたくなることですが、降れば土砂降りという俚諺です。今年の盆は雨の中のようです、こんなのも当地では珍しいことです。

　五輪が終わり、成績のふるわなかった競技の反省（という名の非難批判）が出始めます。得てして冷や飯食っている傍流者が結果残せなかった主流に噛みつくの図です。ここで何度も指摘してますが影の部分です、バドミントン、水泳男子、陸上短距離。新聞に見つけたのはシンクロでした。今はシンクロ（シンクロナイズドスイミング）とは呼びません、アーティスティックスイミング（AS）ですが、見た目は何も変わってません。が、記事書いた批判者はそこを突きます。日本やスペインなどかつてのメダル常連国が今回失敗したのはいつまでもシンクロをしているからだ、ASの演技じゃなかったからだと。はぁ。よくある論法です。例えば柔道と Judo と区別したり、歌謡曲と J-POPとを区別して論じる手法。私もよくやります、体裁がいいですからねこれは。でもあくまで後出しじゃんけんです、結果からの遡りは誰でもできます。そう思うならそう言いなさいな事前に。これはつまり指導者批判ですからね、井村さんを非難するもの。あなたが間違ってた、あなたはもう遅れていると。もちろん事前に面と向かって（どんな方法ででも）批判はできなかったでしょうねぇ、井村さんと言えば第一人者ですから、筆者の論に拠ればシンクロの。これじゃぁASの点数は上がりませんよと、誰かが進言（諫言ですか）したのでしょうかね。井村さんもわかっていたけど直せなかったとか。ちなみに筆者はこの人の元で演じていた元メダリストです。ふむ。そもそも二人の人間関係はどうだったのかとか下衆は色々勘繰るのですが、井村さんは早々に退陣表明してましたね。退き時はわかっておられるのでしょう。石持て追うは印象悪いですが、それだけ絶対の第一人者だったということでもあるのでしょう。

都合

高校野球始まってます、コロナ禍に派手なセレモニーを省いての開催です。とかく朝日（春は毎日）の商業主義が非難されることですが、球児達が青春をかけた舞台（こういう表現自体が批判の風除けですが）ですからね、彼らが楽しければという思いでもあります。が、今朝の第一試合、大雨の中でやってます。中止にすればいいのに。せっかくの舞台です、いい条件でやらせてやればいいと思いますがね。日程消化、球場の都合、いわゆる大人の都合で回っていきます。ここではアスリートファーストは叫ばれません。雨だろうが酷暑だろうが、今までみんなやってきたんだ！そんなのは伝統じゃないですよね。さすがにトンガリの私もそう思うようになってきました。

　メッシがバルセロナからフランスのチームに移ったと話題です。サッカーに全然詳しくない私でもメッシは知ってます。なんでもスペインのリーグの取り決めで年俸の制限が厳しくなって、彼の180億円（！）の年俸を払えなくなったとの理由だそうです。彼はチームに残りたくて無給でもいいと言うたそうですが、それでも新しい取り決めに違反になるとのことでやむなくの移籍だったと新聞記事です。で、フランスのチームに移って、そこでの年俸が45億円だそうです。どんな業界だ？サッカーは儲かるんですねぇ。こんなに年俸支払っても潤うんですからねえ。大リーグやNBAやらアメリカのプロスポーツもとんでもない高給取りが多いですが、これも子供たちに夢を与えるという大義なんでしょうねぇ。驚くばかりです。