緊急事態宣言とマンボウの大安売り状態です。形は自治体の要請を受けて政府が決めるという順ですので、ガースーさんは俺の所為じゃないという風情なのですが、TVがいつものように地図に色を付けて視覚に訴えます。観るとあらら宮城県から鹿児島まで太平洋・瀬戸内・東シナ海沿いにずっと連なってしまってます。当県だけが白塗りのまま。少し前の広島岡山に緊急事態宣言が出た時にも京都から福岡まで赤塗りなのに当県だけ白。人口の差、他県との交流量の差でしょうね。福岡はずっと1000人近く発生してますがかといって下関にがんがん増えるのでもないし。もっとも五輪を契機にした盆の行き来は今後に数字が出ますからわかりませんけれど。
タリバンが盛り返してアメリカが造ったアフガン政権はもろくも崩壊しました。バイデンさんが言うてます、我々は新しい国家を作ろうとしたのではない、テロによる被害を防止するのが目的だったのだと言うてます。そもそも9.11への報復(テロ対策という大義はあるのですが)での侵攻、オサマビンラディンを求めての攻撃でした。民主化なんてのは口実だったんでしょう。ショックドクトリンに書かれている強欲資本主義に裏付けられているとはいえ、やはり曽野綾子の言は正しいと改めての実感です。民主主義が最上解ではない、部族統治しかできぬ地域もあるのだと。そして中国はタリバンに加勢します。当然です、彼らも反民主主義ですから。さてさて。