柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

捻れ

2007-12-14 08:43:51 | Weblog
アホが見るブタのケツ。久しぶりにこのフレーズ見ました、新聞の四コマ漫画。思わず節を付けて唄ってました。アホが見~る~、ブタのケ~ツ~。ですね。
 原油値上げによる諸物価値上がりの嵐です。日常生活の隅々にまで石油が絡んでいるという証明です。え、こんなモノまで?です。値上げの話、現物そのままで置けば値上げするしかないのでしょう、原価割れでは売れません。じゃぁ、値段そのままにしてモノを小さくしたらどうなんですかねぇ。買う方もそれなりに納得できるように思うんですが、でもこれできないんでしょうね。パッケージから変えなければなりませんから却って金がかかって、何をしているやらの結果になるのでしょうし、それにいつまた原油価格が元に戻るやも知れませんし。悩ましいところなんでしょうね、店頭に並べる商品群はそうなんでしょう。でも、例えば一品料理屋の盛り具合なら調節できますわね、100gいくらを80gにするとか。ま、それもこれも部外者がいう勝手事、当事者にとれば死活問題、呑気なことは許されません。どうもすみません。
 薬害肝炎訴訟、裁判所の勧告も原告にとれば許し難いもので、命の重さに差別をするのか?という叫びに変わっています。あの薬を投与されて肝炎発症した人全てを救済せよ(補償せよ、つまり金を出せ)というのが原告側の要求、裁判所は症状の軽重により差を付けて、そして訴訟に加わっていない人には出さないという折衷案です。人の命。こういう大上段には人は黙るしかありません。実際に被害を受けた人の前では黙ってしまうのが常です。で、だんだん声が大きくなる。私達の人生をどうしてくれるんです?!いや、あの薬のお陰で今まで生きてこられた、あの急場を凌げたのでしょう。あの薬を使っても死んでいった人は多いのでしょうし、何よりあの時代にはあの薬が正しい薬だったのです。確かに肝炎発症されて、あるいはインターフェロンなどを投与されて強い副作用に苦しんだ人のご苦労は理解しますが、お産の時のそれこそ命の危機をあの薬で乗り切れたという言い方も必ずできるはずです。後から間違いだったと言われても・・と言うのが医療側の言い分でしょう。くどいですが、あの薬は当時は正しい薬だったのです。問題は、その後厚生省がデータを隠していたことなのでしょう。あの人達が立腹しているのはそこですよね。捻れてます。こう捻れさせなければ問題が大きくならないのも確かなんでしょうが。
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