交代

大方の予想通りイギリスは政権交代です。思えばEU脱退から続いた保守党の衰退ということでしょうが、それに続くジョンソンさんのコロナ禍時の不祥事、サッチャー再来を期待されたトラスさんの早々の退場、そしてスナクさんの一か八かの総選挙。一か八かってのは神風期待ということですから大概は負けます。今回もそう。新しい首相はスターマーさんという名だそうです。ＥUに戻りましょうか、大英帝国の夢から覚めて。今年は各国で同じことが起こりそうです、フランスで、アメリカで、そして日本で。マクロンさんも一か八かの選挙だったようで、極右政党の台頭を許してます。もっとも、極右という呼び名は正しくないという評価を読みます、彼らは至極真っ当な主張していると。移民問題で常に揺れている国ですから、そこが争点になるに違いないこと。そこにＰCとかグローバリズムといった軛を断ち切ろうという主張です、受けるでしょうねぇ。アメリカはバイデンさんがいつ撤退するかという所まで追い込まれてます。敵失はトランプさんの専売風でしたが、今度はバイデンさんが転けて。トランプさんの勝ちなんでしょうねぇ。そして我が国の岸田降ろし。それでも本人は厚顔にも全国行脚していると新聞は斜に構えてます。だからと言って強力な対応馬がいるのでもないですよね実は。石破さんはいつものようにゴニョゴニョ言うてるだけだし、小泉も河野も高市もどれもはっきりしないことで。棚ぼたを待ってるのでしょうか。敵失は明らかですから。どうなんでしょうねぇ。