今年も読んでくださる皆様のおかげ様で一年続けることができました。心より感謝いたします。有難うございました。この年になると(もうすぐ66歳です)もちろん自分の特性、他人様のと違いは数々認識しているのですが、しつこさは結構なものと思っています。このブログも連続して6000日を越えてます、こういう単純な繰り返しは強いのです。単純作業に強い。昔からそうでした、山と積まれた書類を四つに折るとか何百枚のはがきに切手を貼るとか。不思議と途中で飽きたりせずに、さすがに面白いとも思いませんが、ずっと続けられました。これが才能だと気づくのはそうでない人(女房)を傍に見たからです、そうでなければ特別なこととも思いませんから。これが時間割人間のバックボーンなのでしょう、面白くない人間。決められたこと(自分で決めているのですよ)に強迫されるという。予定通りに事が運ばない時のあの苛々感。単純作業は得意と書きましたが、得意の真横に一番の苦手があるのは世の中の習いです、積み上げられた仕事をこなすのは得意なのですが、積み上げられるとイライラする腹が立つ。これはどなたにも覚えのあることかもしれません。たとえば、立て板に水で他人を批判非難するのが得意な人は、一言反論されると実は弱いとか。大声で罵倒する人は逆に怒鳴られると弱いとか。まだまだこの歳になっても修行が足りぬというわけです。
ペレの死亡記事です。どの記事も同じテイストです、名だたる往年の選手たちからの弔辞を載せる、マラドーナと比較する。私はここで何度も書いているようにサッカーには疎い青春時代でした、のでペレのプレーは観たことありません。マラドーナやプラティニ、ベッケンバウアーから始まります、中西稲尾の西鉄に間に合わなかったように。でも、どの記事も書いているようにペレは高潔無垢で通した人、一方のマラドーナは晩節を汚した人(だから人気もあったとの相対効果)との対置です、まさにリジェンドです。時代は歴史はやはり誰かから始まる、ことサッカーにおいては万人の評価がこの人で一致するところが偉大さの証しなのでしょう。合掌。
明年もよろしくお付き合いください。