柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

気毒

2021-07-23 09:12:00 | Weblog

そもそも57年前の五輪は過剰に理想化されている。今朝の産経抄です。同意を毎日のコラム子も書いてます。そうでしょうね。前回は希望に満ちていたとか日本が変わることを実感したとかの評価です。斯く言う私も幼少時の記憶としてとっても美化してます。聖火の走るのをが学校行事として観に行ったこととか、カラーTVがどうとか。前回も反対意見は多くあったのだ、松本清張もそうだったと毎日コラムは教えてくれてます。そして今回です、開幕前のこのドタバタは目を伏せるばかりです。20年30年前の言動を咎められてます。多様性の調和。united by emotion(初めて見ましたが、これもスローガンだそうです)。こんな果てしない拡大解釈できる大抽象概念で、あちらこちらをバッサバッサと斬り捨てていくわけです。特に昨日の事例はナチスホロコーストに関わることで、一番のアウト。世界中から大非難です。いじめや女性蔑視の辞任じゃ済まぬのでした、外交問題ですから、即馘首です、解任。暇人たちがせっせと検索するんでしょうねぇ、何十年も前のこと本人も忘れてるんじゃないですか。ここにもSNSの怖さです。身体検査したのか?したでしょうよ。でも意図(悪意)あっての探索欲に勝りはしません。しかもこちらは暇人たちが寄って集って調べます、こんな人海戦術に勝てやしません。気の毒。この一言です。

 昨夜の男サッカーご覧になりましたか。久保のあのシュートは彼の能力を示すに十分でした。後カメラに向けたKの指文字、あれはどういう意味なんです?誰か教えてください。が、最後の10分、あれが昨日女サッカー戦について書いた、日本サッカーの特徴です。何故かああやって守備が緩む時間帯があるのです、どんどん攻められる。緩んだところを見逃さずに相手が攻めてくる、というのではなくて、こちらが緩んだから攻めを許してる観です。相手は試合当初から(コロナ騒ぎで交代選手が少ない事情もあったでしょう)点を取りに行くのではなくて点をやらない、守備固めの布陣でした。ボール支配は素人目には日本が圧倒してましたが(possession これをポゼッションとアナウンサーは読みますが、ジョンレノンは歌詞の中でパゼスと発音してます。日本語表記もパゼッションじゃないんでしょうかと、いつも聞きながら思ってます)、ゴールできない、決め切れない。これも日本の特徴。で、ふっと守備が緩む時間帯が必ずある。どのスポーツにも共通な出来事かもしれませんが、特にサッカーに特徴的だと思っています。もう一つ、ソフトボールのサヨナラ劇。タイブレークは未だに観ている方が慣れぬことですが、無死二塁からなら一死三塁にして犠牲フライかスクイズかと素人でも考えつくことです。昨日は普通の三塁ゴロで生還できてました、あれは硬式軟式野球ではできぬことでしょう。もちろんランナーはスタート切ってたんでしょう、ランアンドヒットだったんでしょうが、それにしてもです。ホームスチールするくらいの早さでしたか。普段見ているダイアモンドのおよそ 2/3 の広さだそうです、余計にそう思いました、ソフトボール特有のことかいなと。それともスクイズのつもりで走ってればできることですかね。

コメント
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