定型

レギュラーガソリン１５０円/Ｌ越えてます。中東情勢不安を受けて、と新聞はベタ扱いです、大したソースじゃないと。ま、こんなのは全て相対的な比較です、どっちが面白いかどっちが受けがいいかの差です。今まではガソリン値の高騰には定型の報道の仕方がありましたね、どこかのＧＳで給油に来たドライバーにマイクを向ける、高くなったら外出を控えます、遊びに行けなくなりますと言わせる、ＧＳの職員に高値は困りますと言わせて。今次はアメリカのイラン合意離脱を受けての投資家達の思惑（石油の値段は産油国の都合で左右されるのですが）による値動きでしょうが、イラン怒らせてホルムズ海峡に緩急あらば原油の供給が断たれるなんて話もよく言われてましたが、いずれにせよ資源小国の悲しさです。だから原子力発電、電気自動車という方向です。民主党の勢いがいい頃に今回のように１５０円を越えた時に連中これに含まれるガソリン税を外せばうんと安くなるからとやったことがありましたね。確かにガソリンの値段はがたんと下がりましたが税収がなくなったわけで、その不都合に初めて気づいたようにすぐに元に戻したという顚末ありましたね。高速料金をタダにしたり、後先考えないバラマキしかできなかった愚でしたが。そういう経験をして、今更１５０円越えたってわざと（かどうか）騒がない、ベタ記事に終わらせる。世論誘導、でしょう？マスコミは第四権力なのです。