柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

遺憾

2014-03-13 08:26:35 | Weblog
ベアって前からよく聞く単語で、給料に関することであることは文脈からわかりますが、熊に関わる故事とか物語から引いてるのかとか、ベアリングの意味からの派生かとか、あれこれ思いながらすぐ忘れて答えが出ないままでしたが、それをベースアップの略語だと知った時のなあんだ感の大きかったこと。ベースアップなんて短い言葉をどうして略す要があるんだ?とツッこむことですが、想像するにベースアアップと直截に表現するをみっともないとか恥ずかしいとかの気分なのでしょうね。給料上げろ!とははしたないこと、日本人らしい心持でしょう。でも要求しないといけないから、わざとごまかしてベア、何のこっちゃ・・でしたが。官製春闘だそうです、新聞見出しです。なるほど、首相の口から労働者の給料上げてくれなんて言うのは前代未聞でしょうね日本においては。民主党が政権の時ならいざ知らずですが、連中すら言わなかったですしね。連合が安倍さんにつくのもさもありなんではあります。政権が企業側に付いて労働者を搾取するのが資本主義ですからね、マルキシストに言わせれば。誰が敵で誰が味方かわからなくなってますか、少なくとも今回の春闘に於いては。
 STAP細胞、多難です。割烹着女史の、今回の論文に関係のない、何年か前の早稲田に出した博士論文にまでガサ入れです。引用具合とか同じ写真の使い回しとか、新聞で見る限りでは、後ろ盾の教授の取り下げ勧告は十分にうなづけます。学者としての良心だろうと昨日書きましたが、理研の親分(ノーベル賞受賞者)もその意向のようです。そういう表向きの理由で十分ですものね。論文審査の怠慢さまで言い立てられてます。どの業界にも妬み嫉み恨み憾みは渦巻いているのです。小娘が!ですね。
コメント
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