memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

中国漁船が座礁   フィリッピン

2013-04-22 00:12:53 | 海事
マニラ発:1隻の中国漁船が中国大陸の最も近い場所から1,600kmはなれた自然遺産に登録されているさんご礁で座礁したと昨日比当局が発表した(4月10日AFP/Peninsulaqatar)

この船には12人が乗組んでいてスルー海のTubbataha 礁で座礁しているところを月曜日の深夜前に発見されたものという。沿岸警備隊報道担当のArman Balilo は「これは小船である。どうして迷い込んだのか不思議である。違法侵入のほかに、密漁の可能性について調査する」と。

Balilo少佐によればこの船は昨日サンゴ礁から引き出され、近くのパラワン州の島に曳航された。そこで漁民らは拘束され当局からの尋問を受けることになるという。Balioによれば中国漁民はたびたびフィリッピン水域に迷い込むことがあるが、Tubbatahaでの事態はここ数年で初めてのことであると。中国とフィリッピンの間には南シナ海での領有紛争がある。中国は南シナ海のほぼ全域の領有を主張している。その位置がフィリッピン、ベトナム、その他の塔七時亜諸国に近くてもお構いなしである。

フィリッピンは昨年資源豊富な漁場の島嶼を中国が占拠していることを非難、現場は本島であるルソン島に近い。フィリッピンは中国の主張は無効であるとして国連に提訴した。然し今回のTubbataha礁はスルー海にあり、さらに南東の方角にあたり中国は領有を主張してはいない。この場所は中国の海南島から1,600kmのところにある。

インドの操業禁止令

2013-04-22 00:12:27 | 亜細亜海道
インド政府は動力船の操業を4月15日から5月31日までの47日間資源保護のために禁止することを発表した(4月9日TFSND)

この間に違反して操業を行った動力漁船は2,500ルピーの罰金とともに漁獲物は没収となると漁業局長P. Koteswara Raoが、発表したことをThe Hindu, が伝えた。動力の無い漁船についてはこの法令は適用されない。

ビルマのロヒンギャ難民が拘束された  インドネシア

2013-04-22 00:11:49 | 海事
ビルマ西部での住民間の暴力的な対立で数千人のロヒンギャ人が脱出している。インドネシア警察がスマトラ沖のボートから74人の難民を拘束した(4月8日BBC)

このビルマからのイスラム難民は日曜日にインドネシアの漁民が発見したもの。彼等がどこのに向かっていたものかは不明だが、彼らは1週間前にビルマを出たものと警察は発言。ロヒンギャはビルマの軍部を背景にした政権には認知されちない。このため数万人が国から脱出している。国連は彼らは世界でもっとも迫害を受けている少数民族であるという。警察が発見した時点では彼らには食料も水も無かったという。Aceh Besar 警察長のDjadjuliはBBCに対し、この74人のロヒンギャ人には5人の子供と5人の夫人が含まれていると語った。彼らを発見した時点で子供たちが脱水症状であったが、現在は回復したという。これはインドネシアに到達したロヒンギャ難民の最新のものである。