memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

安いナマズがマダラとして売られている:食品不当表示  英国

2013-04-20 00:26:22 | 

研究者らはマダラやハドックと思っている消費者らが無意識でスケソウやアジアのナマズを食べさせられているという(4月3日EXPRESS)
彼らによれば英国で販売されている魚の7%が不当表示であり、安物の代替品が食卓に上っているという。Salford大学の調査によれば問題の根は不当表示であり、魚業界の厳しい規制が必要という。海洋生物学者でありこの調査のリーダーであるStefano Mariani は「消費者らは店に行き、彼等が金を払って食べているものが何であるかを知ることが出来るという」

「一部の供給業者らは不当表示のものを扱っていることが証明された。このことにより魚がスーパーマーケットに届く前に多くの不当表示が行われていることが示唆された」と。彼はより厳しい規則と、魚の由来を追跡するための表示ルールが必要である」という。この問題は食品業界で牛肉製品に馬肉が混入していた問題で混乱が発生してわずか後のことである。

キャンペーングループのOCEANAは漁業界は”暗く複雑”という。研究者でありこの団体のKimberly Warnerは, こうした振る舞いは乱獲を招き魚種に脅威となると。また彼女は「もしあなたが天然の水産物を買いたいなら、また自分の健康のために水産物の選択に慎重でありたいなら、また資源の保護に関心があるのなら、人任せにしてはいけない」と。

魚フライ連盟の副会長Mark Drummondはラベル表示を明瞭に行うべきである」と。「 魚の取引におけるラベル表示がまさにそのものであれば誰にとっても助けとなる」という。「パブ、カフェー、レストランなどは消費者に情報を伝えることが出来る」不当表示は冷凍物ではない氷に載せられている生魚で起こりやすいという。売られている魚のDNAテストを行っているDr Marianiは,人々が食物不適合のリスクを受けることがありうるという。また彼は「ほとんどのものが安全であるために何か事故が起こるまで我々は知ることが出来ないでいる」という。(以下省略)


最後の漁師  英国

2013-04-20 00:25:56 | 水産・海洋
ロイター通信写真記者Dylan Martinezは最近数日をWhitbyで過ごした。そこでは今ちょうど200人が漁業に従事している(4月5日boston.com)

漁船の数は数隻にまで減少した。この地区の最後のトロール乗りのLockerにとって状況は良くない。漁獲枠の壊滅的な組み合わせ、気候変動、乱獲などにより地元漁業は打撃を受けた。 地球規模の温暖化で魚の住処が北に移動、これにより魚資源が時に消えていなくなりそれでおしまいとなる。漁船は空の網で帰港、雰囲気は良くない。時折、魚群が予期せずに現れ大量漁獲で歓喜をもたらす。そしてEUの規則が効力を発揮しEUの多額の罰金を逃れるため、漁師は魚を海に戻さざるを得なくなる。こうしたシナリオは世界中の歴史的な漁業地区にひろく及んでいる。

湖での魚の大量死、でも警告が不要なわけは   米国

2013-04-20 00:24:49 | 水産・海洋
ANGOLA, N.Y.発:エイリー湖のBuffalo地区で岸辺に魚が大量に打ち上げられた。然し州環境保護局は傾向の必要は無いという(4月2日CTVNEWS)

アンゴラ地区の岸近くの住民がYNNケーブルテレビに魚が水面から飛び上がり岸辺で大量の魚が死んでいることを伝えた。この状況は湖のほかの地区でも見られた。環境保護局はこの魚gizzard shad(コハダ)は通常冬場に大量死し、早春の湖の温度上昇を見るまでは表面に見られないものと。こうした事例は2011年の冬にもエリー7湖で見られたという。