memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

シラスウナギ漁の密漁監視   英国

2013-04-11 00:06:18 | 水産・海洋

Severn川で獲れるシラスウナギはキロあたりおよそ175ポンド(邦貨換算25,000円)で売れる。グロセスタシャーのSevern川の夜間パトロールは稚魚の違法捕獲から保護をすることが目的であると環境局は言う(3月26日BBC)

漁期は5月末まで続き、現在高値のシラスウナギはキロ当たり175ポンドになる。このパトロールはその資源の95%が消滅するのをとめるために11年前に始まった。「昨年の漁期には我々は12人を密漁で裁判所に送った」と同局のDave Throup はいう。

環境局の水関連執行吏は1975年のサケ及び淡水漁業法の定めにより逮捕、捜索、拘束権を有している。有罪となれば禁固2年または2,500ポンドの罰金となる。シラスウナギ漁には許可証が必要で網は1m深さ、長さは柄を含めて1.25m以下であることと規制されている。シラスウナギの漁獲は価値のあるものなのでこうしたチェックが必要」とMr Throupはいう。「10年前より合法的になったが、見逃すわけには行かない」 「大事なことは人々が責任を持ち、保護の心を持って漁をすることだ」

マレーシアの違法操業漁船を逮捕     インドネシア

2013-04-11 00:05:24 | 亜細亜海道
インドネシア海事漁業省警備艇がリアウ諸島のビンタン島周辺で違法操業していたマレーシア漁船を逮捕したと水曜日に発表した(3月28日JakartaPost)

海事漁業省監視部隊PSDKPの長であるAkhmadonはJakartaPost紙に対し。4隻の漁船はインドネシア領海を通航したのみでなく、ビンタン島周りで操業し岩礁を損傷したと語った。
4隻は別々に拘束されたもので、月曜日パトロール艇Hiu001がインドネシア水域で無許可で操業していたJHF1336Tを午前8時に逮捕。PSDKPの係官が船内に2トンの魚を見つけるとともに6人の”インドネシア人乗組員”を逮捕した。

「これはマレーシアの会社による非常に巧妙なトリックで、インドネシア人乗組員を雇い、マレーシア国籍の漁船を使用していた」とAkhmadonはいう。「乗組み員は許可証を持っていたが漁船に許可は無かった」と。

一方、Hiu003と海事保安局(Bakorkamla)の警備艇が最初の逮捕現場の近くで3隻のマレーシア漁船を逮捕した。これらの3隻はJHF 5433 T, PAF 4116 およびJHF 4888 Tで、これらからも14人のインドネシア人乗組員を逮捕した。「当初の査問で4隻がインドネシア水域を通航し違法操業を行ったことが判明した」とAkhmadon.「我々は逮捕後30日間拘束し調査を行う」という。有罪が決まれば最高刑は6年間の懲役となる。

Riau諸島州は違法操業により年間で1兆ルピア(1.028億米ドルの損害を受けている。国全体での密漁による損失は30兆ルピアに及ぶという。「違法操業は毎年増加している。インドネシア西部水域に6隻のパトロール艇しかないが、ここに外国船がやってくる」とAkhmadonはいう。漁船JHF 1336Tの船長Surismanによればこの漁船はマレーシア、ジョホールバルの会社の所有であるという。インドネシア人乗組員は一日当たり100リンギット(32.27米ドル)の賃金を受けるという。「船長に対しては会社との水揚げ配分の合意がある。漁獲はジョホールばるでの魚の需要を満たすためのもの」とSurismanはいう。彼は逮捕された海域には多くの漁船がいたのでそれにつられて入り逮捕された」という。



漁業での侵略に警告     ベトナム

2013-04-11 00:04:39 | 海事
中国はベトナム政府に対し、ベトナム漁船の南シナ海Xisha諸島での違法操業に効果的な対策を採るよう督促した。(3月27日ShanghaiDaily)

中国外交部報道官のHong Lei はベトナムが月曜日に発表した中国船が漁船に銃撃を水曜日に行ったという疑惑について否定した。ベトナム外務省報道官Luong Thanh Nghiはベトンマウは中国に対し調査を要求するとともに、この事件を深刻に扱い漁業者の損失の補償を求めると発表している。しかしながら、中国側のLeiは中国のベトナム漁船に対する行動は必要かつ正当なものであると発言。

「違法べトナム漁船に対する中国関係当局の対応は適正かつ妥当なものである、漁船はXisha(西沙)諸島の沖合いで違法操業を行っていたもの」と報道官は発言。「我々はベトナム側がかような違法活動を行わぬよう漁民の管理や教育改善を行うことを期待する」と。また彼は関連当局の調査により中国側の行動によりベトナム漁船の損傷はないと確認したという。当該海域では中国が漁業禁止を課したことにより衝突が多発している。
中国は昨年Xisha諸島を含む南シナ海一帯を三沙市として宣言、インフラの開発や経済開発を行っている。中国はさらに民間漁船や警備船舶をこの海域に投入hしている。海軍の派遣も同様である。