ブリテイッシュコロンビア大学UBCの研究者が発表した報告によると中国漁船は中国水域以外で毎年115億ドル相当の漁獲を行っている。その多くは報告されていないという(4月3日INHABITAT)
この最新の推計が正しければ、中国漁業者が国連のFAOに報告している魚の12倍量の魚を獲っていることになり、乱獲についての深刻な赤信号である。この新しい報告は世界の90カ国以上の水域で毎年460万トンの漁獲を得ているといい、その多くは西アフリカ水域である。この報告にたどり着くまでにUBCの研究者らは中国漁業者が海外で使用する漁船の型式とその漁獲能力について調査した。中国漁船の漁獲量については多くの不透明部分があり、漁業資源の健全性維持のために、どのくらいの魚が漁獲されているかを知る必要がある。
「中国はその漁獲の実態に迫っていない」とUBCの”我々を巡る海”計画の主任調査フェローの Dirk Zellerはいう。「漁獲量を報告していないからといってその操業が必ずしも違法とはいえない。たぶん中国と当事国との間には合意があるのだろう。我々は単に、中国の情報がどこまで信頼できるのかということが不明である」と。
この最新の推計が正しければ、中国漁業者が国連のFAOに報告している魚の12倍量の魚を獲っていることになり、乱獲についての深刻な赤信号である。この新しい報告は世界の90カ国以上の水域で毎年460万トンの漁獲を得ているといい、その多くは西アフリカ水域である。この報告にたどり着くまでにUBCの研究者らは中国漁業者が海外で使用する漁船の型式とその漁獲能力について調査した。中国漁船の漁獲量については多くの不透明部分があり、漁業資源の健全性維持のために、どのくらいの魚が漁獲されているかを知る必要がある。
「中国はその漁獲の実態に迫っていない」とUBCの”我々を巡る海”計画の主任調査フェローの Dirk Zellerはいう。「漁獲量を報告していないからといってその操業が必ずしも違法とはいえない。たぶん中国と当事国との間には合意があるのだろう。我々は単に、中国の情報がどこまで信頼できるのかということが不明である」と。