memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

荒海に向かった   ベトナム

2013-04-13 06:59:58 | 海事
3月20日中国海軍の艦艇が4隻のベトナム漁船を銃撃した。Hoang Sa (Paracel)諸島でのことでそのうちの1隻は火災を発生したと25歳のQuang Ngai省Ly Son島からの損傷を受けた漁船の25歳のPhai船長はいう。(3月28日TNN)

「これまでの十年間はここまで 侵略的ではなかった」と13歳のときから海に出ているPhaiがVietweekに電話で語った。Ly Son 島民で中国からHoang Sa 周辺で嫌がらせを受けているのはPhaiだけではない。数百隻のベトナム漁船とその乗組員らが中国の侵略的な警備活動で災難をこうむっている。現場は鉱物資源などが豊富とされている南シナ海である。

Phai はこれまで同様にまた海に出るという。然し専門家らは長年の紛争によりそれは賭けであるという。「緊張はこのところ高まっている」とハワイの専門家の Mark Valenciaはいう。「軍事衝突の出火点に近づいている」という。ベトナムは月曜日漁船に向けての銃撃で中国を非難、非常に深刻な主権侵害であると表明した。これに対し中国はベトナム漁船が損傷したという非難を一蹴した。中国の対応は適正かつ妥当なものであると。

中国国防省は火曜日の声明文のなかで中国海軍艇が4隻のベトナム漁船に2発の銃撃を行ったことを認めた。これはベトナム漁船が警笛、呼びかけ、旗信号などによる操業を止め現場を去るようにとの呼びかけに応じなかったためとAPは報告している。しかしPhaiとその乗組員らはそうした中国側の警告は一切無かったという。 中国海軍がベトナムの民間漁船にこうした銃撃を行ったことは”憂慮すべき”とアナリストラは言う。 「こうした行為は危険かつ不当な対応である」と豪州New South Wales大学の海事アナリストCarl Thayerはいう。「Paracel諸島の周辺海域が紛争状態にある中で、中国はベトナム漁船を人道的に扱わねばならない」という。こうした最新の事件から、島嶼及び周辺海域での緊張が長引くことが予想される。(中略)

ベトナム漁民のPhaiは次の出漁準備も整えた。たぶん来月になるだろうと。「海に出るしか他に道は無い。漁業だけが食を得る手立てだから」Hoang Sa諸島はボトナムと自分のような漁民にとっての血であり肉である」という。1974年のベトナム戦争からの米軍の撤退により中国がParacel諸島に侵入した。ベトナムの北の隣人がそれ以降島嶼を不法占拠している。しかし1975年以降統一ベトナムはParacel諸島の領有を放棄してはいない。軍事施設を含むに施設をSpratly諸島に維持している。Phaiは彼の出漁は生計のため以上の重要なものであるという。「もし我々が行かなくなれば、世界中がHoang Saは中国の領土と思うようになるだろう」と。

流氷から220人を救助   ラトビア

2013-04-13 06:59:33 | 水産・海洋
救助機関が大規模な救助活動を展開した(3月29日vikingfm)

ラトビア消防救難局がボート、船舶、ヘリを出動3時間にわたる活動で人々を無事陸に連れ戻した。活動の終わった段階には氷は岸から2.5海里先まで強風により流されていた。このうち180人はそのほとんどが釣り人でValarbuliの沖の流氷から救助された。またそのほかの43人は海際のリゾートJurmalaから救出されたもの。
消防救難局の報道担当Viktorija Sembeleは一人だけが手当ての必要があったという。ヘリは20人を救助したという。バルチック海諸国では流氷からの救助はしばしば行われる。その多くが岸から離れてしまった漁業者のためであるという。当局は強風による流氷の離岸を警告している。

インドネシアの水産物消費に着目  ノルウエー

2013-04-13 06:58:53 | 
ノルウエーは2.37億人の人口を有するインドネシアの水産物製品市場に目を向けている
(3月28日FUD)

世界第2位の水産物輸出国としてインドネシアに対して1988年以降、生鮮および
冷凍水産物の輸出を行なっているが、この地域を知ろうと積極的な取り組みを行っている。
製品はサケ、マダラ、カニ、ホタテなどである。ノルウエー水産物審議会の東南アジア担当
末端販売の増加が見られる」インドネシアは毎週平均で79トンのノルウエー水産物を輸入して
いる。そのうち40トンがサケであると同審議会は言う。世界各地に向けてインドネシアは
17,250トンのサケを毎週出荷している。昨年インドネシアはノルウエー水産物を4,000トン
以上輸入し、うちサケは2,067トンであった。