memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

違法漁船がイカの密漁   アルゼンチン

2013-04-07 00:02:31 | 海事
ブエノスアイレス発:イカ戦争での稀な勝利。アルゼンチン沿岸警備隊のThompsonが中国漁船2隻に警告射撃を実施、国際水域への逃走を阻止した。10トンのイカが漁船Lu Rong Yu 6177と6178の魚倉から発見された。(3月24日AP/boston herald)

しかしこれは過去2年間ではじめての拘束に過ぎない。数百隻のIUU漁船により南大西洋での操業が行われ、30万トンのイカが漁獲されていると見られている。このイカはアルゼンチンとフォークランドの海事境界線を越えて回遊し、ペンギン、アザラシ、海鳥、クジラなどの主要なえさとなっている。うまく管理されれば、漁業の活性を維持でき、両国政府にとって安定した収益となる。

然し両国は話し合いすらしていない。アルゼンチンは2005年にフォークランドとの漁業管理機構から手を引いた。協力体制の欠如により海事境界線の外側あるいは時には内側で行われる違法操業取締りが手薄となっている。「まるで(当時の米国)西部の辺境地帯みたいなものだ」とグリーンピース・インターナショナルの乱獲キャンペーン担当Milko Schvartzmanはいう。「ここには常に200隻以上の漁船がいる」その多くがイカを追ってアルゼンチンの経済水域に入り込むと彼は言う。「残念なことにアルゼンチン政府はこの海域を管理するに足る海軍力を持っていない」と。

フォークランドは英国艦艇、航空機、潜水艦により防御されていて海域における漁業許可確認の有力な供えを漁業当局に与えている。しかしアルゼンチンにあっては1982年の英国とのフォークランド紛争以降海軍力は復活しておらず、その沿岸警備隊は100万平方海里に対してわずか8隻しかないと海上交通対策にあたるMario Farinonはいう。Farionはアルゼンチンによる拘束が少ないことはアルゼンチンがそれに取り組んでいないということではないと。沿「大事なことはそれらを拿捕することではなく、漁船お入域を防止することだ」という。

しかし、依然問題は大きく、そのことは宇宙からも確認できる。昨年のNASAの衛星画像によれば暗闇の地球に南大西洋だけが光が点在する。陸ガンから200海里離れたところにこれら違法船団の光はまるで年のように明るく輝いている。漁船は巨大な冷凍運搬船にイカを転載し、燃料や物資の補給を受けている、だから操業が途切れることはない。(以下省略)

機関室への浸水は建造ミス     コンテナ船EMMA MAERSK

2013-04-07 00:01:51 | 海事
2月1日に発生したEMMA MAERSKでの機関室への大量浸水は建造時のミスであることが判明した(3月22日SNT)

プロペラ軸トンネルの水密隔壁が機能すべきところがトンネル内の大量のケーブルの貫通部を通り機関室に海水が浸入したもの。Maersk Line社は初期設計の変更を行うと。同社はこのシリーズの船の点検を行い、同型船に建造上のミスがあることを発見した。こうした箇所は直ちに改修される。スラスターが海水浸入の原因になったかどうかについてもそのメーカーであるRolls Royce社で検査が行なわれる。

国際竿釣り財団  ジャカルタで準備活動

2013-04-07 00:01:18 | 亜細亜海道
インドネシア発:国際竿釣り財団(IPNLF)はモルデイブのカツオ竿釣り漁業のMSC(海洋管理協会)承認のためにその経験と知識を分け与えることとした。またインドネシア自身も自国の竿釣りによるカツオ漁業のためのMSC承認を追及している(3月22日TFASND)

これは前例のない持続性のある竿釣りや手釣りに対する濃くさいじゅゆんおs高まりによるものである。量で見ると、インドネシアは世界最大のマグロの漁業国であるとともにカツオ資源はこの国の多くの漁業集落の生存にとって不可欠のものである。これら漁業は政府及び産業化によってひろく受け入れられていて、漁業が慎重に管理され熱心に行われれば、インドネシア沿岸の集落やその経済全体に非常に貴重な利益をもたらすものとされている。したがってMSC承認は利害関係者が熱心に追及する道である。

「IPNFLは非営利団体NPOで竿釣りや手釣りによる魚の促進とともに支援を必要とする漁業に手を差し伸べる。このことは財団の確信するところであり、我々うぁ政府や利害関係者らとともにモルデイブの漁業に対し体験と知識を分け与える」とIPNLFの会長艦Dr Hussain Rasheed Hassanはいう。(以下省略)