memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

象徴的な魚テナガミズテングが急速に消滅   インド・ムンバイ

2013-04-06 07:11:10 | 亜細亜海道
海の温暖化と乱獲によりムンバイ(旧名ボンベイ)でもっとも象徴的な魚のテナガミズテング(手長水天狗、学名:Harpadon nehereus、英名BombayDuck、エソ科の魚) が生き残りのために沖合いに移動している(3月22日GUARDIAN)

Bombay duckはbombilとも地元で呼ばれ、ムンバイで食卓にたびたび上る。この間違ったのではないかと思う名称は実は魚である。この魚の鼻につんと来る匂いで好き嫌いが分かれムンバイの匂いでもあるこの魚の名前の由来は、英国統治の時代にthe Bombay Daak と呼ばれた象徴的な列車で運ばれたことによる。daakはヒンズー語でmail郵便を意味し、これが転化してduckとなった。

いま、この魚がムンバイ市の沿岸から急速に消滅s儀手いる。原因は致命的な乱獲と気候変動によるものであると中央海洋漁業研究所CMFRIはいう。このBombay duck とマナカツオ pomfret、それに他の魚種も25%の減少を示し、サメやエイでは28%、エビ類が35%の減少を(過去10年簡易比較して)示している。 ムンバイ近郊にはおよそ8,000隻の漁船を維持しているとCMFRIはいう。然し実際には、漁業規則があるにもかかわらず17,000隻の漁船があるという。その多くが若年魚や小型の魚を漁獲し再生産の暇を与えない、こうして資源は劣化している。Bombay duck以外でも、多くの大型魚は海の温暖化に耐えられない。(インド洋沿岸の水温情趣は1960年から2005年の間で 0.2 から0.3℃であったものが2099年には2~3.5℃上昇すると予測されている。

この結果、マイワシ、サバ、マグロなどが増加、温暖水の魚でらうことによる。しかしBombay duckやその他の大型魚種は生き残りのために沖合いに対比し、これにより多くの地元漁民の生計が脅かされることになる。(以下省略)

写真:高層ビルの立ち並ぶ様を背景にして足場にBombay ducks が乾されている。

AKULA級原潜の近代化   ロシア

2013-04-06 07:09:32 | 海事
MOSCOW発:ロシアはプロジェクト971(Akula級)攻撃型原潜の近代化を行うと, Malakhit 設計部門のVladimir Dorofeyevが表明した(3月20日NOVOSTI)

「防衛大臣は第3世代の攻撃型潜水艦のすべてをオーバーホールすることを決定した」と木曜日DorofeyevがNOVOSTI通信に語った。「プロジェクト971潜水艦の最初の艦はロシア北方のZvezdochka造船所ですでに改修された」と彼は語ったが艦名や何席のは潜水艦が改修されるかについての発言は無かった。DorofeyevによればAkula級潜水艦のオーバーホールは2根に無いに行われる必要があり、その後は海軍に所属し試運転を行うという。

改修される原潜はより良好なステルス機能、電子機器の工場が見込まれると当局者らは言う。プロジェクト885(Graney)級原潜とともにロシア攻撃型原潜の中核を担うという。第3世代のプロジェクト971潜水艦は1970~1980年代にかけてコストの高いチタニウム船殻のSierra級の代替としてMalakhit設計局により開発されたものである。1984年から2001年にかけてAmur造船所およびSevmash造船所で合計15隻が建造された。その多くが依然現役であるとされているが、そのうちの1隻Nerpaは10年契約でインドに貸与されていて現在はINS Chakraと呼ばれている。Akula 級潜水艦の特徴は音が静かなこと、核弾頭をつけたミサイル12基を装備し射程1860海里であること、対船ミサイルや魚雷を装備していることなどである。

福島原発近くの魚から高いレベルの放射線量を検出

2013-04-06 07:09:02 | 東北地震津浪災害 3.11
体長38センチのアイナメ(greenling)からキロあたり74万ベクレルの汚染を検出した。食用としての許容量に比べて7,400倍に相当する(3月18日The Telegrapf)

この発見で福第一原発からの汚染が地震と津波の発生から2年以上経過したいまでも放射線の朗詠が続いているのではという恐れを再燃させている。3月11日の災害につづいてこの原発は一連の爆発やメルトダウンに見舞われ、結果として大気、土壌、海洋への放射能汚染を引き起こした。

この毀損したプラントの運用者であるTEPCO(東京電力)が直近の海洋生物の汚染態調査の中で発見したもの。この魚は原発運用者が汚染の拡大を防ぐため設置した海底からの垣網の内側で発見したものである。 福島の沿岸での商業漁は禁止されている。然しその範囲の外でも汚染された魚の発見が続き、放射能汚染の拡大が懸念されている。

カルフォルニア沖合いで発見されたクロマグロでもセシウム汚染が発見されている。これは回遊魚であることから原発によるものであると確認されている。1986年のチェルノブイリ事故以来世界最悪の原子力事故の浄化作業が続けられているが、当局者はこの作業には40年間かかると警告している。