ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

混醸ワイン「ゲミシュターサッツ」+肉

2018-09-20 18:31:54 | ワイン&酒
久しぶりの家での晩酌は、今年の6月に出かけたオーストリアのウィーンで買ってきた白ワインゲミシュターサッツ


Wiener Gemischter Satz - DAC 2017  Weinbau Nössing
(Austria, Wein)

帰り際、空港に向かう前のウィーンミッテ駅のスーパーのワイン売り場(ここはワインが豊富)で買ったものです。

この旅では、ホイリゲ巡りをするつもりだったのに、空振りばかりだったこともあり、ホイリゲでよく飲まれるウィナー・ゲミシュターサッツを購入することにしました。

ゲミシュターサッツはウィーンの伝統ワインで、畑に色々と植わっているブドウを品種ごとに分けず、そのまま混醸しています。

このゲミシュターサッツは、グリューナー・フェルトリナー、リースリング、ウェルシュリースリングの混醸で、ブドウ樹は古く、3つの畑から来ているようです。




飲んでみると、カッチリ硬い!
硬質なミネラルの厚みがあり、キレのある辛口で、かなり男性的。
アルコール12.5%ですが、もっと高いようなボディの厚みです。
酸もキリリと若く、引き締まったアスリートのような感じです。

造り手のHPを見ると、このワインは14℃くらいで飲むのがベストとありましたが、私はキンキンに冷やした状態で飲んでしまいました。
カッチリ硬く感じたのは、冷やし過ぎたからですね。

白ワイン=キーンと冷やすべし、とは限らない、とわかってはいましたが、習慣的に冷やしてしまいました。
ルーチンワークというのは恐ろしいものです(笑)




合わせたのは、牛すじ肉のトマト煮込み
白ワイン=魚介類、とは限りません からね。

色々なブドウが混ざっているゲミシュターサッツは、幅広いフードに合わせやすいワインで、肉料理だってOKです。
ゲミシュターサッツを肉に合わせようとしたまでは良かったですが、この場合、たしかに温度は低すぎない方がなじみやすいですね。

ワインと料理のマッチングについては一家言ある方もいると思いますが、私は色々とチャレンジしたいタイプです。

ワインの温度も合わせる料理も、肩の力を抜いて柔軟に~


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サイゼリヤで最強ワイン会【... | トップ | 注意したいストロング缶チュ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ワイン&酒」カテゴリの最新記事