goo blog サービス終了のお知らせ 

ワインな ささやき ※「はてなブログ」(https://may-w.hatenablog.com/)に引っ越します

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

サン・フランシスコのクラムチャウダーとサワーブレッド

2009-09-30 10:06:16 | おいしい食べもん
サン・フランシスコ名物のひとつに、クラムチャウダー があります。

アサリやハマグリの入ったスープで、私はずっと白いクリームタイプonly だと思っていましたが、今回、サンタ・バーバラのシーフードレストランで出てきたクラムチャウダートマト味でした(下記の写真)。



調べてみると、東海岸のボストン周辺のニューイングランド地方のクラムチャウダーはクリームタイプで、ニューヨークのマンハッタンのクラムチャウダーはトマトベースと、同じクラムチャウダーでも2つのスタイルがありました。

メニューに
「ニューイングランド風」「ボストン風」と書かれていたらクリーム系、
「マンハッタン風」とあればトマト系


これを覚えておくといいですね。



さて、このクラムチャウダーは くりぬいた丸いパンに入れられることが多く、サン・フランシスコのフィッシャーマンズワーフ周辺では屋台でも販売されているようです。

モントレーのフィッシャマーンズワーフでもいくつかお店が出ていて、小さなプラカップに入ったクラムチャウダーの試食をいただきました。
(下の写真はモントレーのフィッシャーマンズワーフでのショット)


「Free Sample」=試食無料


パンの絵がかわいい看板


この店は“ボストン風”なのでクリーム系。パン入り7ドル、カップ入り4ドル。

手軽に食べられるファストフード的存在ですが、パンに入ったタイプはボリュームがあるので、これをおやつに食べると、夕食が食べられなくなる恐れが出てきそうです。



そんなわけで、今回のサン・フランシスコの滞在中には食べなかったのですが、心残りだったので、クラムチャウダーのパンの有名店「BOUDIN(ボウディン)」の丸いパンをサン・フランシスコ空港で見つけた時は、かさばるのを承知で一番小さいサイズを買ってきました。


BOUDIN 0.5# Round Light Bake 2.99ドルでした



「サワードゥー・フレンチ・ブレッド」と呼ばれ、ゴールドラッシュの1849年まで遡る歴史のあるパン。

ちょっと酸っぱい匂いのする天然酵母パンで、皮はむっちり。
本来ならこの中にクラムチャウダーを入れますが、スライスし、トーストしてバターを塗って食べました。


歯応えもよく、味わいにも心地良い酸味を感じ、トーストして正解



また帰る際にサン・フランシスコ空港を使う機会があれば、このパンはぜひとも買いたいですね。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする