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ワインな ささやき ※「はてなブログ」(https://may-w.hatenablog.com/)に引っ越します

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

いただけないワインサービス

2007-01-28 16:33:33 | ワインのお仕事
さて、今日はワインの話題に戻りましょう 


昨年、とあるフレンチビストロに友人と行った時に、
友人があまり飲めないので、ハーフサイズのワインをチョイスしました。

通常なら、まずオーダーされたワインを持ってきて、
「これでよろしいでしょうか?」と確認があり、
客の目の前で抜栓するはずですが、

バックヤードで抜栓したものを持ってきて、ラベルを見せられることもなく、
すぐにグラスに注がれました。



注いだ後は、ボトルはバックヤードに持っていかれ、
グラスのワインが少なくなれば注ぎに来ましたが、
結局、一度もラベルを確認することはできませんでした。

一緒に行ったのが、ワインとは全く関係のない友人だったので、
私もお店の人にあれこれ言いませんでしたが、
このサービスはかなりいただけないですねぇ・・・・

空瓶に安いワインを入れて出されたかもしれない・・・
ボトルが下げられた時にごまかしがあったかもしれない・・・・

と不審に思う客もいるわけで、

いくらソムリエじゃなくても、こうしたサービスの基本はキッチリ押さえてほしいものです。
レストランスタッフのみなさん、よろしくお願いします。

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[続報]ガロ社のワインにガラス片

2007-01-27 12:24:18 | ワインのお仕事


先日(2007/1/23)、
ガロ・ジャパンの輸入する カルロ・ロッシ にガラス片混入の恐れありとして、
ガロ・ジャパンが同ワイン62,500本を自主回収するというニュースを書きましたが、

今日新たに 「カルロ・ロッシ・カリフォルニア・レッド」と「シエラ・ヴァレー・メルロー」の2アイテムにもガラス片混入の恐れありとして、自主回収対象に追加されました(いずれも750mlサイズ)。

さらに、サントリーが輸入するガロ社の レッド・ウッド・クリーク からもガラス片が見つかったとして、17,400本を自主回収すると発表しました。
対象になるのは、同ブランドの「カベルネ・ソーヴィニヨン2005」「メルロ2005」「シャルドネ2005」の3種類(750mlサイズ)。



どちらのブランドも、製造しているのはカリフォルニアのE&Jガロ社
製造ラインの機器の仕様変更によって、ガラス片混入という事態が生じたようです。
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ワインにガラス片混入

2007-01-23 21:04:13 | ワインのお仕事
加州ワインにガラス片混入、6万本余を自主回収へ(読売新聞) - goo ニュース


食の安全に関する問題が、今日もまたひとつ発生です。



カリフォルニアのビッグカンパニー ガロ社 のワインを輸入するガロ・ジャパンが取り扱うワインの一部にガラス片が混入していることがわかりました。  



該当商品は、カルロ・ロッシ というブランドの
「カリフォルニア・ホワイト」、「カリフォルニア・ロゼ」、
「カリフォルニア・レッド・マスカット」
の3種(750ml入り)。

アメリカの工場で瓶を熱湯消毒する際に、機械の不具合で一部の瓶が割れたとのこと。

白ワインならまだ混入に気が付くかもしれませんが、
赤ワインにガラス片が混ざっていたら、全く気が付かずに飲んでしまうかも・・・



この「カルロ・ロッシ」、けっこうスーパーや酒屋さんでよく見かけますから、
あれ?よく覚えていないけど、スーパーでカリフォルニアワインをよく買うなぁ、
という人は、手持ちのワインをチェックしてみてください。

ガロ・ジャパンでは、該当商品(62,500本)を自主回収すると発表しています。
詳細は、ガロ・ジャパンのHPを要チェックです。

http://www.gallo.com/jp/
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シャンパーニュ訪問記―第1弾

2007-01-11 23:42:29 | ワインのお仕事
社)日本ソムリエ協会のwebサイト「ワイン村.jp」に、

先日行ってきた シャンパーニュの生産者の訪問記 をアップしました。

それは、アイ村の Gosset-Brabant (ゴセ・ブラバン)で、
実は、このブログでも以前に紹介しています(2006/8/1)。

そのときのシャンパンと、ラベルのエチケットがかなり変わっているので、
ぜひ比べて見てください。



そうそう、このゴセ・ブラバンは
有名な ボランジェ社と狭い道1本を挟んで向かい合っていて

私が、
「ゴセ・ブラバンはボランジェの前(in front of Bollinger)にあるのね」
と言ったら、

クリスチャンは、
「いや、ボランジェがゴセ・ブラバンの前(in front of Gosset-Brabant)にあるのさ」
と言ったのです。

たしかにそれも真実ですね! 


では、アイの畑の景色とともにご覧下さいませ~

--------------------------------------------------------

     http://www.jsa-winemura.jp/

            (キャッチ The 生産者)

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おすすめのアルザス

2006-12-12 11:31:30 | ワインのお仕事
フランスのアルザス地方というと、

静かでシックでステキな町並みのところ・・・・

というイメージがふくらみますが、

先日会った、アルザスワインの生産者、ベルナール・スパーさんは、

“静かなアルザス”とは程遠い、とてもにぎやかでやんちゃな人でした


彼は、アルザスで伝統あるワイナリー
『ピエール・スパー』 (PIERRE SPARR) の9代目。



アルザスワイン について色々なことを教えてもらいましたので、
詳細は、日本ソムリエ協会のwebサイト「ワイン村」へどうぞ~ 

この時期ならではの、私のオススメの料理とのマリアージュも紹介しています 


   http://www.jsa-winemura.jp/  (キャッチ The 生産者)


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甲州ワインの進歩

2006-12-09 14:57:56 | ワインのお仕事
昨日紹介した山梨ワインの試飲会で目立つのは、
やはり 『甲州種』 のワイン。

甲州種は日本で古くからあるブドウです。

白ワインの原料になることはよく知られていますが、
皮の色がこんなふうに淡いモーヴ色だっていうことを知っていましたか?



白ワイン用の白ブドウの皮はグリーン系からイエローがかったものが多いので、
甲州種のように、紫ぽいブドウから白ワインをつくるなんて意外!
と思う人もいるかもしれませんね。

でも、皮の下の果肉は“白”ですから、
この部分を絞れば、白っぽいジュースが得られるというわけ。


甲州種のワインには、よく、「苦味や渋みがある」と言われます。
でも、私はそう感じたことはなく、たしかに少々“雑味”があるかも・・・・
と感じるくらいのレベルです。

だけど、これが“旨味”と感じる場合もあるわけで、
とりわけ、甲州種を“シュール・リー”製法でつくったワインは私の大のお気に入り 
(シュール・リーとはワインをオリと接触させて置いておく製法)



そして今回の試飲会で、「すごい!だいぶ進歩した!」と思ったのが、
フジッコワイナリーのこのワインでした。


フジクレール 甲州シュール・リー 2005 (1,575円)

同社の堀社長に話を伺うと、

「勝沼と一宮の契約農家のブドウを使っています。
フリーランジュースを使い、特に前処理はせず、甲州種の欠点をいい方向に持っていけるよう、自然な形で醸造を行い、MLFは起こさないようにしています。ろ過もできるだけしないようにしています。
甲州種にはグレープフルーツのような苦味があるといわれますが、そこに厚みが備わればバランスが良くなります。
可能な限りバランスを追求してみました」とのこと。

ピュアな感じと旨味の均整が取れていて、すーっと自然に入ってくるのに、
ほどよい飲みごたえの、ふっくらした旨味があります。

これなら、日本の家庭のごく普通の食卓に並べたときに、
色々な料理を引き立ててくれそうです。
天ぷら、おでん、焼鳥、ハンバーグ、湯豆腐、きんぴら・・・、なんでもイケそう~

堀社長も
「このワインは、特に食事と合わせたときに最大限に活躍してくれます!」
と言っていました。

価格も、懐に嬉しい1575円。
この値段で日本のいいワインが飲めるなんて、昔と比べると夢のよう。

このフジッコワイナリーは(すぐわかると思いますが)佃煮やさんの系列ワイナリーで、
名前を聞いた限りでは、どうなのよ?と思うかもしれませんが、
ここ数年飲み続けてきていますが、本当にかなり進歩が目覚しいワイナリーです。

ラベルもオシャレに変わったし(会場に来ていた社員さんがデザインしたとのこと!)、
この甲州シュール・リーは本当にオススメの1本です。

見かけたら、ぜひお試しを~
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山梨のワイン

2006-12-08 16:29:48 | ワインのお仕事
昨日は新宿で『山梨県産ワイン・試飲商談会』というのがあり、行ってきました。



山梨のワイナリー21社が参加し、山梨県産ブドウ100%原料のワインを出展していましたが、会場もゆったりとしていて、思ったよりも落ち着いてテイスティングすることができました。

参加ワイナリーの中には、よく知っている方々もたくさんいらっしゃいましたが、

「ワイナリーがこんなにたくさん集まって、東京でこのような試飲会を開催できるようになったことが嬉しい」という声を何人からも聞きました。

たしかに、彼らはしっかりとした方向性を持つようになってきましたし、
ワインの質も全体的に上がってきています。

消費者の嗜好がとても気になるようで、手探り状態ながらも前に進んでいる、
といった様子が窺え、それはいい傾向だなと思いました。

が、こんな声もありました。

「品質の不確かな“お土産品”的なワインをつくるワイナリーがまだあるし、
それらのワインといっしょくたにされたくないなぁ・・・。
それはそれで生き残ってもらってもいいけれど、
我々のつくるクオリティ重視のワインと明確な棲み分けできればいいのだけど・・・」と。


現段階では、一般消費者には、“山梨”というラベルからでは、

それが観光土産としてつくられた大量生産ワイン(しかも原材料は外国の輸入果汁)なのか、
きちんと育てたブドウからていねいにつくられたワインなのかまったくわからないので、

今後は、わかりにくくてはっきりしない山梨県の認証ワイン制度を、もっとブレイクダウンしていく必要性があるでしょう。


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超イケメンワイン王子

2006-10-13 11:35:38 | ワインのお仕事
日本ソムリエ協会のオープンサイト 『ワイン村』 に、
新しい生産者をアップしました。

今回は、チリのイケメン王子アウレリオ・モンテス氏です 

「モンテス」というと、ワインに詳しい人は、ピンとくるかもしれませんが、

あのチリの名門「モンテス社」の共同オーナーの息子さんで、
現在は 、「ヴィーニャ・ベンティスケッロ」というワイナリーでワインメーカーを務めています。

見るからに“貴公子”、“王子”って雰囲気の超イケメンですが、
語りだすと、とっても熱~い人でした。


しかし、最近は本当にイケメンの生産者が多く、こちらとしては嬉しい限りです 

詳細は『ワイン村』を見てくださいね!




  http://www.jsa-winemura.jp/  (キャッチ The 生産者)

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ワイン講座スタート

2006-09-07 10:50:12 | ワインのお仕事
学問の秋、ということで、
9月末から、ワイン講座の講師を務めることになりました

ワインジャーナリストとして活動を始めて以来、執筆が中心だったので、
人前で話すことは苦手だよねぇ、と思っていたのですが・・・

よくよく考えてみると、
昔は教室で教えていたこともあったし(3年間)、
パーティなどのレセプションの司会はしょっちゅうやっていたし、
スピーチも多かった。

あら?私って以外に大丈夫だったのかも?(笑)

ワインの講師は昨年秋の某百貨店のワインセミナー以来で、
もちろんそれなりに緊張しますが、
今回は「コーピングスキル」という、ちょっと聞き慣れないスキルのオリジナル講座のひとつとして、ワインに関する講義を担当します。

コーピングスキルに関しては、シンクロの小谷実可子さんのパートナーだった
田中京さんが担当しますが、詳しい内容は、下記のURLにアクセスしてくださませ。
一流のスポーツ選手は、ほとんどといっていいくらい、このコーピングスキルを身につけて活躍しているそうです。

これは私たちの日頃の生活にも役立ちそうですよ 

ほかにも、面白い講座がありますので、首都圏にお勤め&お住まいの方は、
ちょっと覗いてみてください。
普通のカルチャーセンターの講座とは、ちょっと趣が違うかもしれません。

私のワイン講座も、今後はテーマが増えていきますので、どうそよろしく~
内容に関して質問があれば、どうぞお寄せ下さい。


場所は、 東京メトロ南北線白金台駅からすぐです。
昼間の講座もありますので、主婦の方もどうぞ~


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 Coping Skill Club 
 (こころトレーニング おもしろ生活創造 Club)
 http://www.ymj-coping.com/csc/index.html

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大人気のコノ・スル

2006-08-12 21:35:59 | ワインのお仕事
チリのワイナリー「コノ・スル社」 のワインメーカーが来日した際の話を
日本ソムリエ協会のオープンサイト「ワイン村.jp」にアップしました。

ここのワインメーカーは、濃~いイケメンのアドルフォさん36歳 
チーフワインメーカーである上に、CEOでもあります。

一緒に来日したアジア担当輸出マネージャーのゴンザロさん
これまた若いハンサム氏 

ここのワイナリーって、もしかしてこんな人ばっかり揃っているわけ~


コノ・スル社のワイン&アドルフォさんの詳細は、
「ワイン村」でご確認くださいませ 

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 ワイン村.jp  (キャッチ The 生産者)

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ワインの量

2006-07-16 17:22:49 | ワインのお仕事


家で仕事用のテイスティングをするとき、
適当にワインを注いでいるのに、いつもほとんどキッチリ同じになります 

同じ量だけ入ったテイスティンググラスが並ぶと、
なんだかとっても気分イイです(笑)。

たぶん50mlくらいじゃないかと思われますが、
これって、カンというか、慣れでしょうね・・・ 

お店のソムリエさんがきっちり注いでくれるのは、日々の積み重ねの賜物かと。
いつも尊敬しちゃいます 


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アルゼンチンワイン協会会長

2006-07-12 10:27:29 | ワインのお仕事
っていうと、いかめしいオジさんが出てきそうですが、

なんと驚いたことに、女性なんです 

しかも、笑顔がやさし~いお母さんみたいな方でした 


そんな彼女に色々とインタビューさせていただいたお話を
ソムリエ協会のwebサイト「ワイン村」にアップしましたので、
ぜひアクセスしてくださいませ~



      「ワイン村.jp」
       http://www.jsa-winemura.jp/  (キャッチ The 生産者)
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もりだくさん「ワイン村」

2006-07-05 16:41:49 | ワインのお仕事
日本ソムリエ協会のオープンサイト「ワイン村」が更新されました。

今回アップされたコンテンツは5つ。

上がってくる原稿を全部チェックして校正&編集している私にとって
一度にたくさん原稿が来るとツライのですが
読者の方にとっては、色々なコンテンツが見られるので、ですよね。


ぜひお立ち寄りくださいませ~


  「ワイン村」   http://www.jsa-winemura.jp/
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サッカーとドイツワイン

2006-06-23 08:51:31 | ワインのお仕事
 W杯サッカー、今朝はせっかく4時起きでTVを見ながら応援していたのに、
日本はブラジルに負けて、決勝トーナメントには行けなくなってしまい、残念・・・・


ですが、開催地ドイツ在住(ローテンブルグのワインショップ勤務)の沼尻さんが、

サッカーのポジションとドイツワインの面白いレポート
 「ワイン村」にアップしてくれました。

へぇ~、この品種はこのポジションってどういうこと?
と、なかなか面白いので、ぜひアクセスしてみてくださいませ~


そうそう、沼尻さんに、
ドイツでの日本の人気はどう?」と聞いてみたのですが、
やはりというか、あまり注目されていないみたいですねぇ・・・

4年後に期待しますか・・・・

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 「ワイン村」
      http://www.jsa-winemura.jp/ (ドイツ特派員便り)

     私の番組は「キャッチ The 生産者」(イケメン兄弟掲載中)

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若きイケメン兄弟

2006-06-13 10:58:00 | ワインのお仕事
日本ソムリエ協会のオープンサイト「ワイン村.jp」で私が書いている
キャッチ The 生産者 が更新されました。

今回は、フランスはマコネにあるラ・スフランディエールというドメーヌの
若い兄弟生産者です。

ワインつくっている人って、おじさんのイメージが強いんですけど、
今回登場する彼らは若い
しかもイケメン

外国人にしては小柄でかわいらしい雰囲気で、とても親しみやすい2人でした。

兄と弟、どちらが好みか?あちこちで話題になったようですが、
私は、うーん、悩む・・・・


 ワイン村.jp
 http://www.jsa-winemura.jp/  (キャッチ The 生産者) 
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