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ワインな ささやき ※「はてなブログ」(https://may-w.hatenablog.com/)に引っ越します

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ザクセン取材秘話3

2008-02-24 11:00:14 | ワインのお仕事
今回クラウスさんのワイナリーを訪問するのに、まずはドレスデン市街からトラム(路面電車)に30分ほど乗り、終点の停留所からエルベ川のほとりに出てフェリーで川を渡りました。




これがフェリーの乗り場
右の奥に小さく見えるのが「ピルニッツ宮殿」です




船は意外と大きく、車も人も自転車もバイクもこれで渡ります




3分程度とあっという間ですが、川べりの景色が楽しめます




観光クルーズをしている大きなフェリーも通ります
今回は乗りませんでしたが、中でワインが飲める船もあるようです




無事にピルニッツ側に到着




ピルニッツの村の中・・・静かでした




ピルニッツ宮殿の庭にある「椿」の木

冬のためガラス張りの温室に入っていて(温室は移動式らしく、暖かくなると取り除かれるそうです)、しかも暗くなってから撮ったので、ちょっと見にくいですが、とても大きな木です。

なんでも、日本から渡ってきたもので、しかもヨーロッパにある椿の木の中で最も古く、樹齢200年を超えているとのこと。
まだ花の時期ではなかったので残念でしたが、植物の生命力の強さを感じさせてくれました。




クラウスさんの家に向かう途中の小道から眺めた景色

小道は南に面した丘の中腹を横切るように走っていて、写真の中の道(バス通り)を見下ろすような感じです。
ずっと向こうの雲の下にはエルベ川が流れています。




最寄のバス停
でも、ここからクラウスさんの家まではかなり遠かった!

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ザクセン取材秘話2

2008-02-23 14:54:59 | ワインのお仕事
昨日紹介した クラウスさんの奥様は彫刻家 です。
(奥様の写真やアトリエの様子は「ワイン村」の方を見てください)

ということで、家の敷地内や家の中には奥様の作品があふれてました。




水を流すと、魚のウロコの間から水が流れてくる仕掛けになっています。
実際に見せてもらいましたが、なかなか楽しいです 




中庭にあったもので、頭がカラダの2倍あるという、なんとも不思議な像 




これは2003年のラベルに採用された木像




これも過去のラベルに使われています




スイカ を持った少年像
このあたりでもスイカを食べるんですね 




自分の小さい頃がモデルという少女像




これは奥様がモデルじゃないようですが、子供の像(特に女の子)はけっこう見かけました


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ザクセン取材秘話1

2008-02-22 14:43:49 | ワインのお仕事
社)日本ソムリエ協会のwebサイト「ワイン村」に私の記事をアップしました。
(残念ながら、「ワイン村」は2008年12月末でクローズしました)

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「キャッチ The 生産者」(第43回)

今回は、ドイツのザクセン地方にあるワイナリー「Klaus Zimmerling」(クラウス・ツィマーリング)のクラウスさんを紹介しています。



ザクセン地方・・・ということで、昨年12月にココに行ってきた私ですが、
お菓子だけが目的ではなく、主目的はワイナリー訪問でした。

この後も、ザクセン地方のワイナリーを数回にわたって紹介していきますので、ぜひアクセスしてみてください。


現地取材でしたので、いつもの数倍も写真満載で、画像を見るだけでも面白いと思います。

ただ、そうはいっても掲載しきれない写真もありますので、このブログでも紹介していきたいと思います。

まず手始めは、クラウスさんの写真です。
「ワイン村」の方のプロフィール写真では上半身の一部だけしかありませんが、トリミングする前の元画像がコチラです。




そう、シュトレンを持っている姿だったんです 


明日はまた別の写真を紹介します。

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(追記 2008/2/23)

「シュトレン」を主役にしたドレスデンの「シュトレン祭」については
以前2回にわたって書いていますので (2007/12/17・18)、
“ワインより甘いものが気になる~”という方は、ぜひそちらをご覧下さい


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チョコ&ワインのマリアージュセミナー

2008-02-06 10:00:05 | ワインのお仕事
バレンタイン直前という時節柄、昨日はインザルーム新宿本店で、
チョコとワインのマリアージュセミナー を行いました。

参加者のみなさん、お疲れさまでした 

チョコは8種類用意し、4本の甘口ワインとのマリアージュを楽しんでいただきました。
参加費が2,000円ですから、かなりお得な内容だったと思うのですが、いかがだったでしょうか?




チョコとの相性ですが、カカオ分の高い超ビターなチョコは強いクセがありますので、ワインとの組み合わせで合うものもあれば、ちょっと・・・というものもあり、人によってもかなり好みが分かれるようです。

アーモンド入りは、アーモンドの皮のエグミがあるので、これもひとクセあります。

ストロベリーペーストの入ったチョコは、フレーバーが強いものだとワインの風味を殺してしまう感じがありましたが、ラズベリーソース入りのチョコは、ソースの酸味がアクセントになり、これはけっこういいと思いました。



では、今回のテイスティングに使ったワインを簡単に紹介しましょう。



(左)Gancia Asti Spumante (Italy)
  (ガンチア・アスティ・スプマンテ)

(右)Muscat de Revesaltes 2003 Domaine Cazes (France)
  (ミュスカ・ド・リヴザルト 2003 ドメーヌ・カズ)

ミュスカ・ド・リヴザルト(ヴィンテージ違いですが)については以前にも紹介しています。生産者のお顔(父と息子)もありますので、ぜひコチラをご覧ください。




(左)Chateau Saint-Michel 2006 (France)
  (シャトー・サン・ミッシェル 2006)

(右)Banyuls 1996 Domaine Vial Magneres (France)
  (バニュルス 1996 ドメーヌ・ヴィアル・マニェール) 


シャトー・サン・ミッシェル は、ボルドーの貴腐ワインとして有名な「ソーテルヌ」のもので、このワインに漬け込んだレーズンにチョコをまぶしたものを、このソーテルヌと一緒に味わっていただきました。この組み合わせは、さすがにベストマッチです。



ワインと同じボトルに詰められているので、ワインとチョコをペアでプレゼントに、ということもできます。
ただし、これは限定品らしいので、欲しい方はお早めに~
(プランタン銀座、カルディコーヒーファーム、成城石井、紀ノ国屋などにあるようです)

このワイン&チョコについて以前に書いた記事はコチラにあります。



そうそう、今回のセミナーでは男性の参加者が3割いらしたのですが、みなさんしっかりとチョコを食べていたので、最近は男性でチョコ好きの方って本当に多いんだなぁ~と感心しました。
こういう男性たちになら、チョコの贈り甲斐がありますねぇ~

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ミッシェル・トリノ

2007-12-22 22:49:53 | ワインのお仕事
アルゼンチンのワイナリー Michel Trinoから来日した
若いイケメンマネージャーニコラスさんから色々なお話を聞きました。

アルゼンチンワインというと、やっぱりメンドーサが中心ですが、
このワイナリーのあるのは、ずーっと北部のカファジャテという地域。

え?そんな暑そうなところでワインができるの?!

とビックリしましたが、特別な環境にあるようです。

そのヒミツは、(社)日本ソムリエ協会web「ワイン村」の
「キャッチ The 生産者」(第41回)をご覧ください。

http://www.jsa-winemura.jp/
(キャッチ The 生産者)

そうそう、ちょうどいいタイミングで、昨日ミッシェル・トリノからメールが到着。



それは、今回紹介している 「ドン・ダビ」のカベルネ・ソーヴィニヨン2005
ワイン・スペクテーターで88ポイントを獲得した、というお知らせでした。

また、2008年5月に「クマ」のロゼをリリースするという新情報もありました。
このロゼはマルベックからつくられるようですが、日本で取り扱うかどうかは輸入元次第でしょうか。




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よくあることかも?(苦笑)

2007-12-12 23:43:53 | ワインのお仕事
忙しい時に限って、なにかが故障する・・・・

っていうことありませんか?

今日の私がまさしくそれで、「明日まで」(急だわ)という原稿の資料10枚がFAXで送られてきて、それをプリントアウトしている9枚目にドット抜けが発生!

ヘッドクリーニングしても、インク交換しても、症状は変わらず、
うーん、困った!


たぶん、カートリッジのヘッドの磨耗のはず(以前もあったし)なので、カートリッジを買いに近所の電気店に行くと

「取り寄せになります・・・・納期は20日過ぎですね」とのこと。



でも、店員のお兄さんが、

「○○の△△コンピュータ館ならたぶん置いてありますよ。電話して聞いてみてはいかがですか?」と、とても親切に対応してくれました。



早速お店を検索して電話すると、在庫があるというので急いで車を走らせ、往復1時間半かけて入手してきました。


これでFAXが復活 

ということで、今は必死に原稿をまとめている最中です、はい 
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帰国報告

2007-12-10 22:17:01 | ワインのお仕事
しばらく留守にしていましたが、本日帰国しました。

行った先では、ワイン以外の文化(実はこれが今回の一番の目的かも)にも触れてきましたので、追々紹介していきたいと思います。


ということで、今まで「承認制」にしていたコメントの受付制限を外しましたので、またご自由にコメントをお願いします。
(営利目的やふさわしくない内容ののものは今まで通りチェックさせいただきます)


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買出しに出かけます

2007-12-02 22:50:14 | ワインのお仕事


明日から毎年この時期恒例の海外買出しに出かけるため、
1週間ほど留守にいたします。

が、もしかしたら海外から記事をアップすることもあるかもしれませんので、たま~に覗いてみてください。

なお、留守の間は、コメントとトラックバックは承認制(トラバはいつもですが)にさせていただくので、書き込みはできますが、私のOKがないと画面表示されませんので、ご了承ください。

では、よろしく~


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アッレグリーニ@イタリアの名門ワイナリー

2007-11-13 09:27:10 | ワインのお仕事


社)日本ソムリエ協会のwebサイト「ワイン村」が更新されました。

私が今回紹介しているのは、
イタリアはヴェネト州のワイナリー 「アッレグリーニ」 (Allegrini)です。

ヴェネトでは非常に有名なワイナリーですが、
ここの6代目のひとり マリリーサさんを紹介しています。

とても明るい女性で、楽しくお話を伺うことができましたので、
ぜひ「ワイン村」にアクセスしてみてください。




そんなマリリーサさんから、先週ちょうどタイミングよくメール が届きました。

内容は、Wine Spectator誌が2年おきにNYで開催している“New York Wineと呼ばれるテイスティング会の報告で、それに実際に参加してきたマリリーサさんからのレポートでした。

同誌が高いポイントを付けている“Critics’ Choice Grand Tastings”の中のイタリアワインのカテゴリーにおいて、
ヴェネト州ではアッレグリーニとマアジ(MASI)の2社だけが選ばれたそうです

そのワインが 「Amarone Allegrini 2003」



また、10年経った1997年のベスト・イタリアワイン8本の中にも、
アッレグリーニの「La Poja 1997」が選ばれたとメールに書かれていました。


他のワインは以下の通り。

Giacosa Barolo Faletto 1997
Gaja Sori' San Lorenzo 1997
Frescobaldi Castelgiocondo Brunello di Montalcino 1997
Altesino Brunello di Montalcino Montosoli 1997
Antinori Solaia 1997
Le Pupille Saffredi 1997
Foradori Granato 1997
Allegrini La Poja 1997


う~ん、やっぱり
アッレグリーニはイタリアを代表するワイナリーのひとつだわぁ~
と改めて実感しました。


  http://www.jsa-winemura.jp/ (「キャッチ The 生産者」 第40回)

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オーストリアワイン公式HPにリンク

2007-10-26 00:07:49 | ワインのお仕事


先日紹介した私のオーガニックエキスポのリポートを、

「オーストリアワインのHPでリンク紹介させてください」と、

大使館の商務官の方から依頼がありました。



ということで、オーストリアワインの公式HP

「ワインジャーナリスト 綿引まゆみ氏 のオーストリービオワインブース訪問記」

がリンクで貼られています (このブログの10/14付のもの)

http://www.winesfromaustria.jp/news.html


この機会に、ぜひオーストリアワインのHPにアクセスしてみてください


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フランツ・ハース@北イタリアのワイン

2007-09-12 17:15:45 | ワインのお仕事
このところずっと、イタリアワインは北の生産地が人気ですが、
今回 (社)日本ソムリエ協会のweb 「ワイン村」 では、

アルト・アディジェの生産者 フランツ・ハース (Franz Haas) を紹介しています。


先日、ここのマダムとワインメーカーが来日したときにお目にかかり、
色々とお話を聞いてきました。


そして偶然にも、その数週間後、あるイタリアレストランでの友人との集まりがあったときに、なんと、このフランツ・ハースのワインと再会しました




しかも、美味しくて好きだなぁ~と思った ピノ・ネロ 
(上の写真はその集まりの時に撮ったもの)

ご縁 があったんですね~


ということで、

「ワイン村」「キャッチ The 生産者」第38回 にアップしましたので、どうぞご覧くださいませ。

http://www.jsa-winemura.jp/ 

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ソムリエ一次試験

2007-08-27 14:48:19 | ワインのお仕事
今日は、ソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパート
第一次試験が行われています。

これが通ると、次は二次試験です。
(アドバイザーとエキスパートは9月17日、ソムリエは10月1日)



先日、経験もサービス技術も知識もピカイチなのに、
「ソムリエの資格はとっていないんですよ」という方とお話をしました。

資格を持っていても頼りないソムリエはいるし、
資格を持っていなくても、充分な経験を積んだプロもいるわけで、

そうなると、ソムリエの資格の意義は?となるわけですが・・・・。


人を見る目がない人は、資格の有無で判断するしかないですから、
とっておいて損はない資格でしょう。

それに、試験のために体系的に覚えたことは何年たっても頭に残っているので、私の場合、仕事においてかなり重宝しています。



試験問題日本ソムリエ協会のHP にアップされるので(たぶん明日くらいまでには)、来年は挑戦してみようかな?と思っている人は、腕試しをしてみてはいかが?

http://www.sommelier.jp/
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フランスのビオディナミ夫婦

2007-08-14 14:48:58 | ワインのお仕事


(社)日本ソムリエ協会のwebサイト 「ワイン村」 が更新されています。


今回、私が取り上げたのは、

フランスはアルザスとブルゴーニュビオディナミ でワインづくりをしている
一組のご夫婦です。


普段はそれぞれのドメーヌで仕事をしているので、会えるのは週末だけ。
要は 「週末婚」 のカップルですが、とても仲がよく、見ていて妬けちゃいました


アルザスは、ドメーヌ・シルヴィー・スピールマン

ブルゴーニュは、ドメーヌ・ラトー です。



ぜひ、「ワイン村」の「キャッチ The 生産者」でご覧下さい 

-----------------------------------

ワイン村.jp

  http://www.jsa-winemura.jp/  (「キャッチ The 生産者」 第37回)

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暑中お見舞い申し上げます

2007-08-03 12:01:13 | ワインのお仕事

(透明感のある涼しげな桃のコンポート


暑中お見舞い申し上げます     


一昨日、関東地方ではようやく梅雨が明け、いよいよ夏本番ですが、
暑さも本番になってきました。

例年よりは涼しい日が多い7月で、日照不足や多雨の問題がありましたが、
8月はカラッと夏らしい天気が続くといいですね 


そうなると、熱中症や夏バテの心配が出てきますので、
水分&栄養補給をしっかりとって、この夏を乗り切りましょう!




さてさて、このblogですが、

「いつも見ています」 とよくお言葉をいただくことがあります。

いやはや、本当にありがとうございます~


本日も、「いつも楽しんでいます」というメールが届きました 

こんなふうに言っていただけると、ホント、嬉しいですね 
Aさん、ありがとうございます~


ということで、皆様のご期待に添えるよう、細く長く書いていきたいと思いますので、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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ようこそ「ワイン村」へ

2007-07-17 22:01:12 | ワインのお仕事
先日(7/13)、「ワイン村」に新しい生産者をアップしました、とお知らせしましたが、

トップページが変わっていなくて、アクセス方法がわからなかった方、すみません~


ようやくトップページ(上の方を見て下さい)に、新着情報がアップされました。

ワイン村のHPで 歴史あるオーストリアで、若手生産者に注目!
という部分をクリックしてください。

もしくは、キャッチThe 生産者 というコンテンツ名からも入れます 


 日本ソムリエ協会 「ワイン村」

    http://www.jsa-winemura.jp/
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