お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

ビデオ「北の零年」を見る

2006年01月21日 | 映画・演劇・本
 雪の日。ほっとすぺーすも臨時に閉めたので、家でビデオ「北の零年」を見ました。寒い北海道の開拓の話なので、鑑賞するのにはドンぴしゃりの日でした。

 ううーん、でも大作かもしれないけど感動はなかったなあ!開拓時代の苦労が今ひとつ描き切れていないし、主人公の渡辺謙がたった5年であんなに変わってしまうのも納得いきません!

 それに人の動きがすごく不自然で、主人公がせりふを言う時みんなが一歩下がってじっと見守ると言うシーンが多くて、いかにも「演じてます」という感じ。リアリティが感じられませんでした。
 イナゴ襲来の場面だけは良かったかな。

 昔読んだ「石狩平野」など、小説の方がずっと面白かったです。

 吉永小百合って60才過ぎていると思うけど、少女の母親役やれるのだからスゴイな。30歳くらいの役です。(俳優って大体実年齢より何歳も若い役をやりますね。NHKで始まった今年の大河ドラマ『功名が辻』に出てくる人たちは殆どが20歳以上若い役みたいに思えます。こういうところもリアリティが感じられない理由です。)