お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

終戦記念日に

2005年08月15日 | 社会
 NHKで「じっくり話そうアジアの中の日本」という番組を長時間にわたってやっている。

 それぞれの国の歴史認識の違い、体験の違い、立場の違いを乗り越えてアジアと日本は理解しあえるのか、首相の靖国公式参拝をどうとらえるかなどどれも大きな問題であり、スタジオの中だけでも意見はまとまらない。

 みんなの議論を聞きながら、ふと、金子みすずの詩「大漁」を思い出した。


      大漁

   朝焼け小焼けだ大漁だ
   オオバいわしの大漁だ

   浜は祭りのようだけど
   海の中では何万の
   いわしの弔いするだろう

 視点を変えれば、みすずのように相手の悲しみを思いやれるのだ。しかし、人間は罪深く、自己中心から逃れられないからいくさも絶える事はなかった。多分、これからも・・・・

 しかし、どこの国の人であれ、「命の重さ」に変わりはないとみんなが気づいたら、少しは変われるのであろうか?

それにしても桜井よしこの毅然たる態度!他の人が色あせて見えた。(ただ、李教授は一番まともな考え方をしていると思った。)

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1 コメント

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Unknown (toitoitoi)
2005-08-15 22:29:48
命の重さに変わりがないことにはみんな気がついていても、目下の利益にとらわれてしまって、大切なことを見失ってしまっているきがします。
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