拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

「半熟とは」他短編集

2024-05-30 06:44:46 | 言葉

横野君が毎週録画してるBSの番組があって、先週はとりわけガランチャとやらがエボリ公女とかに扮するといって楽しみにしてて、で、録画を見たらガランチャじゃなくて大谷選手が映ってた。大谷選手を優先してオペラは一日前倒しになっていた。横野君は遺憾千万、テレビ局に文句を言ってやるって息巻いてるから止めとけと言った。カスハラって言われるのがオチだから。あるいは、BS4Kを見ろ、と言われるのがオチだから。

徹子の部屋に出た某女優さんは「親子丼」を「親子水入らずで食べる丼」だと思ってたそうだ。あと、漱石の小説に出てくる熊本の宿屋の下女は「半熟」を、例えば玉子が4個だったら2個をゆで卵にして2個を生で食べることだと思ってたそうだ。

その下女さんがお客さんの質問にしょっちゅう「ねえ」と答えている。「いいえ」と言うべきときは「いいえ」と言ってるから、「ねえ」は「はい」の意味らしい。古い英語(アメリカの議会の評決のとき使われる)では、「賛成」のときは「Yea!」、「反対」のときは「Nay!」というから、その下女さんがアメリカに行ったら「反対ばかりする人」になってしまいそうである。

「チコちゃん」で「あみだクジ」の話をしてるのを聞いてて、浄土宗の「なむあみだぶつ」が「南無・阿弥陀・仏」であることを初めて知った。ってことは正しい切り方は「なむ・あみだ・ぶつ」であり「なむあみ・だぶつ」ではおだぶつ、「なんまいだー」に至ってはもはや「あみだ」がどこにも入ってないから無意味ということになる。

一昨日の大風と大雨のとき、一瞬油断して窓を閉めるのを忘れたらあっという間に窓際がびしょびしょになった。カビの元だから除湿機を動かした(写真右端)。

あっと言う間にタンクが水でいっぱいになった。これでいて乾燥が進むと今度は加湿器(写真の左端)を動かす。ご苦労なこったである。ちょうどいいところで落ち着かないのは為替水準と同じである。なお、写真上部やや左よりで腕をだらっと下げているのはワサビである。一応、何が写ってるかチェックした。なにせ、読者諸氏は、私が気がつかないモノをよく発見するから。美しくないモノばかりだが、見られて困るモノは写ってないようである。