拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

カタバミとドクダミ(旨い!?)

2024-05-16 10:46:10 | 園芸

だからって横野君に、奥地の家の音楽室をタダで貸すわけではない。ちゃんと、その分おごってもらう。ま、音楽室は横野君用だとして、私は園芸に励もうと思う。一からだけど。その前に現状を把握しなければいけない。どこらへんに何が植わってるのかという。モッコウバラが散った今、「猫の額」を占拠しつつあるのがカタバミとドクダミ。

カタバミは黄色い小さい花。

スマホのアプリで撮ったんで名前付き。私、小さい花が好きなんだなぁ。道歩いてても、撮りたくなるのは小さい花。あれ~?附近に似た形の紫色のがあるぞ。

アプリはムラサキカタバミだと言ってる。たしかに、ハート型の葉っぱが3枚角を突き合わせてるからカタバミなのだろう。グーグルの画像検索も同意見。

「カタバミ」って名前の私流の覚え方は「カタ」と「バミ」で分けて、「カタ」は片倉駅又はカタクチイワシから連想する。片倉駅辺りの横浜線は沿線随一のジャングル地帯でそこを通るたびにワクワクしてたんだけど、こないだ乗ったら開けてしまっててがっかり。カタクチイワシはアンチョビの原料。対して「バミ」は「ウワバミ」から連想。「ウワバミ」は大蛇転じて大酒飲みのことを言う。

このカタバミを上回る勢いで「猫の額」を占拠しつつあるのがドクダミ。その勢いたるや空恐ろしい。「ドク」がつく名前も「毒」を連想させて薄気味悪い。私にとっては雑草中の雑草、最強の雑草なのだけれど、この時期、白い花を咲かせ始めた。

小さくて私好みの花ではある。このドクダミ、「毒」とはうらはらに薬効があるという。独特の臭気も加熱するとおさまり、天ぷらにすると旨いのだそう。どっちみち、根が広がっていて引っこ抜いてもラチがあかないというから、ここは食用としてありがたがることにしますか。え?カタバミも食べられる?天ぷらにすると旨い?あれま。なら、タイトルの括弧書き(旨い!?)がカタバミにもかかったら旨く……じゃなくて上手くないな、と思ったけど、どっちにかかっても良かったんだ!なら、カタバミとドクダミだらけの庭って大豊作ってことじゃん!

で、一段落ついた昨日なんだけど、一段落祝いに一人祝杯を!と思ってたんだけど、昨夜の記事で案じていた通り疲労爆発。発熱こそしなかったけど、速効で足立区に帰りました。横野君には前回来たときにおごってもらった。数駅電車に乗って少し都心に戻ったところで(と言ってもまだまだ奥地)降車し、それほど歩かない距離にあるイタリアンに行きました。

シェフも給仕も若い男の子。あれ、500ccのはずなのに赤ワインがデカンタの底の方にしかない……なーんて思うのは5文字のお店ばかり行ってるから。デカンタが大きいからこうなるのです。デカンタもグラスも大きいのは素晴らしいこと。香りがより香るから。料理も美味しいしいいお店。でもこんな場所で大丈夫?なんて心配は無用らしい。常連らしい年輩の夫婦が来てシェフと話し込んでいた。シェフは野菜とかにこだわってるらしい。「夫婦」と書いたけど、決めつけはいけない。不倫カップルかもしれないし。