拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

猫跨ぎ

2024-05-19 17:15:17 | 

ある晩、布団に入ったらビリッて音。その夜以来、布団に入る度にビリッが続き、いつしかシーツを敷いてるのに敷いてないのと同じ状態になった。こんな絵は通常はお目にかかれない。世のため人のために撮っとこうと思ったらケメ子が見てる。

よし、ケメ子がこの上を歩いてる様子を撮ろうと思ったらそこに立ちすくんだまま待てど暮らせど上を歩かない。この上に私が寝てれば迷わず私の上を歩くケメ子なのに。私を介さなければ布団の上を歩けないのか?この状態は猫にとっても奇っ怪なのか?「猫跨ぎ」とは猫も食べない魚のことを言うらしいが、私の辞書には猫も歩かない布団を付け加えよう。

それにしても、シーツと靴下とパンツはどうしてこう破れるのだろうか。人類は、なぜ穴の開かないシーツと靴下とパンツを発明しないのだろうか。そんなものを開発しちゃうと新品が売れなくなるからかもしれない。

因みに、破れるのはシーツだけではない。その下の布団も実は破れている箇所がある。どうせなら、破れたシーツから破れた布団が覗ければより絵になった(?)と思うのだが、そう物事が上手くは運ばないようである。